朝ドラ「ひよっこ」のヒロインにも抜擢され、さらなるブレイクが期待される女優・有村架純さん。超売れっ子の有村架純さんですが、その演技力に疑問の声が多くあります。一部では「演技力ない」「演技下手すぎ」など酷評されることもしばしば。なぜここまで酷評されているのか。
酷評の理由は、過去に出演したあのドラマが深く関係していました。
有村架純 酷評!「演技力ない」「下手すぎ」
「ひよっこ」のポスターデザインが解禁になりました。
そしてOAまで1ヶ月を切っております。
ドキドキ!#ひよっこ pic.twitter.com/Hcw6oL2WVJ— 有村架純’s staff (@Kasumistaff) 2017年3月8日
有村架純さんが、ネットで酷評されまくっています。その内容とは演技力について。「演技力ない」「演技下手」などと酷評の嵐。有村架純さんは、朝ドラ「ひよっこ」のヒロインにも抜擢され、いま最も勢いのある女優といっても過言ではありません。
そんな有村架純さんの演技がなぜここまで酷評されてしまうのか。その理由について詳しく調べてみました。調べた結果、有村架純さんの演技力が問われる最大の原因を見つけました。
まずは「演技力ない」「演技下手すぎ」という口コミから紹介しますね。
有村架純の演技力 口コミまとめ
有村架純ちゃんの評価が
可愛い、天使、演技下手
の3点で笑う。そして鋭く正論— なぎ (@WhompingM0a) 2016年10月31日
有村架純って表情がかわいいが、演技が上手いのか下手なんかイマイチ分からない。
— 世界に笑顔を!イヤーン大先生 (@AKBwithPERO) 2016年8月22日
武田アナ、有村架純よりも演技力あったんじゃない??
— katanoina (@katanoina) 2016年12月31日
有村架純とかマジで可愛いけど演技力はなあ
あと二階堂ふみと山田孝之はクセ強すぎて朝井リョウには合わなさそう
岡田将生は重力ピエロめちゃよかったから何の心配もないけど— ネコ缶(チキン) (@kirikirimai___) 2016年5月11日
有村架純「自分ならこう演技する」
2017年朝ドラ「ひよっこ」で主演をつとめる有村架純さん。ネットでは「演技力ない」「下手すぎ」など酷評されています。朝ドラは視聴率が高く、多少の酷評は仕方ないのですが、ちょっと声が多すぎます。
そんな有村架純さんは本当に「演技力ない」「下手すぎ」なのか。有村架純さんのプロフィールや過去の出演作品の評価を調べてみました。結果、有村架純さんの演技について意外すぎる過去が見つかりました。
有村架純デビューのきっかけがスゴイ
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■名前
有村架純
■生年月日
1993年2月13日
■出身
兵庫県伊丹市
■血液型
B型
■事務所
フラーム
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
まずは有村架純さんのプロフィールについてザッと紹介します。デビューのエピソードが”大物感”を感じさせます。有村架純さんは1993年2月13日生まれの現在24歳(2017年3月時点)。芸能事務所フラームに所属する女優です。2009年に事務所のオーディションを受け、合格。女優デビューは翌2010年のドラマ「ハガネの女」。吉瀬美智子さん主演のドラマです。
当時私も「ハガネの女」を見ていましたが、有村架純さんが出ていたとは知りませんでした。全然印象に残っていません。どんな演技をしていたのか気になりますね。デビュー作品なので、演技についての口コミすら見当たりません。
2011年の映画「ギャルバサラ-戦国時代は圏外です-」で映画初主演。その後も順調に出演を重ねていきます。有村架純さんが一気にブレイクしたのは、朝ドラ「あまちゃん」。小泉今日子さんの少女時代を演じました。「あまちゃん」出演した2013年以降に出演作品急増。2017年の朝ドラ「ひよっこ」のヒロインにつながります。
気になるのは、有村架純さんのデビューのきっかけ。事務所オーディションを受けようと思った最初のきっかけです。中学生だった有村架純さんは家でドラマを見ていて「自分ならこう演じる」と自然に演技のことを考えていたそうです。そう思う自分を自覚してから女優を志すようになります。当時同世代の女優が活躍していたこともきっかけの一つになったそうです。
普通のドラマ視聴者でも「この役者演技力ないな」「演技下手すぎだな」と思うことはあります。でも「自分ならこう演技する」と思う人は少ないと思います。なんだか”大物感”を感じさせる有村架純さんのエピソードでした。
有村架純の演技が変わった作品は?
