朝ドラ「ひよっこ」に寄せられた感想をまとめてみました。

 

注目度の高い朝ドラなだけに、やはり感想の量はかなり多い。そんな膨大な感想の中には、「面白い」という感想もあれば「つまらない」という感想もあります。

 

今回は「ひよっこ 面白い派」「ひよっこ つまらない派」の二つの感想をそれぞれまとめてみました。実際に投稿された口コミも紹介していきますね。

 

個人的に一番気になったのは、感想の割合。75%が〇〇派の感想を持っていました。

 

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ひよっこ 感想の75%が〇〇派

 

有村架純さん主演の朝ドラ「ひよっこ」。放送開始は視聴率に悩まされていたようですが、最近は20%台を超える日も続き好調のようです。

 

そんな朝ドラ「ひよっこ」には日々様々な感想が投稿されています。気になるのは、「面白い」「つまらない」どちらの感想が多いのか。だと思います。割合を出しているサイトがあったので、具体的な数字を紹介してみます。

 

Yahoo!テレビの「みんなの感想」というサイトで、「ひよっこ」が★の数で評価されています。パーセンテージまで分かるのですが、その割合が結構興味深い。

 

その数字を引用してみますね。

 

■「ひよっこ」の評価
===============
★★★★★⇒75%

★★★★⇒5%

★★★⇒2%

★★⇒3%

★⇒16%

引用:https://tv.yahoo.co.jp/review/371597/

 

★5で評価する声は75%もいます。圧倒的に高いです。ちなみに大河ドラマ「おんな城主 直虎」の★5は54%でした。そして、朝ドラ「べっぴんさん」は★5が23%。

 

比較すると、「ひよっこ」の評価はかなり高いということが分かると思います。そんな高評価の「ひよっこ」ですが、ツイッターなどで感想を調べてみると「つまらない」という感想も少なくありません。

 

以下では、「面白い派」「つまらない派」の感想をそれぞれまとめてみました。ツイッターに投稿された実際の口コミも一緒に紹介しますね。

 

リサーチの丸尾リサーチの丸尾

前回の「べっぴんさん」は★5が23%。前々回の「とと姉ちゃん」は★5が55%。やはり「ひよっこ」の評価は高いですね。

 

ひよっこ 面白い派【感想まとめ】

 

最初にひよっこ「面白い派」の感想をまとめていきます。

 

上の「みんなの感想」からも分かる通り、多数派の感想です。「面白い」感想の中で特に多かった感想を三つ紹介していきますね。

 

面白い派 3つの感想
  • 泣ける
  • 登場人物が魅力的
  • 恋愛要素

 

リサーチの丸尾リサーチの丸尾

登場人物については脚本家がコメントしてますね。

 

感想①「泣ける」

 

ひよっこ 面白い派の感想一つ目は「泣ける」。

 

面白い派の感想の中でも、多い感想だと思います。私も「ひよっこ」の中で何度か泣きました。いつもは平凡な毎日を暮らすみね子(有村架純)ですが、たまに泣けるシーンが挿入されるんですよね。

 

泣けるシーンで多いのは二つ。一つ目は「父の失踪」に関するエピソード。父親の失踪がきっかけで、みね子は東京に上京することになりました。そして東京で働きながら父親を探しています。

 

「ひよっこ」の物語の起点であり、みね子の最大の目的でもあります。このメインストーリーともいえる「父の失踪」のエピソードはすごく泣けます。みね子の茨城弁が、さらに涙腺を刺激しますね。

 

二つ目の泣けるシーンは「戦争」のエピソード。「ひよっこ」の舞台は1960年代。戦後の日本ですね。高度経済成長を迎え、再興していく日本の姿が描かれますが、ところどころで戦争のエピソードが挿入されます。

 

私が特に泣いたのは、みね子の叔父・宗男さんのエピソード。いつも気楽に生きているような宗男さん。その胸には戦争で負った傷がありました。思い出しても泣ける。

 

面白い派一つ目の感想「泣ける」でした。

 

感想②「登場人物が魅力的」

 

ひよっこ 面白い派の感想二つ目は「登場人物が魅力的」。

 

ヒロインのみね子(有村架純)をはじめ、「ひよっこ」には魅力的な人物が多く登場します。ツイッターで「ひよっこ」の感想を調べていても、「〇〇が好き」というように、登場人物名指しの感想がすごく多いんですよね。

 

登場人物の背景を掘り下げるように、丁寧にエピソードが作られているように感じます。

 

「ひよっこ」の脚本を担当する岡田惠和さんも、キャラクターづくりはかなり重要視しているようです。以前インタビューで、「連ドラの中でスピンオフも全部やる」という気概で作っているようです。

 

自分の中では「連ドラの中で、スピンオフも全部やります」という気持ちで、一人一人のキャラクターを丁寧に描きたいと思っています。

引用:https://www.nhk.or.jp/hiyokko/special/interview03/

 

特に人気なのは、向島電機の同僚・澄子(松本穂香)と、あかね荘の住人・早苗さん(シシド・カフカ)の二人。どちらも”変人”だけど、すごく魅力的な人物でした。

 

ちなみに個人的に気になってるのは、三男の勤める米屋の娘・安部さおり(伊藤沙莉)。自分の実家である米屋をつぶしてパン屋にしてやるという野心を持った人物です。

 

面白い派二つ目の感想「登場人物が魅力的」でした。

 

感想③「恋愛要素」

 

ひよっこ 面白い派の感想三つ目は「恋愛要素」。

 

「ひよっこ」に限らず、「恋愛要素」はドラマを面白いと思う大きな要素ですよね。「ひよっこ」は物語の序盤こそ恋愛要素が無かったですが、話が進むにつれて恋愛要素は強まってきました。

