ドラマ「嫌われる勇気」のキャスト
2017年1月12日(木)にスタートするドラマ「嫌われる勇気」。100万部を超える大ベストセラーということもあって、放送前から注目が集まっているドラマです。
原作ファンの多い本作ですが、ドラマ版「嫌われる勇気」はどのようなドラマになるのでしょうか。話によれば、かなり改変されるとのこと。ただの改変ではなく、刑事サスペンスとして生まれ変わるみたいです。
気になるあらすじに入る前に、まずはキャストを紹介します。
ドラマ「嫌われる勇気」キャスト一覧
ドラマ「嫌われる勇気」の主演は香里奈さん。脇を固める俳優陣は、どなたもクセのありそうな俳優たちが揃っています。
まずは一覧でキャストを紹介します。
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■香里奈
(庵堂蘭子役)
仕事はできるが、男はできないアラサーの女刑事。男社会の中で相当嫌われている。常に自分の考え方を貫き通す強い女性役。
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■加藤シゲアキ
(青山年雄役)
蘭子とは対照的なキャラクター。他人に嫌われたくない男。上司である蘭子に振り回され、彼女のことが嫌いになっている。
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■椎名桔平
(大文字哲人役)
異端者の心理学者。
ひょんなことから年雄にアドラー心理学を教えることに。視聴者にとっての解説役になっている。
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■升毅
(半田陽介役)
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■戸次重幸
(小宮山正明役)
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■丸山智己
(浦部義孝役)
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■桜田通
(三宅隆俊役)
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■相楽樹
(小宮山正明役)
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■戸次重幸
(相馬めい子役)
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■正名僕蔵
(梶準之助役)
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■岡崎紗絵
(村上由稀菜役)
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■ 飯豊まりえ
(間雁道子役)
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■寿大聡
(土方登志郎役)
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ドラマ「嫌われる勇気」は嫌われる女蘭子(香里奈)と、嫌われたくない男青山年雄(加藤シゲアキ)と、全てを知る男大文字(椎名桔平)の三人が中心になって、進行する刑事ドラマです。
主演の香里奈は結婚できない女刑事
ドラマ「嫌われる勇気」の主演は香里奈さん。今回のドラマで演じるのはアラサーの女刑事役です。
まずは簡単に香里奈さんの基本情報をおさらい。
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■名前
香里奈
■生年月日
1984年2月21日
■出身
愛知県
■血液型
A型
■事務所
テンカラット
■主な作品
ドラマ「カバチタレ!」
ドラマ「牛に願いを Love&Farm」
ドラマ「リアル・クローズ」
ドラマ「SUMMER NUDE」
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雑誌「Ray」でモデルデビュー。女優デビューは2001年の「カバチタレ!」。当時は高校生役で山Pの相手役でした。ドラマ初出演ながらかなりインパクトある役どころでした。私も当時「カバチタレ!」を見ていました。いまだに思い出せるほど印象に残っています。高校生役で女優デビューした香里奈さんですが、今回のドラマ「嫌われない勇気」ではアラサー役で出演。ちょっと驚きですよね。
警視庁刑事部に所属し、若手ながら次々と事件を解決していくヤリ手の刑事。しかし男社会の刑事部。蘭子は他人の意見を聞かないゴーイングマイウェイな性格。天然でアドラー心理学を実行しています。そういうわけもあって、蘭子は刑事部の中でも嫌われる存在。相棒の年雄(加藤シゲアキ)にも嫌われています。
キャストのコメント紹介
メインキャストの三人のコメントを紹介します。
■香里奈さんのコメント
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私はこの「嫌われる勇気」を読んで、初めてアドラー心理学というものを知りました。心理学というと難しい印象ですが、読んでいくにつれ、「本来、自分がこうだったらいいな、楽になるのにな」という理想的な考え方が述べられていたり、“あぁ、こういう考え方もあるのか”と新しい発見があったりして、少し気が楽になれました。
今回の蘭子という役は原作にない役ですが、原作の教授と青年の話を元に、アドラー心理学を地で体現する女の子として、原作の話をドラマでうまく表現できればと思っています。この作品を見て、普段悩んでいることに対して、少しでも気が楽になったり、前向きな気持ちになっていただけたらうれしいです。
■加藤シゲアキさんのコメント
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今回の蘭子という役は原作にない役ですが、原作の教授と青年の話を元に、アドラー心理学を地で体現する女の子として、原作の話をドラマでうまく表現できればと思っています。この作品を見て、普段悩んでいることに対して、少しでも気が楽になったり、前向きな気持ちになっていただけたらうれしいです。
■椎名桔平さんのコメント
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原案を読んで興味深かった点は、青年と哲人の対話を通して、自然とアドラーの心理学が理解できる仕組みになっているところです。アドラーの思想の大胆さに驚くとともに、妙に納得させられ、不思議で爽快な読後感が残りました。
(引用:とれたてフジテレビ)
ドラマ「嫌われる勇気」のあらすじ
ドラマ「嫌われる勇気」のあらすじを紹介します。
ドラマ版「嫌われる勇気」は、アドラー心理学をより分かりやすくした解説本的なドラマです。ドラマの中核を成すのは「アドラー心理学」です。舞台設定など原作から改変されていますが、その中核は変わりありません。
ドラマの中心人物は、仕事はできるが男はできない女刑事庵堂蘭子。蘭子の相棒の青山年雄。心理学者の大文字哲人の三人。地でアドラー心理学の考え方を実行する蘭子。年雄は、そんな蘭子のことを苦手に思っています。ひょんなことから年雄は大文字からアドラー心理学を学ぶことになります。新たな視点を得、成長していく年雄。蘭子との関係性にも変化が表れてきて・・・
三人を中心に様々な事件が起こります。そんな事件の中で悩む彼女たち。その悩みを解決する過程でアドラー心理学が登場。基本1話完結で話は進みます。物語が進むにつれて三人の人間関係に変化が表れてきます。
具体的なあらすじは、まだ公表されていません。分かっていることはキャストと刑事ドラマだということ。いずれにしても「アドラー心理学」がドラマのテーマであることは変わりありません。
ドラマと原作ではあらすじが違う!?
