ドラマ「カルテット」の監督についてまとめてみました。監督の過去作品などもまとめてみました。ドラマ「カルテット」の監督は「エースディレクター」と呼ばれ、ヒットメーカーの監督でした。
ちなみに、監督という役職名はドラマ業界の中ではあまり使われないようです。そんなマメ知識も紹介しています。
ドラマ「カルテット」の監督は誰?
【今日のオフショット】
今日の電波ジャック終わり。
松さんが写真の加工をしてくれました!!
終わった後の方がハイテンションの4人。#カルテット pic.twitter.com/RDHZTUzs19— 【公式】火曜ドラマ『カルテット』1/24 (@quartet_tbs) 2017年1月17日
松たか子さん、満島ひかりさん、高橋一生さん、松田龍平さんの4人が主要キャストとして出演しているドラマ「カルテット」。登場人物が全員30代の大人のドラマです。ドラマ「カルテット」の公式HPの言葉を借りるなら「ほろ苦くて甘いビターチョコレートのような大人のラブストーリー×ヒューマンサスペンス」。
【ドラマ「カルテット」あらすじ】
ある日、4人は“偶然”出会った。
女ふたり、男ふたり、全員30代。
4人は、夢が叶わなかった人たちである。
人生のピークに辿り着くことなく、ゆるやかな下り坂の前で立ち止まっている者たちでもある。彼らはカルテットを組み、軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった。
しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた――。引用:http://www.tbs.co.jp/quartet2017/intro/
大人気ドラマ「カルテット」、どんな人が監督をつとめているのか気になりますよね。早速公式HPで情報を確認したところ・・・監督の名前がない。監督の名前がないのには根本的な理由がありました。
監督の名前がない・・・
なぜかスタッフ情報には「監督」の名前がありませんでした。とりあえず、ドラマ「カルテット」の公式サイトのスタッフ情報を引用してみます。監督という言葉自体がないことが分かると思います。
【ドラマ「カルテット」スタッフ情報】
- 脚本
:板元裕二- 音楽
:fox capture plan- 弦楽四重奏
:QUARTET PAOAS- 楽器指導
:上地さくら
:上地芙実
:伊東佑樹- フードスタイリスト
:飯島奈々美
:板井うみ
:岡本柚紀- 演出/チーフプロデューサー
:土井裕泰- プロデュース
:佐野亜裕美- 制作著作
:TBS引用:http://www.tbs.co.jp/quartet2017/staff/
監督の二文字はどこにもありません。調べてみると、他のテレビドラマのスタッフ情報にも監督の名前はありませんでした。実は、テレビドラマ業界では監督という言葉を使わない場合があるようです。
テレビドラマの業界では、「監督=ディレクター=演出」となっているようですね。つまりドラマ「カルテット」の監督的存在は、演出を担当している土井裕泰さん。現場で俳優の演技チェックや指導を行っているのは、この土井裕泰さんのようです。
少し遠回りしましたが、演出(監督)の土井裕泰さんについて詳しく調べていこうと思います。過去作品を見ていくと数々の大ヒット作品がありました。
演出家(監督)は土井裕泰
【逃げ恥最終話放送、まもなく2時間前!】逃げ恥電波ジャックはNスタまで完走し、あとは逃げ恥フェス本番の最終話放送を待つのみです!どうやら妄想中のみくりと平匡さん…何を妄想しているのか、みなさんも妄想して22時をお待ちください?#逃げ恥 #ムズキュン #tbs #最終話15分拡大 pic.twitter.com/obqdRvrOJ6
— 【公式】TBS「逃げるは恥だが役に立つ」 (@nigehaji_tbs) 2016年12月20日
テレビ業界では、「監督=ディレクター=演出」。ドラマ「カルテット」の監督をつとめるのは、演出家の土井裕泰さん。「世界の中心で愛を叫ぶ」「涙そうそう」、そして大ヒットドラマ「逃げ恥」などの作品にも携わっています。
演出家(監督)・土井裕泰とは
