ドラマに映画に俳優として活躍されている相葉雅紀さん。超人気グループ「嵐」のメンバーの一人です。もはや説明の必要のないくらい有名ですよね。ネットでは、そんな相葉雅紀さんの演技力に懐疑的な意見が目立ちます。
俳優としても活躍されている相葉雅紀さんの演技力の評価について徹底的に調べてみました。「演技力無い」と言われてしまう最大の理由。そして、それでも出演がなくならない理由についても紹介していこうと思います。
相葉雅紀の演技力は?「演技下手すぎる」の声も
大人気グループ「嵐」のメンバー・相葉雅紀さん。嵐としての活動以外に、バラエティ番組や司会など様々な分野でも活躍されています。俳優もその一つ。俳優としての相葉雅紀さんはかなり酷評されているようです。
ネットで評判を見てみると「演技力無し」「演技下手すぎ」など、その演技力について否定的な意見が目立ちます。もちろん肯定的な意見も中にはあります。でも「演技力ある」という声は圧倒的に少ない。
相葉雅紀さんの演技は、なぜここまで酷評されているのでしょうか。その理由について詳しく調べてみました。「演技下手すぎる」という演技力無し派と、「演技に魅力がある」という演技力有り派、それぞれの意見をまとめています。
相葉雅紀さんは、本当に「演技力無い」のか。過去のドラマも振り返りながら徹底的に調べてみようと思います。
相葉雅紀 幅広い活躍をみせるが演技力は…
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■名前
相葉雅紀
■生年月日
1982年12月24日
■出身
千葉県千葉市
■血液型
AB型
■事務所
ジャニーズ事務所
■主な出演作
「三毛猫ホームズの推理」
「ようこそ、わが家へ」
「貴族探偵」
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
もはや紹介の必要のないほど人気の相葉雅紀さん。改めてプロフィールを紹介しますね。相葉雅紀さんは1982年生まれの現在34歳(2017年3月時点)。大人気グループ「嵐」のメンバーの一人です。
「嵐」がCDデビューをしたのは1999年。シングル「A・RA・SHI」です。97.2万枚のセールスを記録。あともうちょとでミリオンになってたんですね。アイドル歌手としてデビューした相葉雅紀さん。デビュー後はマルチな活躍をみせています。
1997年にはドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」で俳優デビュー。1998年には「新宿少年探偵団」で映画デビュー。そして2004年には、バラエティ番組「天才!志村どうぶつ園」にレギュラー出演。この番組は現在でも続く人気番組ですね。相葉雅紀さんの活躍で人気を獲得しているのも長寿番組化の一つの要因ですよね。
さらに嵐として紅白歌合戦の司会を5回も担当。さらにさらに2016年には、相葉雅紀さん単独で紅白司会を務めています。紅白歌合戦の司会を務めた数は、21世紀の中で最多のようです。「嵐」もそうですが、相葉雅紀さん自体が国民的な人気を獲得しています。
アイドル、タレント、ナレーター、俳優などなど幅広く活躍する相葉雅紀さん。ウィキペディアの職業欄では「アイドル・歌手・俳優・タレント・司会」と紹介されています。まさにマルチタレントという感じ。ここまで幅広く活躍していて人気があるのは相葉雅紀さんくらいな気がします。
そんな相葉雅紀さんですが、気になるのは俳優としての「演技力」。数々のドラマや映画に出演されていますよね。相葉雅紀さんの過去の出演作品をまとめてみました。「演技下手すぎる」「演技力無し」と酷評される理由もなんとなく分かるかもしれません。
相葉雅紀 過去の出演作品
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■ドラマ
- 「ぼくらの勇気 未満都市」
(1997) - 「ドンウォリー!」
(1998) - 「BOYS BE…Jr.」
(1998) - 「少年たち」
(1998) - 「熱血恋愛道」
(1999) - 「っポイ!」
(1999) - 「怖い日曜日「動かすなっ!」」
(1999) - 「Vの嵐」
(1999) - 「史上最悪のデート」
(2000) - 「ムコ殿」
(2001) - 「少年タイヤ」
(2001-2002) - 「よい子の味方~新米保育士物語~」
(2003) - 「介護家族-花、咲きまっか-」
(2003) - 「演技者。」
(2003) - 「ヤンキー母校に帰る」
(2003) - 「トリプル・キッチン」
(2006) - 「喰いタンスペシャル 香港全部食べちゃうぞ!」
(2006) - 「マイガール」
(2009) - 「最後の約束」
(2010) - 「フリーター、家を買う。」
(2010) - 「バーテンダー」
(2011) - 「三毛猫ホームズの推理」
(2012) - 「ラストホープ」
(2013) - 「ようこそ、わが家へ」
(2015) - 「貴族探偵」
(2017)
■映画
- 「新宿少年探偵団」
(1998) - 「ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY」
(2002) - 「ピカ★★ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY」
(2004) - 「黄色い涙」
(2007) - 「ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶんHAPPY」
