新ドラマ「下剋上受験」とは?

2017年1月からスタートするTBSの新ドラマ「下剋上受験」。同名小説(エッセイ)が原作の連続ドラマです。原作本は発表されるなり大ヒット。即重版がかかっています。

 

そんな気になる原作を持つ「下剋上受験」について紹介していきます。この記事では「どこの中学に進学したか?」などネタバレの内容も含むのでご注意してください。

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「下剋上受験」のあらすじ

まずは「下剋上受験」のあらすじを紹介します。あらすじだけでもかなり面白そうなドラマであることは伝わるはず。

 

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中卒の父と中卒の母を持つ偏差値41の娘。

そんな家族が最難関の中学を受験するというストーリー。

ドラマの主人公は父親、桜井信一。

妻の反対を押し切り、娘と二人三脚で受験勉強を始める。

家計は厳しく、日々の生活費もギリギリ。

そんな中で迎えた中学受験。

その結果は・・・

感動の実話。
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あらすじだけでも読んでみたくなりますよね。「ビリギャル」は大学受験の話でしたが、「下剋上受験」は中学受験の話。「ビリギャル」が映画化もされるほどのヒット作であると考えると、大ヒットの予感がビリビリします。

 

よくある話といえばそうかもしれませんが、普遍的に読みたくなるストーリーです。しかも実話です。

「下剋上受験」のキャスト紹介

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■桜井信一(阿部サダヲ)

「下剋上受験」の主人公であり作者。

元ヤンキーで最終学歴は中卒。
娘を難関中学に行かせるために必死。

そんな信一を演じるのは阿部サダヲさん。

阿部さんは本当にいろんな役をやりますよね。

父親役といえば、大ヒットドラマ「マルモのオキテ」。

今回の信一役もハマリ役になりそうです。

 

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■桜井香夏子(深田恭子)

信一の妻。
元ギャルで中卒。

家族揃って笑って暮らせればそれが一番と考えている。

受験には大反対している。

深田恭子さんが母親役ですか。
今までの役からは想像がつかないですね。

ただ年齢的には母親役でもおかしくありません。

今までの深田恭子さんとは違う演技が見られるかもしれません。

 

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■桜井佳織(山田美紅羽)

小学5年生の信一の娘。
明るく元気な子供だが偏差値は相当低い。

父信一とともに最難関受験に挑む。

演じるのは人気子役の山田美紅羽ちゃん。

最近テレビに映画にと出演が急増しています。

代表作は映画「母と暮せば」。

演技力はお墨付きです。

 

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■信一の中学の仲間たち
松尾:若旦那
竹井:皆川猿時
梅本:岡田浩暉
杉山:川村陽介

気になるのは若旦那さん。
湘南乃風の若旦那さんです。

ドラマ初出演?でしょうか。
かなりのインパクトをドラマに残しそうな予感。

主題歌が湘南乃風なのかと思いきやそうでもありませんでした。

純粋に俳優として出演されています。

どんな演技をするのか気になります。

 

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■徳川直康(要潤)
佳織と同じく最難関中学を目指す麻里亜の父。

東大卒のエリートで信一とは対照的なキャラクター。

 

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■楢崎哲也(風間俊介)
信一の後輩。
信一たちの中学受験の理解者。

 

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■桜井一夫(小林薫)
信一の父。
偏屈な下町のオヤジ。

 

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■小山みどり(小芝風花)
佳織が通う小学校の担任の先生。

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「下剋上受験」は実話。そして父親が主人公

「下剋上受験」には、原作となる本があります。この本は中学受験を一緒に目指した父親の実際のブログが元になっています。約1年間にも及ぶ受験勉強の生活が克明に描かれています。

 

実は「下剋上受験」の主人公は娘ではなく、父親です。原作を読んでもらえば分かりますが、父親の心情が全編にわたって書かれています。痛いくらい書かれています。

 

文章の巧みさや魅力がありすぎることで、フィクションなのでは?と言われることもあります。中卒の父親には書けないとまで・・・しかし、とてもフィクションには思えません。内容が、それほどリアルで真実味を帯びています。

 

学力と頭の良さは別物だと改めて思いました。中卒だけれど、頭がいい人はたくさんいます。境遇やペーパーテストの結果でそうなっただけなんだと思います。ちなみに「下剋上受験」のもとになったブログは、最初から書籍化の構想があったようです。

 

