朝ドラ「ひよっこ」の古谷一行さんの演技が「かわいい」と話題になっています。古谷一行さんといえば、「渋い」というイメージが強いですよね。そう考えるとちょっと意外。
しかし、朝ドラ「ひよっこ」のキャスト・古谷一行のイメージは今までの印象とは少し変わってきているようです。古谷一行さんの演技もそうですが、何より演出が印象的に変わっています。
古谷一行さんの演技が「一番かわいいと言われるシーンについて」「これまでの渋い演技について」などなど古谷一行さんについてまとめていこうと思います。たしかに「ひよっこ」の放送を見てると「かわいい」と思うシーンがいくつか出てきます。
朝ドラ「ひよっこ」古谷一行の演技が”かわいい”と絶賛
朝ドラ「ひよっこ」、有村架純さんをはじめ、数々の豪華キャストが出演しています。演技派キャストが多いこともあって、毎回安定した面白さを保っています。そんな演技派キャストの中でもひと際目立つキャストがいます。茂じいちゃんを演じる古谷一行さん。
ヒロイン・谷田部みね子のおじいちゃん。谷田部家にとってはご意見番的な立場にいます。孫からも頼られ、息子・実（沢村一樹）や息子の嫁・美代子（木村佳乃）からも慕われています。
そんな役どころの古谷一行さん。ネットで口コミを調べてみると、意外な感想が投稿されています。その感想とは「かわいい」。渋いイメージの強い古谷一行さんの演技に何故か「かわいい」という口コミが多数投稿されています。なぜここまで「かわいい」の口コミが多いのでしょうか。
朝ドラ「ひよっこ」の茂じいちゃんを見ている人なら、わかると思います。見てみると古谷一行さんの演技の節々でたしかに「かわいい」と思う場面がいくつか出てくるんですよね。
どのシーンが「かわいい」のか。実際の口コミと一緒に紹介していきますね。
谷田部茂（古谷一行）
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口かずが少ないのに、たまにしゃべると毒舌。でも本当は家族のことをいちばんわかっていて、さりげなく優しい気遣いを見せて谷田部家を支えている。農業一筋で生きてきたため、跡取りの実（みのる）を出稼ぎに出さなくてはならない状況を心苦しく思っている。若いころはかなりモテたらしい。引用:http://www.nhk.or.jp/hiyokko/cast/
古谷一行はイメージ悪い？
朝ドラ「ひよっこ」で「かわいい」と絶賛されている古谷一行さん。実は、少し前までそのイメージは決して良いとはいえませんでした。苦手意識を持っている人も少なくないようです。
といっても、古谷一行さんが何か悪いことをしたというワケではありません。古谷一行さんがキャストとして演じてきた過去作品でのイメージが深く関係していました。
そんな古谷一行さんの過去作品とプロフィールを一緒に紹介していこうと思います。
古谷一行 プロフィール
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■名前
古谷一行
■生年月日
1944年1月2日
■出身
東京都豊島区
■血液型
A型
■事務所
フロム・ファーストプロダクション
■主な作品
「金田一耕助シリーズ」
「金曜日の妻たちへ」
「積木くずし～親と子の200日戦争～」
「失楽園」
「朝ドラ ひよっこ」
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（引用：https://ja.wikipedia.orgより抜粋）
まずは簡単に古谷一行さんのプロフィールについて紹介してみます。古谷一行さんは1944年生まれの現在73歳。朝ドラ「ひよっこ」の出演キャストの中ではおそらく最高齢ですね。
俳優歴約50年の言わずとしれたベテラン俳優です。テレビで見たことない方は少ないと思います。そんな古谷一行さんといえば「2時間サスペンスドラマ」のイメージが強いと思います。代表作は「金田一耕助シリーズ」ですよね。
他にも「混浴露天風呂連続殺人シリーズ」「火曜サスペンス劇場」など数々の人気シリーズに長く出演。サスペンス臭の強い古谷一行さんなので、朝ドラ「ひよっこ」にも若干の”サスペンス臭“が漂っています（笑）。同じく2時間サスペンスドラマの人気者・沢村一樹さん（浅見光彦シリーズなど）も共演してるからなおさらですよね。
