ドラマ「CRISIS(クライシス)」。小栗旬さんや西島秀俊さんをはじめ、豪華キャストが出演しています。放送開始からかなりの人気を獲得していますね。ネットの意見でも絶賛の声が多い。

 

ドラマ「CRISIS(クライシス)」視聴者ならピンとくる人もいると思いますが、どこか「spみたい」「sp似てる」と思いませんでしたか?私はめちゃくちゃ思いました。予告編を見ただけでそう思いました。

 

「CRISIS(クライシス)」と「SP 警視庁警備部警護課第四係」が似てるのは当然といえば当然。二つの作品には深い関係があります。

 

脚本家・キャスト・アクションなどに共通点があります。それぞれの共通点についてそれぞれ詳しく紹介していきますね。思いのほか、制作陣の「似せたい」という意思が伝わってきました。

 

CRISIS(クライシス)が”spみたい”と話題

 

小栗旬さんと西島秀俊さん主演ドラマ「CRISIS(クライシス)」。アクションシーン満載のドラマです。4月クールのドラマの中でも注目度の高い作品ではないでしょうか。放送開始からネットでは様々な意見が投稿されています。

 

ドラマ「CRISIS(クライシス)」ネットの感想
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「アクションがすごい」

 

「映画みたい」

 

「西島秀俊の渋さがたまらない」

 

「こういう男臭いドラマ待ってた」

 

「spみたい」

 

などなど。様々な感想が投稿されています。目立つのは、「spみたい」「sp似てる」「spと関係がある?」という”sp”というキーワード。このsp関連の感想がとにかく多い。spとは、2007年に放送されたドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」のこと。岡田准一さん主演のドラマです。

 

 

このドラマ「sp」と「CRISIS(クライシス)」には深い関係がありました。「似てる」「spみたい」と言われるのもうなづけます。ちなみに私もドラマ「CRISIS(クライシス)」の予告編を見ただけで、「spみたいだなぁ」と思っていました。

 

たぶんドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」を見たことある人なら同じことを思ったはず。何が関係しているのか、多くの共通点があるのでそれぞれ紹介していきますね。

 

ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」
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「SP(エスピー)」=Security Police(要人警護官)とは、国政に関わる国内外のVIPを警護するため1975年にアメリカのシークレット・サービスを手本に創設された。非常時にはVIPの身代わりとして盾ともなる“動く壁”である……。(中略)

 

新しい任務のために配属されたのは、井上薫(岡田准一)。実は井上薫は特殊な能力を持つ、まったく新しいタイプのSPだった。生え抜きの課員たちにその能力を疑問の目で見られながらも、井上薫はテロとの闘いに果敢に挑んでいく──。

 

引用:http://www.fujitv.co.jp/b_hp/sp/
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CRISIS(クライシス)とspの関係は?

 

ドラマ「CRISIS(クライシス)」と「SP 警視庁警備部警護課第四係」の関係について簡単に紹介します。二つの作品の主な共通点は4つ。

 

「CRISIS(クライシス)」と「SP 警視庁警備部警護課第四係」の共通点
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  • 脚本家(原作)が金城一紀
  • 共通するキャストが登場
  • アクションの武術が同じ
  • 国家の危機を描く

 

一番大きいのは脚本家・金城一紀さんの存在。ハズレなしの脚本家、作家さんです。他の共通点もそれぞれ関係が深い。明らかに「SP 警視庁警備部警護課第四係」を意識しています。それぞれの関係について詳しく紹介しますね。

CRISIS(クライシス)とspの脚本家は同じ?

 

上でも紹介しましたが、ドラマ「CRISIS(クライシス)」の脚本家とドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」は同じ脚本家です。するのは脚本家、小説家として活躍する金城一紀さん。

 

脚本家が同じなので、「spみたい」「sp似てる」と言われてるのも当然。物語の構成や、根本のメッセージなどは共通する部分があります。脚本家・金城一紀さんについて簡単に紹介しますね。

脚本家・金城一紀作品にハズレなし

金城一紀 プロフィール
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■名前
金城一紀

■職業
小説家、脚本家

■主な作品
「GO」
「対話篇」
「映画篇」
「レヴォリューションNo.3」
「フライ,ダディ,フライ」
「SPEED」
「SP 警視庁警備部警護課第四係」
「BORDERシリーズ」
「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」

 

金城一紀さんの一番の代表作と言えば2000年に発表した「GO」。「GO」で直木賞を受賞。窪塚洋介さん主演、宮藤官九郎さん脚本で映画化もされました。映画「GO」も大ヒット。国内の数えきれないくらいの賞を受賞。本場のアカデミー賞外国語映画賞にも日本代表作品としてエントリーもされています。

 

金城一紀さんのヒットが「GO」だけで終わらないのがスゴイところ。「GO」以降も数々の作品を発表。そのほとんどが映画化、漫画化、ドラマ化されています。「SP 警視庁警備部警護課第四係」もその一つですね。

 

ちなみにドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」は、深夜ドラマにしては異例の大ヒット。深夜帯ドラマの歴代1位の平均視聴率を記録。のちに漫画化もされました。漫画もヒットしています。関係する関連作品までヒットさせるのは本当にすごい。

 

ちなみに私が金城一紀作品の中で好きなのは、「フライ,ダディ,フライ」。娘を暴行された父親が、不良相手にケンカを挑むというもの。これもアクションシーン満載の作品。”アクション”というのは金城一紀さんの作品に深く関係している部分ですね。

 

金城一紀をもっと知りたい方はコチラ

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CRISIS(クライシス)とspの共通のキャストは?

