ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」の脚本家・渡辺千穂さんの評価について徹底的に調べてみました。
ドラマ「ファースト・クラス」、映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」をはじめ、人気作・話題作を数々担当している脚本家です。実績も実力もかなり高い。
ですが、ネットで評価を調べると「面白くない」「つまらない」「ひどい」という辛辣な声が圧倒的に多い。なぜなのでしょうか。実はある一つの作品で、その評価をかなり落としているようです。
「脚本家としての評価」「過去の脚本作品」などを一気に紹介していこうと思います。
ウチの夫は仕事ができない 脚本家は誰?
錦戸亮さんと松岡茉優さん主演のドラマ「ウチの夫は仕事ができない」。錦戸亮さんは、日テレドラマ初主演ということでも話題になっていますね。
そんなドラマ「ウチの夫は仕事ができない」の脚本家に注目が集まっています。脚本家としての実績もかなり多い脚本家です。期待の声も多いですね。
ファーストクラスの脚本家なんだよね。長く活躍してる人だし面白いといいなー
— 鍵子 (@my_key_03) 2016年10月4日
脚本家に期待の声は大きいのですが、実はそれとは正反対の「期待できない」という声もあります。ツイッターの評判を調べると、「面白くない」「つまらない」と、結構辛辣な言葉が並んでいます。
なぜここまで、声が二分されているのでしょうか。ある一つの作品が大きな影響を与えていました。たぶん日本人なら一度は聞いたことのある作品。日本ドラマの一つの頂点といってもいい作品です。
というワケで、ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」の脚本家について詳しく紹介していきます。「過去の脚本作品」「脚本家としての評価」などなど。
「ファースト・クラス」は沢尻エリカちゃんの主演作品じゃの
脚本家・渡辺千穂 代表作は朝ドラ
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■名前
渡辺千穂
■生年月日
1972年10月18日
■脚本デビュー作
「天体観測」
(2002)
■主な脚本作品
「パパとムスメの7日間」
「ファーストクラス」
「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」の脚本家・渡辺千穂さん。まずは、簡単にプロフィールをまとめていきます。脚本デビュー作は、2002年のドラマ「天体観測」。
脚本デビュー作でいきなりのヒット
ドラマ「天体観測」は、伊藤英明さん、坂口憲二さん、小雪さんなどが出演していたヒットドラマです。BUMP OF CHICKENの楽曲「天体観測」に着想を得た作品で、挿入歌にも使われていましたね。
脚本家デビュー作が、いきなりのヒット。脚本家としてのスタートはかなり好調だったようです。
それまでは普通にOL生活をしていた渡辺千穂さん。ひょんなことから、ドラマの企画書がプロデューサーの目に留まり、脚本家デビューが決まったそうです。
脚本家デビュー当時の様子を、渡辺千穂さんは次のようにコメントしていました。
企画書を送ったら、すぐに連絡をいただいて、都心のホテルのラウンジでお会いしました。その方たちが、私が脚本家としてデビューしたドラマのプロデューサーチームで
引用:https://news.goo.ne.jp/article/jisin/entertainment/jisin-28232.html
大ブレイクした沢尻エリカのドラマも・・・
その後も、人気ドラマシリーズ「ケータイ刑事」や「恋する日曜日」などの脚本にも参加しています。実績をどんどん積んでいきます。
2000年代後半からは、「パパとムスメの7日間」「赤い糸」などのゴールデン帯のドラマの脚本も次々と担当。
渡辺千穂さんの脚本は、女性をテーマにするものが多いようですね。「泣かないと決めた日」(2010)、「戦う!書店ガール」(2015)などなど。
脚本家・渡辺千穂さんの一番のヒット作といえば、「ファースト・クラス」(第1期)。沢尻エリカさん主演の人気ドラマです。脚本の評価もかなり高いですね。
「ファースト・クラス」での評価が、2016年の朝ドラ脚本へつながったのかもしれません。そして2017年放送の「ウチの夫は仕事ができない」にもつながっています。
朝ドラ「べっぴんさん」の脚本の評価が・・・
脚本家・渡辺千穂さんの名前がさらに世間に知れ渡ったのは、2016年放送開始の朝ドラ「べっぴんさん」。ある意味で日本のドラマの代表格が朝ドラ。脚本家としての実力が評価された結果でしょうね。
渡辺千穂さんは、朝ドラ「べっぴんさん」の脚本を担当したことについて、次のようにコメントしています。
脚本家として、朝ドラを経験してみたいなっていう思いはずっとありました。長い時間、ひとつの作品のことを考えていられるぜいたくな仕事は、めったにないですから
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170326-00009332-jprime-ent
脚本家として、かなり高い評価を受けている渡辺千穂さん。ですが、朝ドラ「べっぴんさん」での評価は、意外なものでした。ストレートに言うと、評価がとんでもなく低い・・・。
脚本家・渡辺千穂 過去の脚本作品まとめ
- 「天体観測」
(2002) - 「14ヶ月~妻が子供に還っていく~」
(2003) - 「ケータイ刑事 銭形シリーズ」
(2004-2009) - 「天国への応援歌 チアーズ~チアリーディングにかけた青春~」
(2004) - 「樋口一葉物語」
