2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の評判についてまとめています。「女性が主人公」ということで話題になっていますが、前評判は正直良くなかったようです。その理由はかつて過去最低視聴率を記録した大河ドラマ「花燃ゆ」にありました。

また、「直虎・男説」も前評判に影響を与えていたようです。各回の評判と視聴率もまとめているので、そちらも見てみてください。

「おんな城主 直虎」の評判は?

「花燃ゆ」の二の舞に・・・

2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」。女性が主人公ということで、前評判はそんなに良くありませんでした。

 

というのも、2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」の視聴率が良くなかったから。全50回の平均視聴率は12%。大河ドラマ史上最低の視聴率をたたき出してしまったのです。(2012年大河「平清盛」と同率最下位)

 

歴代の女性主人公の大河を見ると、あまり視聴率が良くない。2013年の大河ドラマ「八重の桜」も平均視聴率は14.6%。2011年の大河ドラマ「江・姫たちの戦国」も平均視聴率は17.7%。どの作品も良い視聴率とはいえません。

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無名の主人公に評判が・・・

大河ドラマ「おんな城主 直虎」の前評判が良くない理由はもう一つあります。それは、主人公が有名でないこと。大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公は、井伊直虎。私は大河ドラマになるまで存在を知りませんでした。

 

「おんな城主」という点で、過去にいくつか作品の題材になったこともあるようです。しかし、その知名度は低いと言わざるをえません。ここも前評判が良くない大きな理由。

 

実は大河ドラマ「花燃ゆ」でも無名な人物を主人公にしていたんです。大河ドラマ「花燃ゆ」で主人公となったのは、吉田松陰の妹・杉文。吉田松陰は有名ですが、その妹となると、知っている人は少ない。

 

大河ドラマ史上最低の視聴率を記録した「花燃ゆ」の二つの要素、「女性が主人公」「無名の主人公」。この二つは「おんな城主 直虎」にも共通しています。そんなワケで、「おんな城主 直虎」の前評判は低かったんです。

 

しかし、始まってみるとスタートダッシュは好調のようで・・・。

初回視聴率は?

2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」がついにスタートしました。前評判は良くなかったようですが、初回の視聴率はどうだったのでしょうか。

 

2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の初回視聴率は16.9%。

 

数字だけでは、いいのか悪いのか分かりませんよね。というわけで、過去作品の初回視聴率をまとめてみました。過去10年分の大河ドラマの初回視聴率です。

 

【大河ドラマ 初回視聴率】
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■真田丸(2016)
初回視聴率:19.9%

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■花燃ゆ(2015)
初回視聴率:16.7%

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■軍師 官兵衛(2014)
初回視聴率:18.9%

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■八重の桜(2013)
初回視聴率:21.4%

=================
■平清盛(2012)
初回視聴率:17.3%

=================
■江・姫たちの戦国(2011)
初回視聴率:21.7%

=================
■龍馬伝(2010)
初回視聴率:23.2%

=================
■天地人(2009)
初回視聴率:24.7%

=================
■篤姫(2008)
初回視聴率:20.3%

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■風林火山(2007)
初回視聴率:21.0%

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■功名が辻(2006)
初回視聴率:19.8%
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※数字はビデオリサーチ日報調べ

 

視聴率だけみると、2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」が決して良い数字には思えませんね。2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」と近い数字になっています。昨年の大河「真田丸」より3ポイントも数字を落とすことになりました。

 

ちなみにBS放送分の視聴率は好調のようで、初回4.3%を記録。「3%台で健闘、4%台で異例」と言われるBSでの視聴率。それを考えるとかなり好スタート。BSの視聴率でいえば、昨年の「真田丸」に勝っています。

 

BSと通常放送で視聴率が違いはなんなのでしょうか?客層の違い?なのかもしれません。通常放送の初回視聴率は良くありませんが、評判としては上々のようです。

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各話のネットの評判は?

1話の評判

見る前は4話まで子ども時代が続くのかと正直思っていたが、いざ見てみると3人の小さな俳優さん達のお芝居が良くて見入ってしまった。 3人だけでなく脇を固める俳優陣のキャラクター設定も面白い。

(引用:http://tv.yahoo.co.jp/review/353227/)

今川への裏切りが密告され処刑されたくだりは、シビアさを描いていてよかったと思う。子どもたちののどかな日々と良いコントラストをなしていた。初回は成功したのでは。

(引用:http://tv.yahoo.co.jp/review/353227/)

1話の評判の総評

ヤフーテレビの感想と、ツイッターの口コミをいろいろ見てきました。1話の評判についてまとめようと思います。

 

ヤフーテレビの感想を見ると、評判は真っ二つに分かれています。最高評価の★5を付けている人が47%。そして最低評価の★1を付けている人が33%。極端に賛否が分かれています。