そんなサスペンスドラマ臭漂う古谷一行さんですが、もう一つ別のイメージを持たれているようです。それは「不倫役」。もしかしたらこちらのイメージの方が強い方も多いかもしれませんね。
不倫役の重鎮？
朝ドラ「ひよっこ」で、孫思いの茂じいちゃんのキャスト・古谷一行さん。ネットでは「かわいい」と言われていますが、ひと昔前ならこんな口コミは考えられませんでした。というのも古谷一行さんは数多くのドラマで「不倫役」のキャストとして出演。そのイメージが強かったからです。
代表的なところは、1983年に放送されたドラマ「金曜日の妻たち」。そして1997年に放送されたドラマ「失楽園」。大人の色気漂う役を多く演じていました。今となっては、朝ドラで農家のじいちゃんという爽やかなキャストで出演しています。
不倫役キャストとは正反対のイメージですよね。年齢を重ねてイメージが変わってきたのかもしれませんね。ちなみに古谷一行さんのドラマデビュー作は1970年の朝ドラ「虹」。ちょっと意外ですよね。40年以上の時を経て朝ドラに戻ってきています。
有働アナもメロメロ
そんな大人の色気漂う古谷一行さん。朝ドラ「ひよっこ」の放送後の番組、「あさイチ」に出演。司会の有働アナをメロメロにしていました。有働アナ的には「農家のじいちゃん」よりも「アブナイ雰囲気を匂わせる色気ある大人」という印象の方が強かったようですね。
「金曜日の妻たちへ」の役名を出して古谷一行さんにアピールしてました（笑）。
今日は桐子になってるんです
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170413-00000109-sph-ent
古谷一行の演技「かわいい派」VS「渋い派」
朝ドラ「ひよっこ」での古谷一行さんの演技について、ネットでは「かわいい」という声と、「渋い」という声があります。言葉だけ見ると、対照的な印象ですよね。キャストの演技の口コミにしては、なんだか不思議な感じ。
古谷一行の演技のどこが「かわいい」のか、そして「渋い」のか。それぞれの口コミを紹介してみようと思います。一見対照的ですが、それぞれ納得のできる口コミの内容でした。
「古谷一行の演技”かわいい”派」と「古谷一行の演技”渋い”派」に分けて、それぞれの口コミを紹介していこうと思います。
かわいい派の感想「ポークカツサンド…」
#ひよっこ
じいちゃんごまかすの下手なのかわいい— 牛牧衣織(G)名コミC55 (@okina_sosaku) 2017年4月12日
真っ先に浮かんでない(?`?ω?´)!!
…まあ、いいかっぺ(*’ω’*)
の茂じいちゃん二段落ちホントにかわいいよ、ヒロインじいちゃん。
#ひよっこ— ユキヲ。 (@XXbangx2) 2017年4月11日
とりあえず、「ポオクカヅサンド」を手で食べるって聞いたじいちゃんが袖をまくって手づかみで食べる気満々なのがかわいいと思いました。古谷一行がかわいいじいちゃんを演じるようになったか…と妙にしみじみ。#ひよっこ
— くぼけい＠通知難民より復活 (@kubokei55) 2017年4月6日
最初ポークカツサンドに興味がないふりをしていたけど実父ちゃんに手で食べられると聞いて食べられる気まんまんの茂じいちゃんかわいい。#ひよっこ
— ひこあざらし (@fujikiyo0407) 2017年4月8日
古谷一行さんがかわいいよねえ #ひよっこ
— 藍紺 (@Zucchinism) 2017年4月10日
「古谷一行の演技”かわいい”派」の口コミの内容を紹介しました。“古谷一行”というキャストの名前ではなく、”茂じいちゃん”という役名で口コミ投稿されているのが印象的ですね。それだけ視聴者に親しまれているということなのかもしれません。
「ポークカツサンド」回の演技がかわいい
口コミの中でも一番気になったのは、「食べる気満々なのがかわいい」という声。朝ドラ「ひよっこ」の第1週で登場した一シーンですね。実（沢村一樹）が東京からお土産にポークカツサンドをもってきた回ですね。そのシーンまでのあらすじを簡単に紹介します。
