「過保護のカホコ」の脚本家は期待できるのか?
今回はこの疑問を解消していこうと思います。脚本を担当するのは、超ヒットメーカー。遊川和彦さん。記録的ヒットドラマ「家政婦のミタ」の脚本家です。
他の過去作品を見てもヒットドラマばかり。「GTO」「女王の教室」などなど。ちょっと驚くと思います。
そんな遊川和彦さんですが、ツイッターの評判を調べると「不安」という声が多く投稿されています。中には「ひどい」「最低」なんて厳しい言葉もありました。
大ヒットメーカーである脚本家なのに、なぜここまで酷評されてしまうのでしょうか?その理由は、過去に脚本担当したアノ作品が深く影響していました・・・。
脚本家・遊川和彦さんの「過去作品一覧」「評判」「コメント」など一気にまとめていこうと思います。
過保護のカホコ 脚本家「逃げ恥にやられた」
高畑充希さん主演で放送されるドラマ「過保護のカホコ」。世間知らずで過保護に育てられたカホコが主人公です。なんだか癖ありそうな主人公ですよね。
個人的には放送前からかなり期待している作品です。期待値が高い理由は、脚本家の存在も大きい。「過保護のカホコ」の脚本を担当するのは、日本を代表するヒットメーカー・遊川和彦さん。
ツイッターでも、遊川和彦脚本だということで「期待」の声が多数挙がっています。
評判も評価も高い脚本家・遊川和彦さん。以前「逃げ恥」についてコメントをしていました。内容を一部紹介しますね。
コメントの中の「新たなキャラ」という言葉が印象的。「過保護のカホコ」のカホコもそうですが、遊川和彦さんの作るキャラクターってかなり斬新なんですよね。「家政婦のミタ」「〇〇妻」でもキャラクターがかなり特異でした。
Q.現在のドラマシーンについて
===============
今までの価値観で作品を作ってはいけないということにテレビ局が気付き始めた兆候として、『逃げるは恥だが役に立つ』が出来たような気がしています。(中略)
我々が望む望まないにかかわらず時代は進んでいき、人間の考え方も変わっていくんですけど、今はある種の飽和状態になっている。そこから脱却するには新たなキャラを創造するというチャレンジをしなければいけない。そんな時代に入っているような気がしますね。
引用:http://www.oricon.co.jp/news/2084754/full/
新たな挑戦を続け、実際にヒット作を生み続ける脚本家・遊川和彦さん。ですが、ツイッターの評判の中には「ひどい」「最低」と酷評する声も少なくありません。というかかなり多い。
なぜそこまで酷評されてしまうのでしょうか。その理由は、過去に制作した一つの作品が影響していました。その制作過程が”新しすぎ”たのかもしれません・・・。
今までにない作り方をした作品のようじゃの~
脚本家・遊川和彦の評判は?過去作品は?
===============
■名前
遊川和彦
■脚本家デビュー作
「うちの子にかぎって…スペシャルII」
(1987)
■主な脚本作品
「家政婦のミタ」
「朝ドラ 純と愛」
「過保護のカホコ」
===============
(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
高畑充希さん主演のドラマ「過保護のカホコ」。その脚本を担当する遊川和彦さんのプロフィールを簡単にまとめてみました。
遊川和彦さんは、朝ドラ「純と愛」をはじめ大ヒットドラマ「家政婦のミタ」などの脚本を担当しているヒットメーカー。
そんな脚本家・遊川和彦さんが脚本家デビューしたのは、1987年のスペシャルドラマ「うちの子にかぎって…スペシャルII」。その後数々のヒット作を生み出してきました。
過去作品を見ると、本当にモンスター級にヒットしたドラマばかり。また、数々の受賞歴も持っています。ドラマ「さとうきび畑の唄」では文化庁芸術祭大賞。ドラマ「女王の教室」では第24回向田邦子賞を受賞しています。
そして2011年に放送されたドラマ「家政婦のミタ」は、視聴率40.0%を記録。これは日本のドラマ史上第4位の視聴率だそうです。これをテレビ離れが進んだ2011年に出しているという事実がすごい。
そして2012年には朝ドラ「純と愛」の脚本を担当。日本を代表する脚本家と言っても過言ではありません。ここまでの情報だけだと、「過保護のカホコ」への期待は高まりますよね。
ですが、実は脚本家・遊川和彦さんの評判を調べてみると意外にも酷評されてるんですよね・・・。過去作品を一覧でまとめたあとに、遊川和彦さんの評判について書いていこうと思います。
評判は厳しい声が並んどるの
過去作品一覧
===============
■ドラマ
- 「オヨビでない奴!」
(1987) - 「金太十番勝負!」
(1988) - 「ママハハ・ブギ」
(1989) - 「予備校ブギ」
(1990) - 「学校へ行こう!」
(1991) - 「ADブギ」
(1991) - 「十年愛」
(1992) - 「もしも願いが叶うなら」
(1994) - 「禁断の果実」
(1994) - 「人生は上々だ」
(1995) - 「真昼の月」
(1996) - 「智子と知子」
(1997) - 「GTO」
(1998) - 「魔女の条件」
(1999) - 「オヤジぃ。」
(2000) - 「お前の諭吉が泣いている」
(2001) - 「恋がしたい恋がしたい恋がしたい」
(2001) - 「フレーフレー人生!」
(2001) - 「おとうさん」
(2002) - 「幸福の王子」
(2003) - 「夫婦。」
(2004) - 「女王の教室」
