2018年1月に放送開始される大河ドラマ「西郷どん」。西郷隆盛が主人公で、幕末期の日本が描かれます。

 

そんな「西郷どん」は、林真理子さんの小説を原作にしています。原作小説は現在発売中。読破した読者から多くの感想が投稿されています。

 

高評価の感想が圧倒的に多いかと思いきや、低評価の声も多く投稿されています。意外に思ったのですが、感想の内容を読んでいくと「なるほど」もしてしまいました。

 

以下では、上中下巻それぞれの感想と商品リンクを掲載しています。

 

西郷どん 林真理子の原作小説が賛否両論!【感想まとめ】

 

大河ドラマ「西郷どん」。その原作小説の評価が二分されています。

 

「面白い」と絶賛する感想もあれば、「物足りない」と低評価の感想もあります。なぜここまで評価が分かれているのか。その理由を一言でいうなら「今までの時代小説とは違うから」。

 

現在発売中の上中下巻の感想をそれぞれまとめてみました。小説の商品リンクも一緒に掲載しています。

 

 

リサーチの丸尾リサーチの丸尾

重厚な時代小説を期待して肩透かしを食った人が多いようですね。「西郷どん」は、良い意味でも悪い意味でも”新しい”時代小説と評価されています。

 

西郷どん 上巻

 

林真理子さんの小説・「西郷どん」の感想と、商品リンクを掲載しています。

 

上巻がどのような評価をされているのか、ぜひチェックしてみてください。

 

感想

小説「西郷どん 上巻」の感想をまとめてみました。アマゾンのレビューの中から印象的な感想を3つピックアップしています。

 

リサーチの丸尾リサーチの丸尾

感想の中で特に気になったのは、一つ目に紹介する感想。小説・「西郷どん」の一番の特徴といえそうです。

 

著者の林真理子さんの本領が発揮された結果ともいえるかもしれません。

 

①「女性目線」

女性の目線で書いてあるので新鮮な感じがあった。

引用:アマゾンレビューより引用

 

一つ目の感想は、「女性目線」。

 

「西郷どん」に限らず時代小説の主人公は、男性が多いです。歴史の表舞台で活躍するのは圧倒的に男性の方が多いからです。そのため、必然的に男目線の小説になりがち。

 

男目線のカッコいい時代小説も面白いのですが、普段時代小説を読まない人物にとっては、少しとっつきにくい内容になってしまいます。

 

その点、「西郷どん」は女性目線で語られているのですごく読みやすいんです。登場人物の描写がよりリアルに描かれたり、恋心も描写されています。

 

重厚な時代小説を期待して読むと肩透かしを食らうかもしれませんが、普段時代小説を読まない方にとっては、読みやすい内容になっています。

 

②「よりリアル」

この本では無私という言葉が印象的でしたが、単語だけでなくよりリアルに西郷隆盛の無私を描いていたのが、この「西郷どん!」でした。その無私の元になったのが、斉彬への憧れと彼への忠誠心から来ていることも「西郷どん!」を読んでとても繊細に描かれていたと思います。

引用:アマゾンレビューより引用

 

二つ目の感想は「よりリアル」。

 

「西郷どん」では、西郷隆盛を主人公にして物語が進んでいきます。これまで何度も時代小説に登場してきた有名人物。

 

ですが、これまで以上にリアルに心情が描写されています。感想の中で語られているのは、島津斉彬への忠誠心。西郷隆盛を見出した人物であり、西郷隆盛が生涯の師として仰いだ人物です。

 

この感想を読んで思ったのは、「いい意味で時代小説っぽくない」。私は普段時代小説を読まないのですが、「西郷どん」であれば気軽に手を出すことができそうだと感じました。

 

③「西郷隆盛と大久保利通の生い立ち」

西郷隆盛や大久保利通の生い立ちについては知らなかったので勉強になりました

引用:アマゾンレビューより引用

 

三つ目の感想は、「西郷隆盛と大久保利通の生い立ち」。

 

「西郷どん」の主人公は、小説のタイトル通り西郷隆盛。そして、その相棒的な存在が大久保利通です。

 

二人は地元で出会い、それぞれ出世していきます。そしてついには日本に革命を起こします。明治維新・倒幕を成し遂げた人物を指す「維新の三傑」の中に西郷隆盛と大久保利通は入っています。

 

文字通り「日本を変えた」人物たち。その偉業は知っていますが、生い立ちまで詳しく知る人は多くありません。「西郷どん」では、その部分も深く描かれています。

 

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西郷どん 中巻

 

感想

林真理子さんの小説「西郷どん 中巻」の感想をまとめてみました。アマゾンのレビューの中から印象的な感想を3つピックアップしています。

 