まずは土井裕泰さんのプロフィールから紹介していきます。ドラマの演出家、映画監督としても有名な方のようです。土井裕泰さんはTBS所属の演出家(監督)。テレビドラマの演出家(監督)はテレビ会社に所属している場合が多いようです。
早稲田大学政経学部を卒業した土井裕泰さんは、TBSに入社。その後、数々のヒットドラマを飛ばし、「TBSのエースディレクター」とまで呼ばれているようです。たしかに監督作品を見てみるとビッグタイトルが多い。
そんなワケで、土井裕泰さんが携わった作品はTBSのテレビドラマがほとんど。映画に関してもTBSが製作委員会に入っています。それでは、土井裕泰さんが演出(監督)として携わった作品を一覧で紹介していきます。
監督作品まとめ
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■名前
土井裕泰
■生年月日
1964年4月11日
■出身
広島県広島市
■所属
TBS
■職業
演出家
映画監督
■ドラマ
- 「真昼の月」
- 「理想の結婚」
- 「青い鳥」
- 「ランデヴー」
- 「魔女の条件」
- 「美しい人」
- 「ビューティフルライフ」
- 「百年の物語「現代編・Only Love」」
- 「ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ」
- 「日韓共同制作ドラマ・フレンズ」
- 「夢のカリフォルニア」
- 「太陽の季節」
- 「GOOD LUCK!!」
- 「マンハッタンラブストーリー」
- 「オレンジデイズ」
- 「Mの悲劇」
- 「里見八犬伝」
- 「冗談じゃない!」
- 「猟奇的な彼女」
- 「そうか、もう君はいないのか」
- 「ラブシャッフル」
- 「天国で君に逢えたら」
- 「赤い指」
- 「運命の人」
- 「空飛ぶ広報室」
- 「眠りの森」
- 「コウノドリ」
- 「重版出来!」
- 「逃げるは恥だが役に立つ」
- 「カルテット」
■映画
- 「いま、会いにゆきます」
- 「涙そうそう」
- 「ハナミズキ」
- 「麒麟の翼~劇場版・新参者~」
- 「映画 ビリギャル」
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
紹介した作品は一部ですが、大ヒット作品が多いことが分かると思います。特に印象的なのは、ドラマ「カルテット」の前クールのドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。ムズキュンの言葉を生み出した通称「逃げ恥」です。私も好きなドラマです。
他には木村拓哉×常盤貴子のドラマ「ビューティフルライフ」(2000年)、久村卓也×柴咲コウのドラマ「GOOD LUCK!!」(2003年)、妻夫木聡×柴咲コウのドラマ「オレンジデイズ」(2004年)などなど。TBSドラマの黄金期ともよばれる時代を支えていた監督が土井裕泰さんです。
2003年のドラマ「GOOD LUCK!!」は、視聴率は30%を優に超える大ヒットドラマ。航空業界への就職希望者が急増するほどの社会現象になりました。
脚本家は坂元裕二
ドラマ「カルテット」の演出(監督)・土井裕泰さんについて紹介してきました。土井裕泰さんが監督として大ヒットメーカーであることは分かったと思います。ドラマ「カルテット」へのTBSの気合が伝わってくるようですよね。実は制作陣の中でもう一人ドラマの大ヒットメーカーがいます。それは脚本家の坂元裕二さん。
TBSで坂元裕二で土井裕泰演出って間違いないと分かってて上がりきってたハードルを超えてきそう。めちゃめちゃ好き
引用:Twitter
坂元裕二さんは、多くのファンを持つ脚本家です。坂元裕二さんが脚本を手掛けるというだけで無条件にドラマを見る人もいるほど。ドラマ「カルテット」の公式サイトの中でも坂元裕二さんの名前を大々的に押し出しています。公式サイトのキャッチコピーを引用します。
人間ドラマの名手・坂元裕二と、30代を代表する4人の実力派俳優陣との豪華な共演が、この冬、実現!恋、涙、笑い、秘密、嘘が入り乱れ、ほろ苦くて甘いビターチョコレートのような大人のラブストーリー×ヒューマンサスペンスをお届けします!