頭の悪い人ではそこまで考えが及びません。筆者の父親は学歴こそないが、相当頭の切れる人なんでしょう。

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【ネタバレあり】「下剋上受験」では志望校に・・・

ここからはドラマの最終回をネタバレする内容となっています。ネタバレ苦手な方はご注意ください。原作のある作品は、改変されて結末が変わるものもたくさんあります。しかし、「下剋上受験」は実話を売りにしているドラマ。具体的な進学先は伏せても展開の改変はあり得ません。

 

ここで語る内容がドラマ「下剋上受験」のネタバレだと思ってください。

 

というわけで、最終回のネタバレに参ります。

まさかの展開!下剋上受験がヒットするのも納得

最難関中学合格を目指す父と娘の物語。

 

結末を言ってしまうと、受験に失敗します。

 

普通のドラマではありえない結末ですよね。頑張って、努力して、壁にぶつかりながら耐え抜いた先が不合格。見ている視聴者は納得がいかないと思います。というか本になりません。

 

なぜ本になって、ヒットしたのか。評価も相当高いです。それは、このドラマの本質が「受験」にないからです。たしかに物語の中心にあって主人公の目的です。ただ、物語の本質ではありません。

 

「下剋上受験」の本質は「学歴コンプレックス」です。この物語の主人公は「中学受験をする娘」でなく、「娘を難関中学に入れたい父親」なんです。父親は体を動かす仕事で、薄給。毎日の生活はギリギリです。

 

めんつゆが買えずにそうめんを水で流し込むこともあったとか。娘には学歴を付けてもらって、ちゃんとした生活をしてもらいたい。自らの学歴にコンプレックスを持つ父親が、娘のために頑張る物語なんです。

 

「下剋上受験」では、第一志望に落ちはしたものの第二志望の中学には合格。偏差値も41から70にまで上がります。偏差値的には、高校や大学進学も充分行けます。そこで物語は終わります。

 

父親の「娘のため」という真の目的は達成されて終わります。だからこそ感動するし、人を引き付ける物語なんだと思います。

父親がうつ病に・・・

これもネタバレですが、物語の途中で父親がうつ病になります。原作にある展開なので、事実でしょう。昼間は現場で働き、夕方から娘と勉強、夜は娘のための復習。しかも食費はきつきつ。

 

こんな生活をしていたら体がおかしくなっても仕方ありません。そんな展開も乗り越えて、父親は娘とともに受験に向かっていきます。公式HPでは「笑って泣ける“受験ホームドラマ”」と紹介していますが、まさにその通り。

 

このドラマは泣けます。

中学はどこ?豊島岡?

実話をもとに作られる新ドラマ「下剋上受験」。実際に頑張った父親や受験に挑んだ娘も実在します。

 

「どこの中学を狙い、どこの中学に進学したのか」

 

進学先については、すごく気になるところですよね。特に受験体験記として期待されている方は、気になるはずです。そこで「どこの中学が第一志望で」「どこの中学を進学先にしたのか」を紹介します。

どこの中学?進学先第一志望は桜蔭中学

「下剋上受験」で娘が中学受験した学校は、桜蔭中学だそうです。まさに最難関の中学。

 

その偏差値は74!桜蔭中学からの進学先で有名なのが東大。東大への進学率が一番高いことで有名です。

 

ドラマ序盤では、受験を目指す父と娘の壁として母親がいます。「どうせ無理だから辞めなさい」正直この母親に賛成してしまいます。1年間勉強しただけでは到底入れる中学ではありません。学習塾への入塾を断られるのも納得です。

 

まぁ実際落ちてしまうのだけど・・・

進学先の中学はどこ?豊島岡?

桜蔭中学に不合格となった娘は第二志望の中学を進学先とします。その中学がどこかといいますと・・・じつはこれは公表されていません。実話なので当然と言えば当然ですよね。

 

公表はされていませんが、推理はできます。ネットではどうやら「進学先は豊島岡?」と名前が挙がっているようです。豊島岡とは、豊島岡女子学園中学校の略称。実は豊島岡もタダの中学ではありません。偏差値74の超難関校なんです。ここに入れただけでもめちゃくちゃスゴイです。

 

桜蔭中学を第一志望にする人は、豊島岡を滑り止めに考えることが多いそうです。偏差値74を滑り止めと考える思考がちょっとついていけませんwあくまでネットの推測なので、確定情報ではありません。

 

結局は、娘がどこの中学を進学先としたかは不明です。繰り返しますが、進学先の豊島岡はあくまで推測です。

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まとめ

新ドラマ「下剋上受験」について紹介してきました。「ネタバレ」や「中学はどこ?」などについて書いてきました。かなりの話題作なので、人気ドラマになることは必至です。見逃し厳禁のドラマですよ。