2018年TBS系列で放送予定の新ドラマ「アンナチュラル」。その脚本を、脚本家・野木亜紀子さんが担当することが発表されました。

 

 

野木亜紀子さんと言えば、今注目の脚本家さんです。正直、脚本家さんに詳しくない私は、野木さんの名前を存じませんでした。でも、あの人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の脚本を担当されたということで、一気に興味が沸きました。

 

新ドラマ「アンナチュラル」で脚本を担当されることが明らかになり、ネットでも早くも話題になっています。実は逃げ恥以来の脚本作品と言うこともあって、逃げ恥ファンからも熱い視線を注がれているようです。

 

今回は、話題の脚本家・野木亜紀子さんについて調べてみたのでご紹介したいと思います。

 

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アンナチュラル脚本家「野木亜紀子」

 

新ドラマ「アンナチュラル」で脚本を担当される、脚本家・野木亜紀子さんとはどんな人物なのでしょうか。

 

ドラマにおいて設計図ともいえる重要な役割を果たす脚本ですが、その産みの親である脚本家は、なかなか表舞台に出てくることのない職業ですよね。でもどんな人が書いているのかとても気になります。

 

というわけで、今回はまず脚本家・野木亜紀子さんのプロフィールをまとめてみました。大ヒット作となったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」以外にどんな作品を手がけられたかも興味深かったです。有名作品が多いので皆さんもご存知の作品があると思います。

 

でも、個人的には、ここまでの人気脚本家になるまでの意外な経歴が印象的でした。詳しくは下でご紹介しますが、それがあったからこそ、色々な立場から客観的に見ることのできる脚本家さんになれたのかなと推察します。

 

では、早速ですが、脚本家・野木亜紀子さんのプロフィールと、過去の作品を一覧にまとめたものをご紹介します。

 

脚本家・野木亜紀子プロフィール

脚本家・野木亜紀子プロフィール
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■名前
野木亜紀子(のぎ あきこ)

■脚本初期作
「さよならロビンソンクルーソー」
(2010)

■主な脚本作品
「ラッキーセブン」
「重版出来!」
「逃げるは恥だが役に立つ」
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)

 

野木亜紀子過去の脚本作品一覧

野木亜紀子脚本作品まとめ
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■ドラマ

  • 「さよならロビンソンクルーソー」
    (2010)
  • 「幸せになろうよ」
    (2011)
  • 「ラッキーセブン」
    (2012)
  • 「主に泣いてます」
    (2012)
  • 「空飛ぶ広報室」
    (2013)
  • 「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」
    (2015)
  • 「掟上今日子の備忘録」
    (2015)
  • 「重版出来!」
    (2016)
  • 「逃げるは恥だが役に立つ」
    (2016)
  • 「アンナチュラル」
    (2018)

■映画

  • 「図書館戦争シリーズ 図書館戦争」
    (2013)
  • 「図書館戦争シリーズ 図書館戦争―THE LAST MISSION-」
    (2015)
  • 「俺物語!!」
    (2015)
  • 「アイアムヒーロー」
    (2016)

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引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋

 

脚本家・野木亜紀子さんは、学生時代から演劇を始めますが、仲間の演技の才能に圧倒されその道を諦め、映画監督を目指して日本映画学校に進学しています。最初は演じ手さん志望だったのですね。

 

その後ドキュメンタリー制作会社に就職し、取材やインタビューを手がけていたそうですが、現場に向かないことを自覚し、映像関連業界に関わる最後の目標として脚本家を目指します。どうしても映像関係の職業につきたいという執念が伝わります。

 

そして、フジテレビヤングシナリオ大賞に6年にわたって応募を続け、36歳の時に『さよならロビンソンクルーソー』で2010年の第22回同賞にて大賞を受賞し、そのドラマ化作品でデビューを果たします。今の活躍からは想像できない位、苦労されてきたのですね。

 

その後は、フジテレビ系のドラマ「ラッキーセブン」を始め、数々のドラマを手がけ、人気作へと導きました。

 

2016年のドラマ「重版出来!」では東京ドラマアウォード2016脚本賞を受賞、2017年にはドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で第6回コンフィデンスアワード・ドラマ賞脚本賞を受賞するなど、着実に評価も上げ、人気脚本家の仲間入りを果たしています。

 

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脚本家・野木亜紀子ネットの評判は?