(2004) - 「恋する日曜日シリーズ」
(2005、2007) - 「Girl’s BOX」
(2005) - 「危険なアネキ」
(2005) - 「もうひとつのシュガー&スパイス」
(2006) - 「パパとムスメの7日間」
(2007) - 「だいすき!!」
(2008) - 「ロス:タイム:ライフ」
(2008) - 「東京少女シリーズ」
(2008-2009) - 「赤い糸」
(2008) - 「泣かないと決めた日」
(2010) - 「東京リトル・ラブ セカンドシーズン」
(2010) - 「名前をなくした女神」
(2011) - 「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」
(2012) - 「息もできない夏」
(2012) - 「サキ」
(2013) - 「ファースト・クラス」
(2014) - 「珈琲屋の人々」
(2014) - 「悪貨」
(2014) - 「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」
(2014) - 「戦う!書店ガール」
(2015) - 「5人のジュンコ」
(2015) - 「朝ドラ べっぴんさん」
(2016-2017)
■映画
- 「さよならみどりちゃん」
(2005) - 「この胸いっぱいの愛を」
(2005) - 「恋する日曜日 私。恋した」
(2007) - 「赤い糸」
(2008) - 「レインツリーの国」
(2015) - 「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」
(2016)
脚本家・渡辺千穂さんの過去の作品をまとめてみました。ドラマだけでなく、映画作品も担当していますね。やはり女性主人公の作品が多い気がします。
ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」の主演は錦戸亮さんと松岡茉優さん。ですが、タイトルを見る限り女性目線で語られていますよね。
美女が多いから わしは渡辺千穂ちゃんの脚本が好きなんじゃ
脚本家・渡辺千穂の評価は?
ドラマ「天体観測」をはじめ、「ファースト・クラス」などのヒット作にも脚本家として携わる渡辺千穂さん。過去の実績を見る限り、脚本家としての評価はかなり高い。
評価が高くなければ、朝ドラの脚本を担当することはできません。ここまでの情報で、「脚本家としての実力はあり、評価は高い」ということが分かると思います。
ですが、脚本家・渡辺千穂さんの評価をネットで検索すると、違った結果が見えてきます。「面白くない」「つまらない」という評価は少なくありません。
ちょっと意外ですよね。私も気になったので、徹底的に調べてみました。「面白くない」「つまらない」という意見と、「面白い」「期待」という正反対の意見をそれぞれ紹介していきます。
どちらの意見も具体的なタイトルが出てきて、「なるほど」と思わされる部分が多くありました。個人的に印象的なのは、感想の時期によって評価が二分されていること。
その評価の境目は、やはりあの作品でした。
評価①「面白くない・つまらない」
本当に申し訳ないが、べっぴんさんは歴代一位でつまらない。 #べっぴんさん #NHK #渡辺千穂 #今日なぜか強く強くそう感じた
— ナミナミ (@htky_htky) 2016年12月27日
べっぴんさんの脚本って起承転結書けないの?転結が「こうしたら?」に「こうしました。」の一言で解決してしまう(-_-)悩みばっかりで、そこへの道筋がふっとぶから全然面白くない! すでに脱落して、毎朝DVD時間になったわ。
— sayoko (@1997justice) 2017年3月11日
NHKのドラマ小説のべっぴんさんはさあ、なんかずーっとこの調子の脚本で起承転結が無くて面白くない。
— 心の折れたはっしーのソウル…。 (@uzainagamasa) 2017年3月6日
やっぱり、べっぴんさんつまらないや
お花畑で薄っぺらい脚本すぎて面白くない— にゅ (@Nyui52) 2017年1月22日
つうか、脚本家は一体何が書きたいんだろう。娘の非行とか面白くない #べっぴんさん
— いーさん (@iseim) 2017年1月16日
まずは、「面白くない」「つまらない」というネットの評価をピックアップしてみました。結構厳しい意見が書かれてますよね。
私が調べた限り、「面白くない」「つまらない」という評価が集中しているのは、朝ドラ「べっぴんさん」。渡辺千穂さんの代表作ともいえる作品です。
視聴率的にも目立った成績が残せていません。それだけに、脚本家への責任も重くのしかかります。
印象的な意見は「起承転結がない」という声。この意見は結構ありました。ドラマにメリハリがないということでしょうか。たしかに「べっぴんさん」では、話が単調になってしまう部分はあったかもしれません。
渡辺千穂さんがそれまで担当してきた脚本作品は1話1時間。対して朝ドラは1話15分。脚本の作り方の違いに対応できなかったということかもしれませんね。
「面白くない」「つまらない」という意見は、本当に「べっぴんさん」に集中しています。私が調べた限り、「べっぴんさん」以外のタイトルは出てきませんでした。
時期的なものもあるでしょうが、それにしても集中しすぎてる。渡辺千穂脚本作品への期待値の裏返しなのかもしれませんね。
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- 「べっぴんさん」が面白くない
- 起承転結がない
- 脚本が薄い
評価②「面白い・期待」
同じく渡辺千穂脚本のファーストクラス①は今でもたまにみたくなるほど面白いんやけどな。ああいう女同士のドロドロ劇は得意なのかな?