 

脚本家・金城一紀さんが手掛けるドラマ「CRISIS(クライシス)」。ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」と共通するキャストがいます。脚本家ということでキャスト選定にも関わっているはず。もしかしたら「SP 警視庁警備部警護課第四係」のキャストを意識したのかもしれません。

 

二つのドラマに共通するキャストとは、野間口徹さん。私は野間口徹さんがドラマ「CRISIS(クライシス)」に出ていると知った時に「spみたい」と強く思いました。役どころも似てるんですよね。

共通キャスト・野間口徹の役どころ

そんなキャスト・野間口徹さん。ドラマ「CRISIS(クライシス)」と「SP 警視庁警備部警護課第四係」それぞれでの役どころを紹介します。

 

「CRISIS(クライシス)」
樫井勇輔(キャスト・野間口徹)
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公安機動捜査隊特捜班のメンバーの一人。「共感覚」という特殊能力を持っている。「共感覚」とは匂いに色がついて見える感覚のこと。常人では知覚することのできないほどの嗅覚である。

 

爆発物にも精通しており、処理だけでなく製造することもできる。デスクにはいつも爆発物の図面が並ぶある意味で危険人物。

 

「SP 警視庁警備部警護課第四係」
田中一郎(キャスト・野間口徹)
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警視庁公安部公安第一課の巡査部長。潜入捜査を得意としており、様々な職種に扮する。物語の主役・井上(岡田准一)とは同期の仲間。

 

「CRISIS(クライシス)」「SP 警視庁警備部警護課第四係」二つのドラマで共通しているのは、”公安警察”だということ。クールでどこか掴めない役どころも共通しています。脚本家・金城一紀さんの作品は、作品の世界がつながっている場合も多いです。そのため、一瞬「同じ人物かな」と思ったのですが、名前が違いますね。

 

脚本家が同じで内容も似てる、さらにキャストも共通していたら「続編かな」と思ってしまいますよね。

 

ちなみに、上で紹介した「フライ,ダディ,フライ」では岡田准一さんと堤真一さんがキャスト出演しています。「SP 警視庁警備部警護課第四係」の主要キャストの二人です。このように金城一紀作品では、キャストが似通うことが多くあるようです。

 

他には「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」の主演が小栗旬さんだったりします。ドラマ「BORDER」にも野間口徹さんはキャスト出演してますね。金城一紀脚本作品の常連といえそうです。

CRISIS(クライシス)とspはアクションが同じ

 

ドラマ「CRISIS(クライシス)」が「spみたい」「sp似てる」と言われる大きな要因の一つが、アクション。単に「警察がアクションする作品」というだけでも似てるのですが、もっと深い関係があります。

 

実はドラマ「CRISIS(クライシス)」と「SP 警視庁警備部警護課第四係」は同じ武術でアクションシーンを撮影しています。フィリピンの伝統国技・カリ・シラットという武術だそうです。キャストのアクションで「spみたい」「sp似てる」と思ったのは、同じ武術を使っていたからなんですね。

 

主演キャスト・小栗旬さんのアクションについてのコメントがあったので紹介しますね。

 

主演キャスト・小栗旬コメント
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稲見らが操るのはカリ・シラットという武術。戦っているうちに楽しくなっちゃう人です。ですがやや歪んでおり、手が戦闘不能になってももう一撃加えてしまう乱暴な部分も。ただ稲見と田丸(西島秀俊)の闘い方を見ていると、実は田丸さんの方が残酷なんですよね。もしかしたら稲見には、まだどこかに甘さがあるのかも。

引用:http://www.ktv.jp/crisis/interview/01.html
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【まとめ】sp似てるのは”関連作品”だから

ドラマ「CRISIS(クライシス)」と「SP 警視庁警備部警護課第四係」の関係について紹介してきました。内容を3行でまとめてみます。

 

3行まとめ
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  • ドラマ「CRISIS(クライシス)」に「spみたい」「sp似てる」という声多数
  • 「CRISIS(クライシス)」と「SP 警視庁警備部警護課第四係」は共通点一杯
  • 「CRISIS(クライシス)」と「SP 警視庁警備部警護課第四係」は金城一紀脚本作品

 

ドラマ「CRISIS(クライシス)」と「SP 警視庁警備部警護課第四係」の共通する点をいくつか挙げてきました。二つの作品は深く関係しているので、「spみたい」「sp似てる」と思うのは当然なんですよね。

 

そして二つが「似てる」と思うのは、おそらく意図的なことです。「SP 警視庁警備部警護課第四係」はドラマ化のあと映画化もされたヒット作。深夜ドラマでは異例なことです。ドラマ「CRISIS(クライシス)」の制作陣は、「SP 警視庁警備部警護課第四係」のヒットの再来を狙っている感じがプンプンします。

 

同じく金城一紀脚本作品の「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」も同じ狙いだったはず。タイトルのつけ方からして「SP 警視庁警備部警護課第四係」を意識させたいという意図が伝わってきますよね。ちなみに原作は「BORDER」。

 

「CRISIS(クライシス)」のドラマタイトルも「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。タイトルだけで「spみたい」と思う人も多いはず。明らかに意図的なものです。そういう意味ではこれらの作品は「SP 警視庁警備部警護課第四係」の関連作品といえそうです。

 

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