(2014) - 「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」
(2014)
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引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋
上でも書きましたが、相葉雅紀さんの俳優デビュー作はドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」(1997)。2006年のドラマ「トリプル・キッチン」で準主役。2009年のドラマ「マイガール」では初のドラマ主演を果たします。嵐としての活躍を続けつつ、俳優との実績も重ねていきます。
その後も「バーテンダー」「三毛猫ホームズの推理」「ラストホープ」など立て続けに主演をつとめていきます。徐々に俳優・相葉雅紀の知名度も上がっていきます。
初月9主演の視聴率は・・・
個人的に印象に残っている作品は「ようこそ、わが家へ」。相葉雅紀さん初の月9ドラマ主演作です。脇を固めるのは演技派俳優の面々。沢尻エリカさん、有村架純さん、寺尾聰さんなどなど。相葉雅紀さんの俳優としての演技力が試された作品ともいえます。
平均視聴率は12.5%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)。めちゃくちゃ高いというワケではありませんが、視聴率低迷が叫ばれていた月9作品の中では頭一つ抜けていた印象を持ちました。視聴率的には成功といえるでしょうね。
「ようこそ、わが家へ」の成功があったからこそ、2017年の月9ドラマ「貴族探偵」につながったのだと思います。実は「ようこそ、わが家へ」と「貴族探偵」の主要スタッフは同じ。脚本家・黒岩勉さん、監督(演出)・中江功さん、そして主演・相葉雅紀さん。
「ようこそ、わが家へ」の存在は、ドラマ「貴族探偵」への期待値が高い要因の一つだったんですね。
相葉雅紀 演技力への口コミまとめ
相葉雅紀さんの過去作品について紹介してきました。気になるのはその演技力への評価ですよね。ネットで相葉雅紀さんの演技力について検索してみると「演技力ない」「演技下手すぎる」という酷評される意見が目立ちます。反対に「演技が魅力的」と肯定的な意見も少なくありません。
演技力の評価は主観によるところが多い。そのため色々な意見が出てくるのも納得できます。というワケで「演技下手すぎる」という演技力無し派と、「演技が魅力的」という演技力有り派のそれぞれの意見をまとめてみようと思います。
相葉雅紀さんは知名度が高く、注目されているので「演技力」についての口コミの数も相当多い。「なるほどな」と思わされる意見も少なくありません。
演技力無し派「演技下手すぎる」
相葉雅紀も有村架純もほんと勘弁
たけたんの方が演技上手いってどういうことなの— 緑姐/luzie(完璧万能手) (@luzie0311) 2016年12月31日
ヤンボコの時の相葉雅紀、腹立つほど演技下手
— Mr.CHILLEDREN (@S0914M) 2017年1月19日
いま流れてた相葉雅紀主演の月9「貴族探偵」スポットが凄い。
主役なのに演技の肉声が1カットもないw
どんだけ大根芝居を隠すつもりだよ、、、— のんき@小池都政&7/2都議選情報 (@nonkisaburo) 2017年3月30日
相葉雅紀さんの演技力について懐疑的な「演技力無し派」の意見をいくつかピックアップしてみました。印象的なのは「腹立つほど演技下手」という意見。たしかに俳優の演技力で少しイラっとする気持ちは分かります。
特に好きなドラマや映画だった場合は、演技力ない場面が出ると余計に「ムッ」としてしまいますよね。また、演技派と呼ばれる演技力の高い俳優たちに囲まれて演技力の無さが際立ってしまう場合も多い。
「俳優・相葉雅紀」とよく比較されるのが、同じ「嵐」のメンバーの二宮和也さん。二宮和也さんは演技力の高さに定評があります。
二宮と演技力を比較された相葉雅紀の反応
二宮和也さんの演技力の高さは広く知られています。「南くんの恋人」「山田太郎ものがたり」「マラソン」「流星の絆」「フリーター、家を買う。」など国内のドラマで活躍。さらに映画「硫黄島からの手紙」では、海外でも演技力の高さが評価されました。
日本アカデミー賞をはじめ数々の賞を受賞。「嵐」のメンバーの中では一番演技力が高い人物です。同じグループにいる相葉雅紀さんは嫌でも比較されてしまいます。
相葉雅紀さんは、二宮和也さんのように演技で多くの賞を取っているワケではありません。海外で知られる俳優でもありません。比較されてしまうと「演技力無し」「演技下手すぎ」と言われてしまうのも無理はないのかもしれません。
そんな相葉雅紀さんは、演技力無いという口コミについてコメントを残しています。そのコメントに相葉雅紀さんの魅力が詰まっている気がします。
僕はリーダーみたいに多才じゃないし、翔ちゃんみたいに頭良くないし、ニノみたいに演技上手くないし、松潤みたいに格好よくもないから、せめて嘘をつかずに皆を信じる事だけは誰よりもやりたい。
この言葉を読んで相葉雅紀さんの魅力を再確認しました。演技力がなくても、演技下手すぎでも相葉雅紀さんに俳優としてのオファーが来るのはこの”魅力”があるからだと思います。
演技力有り派「魅力ある演技」
上手い下手とかじゃなくって【相葉雅紀にしかできない演技】をするから好きなのです!
