大河ドラマ「おんな城主 直虎」の鶴丸（小野政次）について詳しく紹介していきます。鶴のキャスト情報や、相関図からわかる鶴の立場などなど。鶴がなぜ直虎を裏切ることになるのかについても説明していきます。

→「おんな城主 直虎」を見逃した方はコチラ

 

直虎 鶴のキャストが気になる


出典：「おんな城主 直虎」公式インスタグラムより

 

大河ドラマ「おんな城主 直虎」。物語の主人公・直虎には二人の幼馴染がいます。亀之丞と鶴丸（以下、鶴）です。「おんな城主 直虎」は、直虎を含めた三人の物語と言っても過言ではありません。その中でも鶴は、ストーリーの推進力的存在。鶴は悩み、苦しみ抜いた末にある決断をします。この決断が巡り巡って直虎が城主になることにつながります。

 

「おんな城主 直虎」の表の主人公が直虎だとしたら、裏の主人公は間違いなく鶴です。それほど重要で視聴者が感情移入する人物です。そんな鶴のキャストを紹介してきます。また、相関図を使って鶴（小野政次）の立ち位置も説明していきます。

 

スポンサーリンク

幼少期の鶴キャストは呪怨の子

 

【小林颯　プロフィール】
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■名前
小林颯

■生年月日
2005年11月12日

■出身
神奈川県

■血液型
A型

■事務所
キャロット
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
（引用：https://ja.wikipedia.orgより抜粋）

 

大河ドラマ「おんな城主 直虎」の鶴の幼少期のキャストは、子役の小林颯くん。最近ドラマに引っ張りだこの人気子役です。そんなキャスト小林颯くんのプロフィールを簡単に紹介しますね。小林颯くんは2005年生まれの現在11歳（2017年2月時点）。俳優デビューは2011年。小林颯くんの名前が一気に上がったのは2014年のあの映画。

 

映画「呪怨シリーズ」です。小林颯くんは、2014年の映画「呪怨 終わりの始まり」と2015年の映画「呪怨 -ザ・ファイナル-」に出演しています。気になる役どころは、俊雄役。呪怨の中で最も恐れられているあの子です。白い顔で真っ黒な目をしたビジュアルから何まで恐いやつ。もはやキャラ化していていますが(^^)。

 

ちなみに小林颯くんは「おんな城主 直虎」の鶴として活躍しつつ、草なぎ剛さん主演のドラマ「嘘の戦争」にも出演しています。どちらも登場人物の幼少時キャストで出演していますね。

小林颯 出演作品

【小林颯　出演作まとめ】
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

  • 「脳男」
    （2013）
  • 「呪怨 終わりの始まり」
    （2014）
  • 「呪怨 -ザ・ファイナル-」
    （2015）
  • 「未来のカケラ」
    （2016）
  • 「20年後の君へ」
    （2012）
  • 「TOKYOエアポート～東京空港管制保安部～」
    （2012）
  • 「ちびまる子ちゃん」
    （2013）
  • 「お家さん」
    （2014）
  • 「疾風・虹丸組」
    （2014）
  • 「精霊の守り人」
    （2016）
  • 「ドクターカー」
    （2016）
  • 「警視庁捜査一課9係」
    （2016）
  • 「はぴまり～Happy Marriage!?～」
    （2016）
  • 「嘘の戦争」
    （2017）
  • 「おんな城主 直虎」
    （2017）

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
引用：https://ja.wikipedia.orgより抜粋

大人の鶴キャストはジブリ声優

 

【高橋一生　プロフィール】
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■名前
高橋一生

■生年月日
1980年12月9日

■出身
東京都

■事務所
舞プロモーション
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
（引用：https://ja.wikipedia.orgより抜粋）

 

大河ドラマ「おんな城主 直虎」で大人になった鶴（小野政次）のキャストは、高橋一生さん。ベテラン俳優ですが、人気急上昇中の俳優でもあります。「おんな城主 直虎」のキャストの中で一番勢いのある俳優と言っても過言ではありません。そんな鶴キャスト・高橋一生さんのプロフィールを紹介していきます。

 