リサーチの丸尾リサーチの丸尾

三つ目の感想が特に印象的。もしかしたら言葉自体に拒否反応を示す方もいるかもしれませんね。

 

①「読みやすくてオススメ」

上巻は薩摩藩の話でしたが、長州藩や会津藩との関係もでてきて、だんだん複雑になってきました。最後は蛤御門の変です。

司馬遼太郎原作の大河ドラマ「翔ぶが如く」を知らない世代にはとても読みやすくてオススメです。

引用:アマゾンレビューより引用

 

一つ目の感想は、「読みやすくてオススメ」。

 

感想の中では、司馬遼太郎の小説「翔ぶが如く」を引き合いに出して書かれています。時代小説好きで知らない人はいない司馬遼太郎。その著書は高く評価されています。

 

林真理子さんの小説「西郷どん」は、司馬遼太郎の小説とはまた違った良さがあります。

 

西郷どんきっかけで、時代小説にハマる人が多くなりそうですね。

 

②「新しい角度」

新しい角度の部分があって良かった

引用:アマゾンレビューより引用

 

二つ目の感想は、「新しい角度」。

 

この感想も、これまでの時代小説との違いを指していますね。繰り返しにはなりますが、「西郷どん」は今までの時代小説とは一線を画します。

 

小説や映像で、これまで何度も何度も繰り返し描写された西郷隆盛。そんな歴史上の大人物を新しい角度で描いています

 

上で紹介した感想では、肯定的に捉えています。ですが、人によっては「軽い」と否定的に捉える方もいるようです。私が調べた限りでは、普段から時代小説をよく読むという方が低評価をしている傾向にあるように感じました。

 

時代小説を想定して読むと、内容のギャップに戸惑うようですね。

 

③「BL+相手の〇〇が登場」

 

三つ目の感想は、「BL相手月照が登場」。

 

大河ドラマ「西郷どん」の脚本家・中園ミホさんが「ボーイズ・ラブ要素」発言をしたことが話題になりましたよね。

 

「西郷どん」の主人公・西郷隆盛は、女からも男からもモテモテ。結婚は三回も行っているし、男が好意を寄せるような描写もあるようです。

 

感想によれば、BL要素は小説の中巻から入ってくるようですね。

 

【関連】西郷どん(せごどん)脚本家・中園ミホ【5つの評価】

 

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西郷どん 下巻

 

感想

林真理子さんの小説「西郷どん 下巻」の感想をまとめてみました。アマゾンのレビューの中から印象的な感想を3つピックアップしています。

 

リサーチの丸尾リサーチの丸尾

一つ目の感想は、上中下巻に共通して言われている内容ですね。

 

①「女性の目線」

どうしても男は斬り合いや、作戦、戦評定、武器などのほうへ興味があるが、女性の目線はよかった。

引用:アマゾンレビューより引用

 

小説・西郷どんの感想を調べていると、上中下巻に関わらずに「女性目線」「新鮮」「新しい」という声が多く挙がっています。

 

その中でも特に多いのが、「女性の目線」という声。原作者の林真理子さんは、女性です。女性の視点から描く時代小説「西郷どん」。今までに無い時代小説になっています。

 

感想の中にもあるように、今までの男性視点の時代小説は「戦」「戦略」「政治」など重たいテーマが主軸になって描かれることが多かったように思います。

 

そんな中、女性視点で描かれる「西郷どん」は新鮮な印象が大きいのでしょうね。

 

②「すっかりせごどんのファン」

読み終わりました。すっかりせごどんのファンです。

引用:アマゾンレビューより引用

 

二つ目の感想は「すっかりせごどんのファン」。

 

上中下巻を読み終えた方の感想ですね。ストレートですが、響くものがある感想です。

 

よりリアルに西郷隆盛の内面が描かれる「西郷どん」。私は普段時代小説を読まないのでそこまで言及できないですが、今までの時代小説よりもより深く登場人物に感情移入できる内容になっていると思います。

 

西郷隆盛はどんな幼少時代を生き、師に仕え、そして日本を変えていきます。その時々で何を思っていたのかがより詳細に描かれます。

 

③「下巻は読んじゃダメ」

 

三つ目の感想は「下巻は読んじゃダメ」。

 

感想の中にある久光公とは、島津久光のこと。西郷隆盛が仕える島津斉彬の弟にあたります。

 

私はまだ小説の下巻を読んでいないので、島津久光の身に何が起こるのかは分かりません。島津久光が好きな人にとっては何かよからぬことが起こるのかもしれませんね。

 

ものすごく気になる感想です。

 

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