— き2 ?? (@Kyokoko_prime) 2015年6月30日
しかも脚本が、渡辺千穂さんときた。今一番面白い話を書ける脚本家だと思ってたから、これも嬉しいサプライズ。
— 宇宙 (@soraris_) 2015年2月26日
沢尻ドラマがやっぱ面白い。一切の無駄を排した究極のチープなドロドロドラマ。よくこんなの書けるなと思って調べたら渡辺千穂さん脚本だった。ケータイ刑事、恋する日曜日、赤い糸。なんか納得。
— jamchain (@jamchain) 2014年5月3日
好きな脚本家。渡辺千穂さん
ファンなんだけど彼女のかくドラマはいつも本当に面白い。女のことよくわかってる— 如月琉華子 (@rukaco_3) 2014年4月27日
脚本の渡辺千穂さんめっちゃええ作品書いてる方??羽鳥さんの奥さん????ぴぃ??期待するしか??????
— もえチ (@_ryo_channel) 2017年5月2日
続いて、「面白い」「期待」という評価を紹介していこうと思います。「面白くない」「つまらない」という声の正反対の評価。
調べてみて思ったのは、感想が投稿されている時期が2015年以前のものが多いということ。特に2014年に集中しています。2014年に放送されているドラマ「ファースト・クラス」を高く評価する声が圧倒的に多いですね。
2016年に放送された朝ドラ「べっぴんさん」。今では渡辺千穂さんの代表作になっています。それ以前の代表作はドラマ「ファースト・クラス」でした。
朝ドラ「べっぴんさん」の評価はかなり低い。対照的にドラマ「ファースト・クラス」の評価はものすごく高い。代表作が変わった2016年で、脚本家・渡辺千穂としての評価も一気に変わってしまったようです。
今では、ネットで「渡辺千穂 脚本」と検索すると、「つまらない」「面白くない」「ひどい」という単語が出てくるほど。そんな単語と同時に「朝ドラ」という単語も出てきます。
現時点では、脚本家・渡辺千穂さんは逆風に立たされているといえそうです。ぜひともドラマ「ウチの夫は仕事ができない」でその評価を、また「面白く」「期待」という声に変えてもらいたいと思います。
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- 「ファースト・クラス」が面白い
- 女のドロドロが面白い
- 今一番面白い話が書ける脚本家
まとめ「ウチの夫は仕事ができない」は期待できる?
ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」の脚本担当・渡辺千穂さんについて紹介してきました。内容を3行でまとめてみようと思います。
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- ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」の脚本家は渡辺千穂
- 脚本家・渡辺千穂の評価①「面白くない」「つまらない」「ひどい」
- 脚本家・渡辺千穂の評価②「面白い」「期待」
最後にドラマ「ウチの夫は仕事ができない」に期待できるのかどうか、について、私の見解を書こうと思います。
結論を最初にいうと、私は期待できると思います。かなり面白いドラマになりそうな予感がします。
脚本家・渡辺千穂さんの評価をネットで調べると、「面白くない」「つまらない」「ひどい」など、散々な評価がされています。ですが、これは時期的なものです。
朝ドラ「べっぴんさん」の影響がかなり強い。というのも渡辺千穂さんが脚本担当した直近の作品が「べっぴんさん」だから。朝ドラという知名度がとんでもなく高い作品だというのも大きいですね。
ネットの評価は低いですが、「べっぴんさん」以前の評価はかなり高いんです。
だから、私はドラマ「ウチの夫は仕事ができない」は期待できると思っています。テーマ的にも渡辺千穂さんの得意分野ではないでしょうか。「女性のホンネ」が上手く描かれるような気がします。
ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」の放送後は、脚本家・渡辺千穂の評価が一変していることを期待しようと思います。
この脚本家は世間知らず。
結果として作品レベルが低すぎ。
その原因はまず普段の勉強不足。
時代 モデル 言葉の使い方 礼儀 作法 習慣 他
次に 仕事というものに対する想像力不足。
もの作り 商売 サービス ヴォランティア
最後に 他人に対する思い遣り 気配り不足。
役者は勿論 視聴者 最後は家族
こんなに力不足の人物が自信過剰に生きている(笑)
NHKの朝ドラほど脚本家の力量が表れるドラマはないと思います。
だって、脚本以外のキャスト、演出、主題歌などなど、コケる要素などかけらもなく、常に高いクオリティが約束されているわけです。
ということは、朝ドラでの低評価=その脚本家の力量なのです。