「視覚探偵 日暮旅人」の小説が面白すぎて異例のドラマ化

2017年1月からスタートする新ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」。

同名小説が原作になっています。

この小説版の「視覚探偵 日暮旅人」が好評すぎてドラマ化になったようです。

今回は「視覚探偵 日暮旅人」の小説について紹介していきます。

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「視覚探偵 日暮旅人」シリーズは10冊も発売中!

小説「視覚探偵 日暮旅人」は2010年に発売開始。

2016年現在までに10冊のシリーズが刊行されています。

6年で10冊!かなりのハイペースですよね。

それだけ人気作品なんでしょう。

「視覚探偵 日暮旅人」の小説は三つの大きな流れがあります。

・日暮旅人の素性に迫るシリーズ
・激動の新展開を迎えるシリーズ
・番外編

小説版の公式HPまであり、ファンの多さがうかがえます。

小節ファンにとっては待望のドラマ化でしょうね。

今まで「視覚探偵 日暮旅人」の小説を知らなかった人は、原作小説が読みたい!と思う方も多いのではないでしょうか。

小説版「視覚探偵 日暮旅人」はどこから読めばいいの?

上でも少し紹介したように、
小説「視覚探偵 日暮旅人」は10作のシリーズものです。

初めて知った人にとっては、どこから手を出せばいいのかわかりにくいですよね。

そこで全シリーズを紹介。
一番初めに読むべき「視覚探偵 日暮旅人」をお教えします。

まずは「視覚探偵 日暮旅人」の全作品をざっと紹介。

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■ファーストシーズン
探偵・日暮旅人の探し物
(2010年9月)

探偵・日暮旅人の失くし物
(2011年1月)

探偵・日暮旅人の忘れ物
(2011年7月)

探偵・日暮旅人の贈り物
(2011年10月

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■セカンドシーズン
探偵・日暮旅人の宝物
(2012年8月)

探偵・日暮旅人の壊れ物
(2013年5月)

探偵・日暮旅人の笑い物
(2014年4月)

探偵・日暮旅人の望む物
(2015年1月)

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■番外編
探偵・日暮旅人の遺し物
(2015年10月)

探偵・日暮旅人の残り物
(2016年12月予定)
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(参照:ウィキペディアより)

2011年が刊行ラッシュですね。

2010年の第一作「探偵・日暮旅人の探し物」のヒットを受けて続編につながったのかもしれません。

ただこの刊行ペースを考えると最初からシリーズ化の構想はあったはずです。

10作品は三つのシリーズに分けることができます。

=================
・ファーストシーズン

・セカンドシーズン

・番外編
=================

ファーストシーズンでは謎に包まれた日暮旅人について描かれます。

セカンドシーズンでは日暮旅人と仲間たちに激動の展開が訪れます。

上記二つを本編とし、そこでは描かれなかったエピソードを番外編にしています。

やはり最初に見るべき小説はファーストシーズンの1作目でしょうね。

「探偵・日暮旅人の探し物」。

ここから「視覚探偵 日暮旅人」の物語は始まります。

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「視覚探偵 日暮旅人」の小説の口コミまとめ

人気シリーズの「視覚探偵 日暮旅人」。

小説としての評価は軒並み高く、熱狂的なファンがいることでも有名です。

そんな「視覚探偵 日暮旅人」のレビューを調べてみました。

アマゾンでのレビュー

他人のためには取り戻せるのに自分には取り戻せない大切なもの
日暮旅人は他の人に見えないものが見える。それは声であり匂いであり味であり感触である。彼は視覚以外の五感を失った代わりに、他の感覚を目で見ることが出来るのだ。彼はその能力を利用して、誰かの大切な探し物を見つける探偵をしている。
(中略)
初めは短編で様々な事件が起きる物語だと思っていたのだけれど、何人かの依頼人が登場するのは確かながら、その背景には旅人と陽子に関わる過去の何かが横たわっている、長大な物語らしい。そしてその話は次に続く。

「僕の目は『愛』を見つけ出すことだってできるのに」
(前略)
荒っぽい話はほとんどない。まして殺人やアクションや「犯人」も出てこない。刑事も最後にチラリとでてくるだけ。ミステリーと言えるかどうか?

