NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の題字についてまとめていきます。「題字を書いたのは女?」「外国人?」「大河ドラマ好き?」など様々な噂があるようです。一気に解消していこうと思います。

 

ちなみに題字を担当した方は相当な大河ドラマ好きです。オファー前から「次の大河の題字は私が書きます」と宣言するほど。

 

大河ドラマ「おんな城主 直虎」題字を書いたのは女性?

 

2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。視聴率はまずまずのスタートということですが、今後ますます見逃せない展開になっていきます。展開も見逃せませんが、「題字」にもかなり注目が集まっています。

 

大河ドラマといえば、毎年「題字」が注目されますよね。歴代の題字は有名な書家の方が担当したりしています。そこで、今回はNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の題字について詳しく紹介していこうと思います。題字を担当したのは、Maaya wakasugi(マーヤ・ワカスギ)さん。

 

 

名前だけ見ると「外国人?」「女性?」という声も多くあります。Maayaさんは日本人の男性です。フランスを拠点に活動する書道家。そして大河ドラマの大大大ファンなんだとか。ちなみに、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の題字を書くにあたって1000枚も題字を書き続けたそうですよ。

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題字を書いたのは?

 

上でも紹介しましたが、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の題字を担当したのは、書道家のMaayaさん。ここでは、Maayaさんが題字に込めた思い、「おんな城主 直虎」製作総指揮の岡本幸江さんのコメントも紹介していきます。

 

Maayaさんは小さい頃からNHK大河ドラマが好きだったようです。大河ドラマの題字を書くことが夢だったそうです。そんな大河ドラマ大好きなMaayaさんとはどんな人なのでしょうか。

題字を書いたのはMaaya

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」Maayaさんのプロフィールや、今まで制作された作品を紹介しよう思います。

 

書道家の中でもアーティスティックに活動されている方のようで、自身が出演する動画も出しています。私の思う書道とは全く別物でした。アーティストのMVの映像を見ているかのようでした。なんか美しい・・・。

 

Maaya Wakasugi 2016 [遊~PLAY!]

Maayaのプロフィール

まずは、Maayaさんのプロフィールを紹介します。フランスを拠点にする書道家。なんとあのルーブル美術館公認のロゴマークを制作されたんだとか。世界的に有名な書道家の一人です。

 

【Maayaさんのプロフィール】

1977年岡山県生まれ。
6歳より書道を始め、17歳で個展開催。書の名門・大東文化大学を卒業。“古代文字”をモチーフとした独自の作品スタイルを確立。近年は、書をアートとしてとらえ、ルーヴル美術館公認の関連ロゴマークの制作や、ニューヨーク近代美術館MoMAでパフォーマンスをするなど、さまざまな場所で表現を展開。台湾の襲園美術館での個展。「NY ART EXPO」やパリで開催された「NEXT STEP BIENNALE」にも出品。2016年1月は世界経済フォーラム(通称ダボス会議)JapanNightにて世界経済フォーラム創設者兼会長のクラウス・シュワプ氏と書き初めパフォーマンス。3月にUNWaterの公式サイトに掲載されるなど、さらにオリジナルの書の道に進んでいる。現在フランス在住。

(引用:http://www.nhk.or.jp/naotora/intro/masthead/)

 

【制作事例】

  • 雑誌「BAdi」表紙
  • 東京モード学園 ヘアショウ
  • hotel nikko tokyo
  • NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」題字

 

他にもフランスパリのレストランの外装や、様々な広告媒体などで活躍されています。Maayaさんの公式HPから情報をとってこようと思ったのですが、英語が多く一部しか紹介できませんでした(;^_^A

Maayaのコメント

ずっと家族一緒に見ていた大河ドラマの題字揮毫は本当に夢でした。
心掛けたことは、直虎だからこその芯の強さとおんなの生き様。
その顔が浮かび上がるよう、画竜点睛ならぬ、画虎点睛となるまで書き込み、仕上げました。
この七文字で直虎の大きさを感じ取っていただけたら光栄です。

(引用:https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/251287.html)

 

Maayaさんは幼い頃からNHK大河ドラマが好きだったようで、家族みんなでテレビを囲んでいたとのこと。6歳から書道をはじめ、徐々に大河ドラマの題字を書くことが夢になっていったそうです。

 

今回の題字のオファーは相当うれしかったようですね。題字を担当することを父親に報告した時は、電話越しに父親が泣いているのが分かったそうです。ご家族も大河好きらしいので、相当うれしいでしょうね。しかし苦労もあったそうで・・・。

 

Maayaさんはフランス在住。直虎について調べようと思ってもなかなか資料が見つからなかったようです。それでも「おんな城主 直虎」プロデューサーから資料や、なんとかかき集めた資料で、直虎のことを想像していったそうです。

 

MaayaさんがNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の題字に費やした枚数はなんと1000枚!直虎の顔が出てくるまでひたすらに書き続けたそうです。そした完成したNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の題字。

 

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の題字には、こんなにも苦労が背景にあったのですね。背景を知って改めて題字を見るとまた違った感情が湧いてきます。

プロデューサー・岡本幸江のコメント

フランスを拠点に活躍する書家のMaaya さん。意外なフィールドで新たなチャレンジをされる姿が「直虎」さんと重なり、題字をお願いしました。いただいた題字はたおやかで、でも奔放で力強く、「直虎」さんそのものです。この題字を掲げて全50 回、一人の女性のひたむきな生涯を、全力でお届けします!ご期待ください!

(引用:https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/251287.html)
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題字に賛否両論

Maayaさんが魂を込めて制作したNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の題字。この題字についてネットでは賛否両論が飛んでいます。「すごい」「バランス悪い」「かっこよすぎ」などなど様々な意見があるようですね。

 

そんな様々な意見をピックアップして紹介していきます。

 

 

本当に様々な意見ですね。賛否はありますが、とにかく感想の量が多い!ここまでNHK大河ドラマの題字で盛り上がること自体が、価値あることだと思います。そういう意味では、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の題字は成功と言えるでしょうね。

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3行まとめ

 

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の題字について、まとめてきました。最後に書いてきた内容を、3行でまとめようと思います。

 

【3行まとめ】

  • 題字を書いたのは、書道家・Maaya
  • Maayaは大河ドラマ好き
  • 題字には賛否両論あるが、注目度は高い

 

最後に私の感想を書こうと思います。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の題字を見たときに、思った感想は「男っぽいな」でした。「直虎」の文字の周りには炭の飛沫がとび、勢いをもって書かれたことが分かります。かなり力強い。

 

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公は、女性です。女性が主人公の大河ドラマとは思えないほど力強い題字。一見ミスマッチかと思いましたが、直虎の歩む人生を知ると、題字にも説得力が増してきます。

 

メインビジュアルが公開され、主演の柴咲コウさんとともにポスターになった時にはすごくしっくりきました。今では、「おんな城主 直虎」の題字はMaayaさんの題字しか考えられませんw。