柴咲コウ主演の2017年大河「おんな城主直虎」。ネットには不安視する声や、
期待を寄せる声が上がっています。今回はそんな「おんな城主直虎」につい調べてみました。

 

原作情報についても紹介しています。

おんな城主直虎に原作あり?

2017年1月にスタートする大河ドラマ「おんな城主直虎」。主演は柴咲コウさん。2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の井上真央以来の女性が主人公。

 

そんな注目の大河ドラマ「おんな城主直虎」の原作や脚本について調べてみました。

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原作を調べた結果・・・原作らしきものが

NHKの公式サイトでは原作情報は見つからず。

ネットで原作情報を探しましたが、どうやら「おんな城主直虎」に原作はなさそう・・・

と思っていたら
アマゾンに原作っぽい小説を発見しました!しかも三つも。

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「井伊直虎 ―民を守った女城主― 」
(小学館ジュニア文庫)2016/12/20

「井伊直虎 戦国時代をかけぬけた美少女城主」
(フォア文庫)2016/11/19

「剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎」
(文春文庫)2015/5/8
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たしかに大河ドラマと同じ題材ですね。しかし発売年がどれも最近。NHKが「おんな城主直虎」の制作発表を行ったのは2015年の8月。

 

これ以降のものは、「直虎」ブームに先駆けて制作したっぽいですね。大河ドラマでスポットが当たると関連書籍が売れます。それを見越しているんでしょう。

 

唯一制作発表前に発売されている「剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎」がありますが、これも原作ではなさそうですね。

 

歴史の表舞台にたった女性、直虎。日本の歴史をみても特異な存在ですよね。そんな直虎だから小説の題材にしやすいのかもしれません。

 

調べてみたらいくつか直虎関連の小説がありました。

ノベライズ本「おんな城主直虎」

原作というわけではありませんが、「おんな城主直虎」のノベライズ本ならありました。2017年の大河ドラマを完全小説化。全4巻の刊行予定だそうです。これを見てしまうとネタバレもできちゃいますね。発売日は2016/11/29。

 

大河ドラマが始まる1か月以上前にはノベライズ本が発売されるんですね。ノベライズ本を読んだことがないので、感想は言えませんが、大河ドラマ「おんな城主直虎」を先読みしたい方にはおすすめの本です。

 

現在は第1巻が電子書籍1200円で発売中です。

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原作のない大河「おんな城主直虎」に不安の声

2017年1月スタートの「おんな城主直虎」。まだ放送前にも関わらず、不安の声が多数あがっています。その理由とは・・・

原作のない大河ドラマ「おんな城主直虎」

原作がないことによって、世間では不安の声があがっています。

 

「面白いのか・・・?」

 

原作があれば展開は分かるわけで、ある程度面白さは予想がつきます。
しかし原作がなければ、全くの未知。想像がつきません。

 

果たして「おんな城主直虎」は面白いのでしょうか。

大河ドラマ「花燃ゆ」の影が・・・

「おんな城主直虎」についての不安の種は原作の有無だけではありません。

 

大河ドラマ「おんな城主直虎」は史実に忠実に女性が主人公です。女性が主人公であることも不安材料になっているようです。その理由は2年前の大河ドラマ「花燃ゆ」が原因。

 

「おんな城主直虎」と同じく女性主人公の大河ドラマでした。これが大コケ。
歴代最低クラスの低視聴率だったんです。平均視聴率は12%。大河ドラマとしてはかなり低いです。

 

しかも2013年の大河ドラマ「八重の桜」も女性が主人公。
名実ともに人気女優の綾瀬はるかさんを起用したにも関わらず、視聴率は奮わず・・・

 

過去の大河ドラマを見ると、女性が主人公の大河ドラマはどれも微妙な評価。今回の「おんな城主直虎」が不安視されるのもわかります。

 

そんな中、希望の光もあります。脚本家森下佳子さんの存在です。

脚本家はあの「セカチュー」の・・・!

不安の声が広がる「おんな城主直虎」ですが、脚本家の森下佳子さんは、かなりのヒットメーカー。

 

「女の大河ドラマは低視聴率」というジンクスを打ち破る光明となりそうです。

「おんな城主直虎」の脚本家、森下佳子とは?

ドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」、NHK朝ドラ「ごちそうさん」などで数々の賞を受賞。売れっ子脚本家です。

 

そんな「おんな城主直虎」希望の光、森下佳子さんについて紹介していきます。

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■名前
森下佳子

■生年月日
1971年1月24日

■出身地
大阪府高槻市
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脚本家デビューは2000年。その後実力を発揮し、第一線で活躍し続けています。受賞歴もかなりのものです。

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「おんな城主直虎」の脚本家、森下佳子の代表作

そんな売れっ子脚本家の森下佳子さんの代表作をざっと紹介。

【ドラマ】
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「世界の中心で愛を叫ぶ」(2004年)

「白夜行」(2006年)

「MR.BRAIN」(2009年)

「JIN-仁-」(2009年)

「ごちそうさん」(2013年)

「天皇の料理番」(2015年)

「わたしを離さないで」(2016年)

「おんな城主 直虎」(2017年)
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【映画】
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「プラトニックセックス」(2001年)

「包帯クラブ」(2007年)

「こちら葛飾区亀有公園前派出所
THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~」
(2011年)

「花戦さ」(2017年)
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どの作品も話題作ですよね。

特に2010年代からの制作ペースがすごいですね。

毎年話題ドラマを手掛けている感じ。

ちなみに下記作品で
ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞をとってます。

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「世界の中心で、愛をさけぶ」
「JIN-仁-」
「ごちそうさん」
「天皇の料理番」
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他には「ごちそうさん」が向田邦子賞。「天皇の料理番」が橋田賞をとっています。かなり期待できそうですよね。

 

期待と不安が混じる原作のない大河ドラマ「おんな城主直虎」。私はかなり期待してます。絶対に見ます。

脚本家 森下佳子さんインタビュー

「おんな城主直虎」の公式サイトにて、脚本家の森下佳子さんのインタビューが掲載されていたので、一部抜粋して紹介します。

 

井伊直虎という女性のことをプロデューサーから聞いて面白いなと感じたのは、その思い切りの良さです。「ふつうならそれはしない」というような思い切った策をとり、それを実行してしまう。それも、まだ子どものころからというところに興味をひかれました。

そのひとつが、いいなずけが命を狙われ逃亡し、行方不明になったら出家してしまったこと。ドラマでは9歳か10歳の設定ですが、子ども時代のことだったと言われています。そこに天賦の才を感じたこと、また子ども時代に彼女らしさを発揮していることから、その部分を全面的にふくらませて子役でじっくりと描いています。
(引用:http://www.nhk.or.jp/naotora/special/interview01/)

まとめ

2017年の大河「おんな城主直虎」。女性主人公ということで、不安の声もあるようです。しかも原作もなく、面白さの保証がない状態。不安視する声が出てくるのも納得できます。

 

しかし!「おんな城主直虎」には脚本家、森下佳子さんがついています。森下佳子さんの腕はすでにお墨付き。受賞歴をみてもらえば実力は分かると思います。原作がなくても「おんな城主直虎」は面白くなるはずです。

 

女主人公の大河ドラマは面白くない。というジンクスを打ち破ってくれることでしょう。