「僕たちがやりました(僕やり)」のオチに「意味が分からない」という声が殺到しています。

 

人気漫画「僕たちがやりました」のオチが話題になっています。ネットでは賛否両論の口コミが多数投稿されています。たしかに初見では「?」となると思います

 

そんな「僕たちがやりました(僕やり)」のオチを紹介していきます。私なりに、オチの意味を考えてみました。個人的には割と納得するオチでした。

 

ちなみに、漫画のオチとドラマのオチは違うようです。まぁあれだけ意味不明なオチだから納得といえば納得。

 

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僕たちがやりました(僕やり)オチの意味が分からない…

 

ヤングマガジンの大人気連載漫画「僕たちがやりました」。窪田正孝さん主演でドラマ化されます。原作ありの作品ということで、かなり注目度が高まっていますね。

 

そんな「僕たちがやりました(僕やり)」で話題になっているのが、ラストの結末。オチの部分です。かなり意味深なオチで「意味が分からない」という人が続出しています。

 

 

私も原作のオチを読んだのですが、正直よく分かりませんでした。オチまでの展開はちょっと怖さを感じさせる雰囲気もあります。特に意味深なのは、ラスト1ページ。本当のオチの部分。

 

トビオの表情の意味が分からない・・・。どんな意味が込められているのか、すごく気になります。

 

というワケで、今回は「僕たちがやりました(僕やり)」のオチについて徹底的に紹介していこうと思います。

 

「オチまでのあらすじ」「オチの意味」「ドラマと漫画のオチの違い」について書いていきますね。

 

ドラマ神ドラマ神

ラスト1ページの大オチが特に話題になっておるようじゃの~

 

僕たちがやりました(僕やり)オチまでのネタバレ

 

「僕たちがやりました(僕やり)」の賛否両論のオチ。そんなオチまでのあらすじをネタバレしていこうと思います。

 

「意味が分からない」と話題のオチの意味を私なりに説明していきます。個人的には腑に落ちました。

 

■「僕たちがやりました(僕やり)」ストーリー
===============
俺の人生、そこそこで良かったんだけど・・・

 

物語の主人公は、高校2年生の増渕トビオ。カラオケ行って、ボーリングして、イタズラして、仲間たちと遊んで。そこそこ楽しい生活を送っていた。どこにでもいる普通の高校生。

 

しかしトビオの”そこそこ”はある事件をきっかけに崩れ去ることになる。これは高校生+1人の青春逃亡サスペンスである。

 

①「仲間がボコボコにされる」

トビオ(窪田正孝)、伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)は高校2年生。普通の学校生活を送っていた。部活のOB・パイセン(今野浩喜)と一緒に遊ぶ毎日。

 

そんな日常を壊すような事件が起きる。仲間の一人、マルが不良にボコボコにされてしまう。トビオたちの通う高校の向いの不良高校・矢波高生の生徒の仕業であった。

 

仲間をボコボコにされたトビオは怒りを覚える。勢いにまかせてある一言を言ってしまう。それが、のちに大きな事件の引き金となっていく・・・。

 

アイツら殺そう、俺たちで。

 

②「爆破事件」

トビオの言った言葉は、本心ではなく勢いで出た言葉だった。本当に殺すつもりなんてなかった。伊佐美、マル、パイセンも当然それは知っていた。

 

ちょっとしたイタズラを計画することにする4人。パイセン主導のもと、矢波高に忍び込み、ちょっとした爆弾(窓ガラスを割る程度の威力)を仕掛ける仕返しを行う。

 

そのイタズラは成功する。窓ガラスが次々と割れ慌てる矢波高生。そんな姿が見れて満足していたトビオたち。しかし、仕掛けた爆弾の一つがプロパンガスに引火。大爆発を引き起こしてしまう。

 

ちょっとしたイタズラのつもりが、10人が死ぬ事態にまで発展した。トビオの”そこそこ”な日常は一気に崩壊する。

 

③「逃亡生活」

爆破事件は大きなニュースになり、警察も大々的に動いていた。防犯カメラからパイセンの顔が公開されてしまう。そして警察に逮捕されてしまう。

 

自分たちが逮捕されるのも時間の問題だと考えるトビオ。残されたトビオ、伊佐美、マルの三人は逃亡を決意する。

 

お金持ちのパイセンからもらったお金を逃亡資金にして、逃亡生活を始める。計画性のない逃亡生活により、資金は一気に枯渇してしまう。困った3人の前にパイセンが現れる。

 

パイセンは釈放されていた。パイセンの父親によって、替え玉の犯人が用意され、事件はもみ消された。4人の逃亡生活は終わりを告げる。

 

家に帰ることのできたトビオだが、大きな罪悪感を抱いていた。

 

④「精神崩壊」

「10人殺した」罪悪感から徐々に精神に異常をきたしていくトビオ。ついには自殺未遂を犯してしまう。なんとか一命はとりとめ、入院生活をすることになる。

 

そこで出会ったのは、矢波高の市橋。マルをボコボコにした主犯格。市橋は爆破事件で大けがを負い、元の状態には戻らないと言われていた。市橋と一緒にリハビリをする中で仲良くなる二人。

