お笑い芸人の有田哲平さんが主演を務めるドラマ「わにとかげぎす」。なんだかすごく言いづらいタイトルですよね。全部ひらがなだし。

 

実はこのタイトルには、ちゃんとした意味が込められていました。「わにとかげぎす」の言葉の意味と、なぜこのタイトルになったのかについて紹介していきます。

 

ドラマの内容を知っている方は、「なるほど」となると思います。

 

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わにとかげぎす 意味とは?

 

クリームシチューの有田哲平さんが初の連ドラ主演を果たす「わにとかげぎす」ですが、古谷実さん原作の漫画です。この「わにとかげぎす」というタイトルだけ聞くと、ワニ?トカゲ?とものすごく意味不明なので、少し調べてみました。

 

「わにとかげぎす」とは、ワニトカゲギス目ワニトカゲギス属の魚類のことで、ほとんどの種族が深海に生息しています。硬骨魚網の分類群の1つで、「光る深海魚」の事を指します。

 

要するに、「わにとかげぎす」の意味は深海魚の事のようですが、これをタイトルにするって・・・どういう事でしょう?

 

私はこの原作を全く存じていませんでした。そのため、ここまで調べて「わにとかげぎす」とは魚の話なのか?深海魚の話?と、どんなおストーリーになっているのか想像もつかない状態です。

 

意味①「グロい深海魚」

深海魚とは、水深200メートルより深い海に生息する魚類のことですが、水圧や暗闇、水の流れがほとんどない等の環境の中での生活のために、骨格や筋肉は軟弱化し、発光器の発達や、目の退化などの特徴があります。

 

眼が白く濁っていたり、要するに気持ち悪い系です。深い海の底にしか生息していないので、普段見かけることはありませんが、テレビ等で見るとはっきり言ってグロイですよね。

 

有名な深海魚だと、アンコウがいますね。背中あたりから、とげが糸状に長く伸びていて、先端が豆電球みたいに光っています。釣り竿のルアーみたいにぷかぷかと揺れていて、エサとなる魚を誘導して食べちゃうという賢い深海魚です。

 

暗闇で見えない中、このように進化していったんでしょうね。生きるためにそんな機能が備わっていったなんて感心します。

 

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意味②「古谷実の漫画」

「わにとかげぎす」は、古谷実さん原作の漫画ですが、週刊ヤングマガジンにて、2006年から2007年まで掲載されました。

 

その他に古田実さん原作で有名な作品ですと、「行け!稲中卓球部」、「僕といっしょ」、「ヒメアノ~ル」などがあります。

 

その中でも、「行け!稲中卓球部」は、中学生という思春期の主人公たちをメインに卓球部という舞台の中で、もがいていく様を描いたもので、大人気でした。

 

私も学生時代に友達に借りて読んだ事がありますが、はっきり言ってかなり下品です。女性は見たことない方が多いかもしれません。でも、読むと本当に面白い作品で、お腹を抱えてゲラゲラ笑ったのを覚えています。

 

さて、今回ドラマ化された「わにとかげぎす」のあらすじですが、主人公の「富岡ゆうじ」は、スーパーで深夜の警備員をしています。日々を意味なくだらだらと過ごしてきた32歳の独身男性です。

 

ふと、恋人がいない事や、友達もいない事に気づいた富岡ゆうじは、自分の人生を変えたい!と奮起しますが、その後さまざまなトラブルに翻弄されることになるというお話です。

 

そんな中、隣人の美女羽田梓は富岡に一目惚れしてしまうのです。その美女を演じるのが、本田翼さんという事で話題沸騰しています。可愛いですよね。

 

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わにとかげぎす 何でこのタイトル?

 

有田哲平さん主演のドラマ「わにとかげぎす」の意味をいろいろと調べてみましたが、最初はなぜこのタイトルなんだろう?と不思議でしたが、原作のあらすじなどを見てみると、主人公と深海魚が似ている部分が確かにありました。

 

主人公の富岡は、仕事以外では、家でほぼ寝るだけの生活をしており、友達も恋人もいません。

 

深海魚も一日中海底をぷか~と浮いている感じでほぼ動かない生活をしています。深海魚たちは一体何を考えて生きているんでしょうね。ここまで調べると気になってきます。

 

そんな深海魚のような生活を送っている様子から、古田実さんはこの「わにとかげぎす」というタイトルを付けたのかなと思うと、さすが!おもしろい発想だなと思います。

 

ドラマ初主演となる有田哲平さんと、ヒロイン役の本田翼さん。結構人気なビッグキャストで本当に楽しみなドラマです。

 

わにとかげぎす監督(演出)は誰?「カルテット・逃げ恥」担当してる!