— りり (@game2max) 2017年3月18日
記事相葉さんのとこだけざっくり→ダメ刑事役がイメージにピッタリ。演技なのか素なのか、片山刑事を応援してるのか嵐の相葉を応援しているのか混ざる時がある。それが俳優・相葉雅紀の最大の持ち味であり魅力なのかも
— エリ (@ars_71c513) 2012年6月2日
二宮は演技がめちゃくちゃ上手い、相葉雅紀はおもしろ枠
— est (@N1eA7) 2016年7月9日
相葉雅紀さんの演技力について肯定的な「演技力有り派」の意見をいくつかピックアップしてみました。演技力肯定派と紹介してしまいましたが、残念ながら「演技力が高い」という意見はあまり発見できませんでした。
それでも相葉雅紀さんの演技力が肯定されるのは「魅力的」だから。ネットの意見で印象的なのは「演技なのか素なのか」という部分。この意見から、相葉雅紀さん自身の演技の魅力が伝わってきます。
たとえ演技力がなくても、魅力さえあれば視聴者的には楽しめるようです。もしかしたらそれはある意味で「演技力高い」と言えるのかもしれません。
「演技力無し」「演技下手すぎ」なのに出演が止まらないワケ
月9ドラマ「貴族探偵」は、月9ドラマ30周年記念作品。フジテレビにとってはかなり大事なドラマ。低迷する月9ドラマ枠を守るための起死回生のドラマともいえます。
そんなドラマ「貴族探偵」に相葉雅紀さんを主演に起用。「演技力無し」「演技下手すぎ」と言われがちな相葉雅紀さんをなぜ起用したのか。その理由は一つ。相葉雅紀さんが主演をつとめると視聴率がとれるから。
5回も紅白の司会を務めるほどの絶大な知名度。そして人気の高さ。そんな相葉雅紀さんがドラマに出演するとなれば、演技力関係なしで無条件に視聴する人も少なくありません。こんな書き方をすると、なんだかマイナスにとられてしまうかもしれません。でも決してマイナスなことではありません。
ドラマを制作する側は、「多くの視聴者に見てほしい」という命題のもとに制作しています。そのために「演技力ある俳優の起用」「人気のある俳優の起用」などを考えているのです。
「演技力」は一つの指標にすぎません。いくら演技力が高くても人気がなければ起用はありえないし視聴者的にもうれしくない。逆に、演技力なくて下手すぎるとしても、人気が高ければ起用されます。視聴者的にもうれしい。
書いているうちに、なんだか相葉雅紀さんのことを貶めているような気になってきたので(笑)、言い方を変えます。相葉雅紀さんは魅力のある人物だからドラマや映画に起用されています。その魅力で「演技力の低さ」をカバーしているのではないでしょうか。
相葉雅紀 演技力まとめ「下手?」「上手?」
相葉雅紀さんの演技力について調べてきました。内容を3行でまとめてみます。
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- 相葉雅紀「演技力無し」「演技下手すぎ」と酷評
- 相葉雅紀 演技力無し派「演技下手すぎ」
- 相葉雅紀 演技力有り派「演技に魅力がある」
最後に私なりの結論を書こうと思います。相葉雅紀さんの演技力についての私の結論は「演技力は高くないが、魅力でカバーしてる」。
ネットの口コミや相葉雅紀さん自身のコメントを見ていると、相葉雅紀さんの演技力は高くありません。「演技下手すぎ」とまでは言いません。しかし少なくとも”演技派”ではないと思います。
しかし、演技力の無さをカバーするほどの魅力的な人物であることもたしか。個人的なことを言えば、嵐のメンバーの中で一番好きなのは相葉雅紀さんです。どこが好きかと言われるとその人柄。バラエティ番組なんかを見ていると、人柄の良さが伝わってきます。いつも笑っているイメージがあります。
そんな魅力的な相葉雅紀さんだから、出演しているドラマを見ようと思います。そしてその魅力が演技にもあふれている気もします。特に2015年の月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」では、相葉雅紀さんの魅力があふれていました。
というのも、相葉雅紀さんの人柄に合っていた役だったから。妹や家族思いの長男という役柄でした。私の中の相葉雅紀さんのイメージにピッタリと合う役柄です。だからこそ演技に魅力を感じたのかもしれません。いわゆるハマり役というやつでしょうか。
裏を返すと役どころによっては、全然魅力的に映らない場合もありうる。そんな場合に「演技力無し」「演技下手すぎ」なんて酷評されるのかもしれませんね。