ドラマ「貴族探偵」の原作本について情報をまとめてみました。実はかなり評判がいい。「おもしろい」と絶賛される原作でした。そんな原作本の評判についてまとめています。

 

貴族探偵 原作本が「おもしろい!」

 

相葉雅紀さん主演の月9ドラマ「貴族探偵」。相葉雅紀さん2年ぶりの月9主演ということで話題になっています。そんなドラマ「貴族探偵」、大人気小説の実写ドラマ化です。

 

その原作本がめちゃくちゃ評判が良い。ネットでは「おもしろい」「設定がおもしろい」「読み応えのある本格推理小説」など絶賛の嵐。原作者の麻耶雄嵩さん自体に相当数のファンもついているようですね。

 

そんな原作本「貴族探偵」の評判を詳しく調べてみました。レビュー数も多く、高評価の割合も多い。評判はかなりいいようですね。評判がいいからこそドラマの原作に選んだのでしょうが(^^)

 

貴族探偵 あらすじ
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ドラマの主人公は謎に包まれている。年齢、家族、学歴、住所、本名、すべてを明かしていない。自らのことを”貴族”と名乗る。身なりや立ち居振る舞いも、まさに貴族。

 

“貴族探偵”は数々の事件に出会うことになる。警察上層部にもコネクトを持っているようで、積極的に事件の捜査に関わっていく。強烈なキャラクターの”貴族探偵”。さぞ推理が得意だろうと思われていたが、衝撃的な言葉を口にする。

 

「推理などという雑事は、使用人に任せておけばいいんですよ」

 

“貴族探偵”は推理をしない探偵。推理をするのは彼の使用人たち。執事、メイド、運転手の三人が推理を進めていく。その間”貴族探偵”は事件関係者の女性と会話や遊びに興じていた・・・。

 

前代未聞の「推理をしない探偵」が数々の難問に挑んでいく。本格推理ミステリー。

貴族探偵 原作本の評判まとめ

 

ドラマ「貴族探偵」の原作本の評判をまとめてみました。評判については、アマゾンレビューから引用、抜粋させていただいています。上でも触れましたが、原作本の評判は上々。高く評価している人が多くいます。

原作への評判

面白かったです

ドラマが始まるということで、前もって読んでおきたいと本屋へ行ったのですが、どこも売り切れでした。

引用:アマゾンレビューより抜粋

本格推理を読む醍醐味

今作は、推理を下々の者に任せる貴族探偵が主人公。執事や召使や運転手が、主人に代わってすこぶる優秀な推理を行います。

なもんで、探偵役にキャラクターが反映されないと言うか。黒子の探偵というのでしょうか。純粋に推理が楽しめます。

引用:アマゾンレビューより抜粋

貴族探偵は何もしない

事件の調査だけでなく、推理までも使用人にさせてしまう貴族探偵。
この人を食った、馬鹿馬鹿しいとも言える設定がいかにも作者らしい。

引用:アマゾンレビューより抜粋

一発ネタではない

貴族探偵というものの正体については、まあ、なんというか驚愕の真実であった。思わず、全力で突っ込みを入れてしまったほどだ。しかし、一発ネタではなく、ミステリとしてもちゃんとつくられている。こみ入った謎がすぱっと解かれ、推理小説の醍醐味を味わわせてくれる。

引用:アマゾンレビューより抜粋

貴族探偵を読んで

続刊がこのミステリーがすごいにランクインしたので,こちらから読んでみましたが、ユーモラスでおもしろい。麻耶先生の小説にしては、ヒネリがあまりないと思いますが、これだけ人を喰った、見た目で何もしない探偵がいると,楽しいのでしょう。

引用:アマゾンレビューより抜粋

 

「貴族探偵」の評判の中で多いのが「キャラクターの強烈さ」と「推理小説としての読み応え」。「貴族探偵」のあらすじを読んでもらうと分かると思いますが、主人公の”貴族”は推理をしない探偵。今までの探偵モノではありえないキャラ設定になっています。