そんな脚本家・野木亜紀子さんのネットでの評判を調べてみました。

 

人気の脚本家さんとあって低評価の口コミはほとんど見当たりませんでした。そしてやはり、昨年社会現象を巻き起こした、あの話題ドラマに関する口コミが多かったです。

 

個人的には、3つ目の口コミでご紹介している、「野木さんと言えばコレ!」と言われている評価が気になりました。一般的には難しいと言われている分野で、これほどの高評価を得られるということは、素晴らしいことだと思います。

 

脚本家としての経歴はまだそれほど長くない野木さんですが、彼女の評判を調べてみて、脚本に対する熱意は人並み以上なんだなと感じました。

 

今回は、野木亜紀子さんの脚本の評判を、3つの口コミで見ていきたいと思います。

 

①「逃げ恥の脚本家」

 

2016年に放送された人気ドラマ「逃げるが恥だが役に立つ」の脚本を担当したのが、脚本家・野木亜紀子さんでした。やはり、このドラマで人気脚本家としての地位を確実なものにされた印象ですね。

 

主演の新垣結衣さんの可愛さや、エンディングで星野源さんの曲「恋」に合わせてキャストが踊るダンスなど何かと話題になったこの作品ですが、「逃げ恥、キャストに気をとられていたけどドラマの内容もすごく面白かった…と思ったら、脚本の野木亜紀子さんが重版出来!も空飛ぶ広報室も図書館戦争も担当していた方だと知って納得。」と、ネットでも脚本の面白さをほめる声がたくさんありました。

 

ただの偽装結婚コメディではなく、恋愛・結婚・キャリア、そして女子としての存在意義という様々な事柄について描かれていて、とても複雑なはずなのに、コメディータッチで描かれているおかげか、とても気楽に観られました。そのバランスが絶妙でしたね。

 

今回の新ドラマ「アンナチュラル」では法医学ミステリーということで、もっとシリアスな内容になっているのでしょうか。「毎回さまざまな『死』を扱いながらも、スピード感と爽快感を持って、『死』の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく」ということなので、多少明るい部分もあるのかもしれませんね。

 

注目の脚本家さんの作品ということで、いやが上にも期待は高まりますね。

 

②「視聴決定」

来年2018年の新ドラマが発表になり、どれを見ようか楽しみにしている視聴者も多いと思いますが、このドラマ「アンナチュラル」は、内容もさることながら、脚本があの野木亜紀子さんだから見る、と言う人も多いようです。

 

出演している俳優さんで見るか見ないか決める方はたくさんいらっしゃいますが、脚本家さんで決めるというのは詳しい人でなければあんまりないのかなと思っていました。

 

ですが、野木亜紀子さんの過去の脚本作品を拝見して、これは確かに次の作品が気になるなと思いました。どの作品を見ても丁寧で工夫されていて、ひとつひとつの脚本を大事にされているんだなと伝わってきますね。

 

ネット上では他にも、「脚本家・野木亜紀子作品にハズレ無し」とまで言われています。ご本人にとってはものすごいプレッシャーかもしれませんが、それだけ期待されているんですね。

 

そして、野木亜紀子さんご本人が、「視聴率の責任が存在するのであれば、その戦犯の第一は脚本家であり、次がプロデューサーですよ。役者のせいにするのはやめませんか。設計図が悪ければ家は立ちません。視聴率の原因を役者に求めるこの風潮はドラマのクオリティをも左右します。叩くなら製作サイドを叩け。役者のせいじゃない。」とツィートされていたことがあります。

 

なんともストイックな方なんですね。自分の仕事に責任と覚悟を持って臨まれているのが良く分かります。だからこそ今の人気があるんですよね。彼女の脚本家としての姿勢が書かれる脚本に現れているんだと思います。

 

私も野木亜紀子さんの書かれる新ドラマ「アンナチュラル」に大いに期待したいと思います。

 

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③「実写の脚本に定評あり」

 

脚本家・野木亜紀子さんといえば、実写脚本の名手と言われるほど、漫画などの原作のある作品の脚本を書くのがうまいと評判です。

 

実際、「重版出来!」、「図書館戦争」など、過去の作品の多くが原作のあるものです。原作のある作品は、原作ファンの批判にあいがちでとても難しいものです。かと言って原作をなぞるだけでも面白くないので大変ですよね。

 

ですが、野木亜紀子さんは、原作のエピソードに独自のエピソードも適切に加えつつ原作の魅力を損なうことなく実写映像化作品としてまとめ上げる手腕が高いと評価を得ているそうなんです。原作をしっかり理解していないとできないことですよね。

 

今回の新ドラマ「アンナチュラル」は今までと違い、野木亜紀子さんのオリジナル作品です。つまり原作のない作品ということですね。2012年にフジテレビ系で放送されたドラマ「ラッキーセブン」もオリジナル脚本でした。それ以降は原作ものが多かっただけに、久々のオリジナルの方も楽しみです。