引用:http://www.tbs.co.jp/quartet2017/intro/
名前だけで視聴者を引っ張ってこれる脚本家はそう多くありません。そんなヒットメーカーの脚本家・坂元裕二さんについて詳しく紹介していこうと思います。
脚本家・坂元裕二とは?
ドラマ「カルテット」の脚本家・坂元裕二さん。知名度でいえば、監督の土井裕泰さんをしのぎます。大ヒット脚本家である坂元裕二さんの関わった作品を一覧でまとめてみました。
脚本作品まとめ
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■名前
坂元裕二
■生年月日
1967年5月12日
■出身
大阪府
■ドラマ
- 「同・級・生」
- 「東京ラブストーリー」
- 「二十歳の約束」
- 「海が見たいと君が言って」
- 「聖夜の奇跡」
- 「翼をください!」
- 「恋愛偏差値」
- 「リモート」
- 「あなたの隣に誰かいる」
- 「愛し君へ」
- 「ラストクリスマス」
- 「西遊記」
- 「トップキャスター」
- 「わたしたちの教科書」
- 「猟奇的な彼女」
- 「太陽と海の教室」
- 「チェイス~国税査察官~」
- 「Mother」
- 「世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 ~人気作家競演編~」
- 「さよならぼくたちのようちえん」
- 「それでも、生きてゆく」
- 「負けて、勝つ~戦後を創った男・吉田茂~」
- 「最高の離婚」
- 「Woman」
- 「モザイクジャパン」
- 「おやじの背中」
- 「問題のあるレストラン」
- 「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」
- 「カルテット」
■映画
- 「就職戦線異状なし」
- 「ユーリ ЮЛИИ」
- 「TOKYO EYES」
- 「世界の中心で、愛をさけぶ」
- 「ギミー・ヘブン」
- 「西遊記」
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
脚本家・坂元裕二さんの代表作は映画「世界の中心で愛を叫ぶ」(2004年)。長澤まさみさんの出世作ともいえますよね。森山未來さんの「誰か助けてください!」というセリフも流行しました。
個人的に坂元裕二さんの脚本作品で印象に残っているのは、2013年のドラマ「最高の離婚」。瑛太、尾野真千子、真木よう子、綾野剛などが主要キャストで出演したフジテレビの大ヒットドラマです。坂元裕二さんはこの作品で第76回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞を受賞しています。視聴率が好評でスペシャルドラマ化もされましたね。
3行まとめ
オンエアまであと2時間半!!
こちらは特別試写会でのオフショットです。スタジオ収録やロケでも4人でやっているのをちょこちょこ見かけます。#カルテット pic.twitter.com/6Z9Hf6Z2oK
— 【公式】火曜ドラマ『カルテット』1/24 (@quartet_tbs) 2017年1月17日
ドラマ「カルテット」の演出家(監督)について調べてきました。書いてきた内容を3行でまとめていきます。
- ドラマ業界では、監督=演出家
- カルテットの監督は、土井裕泰
- カルテットの脚本は、坂元裕二
最後に私の感想を書こうと思います。記事を書いてみて驚いたのは、テレビドラマ業界での監督の存在。業界では演出家が監督ということになってるようですね。私は知らなかったので、驚いたのですが、これって周知の事実なのかな?映画業界では監督と呼ぶのになぜドラマ業界では監督という名前が使われないのでしょうか。理由が分かればまた記事にしようと思います。
いろいろと書いてきましたが、TBSはドラマ「カルテット」にかなり力を入れていることが分かりました。豪華キャストと、ヒットメーカーの演出家(監督)と脚本家。大ヒットドラマ「逃げ恥」の後枠ということで、TBSもかなり気合をいれているようですね。