 

キャラクターにインパクトを感じつつも、評価をしている人が多いのが印象的。それは、単に「奇をてらった主人公」ではなく、物語の中核をなす「緻密な計算のもとに作られた主人公」だからでしょう。原作者の技術の高さがうかがえます。

 

「貴族探偵」の最大の魅力はなんといっても「推理小説としての読み応え」。インパクトのある主人公のキャラクターに目がいきがちですが、実は推理小説としても評価の高い作品。

 

「貴族探偵」は「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」にもランクイン。また続編の「貴族探偵対女探偵」は2014年の「本格ミステリ・ベスト10」の第一位に輝いています。

 

「インパクトのある主人公」と「推理小説としての読み応え」。この二つが「おもしろい」という評価につながっているのでしょうね。推理小説初心者から推理小説を読みなれた人まで幅広く評価されている原作本のようです。

ドラマへの評判

上で「貴族探偵」の原作本の評価についてまとめてきました。今度はドラマ版「貴族探偵」の評判についてまとめていこうと思います。評判はツイッターから引っ張ってきました。

 

 

「貴族探偵」のドラマ化に際して、原作本を買う流れができているようですね。ベストセラーがさらに注目度を浴びています。まだまだ伸びていきそうですね。

 

ちなみに、この記事を書いている時点ではまだドラマの放送が始まっていません。そのためドラマに関して「おもしろい」「おもしろくない」という評判はまだありません。ドラマが開始すればまた改めて評判をまとめてみようと思います。

 

前評判としては上々ですよね。「おもしろい」「おもしろくない」という感想はまだないものの、「おもしろそう」という声はすごく多い。原作「貴族探偵」を読んでいる人から期待されていたり、ドラマ化を知って原作本を買ったりと、「貴族探偵」の世界がますます広がっているような印象をうけました。

 

原作本つきのドラマは、前評判が悪い場合も多い。例えば漫画を原作にもつドラマ「東京タラレバ娘」や、「あなたのことはそれほど」などの前評判は結構悪かったです。

 

漫画と小説の違いはあれど、ここまで前評判の良い原作付きドラマは珍しい。実際に放送が始まってからの評判の気になりますね。ドラマの放送が始まってなお、「おもしろい」という評判ならうれしいのですが。

貴族探偵 原作本情報

 

ドラマ「貴族探偵」の原作本の情報について紹介していきます。文庫版も発売されているようですね。値段もお手頃なので、個人的には文庫版の方がおすすめです。

 

■商品名
「貴族探偵」(文庫版)

■値段
713円(税込)

■作者
麻耶雄嵩

■受賞
「2011本格ミステリ・ベスト10」ランクイン

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【おまけ】原作者の名前の読み方が難しいと話題に

ドラマ「貴族探偵」の原作本について紹介してきました。最後に原作者について情報をまとめてみました。「貴族探偵」の原作者は麻耶雄嵩さん。ちょっと読み方が難しいですよね。ネットでも読み方を検索する方が多いようです。

 

読み方は麻耶雄嵩(まや・ゆたか)。難しい漢字を使っているので、海外の作家だと勘違いされがちですが、三重県出身の日本の作家です。

原作者の主な過去作

原作者・麻耶雄嵩の過去作
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  • 「神様ゲーム」
  • 「名探偵 木更津悠也」
  • 「隻眼の少女」
  • 「貴族探偵シリーズ」
  • 「メルカトルかく語りき」
  • 「木製の王子」

原作者の受賞歴

原作者・麻耶雄嵩の受賞歴
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  • 「鴉」
    本格ミステリ・ベスト10 第1位
  • 「隻眼の少女」
    本格ミステリ・ベスト10 第1位
  • 「貴族探偵対女探偵」
    本格ミステリ・ベスト10 第1位
  • 「さよなら神様」
    本格ミステリ・ベスト10 第1位
    このミステリーがすごい!第2位