だが、主人公の性格の異常なほどの優しさや、これでもかとはられている伏線は次巻への興味をそそる(これら伏線は本書ではほとんど解消されていない。少しやりすぎのきらいもなくはない)。本書はこの物語のエピローグであり、「謎解き」はこれからということであろう。
大きな感動を与えるタイプの本ではないが、設定は面白く、次巻以降に期待したい。

最後にどんでん返しが。
日常系ミステリー?、と思いつつ、ほのぼの読んでいると最後にどんでん返しが…。
この伏線に気付けた人はいるんだろうか。
陽子先生が苦手だという感想をよく見かけますが、私はそれほど嫌悪感もなく読めました。
むしろ、現実に物凄くいそうなキャラだと思います。
(後略)

ツボにきた感じ
常人には見えない音や声が目で視ることができる代わりに他の五感が欠落している探偵さんがその目を使って探し物を見つけ出すお話です
探偵さんが主人公で、地の繋がっていない娘がいて、それに惹かれるヒロイン?・・・設定的にはよくあるものかもしれませんがとても面白いです

good job
ドラマとは違うが楽しく読めました 。続編が楽しみです。

切なくて一途で不器用
いま忘れ物を読んでいる途中なのですが、とても良い作品だと思います。
推理を期待するのはちょっと難しいかもしれませんが、心が暖まる作品です。
途中から旅人の裏の顔も出てきたり、陽子との関係も徐々に発展していくので、私は飽きませんでした。
基本的に一話完結ですが、心暖まる作品だけでなく、すれ違いや犯罪などもありますので、きちんとその辺も書いてあるのが良いです。
私は読むのをオススメします

(引用:アマゾンレビューより)

第一作目の評価をピックアップしました。

タイトルと内容のギャップに驚いた方が多いのが印象的。

あと気になったのは、「犯人がでてこない」という記述。

一体どういうことなんでしょうか。

従来の推理物とは一線を画す作品なのは間違いありません。

私は個人的に推理物が苦手です。
このレビューを読んでますます小説を読みたくなりました。

ツイッターでの感想

驚いたのがレビューの数。

小説でここまでレビューが多いのはほんとに珍しい。

今まで「視覚探偵 日暮旅人」を知らなかった自分が恥ずかしいです。

評価もやはり高評価の人が多いですね。

アマゾンのレビューにもありましたが、想像していた内容と違って戸惑う人もいました。

小説「視覚探偵 日暮旅人」は今までの推理小説とは何か違うようです。

小説版とドラマ版の違い

ファンの多い「視覚探偵 日暮旅人」。

小説ファンが気になるのは、
シリーズのどこをドラマ化するのか。という点ですよね。

こればっかりはドラマが始まってみなければ分かりません。

このあたりのチョイスによっては小説ファンの心が離れていく心配もあります。

やはり小説から入った人は少なからず思い入れがありますからね。

ただし、今回の連続ドラマ化はある意味お墨付き。

2015年にスペシャルドラマ「視覚探偵 日暮旅人」が放送されたときは概ね高評価でした。

キャストも引き継がれるようで安心できますね。

ドラマの出来については、原作者も太鼓判を押しています。

小説の原作者、山口幸三郎さんのコメントを紹介します。

スペシャル化に際しても身に余る光栄に打ち震えておりましたが、まさかまさかの連続ドラマ化に大変舞い上がっております。
(中略)
是非!原作を完全に喰ってしまうドラマにして頂きたい!いやされるでしょう!間違いなく!

私も視聴者としてそこを楽しみに視させて頂きたいと思います。

原作者もドラマには相当期待されている様子。

一度スペシャルドラマを作っているからこそ自信が持てるんでしょうね。

小説ファンも小説を知らない人もドラマ「視覚探偵 日暮旅人」は必見だと思います。

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まとめ

1月からスタートする「視覚探偵 日暮旅人」について紹介してきました。

ドラマに先駆けて小説版を読んでみるのもいいかもしれません。

小説版「視覚探偵 日暮旅人」を読んだことがある人はドラマ版もぜひ見てみてください。

原作者があそこまで言うのは、本当に面白い証ですよ。

今から楽しみで仕方ありません。