高橋一生さんは1980年生まれの現在36歳（2017年2月時点）。俳優デビューは今から30年近く前。1990年の映画「ほしをつぐもの」。当時高橋一生さんは子役キャストとして出演していました。その後も数多くの作品に出演。現在まで途切れることなく活躍を続けています。大河ドラマ「おんな城主 直虎」に出演しながら、松たか子さん主演のドラマ「カルテット」にも主要キャストとして出演しています。

 

高橋一生さんの出演作品で最近話題になっているものがあります。それは、ジブリ作品。実は高橋一生さんは過去にジブリ映画に2回出演しています。1991年の「おもひでぽろぽろ」。1995年の「耳をすませば」。高橋一生さんが劇場アニメで声優をしたのは、この2作品だけ。

 

ちなみに「耳をすませば」では、ヒロインの相手役・天沢聖司キャストで出演。主演級の役どころです。作中ではヴァイオリン職人を目指す少年役。私はこの事実に気づいた時はめちゃくちゃ驚きました。でも声の感じが全然違いますよね。声変わりしたのかもしれません。「おんな城主 直虎」や「カルテット」では、ものすごく渋い声を出しています。

高橋一生 出演作品

【高橋一生　出演作まとめ】
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■ドラマ

  • 「ニューヨーク恋物語II・男と女」
    （1990）
  • 「恐竜戦隊ジュウレンジャー」
    （1992）
  • 「大河ドラマ 元禄繚乱」
    （1999）
  • 「大河ドラマ 新選組!」
    （2004）
  • 「大河ドラマ 風林火山」
    （2007）
  • 「大河ドラマ 軍師官兵衛」
    （2014）
  • 「大河ドラマ おんな城主 直虎」
    （2017）
  • 「池袋ウエストゲートパーク」
    （2000）
  • 「HERO」
    （2001）
  • 「ウルトラマンコスモス」
    （2001）
  • 「ハンドク!!!」
    （2001）
  • 「盲導犬クイールの一生」
    （2003）
  • 「1ポンドの福音」
    （2008）
  • 「11人もいる!」
    （2011）
  • 「モザイクジャパン」
    （2014）
  • 「ペテロの葬列」
    （2014）
  • 「信長協奏曲」
    （2014）
  • 「民王」
    （2015）
  • 「カルテット」
    （2017）

■映画

  • 「ほしをつぐもの」
    （1990）
  • 「おもひでぽろぽろ」
    （1991）
  • 「耳をすませば」
    （1995）
  • 「ホワイトアウト」
    （2000）
  • 「リリイ・シュシュのすべて」
    （2001）
  • 「キル・ビル Vol.1」
    （2003）
  • 「世界の中心で、愛をさけぶ」
    （2004）
  • 「スウィングガールズ」
    （2004）
  • 「デトロイト・メタル・シティ」
    （2008）
  • 「シン・ゴジラ」
    （2016）
  • 「3月のライオン」
    （2017）

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
引用：https://ja.wikipedia.orgより抜粋

 

→「おんな城主 直虎」を見逃した方はコチラ

 

スポンサーリンク

直虎の相関図 鶴はなぜ裏切る？


出典：「おんな城主 直虎」公式インスタグラムより

 

大河ドラマ「おんな城主 直虎」の鶴（小野政次）のキャストについて紹介してきました。次は、「おんな城主 直虎」の相関図の中における鶴の立ち位置を紹介していきます。鶴に置かれた苦しい立場が分かると思います。

 

「おんな城主 直虎」の相関図から、鶴と関係のある人物たちを抜き出してみました。鶴（小野政次）と主に関係しているのは「直虎の家族」「亀之丞の家族」「今川家」の三つ。この相関関係から、のちに鶴（小野政次）は直虎を裏切ることになります。

 

おんな城主 直虎 相関図より
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■直虎の家族

  • 井伊直盛（杉本哲太）
  • 千賀（財前直見）
  • 井伊直虎（柴咲コウ）

■鶴の家族

  • 小野政直（吹越満）
  • 小野政次（高橋一生）
  • 小野玄蕃（井上芳雄）

■亀之丞の家族

  • 井伊直満（宇梶剛士）
  • 井伊直親（三浦春馬）
  • しの（貫地谷しほり）
  • 井伊直政（菅田将暉）

■今川家

  • 今川義元（春風亭昇太）
  • 今川氏真（尾上松也）
引用:「おんな城主 直虎」相関図より抜粋

鶴と直虎の関係

鶴（小野政次）と直虎の関係を簡単に説明します。鶴は小野家の息子として育ちます。小野家は井伊家の家臣。しかも筆頭家老。家臣の中でも発言力の強い家柄ですね。井伊家の姫である直虎とは幼馴染でありながら、主従関係にもあります。そして鶴は直虎に密かに想いを寄せています。ここがかなり重要なポイント。