 

好評価をつけている人の感想を見ていると、子役の演技力や物語の展開の早さを評価する声がいくつかありました。一方で低評価をつけている人の感想も「子役の演技」について語られています。同じ演技を見て、評価が分かれるのは面白いところ。

 

低評価をつけている人の中には、前作「真田丸」と比較している人もいました。「真田丸」は大河の殻を一つ破った名作。評価も高い作品なので、比較されてしまうと相対的に「おんな城主 直虎」の評判を落としてしまいます。

 

1話では子役が主役なので、賛否は子役の印象で大きく別れたようです。評判としては、「まだわからない」という感じでしょうか。4週目までは子役主体で物語は進みます。本格的に物語が始まるのはそこからです。

 

5週目以降の評判が気になるところです。

直虎「男説」で評判を下げた?

大河ドラマ「おんな城主 直虎」は、タイトルにあるとおり女性が主人公ということが一つの大きなテーマ。いくつもの国が興り、滅んでいく。そんな激動の戦国時代を、城主として生き抜く女性・直虎。すごく魅力的な物語ですよね。

 

しかし実は、ドラマの根幹を揺るがすような「ある説」が出てきてしまいます。そのある説とは、「直虎は女ではなく、男だった」。

 

「え?」

 

大河ドラマ「おんな城主 直虎」は、女性主人公が最大の特徴といえます。いろいろな悲劇と巡りあわせにより井伊家の当主は、直虎になります。「乱世で生き抜く女性」というのがドラマチックで物語の題材になっていたのに、ここでまさかの「直虎・男説」。これが評判にも影響しているようで・・・。

「男説」を提唱した館長のコメント

この「直虎・男説」が出たのは、大河ドラマ「おんな城主 直虎」の初回放送の約1か月前。2016年の12月に発表されました。発表したのは、井伊美術館の館長・井伊達夫さん。

 

井伊達夫さんは、実は井伊家の祖先。井伊美術館は、井伊家にゆかりのある美術品などを展示する京都にある美術館です。まずは館長・井伊達夫さんのコメントを紹介します。

 

ドラマと史実が違うのは別に悪いことではないと思っているんです。だから、大河ドラマが間違っているなんて、野暮なことを言うつもりもありません。でも、ドラマはドラマ、史実は史実として分けて考える必要がある。だから僕は史料の存在を明らかにするのです

(引用:https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/1212/sgk_161212_8992784186.html)

 

館長・井伊達夫さんのコメントは、「ドラマはドラマ」「史実は史実」。それぞれ別に考えなくてはいけないというもの。たしかにその通りだと思います。しかしタイミングが絶妙。「なんでこのタイミングで?」と思った人も多いと思います。大河ドラマ「おんな城主 直虎」の評判に直に影響するタイミングです。

 

おそらく、大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放送前に再度井伊家の史料を調べていたんでしょうね。井伊美術館が最も注目される1年といっていいですからね。調べなおしていたところ、「男」だという事実が浮かび上がったのかもしれません。

「おんな城主 直虎」の評判に影響は?

女性が主人公という点が、最大のテーマの大河ドラマ「おんな城主 直虎」。今回の「男説」でドラマの評判にどんな影響があったのでしょうか。大きなニュースになったので、影響は確実にあるはずです。

 

「おんな城主 直虎」の評判に影響はありました。しかし、それはマイナスな影響ではなく、どちらかというとプラスな影響だったようです。あるNHK関係者の言葉を引用します。

 

今年の真田幸村も実は幼少?青年期の史料は極めて少ない人物でしたが、だからこそ『真田丸』では三谷さんの演出の自由度が広くなって面白さが増した。それに“史実と違うんじゃないか”という議論は、ドラマの関心が高まるので、実はネガティブな話題じゃない。その点で言えば、史料が乏しい直虎は“美味しいキャラクター”なんです

(引用:https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/1212/sgk_161212_8992784186.html)

 

どうやら今回の「直虎・男説」をNHK関係者は歓迎ムードなようです。「おんな城主 直虎」の注目度が高まったことで、関心を持つ人が増えた。そのことは「おんな城主 直虎」にとってはプラスに働いているようです。

 

たしかに私も「直虎・男説」がなければ、ここまで調べようとは思いませんでした。またネットでも「直虎・男説」をネタに「おんな城主 直虎」で盛り上がっている様子。

 

 

ツイッターで「直虎 男」と検索すると、「直虎・男説」について様々な感想が飛び交っています。大河ドラマの前評判がここまで高まるのも珍しいですよね。注目度の高さを物語っています。

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まとめ

2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の評判についてまとめています。各話ごとの評判は、放送され次第追記していくので楽しみにしておいてください。

(数字はビデオリサーチ日報調べ、関東地区)