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■ドラマ
- 「ハガネの女」
(2010) - 「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」
(2010、2012) - 「11人もいる!」
(2011) - 「クローバー」
(2012) - 「三毛猫ホームズの推理」
(2012) - 「ぼくの夏休み」
(2012) - 「つるかめ助産院~南の島から~」
(2012) - 「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」
(2012) - 「お助け屋☆陣八」
(2013) - 「朝ドラ あまちゃん」
(2013) - 「スターマン・この星の恋」
(2013) - 「謎解きはディナーのあとで」
(2013) - 「チキンレース」
(2013) - 「こうのとりのゆりかご~「赤ちゃんポスト」の6年間と救われた92の命の未来~」
(2013) - 「失恋ショコラティエ」
(2014) - 「MOZU」
(2014) - 「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」
(2014) - 「隣のレジの梅木さん」
(2014) - 「ようこそ、わが家へ」
(2015) - 「永遠のぼくら sea side blue」
(2015) - 「海に降る」
(2015) - 「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」
(2016) - 「朝ドラ ひよっこ」
(2017)
■映画
- 「阪急電車 片道15分の奇跡」
(2011) - 「ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-」
(2011) - 「劇場版 SPEC~天~」
(2012) - 「劇場版 SPEC~結~」
(2013) - 「リトル・マエストラ」
(2013) - 「コドモ警察」
(2013) - 「JUDGE/ジャッジ」
(2013) - 「女子ーズ」
(2014) - 「平穏な日々、奇蹟の陽」
(2014) - 「思い出のマーニー」
(2014) - 「ストロボ・エッジ」
(2015) - 「映画 ビリギャル」
(2015) - 「僕だけがいない街」
(2016) - 「アイアムアヒーロー」
(2016) - 「夏美のホタル」
(2016) - 「何者」
(2016) - 「3月のライオン」
(2017) - 「関ヶ原」
(2017) - 「ナラタージュ」
(2017)
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引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋
有村架純「このままじゃいけない」
有村架純さんの出演作品をまとめてみました。有村架純さんのすごいところは、すでに2017年の作品が多数決定していること。この記事を書いているのは3月半ば。現時点で発表されているものだけでもかなりの数です。朝ドラ「ひよっこ」をはじめ、映画「3月のライオン」「関ケ原」「ナラタージュ」など。2017年もすごく忙しくなりそうですね。
「演技力ない」「演技下手すぎ」と言われがちな有村架純さんですが、売れっ子であることは疑いの余地はありません。そんな有村架純さんがブレイクするきっかけとなったのは、先にも書いたように2013年の朝ドラ「あまちゃん」。実はあまちゃんの撮影直前に言われた一言が有村架純さんの演技力を一段階上にあげていたようです。
有村架純さん19歳の時に、知り合いのカメラマンに言われた一言だそうです。有村架純さんはこの言葉で自分の本心を見破られてしまった気がしたそうです。20歳を境に「何かを変えなければ」「このままではいけない」と意識を変えるようになったとのこと。そしてこの直後に朝ドラ「あまちゃん」の撮影がスタート。有村架純さんがブレイクするきっかけとなりました。
そして2014年以降数々の賞を受賞。演技力も評価されるようになります。出演作品が増えて露出が増えたことも受賞の大きな要因です。しかし、演技力ない女優がとれるような賞でもないこともたしか。
有村架純 演技力が高く評価される
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- ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2014
ジャパン部門 最優秀女優賞
「平穏な日々、奇蹟の陽」 - 2015 55th ACC CM FESTIVAL・クラフト賞
フィルム部門 演技賞
「au三太郎シリーズ」 - 第39回日本アカデミー賞
優秀主演女優賞・新人俳優賞
「映画 ビリギャル」 - 第40回エランドール賞
新人賞 - 第58回ブルーリボン賞