鶴と亀之丞の関係

続いて、鶴（小野政次）と亀之丞（直親）の関係を説明。二人の家はどちらも井伊家の家臣の家。鶴と亀之丞で違う点は、直虎との家柄の近さ。鶴は単純に家臣で血はつながっていません。一方の亀之丞は、直虎と同じ血筋。亀之丞と直虎は親戚同士なんです。

 

当主の娘である直虎は女であるため、家督は継げない。そこで出てきたのが、亀之丞と直虎の婚姻の話。そういうワケで親戚同士の二人は許嫁となります。直虎に想いを寄せていた鶴は、複雑な気持ち。ここの気持ちが、後の大きな裏切りにつながっていきます。

鶴と今川の関係

最後に鶴と今川家の関係を説明します。ここの関係が、鶴が思い悩む一番の原因。井伊家の上には今川家の存在があります。鶴の小野家は、井伊家の筆頭家老でありながら、今川家ともつながっています。いわゆるお目付け役という存在。小野家は今川寄りの発言をするため、井伊家の他の家臣からは反発される存在です。

 

鶴の父・小野政直は、亀之丞の父・直満に謀反の罪を着せて今川に処刑させます。全ては小野家繁栄のため。幼い頃の鶴は、父親に不快感を示します。小野政直亡き後は鶴が小野家の家督を継ぎます。幼い頃に反発していた父の考え方。しかし、自分が同じ立場になることで考え方は徐々に変わっていきます。

 

そして、父親と同じことを行います。幼馴染である亀之丞（直親）に謀反の罪を着せて処刑。そして井伊家を乗っ取ろうと画策するようになります。直虎への想いと、自分の家を想う気持ちが大きな裏切りにつながるのです。

 

大河ドラマ「おんな城主 直虎」の裏の主人公は、間違いなく鶴（小野政次）です。鶴が悩み、苦しんだ末に井伊家を裏切る。その後の展開はかなり切ない。相関図から鶴の立場を読み取ってみました。相関図から分かることを一言にすると、井伊家と今川家に挟まれて一番苦しい思いをする立場だということ。その末の裏切りなんです。

→「おんな城主 直虎」を見逃した方はコチラ

 

スポンサーリンク

まとめ

大河ドラマ「おんな城主 直虎」の、鶴のキャストと、相関図からわかる関係性を紹介してきました。内容を3行でまとめます。

 

【3行まとめ】

  • 鶴のキャストは二人（高橋一生・小林颯）
  • 鶴は直虎を裏切る
  • 相関図の鶴は井伊家と今川家に板挟み

 

最後に私の感想を書きます。今回調べてみて思ったのは、「大河ドラマの相関図はややこしい！」ということ。基本は史実に基づいて物語が作られるので、相関図はきっちりしてないといけません。そのため登場人物がわんさか出てきます。普通のドラマの数倍の登場人物が出てくるのではないでしょうか。この記事を書くにあたって、何度も相関図を見直しました。

 

相関図の中で一番分かりにくいのは、直虎（柴咲コウ）と亀之丞（三浦春馬）の関係。単純にいとこだったら分かりやすいのですが、そうではありません。1世代ずれてるんですよね。井伊直平（前田吟）は、直虎にとってみればひいおじいちゃん（曽祖父）。しかし亀之丞にとってみれば祖父にあたります。文字で書くと余計ややこしいですねw。そこだけ相関図を作ってみました。

 

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■ミニ相関図①（直虎の血筋）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
井伊直平（前田吟）

↓親子

井伊直宗（登場しない）

↓親子

井伊直盛（杉本哲太）

↓親子

井伊直虎（柴咲コウ）

 

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■ミニ相関図②（亀之丞の血筋）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
井伊直平（前田吟）

↓親子

井伊直満（宇梶剛士）

↓親子

亀之丞（三浦春馬）