原作の「嫌われる勇気」は、悩める青年と哲学者の対談形式で話が進んでいきます。物語が進むにつれて青年の人生の考え方は大きく変化してきますが、直接的な大事件は起きません。
書籍だと成立しますが、映像化となるとかなり難しいですよね。動きがなく、ずっと対談してる二人では画面が映えません。
映像化に際してあらすじから舞台設定まで徹底的にアレンジされています。そのことについて主演の香里奈さんもコメントを寄せています。
話の内容、キャラクターは全く違いますが、私は変わらず、いつも通りいい緊張感を持って、スタッフ、キャストの皆様に力を貸していただきながらいい作品をみんなでつくっていきたいです
(引用:ORICON STYLE)
ドラマ「嫌われる勇気」が見逃せない二つの理由
いろいろな意味で大注目のドラマ「嫌われる勇気」。1月クールのドラマの中でも注目度はとびぬけて高いです。個人的には絶対に見逃せないドラマの一つです。そんなドラマ「嫌われる勇気」が注目される理由を紹介します。大きな理由は二つです。「フジテレビの勝負作」「主題歌」。
瀕死のフジテレビの会心のドラマ
ドラマ「嫌われる勇気」は、フジテレビの今後のドラマ部門存続を占う存在といっても過言ではありません。最近のフジテレビのドラマは絶不調。ドラマ部門自体が窮地に立たされています。2017年のドラマの視聴率如何ではドラマ放送枠が減ってもおかしくない状況にあります。
特に不調が顕著なのが、フジテレビのドラマの顔ともいえる月9。かつてはドラマといえば月9」とまで言われた時代がありました。キムタク主演の「HERO」は平均視聴率が30%を超えていました。
社会現象級のドラマをいくつも排出してきたフジテレビの月9ドラマ。今では視聴率が一桁になることも珍しくありません。2016年の月9ドラマ「カインとアベル」は初回の視聴率8.8%となり、最低視聴率を更新しました。
月9の不調に象徴されるように、フジテレビのドラマは分岐点を迎えています。「存続か撤退」この局面でフジテレビのドラマ制作陣は外すわけにはいきません。そんな中出してきた企画が「嫌われない勇気」のドラマ化。100万部を超えるベストセラーはヒットの予感を漂わせます。
ただ「嫌われる勇気」のドラマ化はハードルが高い。なぜなら「嫌われる勇気」は小説ではなく解説本だからです。内容もドラマに向きません。だからこそ、今までどの局も映像化してこなかったんです。
そこをフジテレビは、あらすじから改変することによって強引にドラマにしてます。原作のあらすじを変更するなんて聞いたことがありません。改変どころではなく、1からあらすじを組み立てています。そこまで手間をかけるあたりに、フジテレビの「会心の一撃的」なドラマが期待できます。
主題歌がかなり泣ける?
ドラマ「嫌われる勇気」はあらすじだけでなく、主題歌にもかなり力を入れています。オファーをしたのは大塚愛さん。なんと主題歌を担当するのは、9年ぶりだそうです。ちなみに9年前担当した主題歌は、映画「ただ、君を愛してる」の主題歌「恋愛写真」。
ドラマ「嫌われる勇気」にはNEWSの加藤シゲアキさんが出演しています。普通であれば、主題歌はNEWSになるところです。しかし、今回はあえて大塚愛さんにオファー。フジテレビのこだわりが感じられます。力の入れ方が今までのドラマとは明らかに違います。そういうワケでドラマ「嫌われない勇気」は絶対に見逃せないんです。
まとめ
ドラマ「嫌われない勇気」の「あらすじ」「キャスト」「見逃せない理由」について語ってきました。
あらすじやキャストを見てもフジテレビのこだわりようは半端じゃありません。2017年のドラマでみるべきドラマを迷っているのであれば、「嫌われない勇気」は外さない方がいいと思います。