(2005) - 「誰よりもママを愛す」
(2006) - 「演歌の女王」
(2007) - 「学校じゃ教えられない!」
(2008) - 「リミット-刑事の現場2-」
(2009) - 「曲げられない女」
(2010) - 「リバウンド」
(2011) - 「家政婦のミタ」
(2011) - 「朝ドラ 純と愛」
(2012-2013) - 「○○妻」
(2015) - 「偽装の夫婦」
(2015) - 「はじめまして、愛しています。」
(2016) - 「過保護のカホコ」
(2017)
■映画
- 「![ai-ou]」
(1991) - 「喜多郎の十五少女漂流記」
(1992) - 「恋は舞い降りた。」
(1997) - 「ekiden 駅伝」
(2000) - 「恋妻家宮本」
(2017)
===============
引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋
脚本家・遊川和彦さんの過去作品を一覧でまとめてみました。「日本を代表する脚本家」といえるほどのヒット作が並んでいます。
目ぼしいところでいえば、「GTO」(最高視聴率:35.7%)。「女王の教室」(最高視聴率:25.3%)。「家政婦のミタ」(最高視聴率:40.0%)などなど。
まさにヒットメーカーですよね。ちなみに、ダウンタウンの浜田雅功さんを役者としての成功を支えた方でもあります。1991年放送の「ADブギ」、1992年の「十年愛」などなど。
遊川和彦さんが日本のドラマ界に与えた影響はかなり大きいものがあります。「過保護のカホコ」にも期待の声が多く挙がっています。ですが、その一方で遊川和彦さんの脚本を不安視する声も少なくありません。
評判の中には「脚本がひどい」「最低」なんて厳しい言葉も並んでいます。この酷評の理由は、ある一つの作品が影響していました。
脚本家・遊川和彦の評判「ひどい」「最低」
偽装の夫婦おもしろいなーと思って見てるけど、脚本遊川和彦かー……オチが不安
— あきごん (@akigon1989shira) 2015年10月7日
今日から始まる『はじめまして、愛しています。』って連ドラ、特別養子縁組(しかも赤ん坊とかではなくリミット目前の5歳児)がテーマってことで気になっていたのだけど、脚本が遊川和彦と知って俄然不安が…;
— とこ (@szToKo) 2016年7月14日
今晩の日テレ22時からスタートのドラマ「偽装の夫婦」。「元恋人から求婚…が彼は、ゲイだった!」。
遊川和彦が脚本とのことで非常に不安。
う、頭が痛い…、「純と愛」?
どこかで聞いたことのある名前だが思い出せない… pic.twitter.com/YFQfxBMTrs— 可寝た (@tomoyukix) 2015年10月6日
ツイッターで脚本家・遊川和彦さんの評判を調べてみました。「不安」という声が多く投稿されているようです。「面白いけど、結末が不安」という声も印象的ですね。
ネットで「遊川和彦」と検索すると、「ひどい」「最低」なんて言葉が出てくるほど・・・。
ここまで酷評されてしまっているのは、夏菜さんがヒロインを務めた朝ドラ「純と愛」が原因のようです。
「純と愛」は視聴率的にもかなり厳しい数字となりました。平均視聴率17.1%。2010年代では最低記録ですね。放送中には、その脚本に多くの疑問の声が投稿されました。
- 伏線が回収されない
- 結末が嫌な雰囲気・・・
遊川和彦さんは、朝ドラ「純と愛」の脚本を執筆するにあたり2つの条件を提示したといわれています。「これまでの連続テレビ小説っぽくないもの」「演出家や役者にもロを出す」の二つ。
撮影中は週一で現場に足を運んでいたそうです。脚本家がここまで撮影に口を出すのはかなり珍しいこと。視聴率の数字だけを見ると、この新しい手法は失敗のようにみえます。
国民的ドラマ・朝ドラ「純と愛」でかなり評判を落とした遊川和彦さん。この作品が「ひどい」「最低」という酷評の大きな要因となっているようですね。
「過保護のカホコ」脚本に期待していいの?
本来
吹き出しポジションに
画伯の絵。笑 pic.twitter.com/0sDrSQuAKj— 高畑 充希 (@mitsuki_tamago) 2016年4月14日
ドラマ「過保護のカホコ」の脚本家・遊川和彦さんについて紹介してきました。内容を3行でまとめていこうと思います。
===============
- 「過保護のカホコ」脚本家は遊川和彦
- 脚本家・遊川和彦「家政婦のミタ・女王の教室・純と愛」
- 脚本家・遊川和彦に賛否両論
最後に「過保護のカホコの脚本に期待していいのか」ということについて書きます。冒頭でも書いたように、私はめちゃくちゃ期待しています。もう予告を見た時点で面白い。
遊川和彦さんが酷評する声はあるものの、その声はほぼ「純と愛」に向けられたもの。他の「家政婦のミタ」「GTO」「女王の教室」などのヒット作が面白くなくなったワケではありません。
遊川和彦さんはインタビューでも答えているように、「新しさ」を重要視しています。「純と愛」ではその新しさは裏目に出てしまいましたが、その失敗を活かさないワケがありません。
実際、最近の作品「○○妻」「偽装の夫婦」などの評判はかなり良い。
超ヒットメーカー・遊川和彦さんが脚本を担当する最新作「過保護のカホコ」。かなり期待できそうです。
関連記事を集めてみたぞ。わしのイチオシは「過保護のカホコ 撮影場所(ロケ地)まとめ」じゃ!
■関連記事
→過保護のカホコ 撮影場所(ロケ地)まとめ「川口駅・大学…」