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稲刈りのために、奥茨城に帰ってきた実。帰る途中に洋食屋「赤坂すずふり亭」に立ち寄ります。そこで、料理長・牧野省吾（佐々木蔵之介）の厚意から「ポークカツサンド」をもらうことに。家族のお土産として「ポークカツサンド」を手に入れた実。こうして「ポークカツサンド」は谷田部家の食卓に並ぶのでした。
洋食がまだ珍しい時代。みね子やちよ子、進もテンションが上がっています。興奮する子供たちを横目に、茂じいちゃん（古谷一行）も気になってポークカツサンドをチラチラと見ています。
このシーンでの茂じいちゃんの「ソワソワ」した様子に、ネットでは「かわいい」と話題になっているようですね。私も見ているときに「かわいい」と思ってみていました。子供たちの手前、テンションを上げるわけにもいかない茂じいちゃん。それでも興味は隠せていない様子がなんとも「かわいい」。
古谷一行さんの渋い見た目とは裏腹に、演技で「かわいい」と思わされたシーンでした。古谷一行さんの演技も素晴らしいですが、演出も技ありですよね。このシーンで茂じいちゃんの好感度が一気にあがったはずです。
渋い派の感想「カレーライスだっぺ」
こんな渋いじいちゃん良いな。 #ひよっこ
— らら♪ (@nm_hty) 2017年4月3日
古谷一行さんが渋い祖父・・｡ #ひよっこ
— ため吉 (@veiron0724) 2017年4月4日
原田芳雄亡き後、田舎の渋い爺さん枠に古谷一行がおさまるとは。#ひよっこ
— mypemt (@mypemt) 2017年4月14日
くそう、古谷一行渋いのう･･･！
昔はうわーエロ親父苦手ーと思っておったが #あさイチ #ひよっこ— 流浪のタミー (@rurounotummy) 2017年4月12日
こんな渋いじいちゃんに「カレーライスだっぺ」って言われたら嬉しいな #ひよっこ
— ちえ～こ (@cvalda92677) 2017年4月13日
「古谷一行の演技”渋い”派」の口コミの内容を紹介しました。元々”渋い”という印象のある古谷一行さん。「かわいい」という声と同じかそれ以上に多くの口コミが投稿されていますね。
古谷一行さん演じる茂じいちゃんの人物紹介には、「口かずが少ない」と紹介されています。元々渋い要素をもったキャラクターなんですね。「かわいい」という口コミとは対照的に、”古谷一行”というキャスト名で感想が投稿されているのも印象的。
今までの役とはギャップある演技
口数が少なく、たまにしゃべると毒舌。谷田部家のご意見番的立場の茂じいちゃん。この人物紹介だけきくと、”渋い”キャラを想像しますよね。実際に「渋い」と思うシーンもいくつもあります。古谷一行さんの元々のイメージにも合いますよね。
【おまけ】じいちゃんキャストがハマり役？
朝ドラ「ひよっこ」の茂じいちゃん役のキャスト・古谷一行さんについて紹介してきました。内容を3行でまとめてみます。
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- 古谷一行の演技は基本的に「渋い」イメージ
- 朝ドラ「ひよっこ」では「かわいい」の声多数
- 古谷一行の演技が特にかわいいのは、ポークカツサンドの回
最後に私の感想を書こうと思います。朝ドラ「ひよっこ」での古谷一行さん演じる茂じいちゃんを初めて見た時の第一印象は、「渋い」でした。もともとの古谷一行さんの演技の印象もあったのだと思います。何より見た目が渋いですからね。
しかし回を重ねるごとにその印象は徐々に変わってきました。変わったというよりも印象が追加されていったという方が正しいかもしれません。みね子たちとのコミュニケーション、会話の内容を見ていくと「渋い」に加えて「かわいい」という印象も持つようになりました。
一番演技がかわいいと思ったのは、上でも紹介した「ポークカツサンド」のシーン。第一印象が「渋い」と思って見ていたので、余計に「かわいい」と思ってしまいました。ギャップ効果というものでしょうね。
今後も古谷一行さん演じる茂じいちゃんから目が離せませんね。
