ドラマ「大貧乏」の脚本に対して、賛否両論の意見が飛び交っています。そんな脚本に対する口コミをまとめてみました。支持する人の意見と、支持しない人の意見には、それぞれ共通点があるようでした。担当した脚本家の、過去作が関係しているようでした。

 

ドラマ「大貧乏」の脚本家・安達奈緒子さんの過去作品についても紹介していきますね。

 

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大貧乏の脚本に賛否両論

 

視聴率が徐々に上がっているドラマ「大貧乏」。その脚本に賛否両論の声が飛び交っています。視聴率が上がっているとはいえ、高いとは言えないドラマ「大貧乏」。その脚本に疑問を持つ人も少なからずいます。

 

まずはドラマ「大貧乏」のあらすじから紹介。その後で、「脚本を支持する口コミ」と「脚本を不支持する口コミ」をまとめて紹介していきます。

 

ドラマ「大貧乏」のあらすじ
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物語の主人公は、シングルマザーの七草ゆず子。子育てをしながら、人材派遣会社の人事部で働いていた。そんなゆず子に悲劇が訪れる。ひょんなことから洗濯機が壊れ、マンションの管理者から多額の請求を受けてしまう。一気に貯金がなくなるゆず子。そんなゆず子にさらなる悲劇が。会社が倒産してしまったのだ。

 

安定した生活から一気に大貧乏に。これからの生活を心配するゆず子の前に同級生で弁護士の柿原新一(伊藤淳史)が現れる。「会社の倒産には裏がある」新一はゆず子に告げるが、実は本来の目的は別にあった・・・。

 

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大貧乏の脚本を支持する口コミ

大貧乏の脚本を不支持する口コミ

脚本への口コミまとめ

ドラマ「大貧乏」の脚本の口コミをまとめてみました。支持する人と支持しない人の意見は真っ二つに分かれていますね。口コミの中でも多い意見をまとめます。

 

■大貧乏の脚本 支持派
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  • <脚本家の過去作が好きだから期待/li>
  • 安心して見れる
  • 実は深い

■大貧乏の脚本 不支持派
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  • タイトルと脚本があっていない
  • 物語の辻褄があうか心配
  • ラブコメとしてもサスペンスとしても中途半端

 

まとめてみて思ったのは、脚本を支持する人の多くは脚本家を知っていること。脚本家の過去作が面白かったから、大貧乏も安心してみていられる。期待する。という声が多い印象。反対に、脚本不支持の声で多いのは、ドラマのタイトル「大貧乏」と脚本が合っていないという声が多い印象です。

 

「タイトルと脚本が合っていない」という意見は、たしかに納得。というのも、大貧乏というタイトルから連想されるのは、お金がなくて食べ物にも困るという物語。織田裕二さん主演のドラマ「お金がない!」みたいな貧乏生活を期待してしまいます。正直私もそういうドラマなのだと思っていました。

 

そういうドラマを期待してみていた人にとっては、期待外れでしょうね。ドラマ「大貧乏」では、お金に困るシーンはほとんどないので。1話で少し出たくらいですよね。柿原というお金持ちの存在がいることで、子供たちやゆず子はお金に困る様子はありません。

 

大貧乏の脚本を支持する人は、過去作ですでに脚本家に信頼を置いている人が多い。そういう人にとってみれば、ドラマ「大貧乏」がただの貧乏ドラマではないことは想像できていたのかもしれません。

 

ドラマ「大貧乏」の脚本家は、安達奈緒子さん。ここまで期待され、信頼される安達奈緒子さんはいったいどんな脚本を書いてきたのでしょうか。安達奈緒子さんが担当した過去の脚本作品を紹介していこうと思います。

 

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大貧乏の脚本は安達奈緒子

 

小雪さんの主演ドラマ「大貧乏」。子育てに奔走しながらも、会社の大きな闇に挑んでいく主婦の姿が描かれています。主人公のゆず子は、子育てと会社の闇に挑むというかなりギャップのある世界を行き来します。

 

脚本を担当するのは、安達奈緒子さん。脚本家・安達奈緒子さんの過去に脚本を担当した作品を振り返ってみようと思います。脚本家である安達奈緒子さんにファンがつくのも納得できるタイトルが並びます。