 

そんな中、市橋はトビオの目の前で自殺をする。市橋は怪我によって生きる希望を失っていた。

 

市橋の死を目の当りにして、トビオの罪悪感は肥大化していく。もう耐えられなかった。それはほかの3人も一緒だった。

 

トビオたちは自首を決意する。

 

⑤「パイセンの暴走」

普通に自首しても、パイセンの父親によってもみ消されてしまう。だから4人は渋谷のスクランブル交差点で「僕たちがやりました。自首します。」と宣言することにした。

 

多くの大衆の前で自首することで、事件のもみ消しをできないように計画したのだ。しかしパイセンの父親の邪魔が入る。裏社会に通じる父親は、自分の保身のために、事件を公にしたくなかった。

 

父親は刺客を放ち、4人の自首を邪魔する。そして、愛人の息子であるパイセンを殺そうとする。抵抗する中でパイセンは刺客を殺してしまう。

 

そしてパイセンとトビオは警察に連れていかれることになる。

 

⑥「10年後」

パイセンは実刑判決を受ける。しかし、爆破事件の犯人としてではない。精神錯乱状態になった男が起こした1件の殺人事件として処理された。事件はもみ消されたのだ。

 

結局、トビオたちが罪に問われることもなかった。

 

そして10年後、トビオは就職。結婚を約束する彼女もいる。彼女に子供が出来たことも分かった。トビオは”そこそこ”の幸せを手に入れた。

 

しかし、頭の中から罪悪感は消えない。罪悪感を感じないように、必死に幸せで蓋をしてきた。それでも「死にたい」という考えは頭をよぎる。

 

「そこそこ」を生き抜こうと思う

ただそれでも いつか もし

耐えきれない日が来たら その時は

死ねばいいだけの話だろ

引用:「僕たちがやりました(僕やり)」9巻より

 

ドラマ神ドラマ神

後味の悪い展開じゃの。そして話題の大オチに続くようじゃ

 

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【まとめ】「最後の笑顔の意味」

 

漫画「僕たちがやりました(僕やり)」のオチまでのあらすじを紹介してきました。トビオはずっと望んでいた”そこそこ”の幸せを手に入れます。でも、自分の犯した罪の意識はずっと消えません。

 

10年たっても、市橋の顔はよぎる。「耐えられない」「死にたい」と思う日々は続きます。そんな思いを抱えながら、トビオ、パイセン、マル、伊佐美はそれぞれの日常を生きています。

 

これが「僕たちがやりました(僕やり)」のラストのオチです。ハッピーエンドではなく、かなり後味の悪い終わり方。

 

そして、ツイッターで話題なのは、この「10年後の結末」が終わった後。ラストのページの大オチの部分。

 

10年後のトビオたちの姿が描かれた後で、回想シーンが挿入されます。「僕たちがやりました(僕やり)」1巻の爆破事件のシーンです。想像以上の爆破にビビるトビオの顔。ここまでは1巻通り。

 

そしてラストのページでトビオの笑った表情で終わっています。これが漫画「僕たちがやりました(僕やり)」のオチ。

 

このオチに「意味が分からない」という口コミが殺到しているようです。私も漫画「僕たちがやりました(僕やり)」のオチを初めて読んだときは「?」となりました。

 

なんで笑顔?」と思ってしまいました。トビオの表情は楽しんでいるようにも見えます。

 

そんなオチを私なりに解釈してみました。ずっと”そこそこ”を望んでいたトビオですが、もしかしたら最初から”そこそこ”なんて望んでいなかったのではないかなと思いました。

 

そこそこで退屈な日常を壊してくれる”ナニか”をずっと待っていたのかもしれません。それが爆破事件だった。だから思わず笑顔になってしまったのではないでしょうか。

 

と、私なりに結論を出してみました。「日常を壊してくれるナニか」を望む気持ちは共感を覚えます。私的にはすごく腑に落ちるオチです。

 

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ドラマ版「僕やり」漫画とは違うオチ確定・・・

 

漫画「僕たちがやりました(僕やり)」の意味深なオチで賛否両論を呼んでいます。実はドラマ版「僕たちがやりました(僕やり)」では、オチが変更されるようです。

 

「僕たちがやりました(僕やり)」公式HPに正式に発表されていました。

 

すでに完結した原作とは異なる結末を用意。最後にどんなサプライズが待っているのか!?

引用:https://www.ktv.jp/bokuyari/m/topics/01.html

 

オチが変更になるのは少し残念ですが、ちょっと納得。原作のオチの世間的な評判はあまりよくないですからね。あと、過激すぎるという問題もあると思います。ゴールデン帯のドラマで再現するのは厳しいのかもしれません。

 

ドラマ「僕たちがやりました(僕やり)」では、ドラマオリジナルキャストが多数登場します。それらの新キャラがオチに関係してくるのかもしれませんね。

 

ドラマ「僕たちがやりました(僕やり)」でどんなオチ(結末)が待っているのか、楽しみにしようと思います。

 

ドラマ神ドラマ神

新キャラ情報については、下の記事でまとめてみたぞ

僕やり 相関図まとめ!一番人気のキャラは?

 

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