主演女優賞
「映画 ビリギャル」
「ストロボ・エッジ」 - 第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞
新人賞
「何者」
「夏美のホタル」
引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋
映画だけでなく、CMでも受賞していますね。この受賞歴を見てもわかると思いますが、有村架純さんは少なくとも「演技力ない」女優ではありません。ではなぜネットでは「演技力ない」「演技下手すぎ」と酷評されてしまうのか。その最大の理由はあるドラマが影響していました。2016年のあのドラマ。
有村架純「演技力ない」酷評の最大の理由
月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」DVD&Blu-rayBOX完成しました!外箱はこんな感じ??全話ディレクターズカット版で未公開シーン多数追加、特典映像満載、封入特典も??6/22発売です!#有村架純#高良健吾 pic.twitter.com/tLwYCliCL2
— 村瀬健 (@sellarm) 2016年6月19日
上で紹介したように、有村架純さんは「演技力ない」女優ではありません。個人的に、有村架純さんの演技を見てもそう思うし、受賞歴などの客観的事実からもそう思います。むしろ演技力のある女優だと思います。だからこそ朝ドラ「ひよっこ」のヒロインにも選ばれたと思います。
しかし、ネットで「演技力ない」「演技下手すぎ」と酷評されています。この最大の理由は過去に出演したドラマ。2016年1月から放送された月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」。
「演技力ない」月9史上ワーストを記録
月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で有村架純さんは月9初主演。高良健吾さんとW主演でした。ドラマの脚本は、第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞など賞を受賞するほどの良作。しかし視聴率的には大爆死。
初回視聴率11.9%と低調スタート。その後も視聴率一けた台の低空飛行。平均視聴率は9.7%。当時の月9史上最低視聴率を記録してしまいました。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
この矛先は主演の有村架純さんに集中。「演技力ない」「演技下手すぎ」などなど酷評の嵐。私はこの月9を見てないので、演技についての感想は言えません。しかし月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」への出演が、有村架純さんの「演技力」についての評判を落としたことは確かのようです。
「演技力ない」高畑充希との比較
月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で、有村架純さんが「演技力ない」と低評価された理由はもう一つあります。それは共演の高畑充希さんの存在。主演の有村架純さんの評価とは対照的に高畑充希さんの演技力は高く評価されていたようです。朝ドラ「とと姉ちゃん」でも演技力の高さは評価されてましたよね。
そんな演技派女優の高畑充希さんと比較され、有村架純さんの評判は落ちていったのだと思います。それが「演技力ない」「演技下手すぎ」のネットの声につながっています。
【おまけ】有村架純”演技力”を感じさせる話
朝ドラ「ひよっこ」で主演をつとめる有村架純さんの「演技力ない」「演技下手すぎ」と言われる理由を調べてきました。内容を3行でまとめます。
- 朝ドラ「ひよっこ」ヒロイン有村架純が「演技力ない」と酷評
- 有村架純「演技力ない」女優ではない
- 有村架純「演技力ない」と酷評される理由は月9出演がきっかけ
最後に私の感想を書きます。有村架純さんの「演技力」を調べていて印象的だったエピソードを見つけたので紹介します。それは、ジブリ映画「思い出のマーニー」のオーディション時のエピソード。映画「思い出のマーニー」で有村架純さんは主人公・マーニーを演じます。(高月彩良とのW主演)
主役の座を勝ち取ったエピソードが印象的。映画「思い出のマーニー」の主役はオーディションで決めたそうです。約300人が集まる大規模なオーディション。3日間にわたって行われたそうです。そんな大規模なオーディションですが、主人公が決定したのは最初の一人目。有村架純さん。
最初の一人目が有村架純さんだったという事実もスゴイですが、もっとすごいのが監督とプロデューサーは有村架純さんが朝ドラにも出演する女優だと知らなかったということ。当時すでに「あまちゃん」で大ブレイクしている時期でした。
このエピソードからわかる通り、有村架純さんの演技力は高い。朝ドラ「ひよっこ」での演技がとても楽しみです。
↓「思い出のマーニー」予告動画