 

時子と三男の恋愛。三男と安部さおりとの恋愛。そしてみね子の恋愛。やはり気になるのは、ヒロイン・みね子の恋愛だと思います。恋人恋補は何人かいるようですね。

 

同じアパートに住む島谷純一郎(竹内涼真)が一番の恋人候補と言われているようですね。個人的には赤坂すずふり亭の見習いコック・前田秀俊(磯村勇斗)と恋人関係になってほしいと思っています。

 

面白い派三つ目の感想「恋愛要素」でした。

 

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ひよっこ つまらない派【感想まとめ】

 

次に、ひよっこ「つまらない派」の感想をまとめていこうと思います。割合的には少ないですが、全体の口コミが多いので 数自体は多いですね。

 

「つまらない派」の意見を大きくに分けて紹介していきますね。

 

つまらない派 3つの感想
  • メインストーリーが進まない
  • 悪人がいない世界
  • 大事件が起こらない

 

リサーチの丸尾リサーチの丸尾

「悪人がいない世界」という感想は興味深いですね。朝ドラ特有の感想かもしれません。

 

感想①「メインストーリーが進まない」

 

ひよっこ つまらない派の感想一つ目は「メインストーリーが進まない」。

 

つまらない派の感想の中でも、多くの人が感じている感想です。私も同感です。たしかに「ひよっこ」は話が進むのが遅い。

 

ひよっこのメインストーリーは、間違いなく「失踪した父」のエピソードです。ここがほとんど進展しません。たまに「目撃情報があった」くらいのエピソードが挿入されますが、大きな進展とはいえませんよね。

 

上でも紹介したとおり、「ひよっこ」では登場人物一人一人の描写をかなり丁寧に書き込んでいます。主人公・みね子とはあまり関係ないエピソードが挿入されたりもします。

 

この丁寧な人物描写を「面白い」という感想を抱く方もいれば、「つまらない」と感じる方もいるようですね。私も、もっとテンポがあった方が・・・と思うことも多々あります。

 

つまらない派一つ目の感想「メインストーリーが進まない」でした。

 

感想②「悪人がいない世界」

 

ひよっこ つまらない派の感想二つ目は「悪人がいない世界」。

 

「ひよっこ」の登場人物はみんな魅力的なのですが、悪役がいません。全員いい人。登場時点では嫌な人でも、途中からいい人に変わったりします。全員ヒロイン・みね子の協力をしてくれます。

 

そんな「ひよっこ」の中でも悪人といえるのは、みね子の父・実(沢村一樹)を襲った人くらいでしょうか。それでも後に捕まって反省しているようですし、「貧しさ」という時代背景が透けてみえて、純粋な悪人とは思えません。

 

物語において、とんでもない悪人の存在はある種スパイスになり得ます。いい人だらけなドラマに「つまらない」と感じるのも納得できます。

 

朝ドラという性質上、極悪人を出すのは難しいのかもしれませんね。朝っぱらから極悪人は見たくないですからね(笑)。

 

つまらない派二つ目の感想「悪人がいない世界」でした。

 

感想③「大事件が起こらない」

 

ひよっこ つまらない派の感想三つ目は「大事件が起こらない」。

 

「メインストーリーが進まない」「悪人がいない」という部分にも通じるかもしれません。「ひよっこ」の物語の大事件といえば、「父の失踪」です。今のところ、これ以上の大事件は起きていません

 

物語の中での事件といえば、「レストランの皿を割った」「田舎から叔父が出てきた」「昔の同僚と再会した」などなど。私たちの人生の中でも起きる普通の事件ばかり。

 

「平凡」「つまらない」という感想を持つ人が多いのも納得できます。これは脚本家・岡田惠和作品の中では共通して言われていることです。平凡な日常を丁寧に描いていく手法のようです。

 

みね子は特別な存在ではなく、その辺にいるような普通の女の子。だからこそ多くの人が感情移入できるのでしょうね。そういう意味では、老若男女は視聴するNHK朝ドラには向いている手法といえるかもしれません。

 

ですが、もっと刺激がほしくなることもあるのも事実。そういう感想が多いのも事実です。

 

つまらない派三つ目の感想「大事件が起こらない」でした。

 

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感想まとめ

朝ドラ「ひよっこ」の感想をまとめてきました。「面白い派」「つまらない派」の各三つの感想を改めて一覧でまとめます。

 

「ひよっこ」感想まとめ
■「面白い派」
感想①「泣ける」
感想②「登場人物が魅力的」
感想③「恋愛要素」

■「つまらない派」
感想①「メインストーリーが進まない」
感想②「悪人がいない世界」
感想③「大事件が起こらない」

 

これらの感想の中で私が一番印象に残ったのは、つまらない派の「悪人がいない世界」という感想。

 

私も「ひよっこ」を見ていて、いい人ばかりだなぁとは思ってました。たしかに普通のドラマであれば、悪人や大事件を期待してしまいます。というか、それがないと成立しないですよね。

 

だからこそ、悪人が出ないで成立している「ひよっこ」はすごいなと思います。悪人や事件が起きなくても、私は面白いと思うし、常に続きが気になっています。

 

このあたりは、さすがベテラン脚本家といった感じ。ちなみに「ひよっこ」の脚本家・岡田惠和さんは、朝ドラ「ちゅらさん」の脚本も書いています。

 

感想で賛否の分かれる「ひよっこ」。ハマる人にはハマるけど、物足りない人には物足りない朝ドラなのかもしれません。

 

リサーチの丸尾リサーチの丸尾

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