安達奈緒子の脚本作品

【脚本作品まとめ】
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■ドラマ

  • 「冬空に月は輝く」
    (2004)
  • 「大切なことはすべて君が教えてくれた」
    (2011)
  • 「リッチマン、プアウーマン」
    (2012)
  • 「Oh,My Dad!!」
    (2013)
  • 「失恋ショコラティエ」
    (2014)
  • 「その男、意識高い系。」
    (2015)
  • 「She」
    (2015)
  • 「ふれなばおちん」
    (2016)
  • 「宮崎のふたり」
    (2016)
  • 「大貧乏」
    (2017)

■映画

  • 「ひるなかの流星」
    (2017)

■ラジオ

  • 「SCHOOL OF LOCK!「君恋物語~キミコイものがたり~」」
    (2017)

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引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋

脚本家・安達奈緒子の出世作

大貧乏の脚本家・安達奈緒子さんの携わった作品を一覧で紹介しました。脚本家・安達奈緒子さんの名前が一気に知られるようになったのは、2011年の月9ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」。戸田恵梨香さんと三浦春馬さんW主演のドラマです。放送期間は2011年の1月から3月ということで、東日本大震災の影響を大きく受けたドラマでもあります。※放送の休止、提供クレジットの自粛。最終話の延期などなど。

 

このドラマの翌年には、同じく月9ドラマ「リッチマン、プアウーマン」の脚本を担当。その後もフジテレビのドラマの脚本を多く担当しています。

ドラマ「大貧乏」の脚本に安達奈緒子が抜擢された理由

ドラマ「大貧乏」の脚本を担当する脚本家・安達奈緒子さん。実は大貧乏のストーリーは、安達奈緒子さん自身の経験が深く関係しているようです。

 

まずは、安達奈緒子さんの経歴を簡単に紹介します。幼少から物語づくりに興味をもち、入学した早稲田大学では演劇研究会に所属。大学卒業後は、ドラマの脚本を勉強するために日本脚本家連盟のライターズスクールに入ったそうです。

 

その後は就職。仕事をしながら脚本を書き続け、コンクールに応募していたそうです。そして2003年「僕らの未来に子供たちはイエスと言うか」で、第15回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞。翌2004年にはフジテレビのスペシャルドラマ「冬空に月は輝く」で脚本家デビューを果たします。

 

ここからの経験が、ドラマ「大貧乏」に深く関係してきます。脚本家デビューを果たした安達奈緒子さんは、その後出産と育児を経験。主婦業が多忙なため、脚本活動からは遠ざかっていました。フジテレビのプロデューサーから声がかかるも、数年間採用はありませんでした。

 

そして2011年。戸田恵梨香さんと三浦春馬さんW主演の月9ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」の脚本家に抜擢されます。その後2012年にも月9ドラマ「リッチマン、プアウーマン」、「Oh,My Dad!!」、「失恋ショコラティエ」など数々の人気ドラマに脚本家として携わります。そして2017年「大貧乏」の脚本を担当しています。

 

ドラマ「大貧乏」には、安達奈緒子さんの育児経験が多分に含まれているようですね。育児に翻弄されながらも会社の闇に切り込んでいくゆず子(小雪)の姿は、育児をしながら脚本を書き続ける安達奈緒子さんの姿と重なります。

 

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3行まとめ

ドラマ「大貧乏」の脚本について紹介してきました。内容を3行でまとめます。

 

【3行まとめ】

  • 大貧乏の脚本に賛否両論
  • 大貧乏の脚本家は安達奈緒子
  • 脚本家・安達奈緒子にはファンがいる

 

最後に私がドラマ「大貧乏」を見た感想を書きます。先にも書きましたが、私はドラマ「大貧乏」をそのタイトルから、「お金に困窮する家族ドラマ」を期待していました。しかし1話が放送されるとその期待は裏切られます。状況的には貧乏だけど、貧乏シーンはあまりない。というか2話以降はほとんど出てこない。主人公のゆず子は、普通にレストランで食事し、合コンにも参加します。貧乏ドラマを期待していた私は、ちょっと落胆。

 

しかし、私は毎週ドラマ「大貧乏」を楽しみに見ています。その理由は率直に「面白い」から。貧乏ドラマではなかったものの、脚本は間違いなく面白い。毎週気になる展開が待っているし、サスペンスとコメディのギャップも面白い。毎週安心して見られるドラマです。たしかにタイトルと脚本の内容は乖離していますが、そこはそんなに問題ではありません。

 

「大貧乏」というタイトルは、視聴者の間口を広げるためのものでしかありません。大切なのは、続けてみてくれるかどうか。私は続けてみています。実際にドラマ「大貧乏」の視聴率は少しずつ上がっています。そういう意味でタイトル含めて大貧乏は成功だといえるでしょうね。