現在(2017年8月時点)放送中、話題沸騰のドラマ「僕たちがやりました」ですが、原作の漫画もかなりの人気作品です。その原作者についての情報を集めてみました。
原作者の過去作を見てみると、かなりヒット作が多いことに気が付くと思います。かなりのヒットメーカー。映画化、ドラマ化作品がとにかく多い。
僕やり(僕たちがやりました)は、窪田正孝さんが高校生の主人公を演じるということで、放送開始前から話題を集めていました。他にも、新田真剣佑さんや永野芽郁など、人気俳優が多数出演する人気ドラマです。原作も人気漫画ですが、原作ファンにも高い評価を受けています。
ネットでの口コミを集めてみると、原作ファンから高い支持を得ているのは、原作に沿った「キャスティング」と原作からは予想できない「ストーリー展開」からのようです。
これだけ原作ファンに支持されているのは、キャスティングが的中したことに加えて、原作者の表現力もかなり大きいのではないかと思います。また、原作では登場しない女教師というキャラクターという要素も加えることで、原作ファンも退屈しないドラマになっているようです。
今回は原作者の過去作品や、その口コミについて紹介していきますね。
僕たちがやりました 原作者は誰?代表作は?
人気ドラマ「僕たちがやりました」は、ヤングマガジンで連載された人気漫画が原作となっています。原作者は金城宗幸さんです。出身地は大阪で1987年生まれと、まだ若い漫画原作者のようです。
金城宗幸さんは京都精華大学のマンガ部マンガプロデュース科の出身だそうですね。大学に、マンガ部という学科があるということを、金城宗幸さんのプロフィールを見て初めて知りました・・・・
金城宗幸さんの作品の特徴はやはり、キャラクターの多彩な表情と斬新なストーリー展開だと思います。その実力は高い評価を集めており、平成22年には「第80回新人漫画賞特別奨励賞」や「赤塚賞佳作」を受賞しています。
そんな金城宗幸さんの代表作はなんといっても「神様の言うとおり」シリーズですね。2014年11月に実写映画が公開。同月、ムービーコミック化もされています。
金城宗幸さんの作品は、どこにでもいるような平凡な主人公に突如「非日常」が訪れるというストーリーのものが多いようですね。以下に作品一覧をまとめていますので、ご覧ください。
原作者・金城宗幸の作品一覧
「神様の言うとおり」
「神様の言うとおり弐」
「ドラゴンコレクション 竜を統べるもの」
「インビジブル・ジョー」
「ビリオンドッグズ」
「僕たちがやりました」
「Ø ゼロ」
「ジャガーン」
「グラシュロス」
■読み切り作品
「みちがえる」
「担当・T屋物語~Yahoo! TOPの載り方~」
①「神様の言うとおり」
「神様の言うとおり」は、ごく普通のありふれた高校生の前に突然「だるま」が姿を現し、主人公の通う高校の教師が殺されてしまいます。
その後もクラスメイトが次々に殺され、それが「だるまさんがころんだ」というゲームであることに気づいた主人公は、なんとかそれをクリアしますが、その後も次々と課せられる試練に挑んでいきます。
続編の「神様の言うとおり弐」でも、別の高校生が同じように続々と試練に立ち向かう姿が描かれています。かなりの人気作品で、実写映画も公開されています。
②「ドラゴンコレクション 竜を統べるもの」
週刊少年マガジンで連載されていた「ドラゴンコレクション 竜を統べるもの」では、普通の高校生が主人公の物語です。
ヒキが強いということだけが自慢の彼の生活に、「兄の失踪」というきっかけから大きな変化が生まれます。謎の少年とモンスターと出会い、世界を救うためにドラゴンコレクションを始めるというストーリーになっています。
③「グラシュロス」
金城宗幸さん原作の最新作となる「グラシュロス」は、どこにでもいる「平凡な主人公」に突然訪れる「非日常」を描くこれまでの作品とは異なる内容になっています。
3万年前の人類の姿を描くこの物語は、まだ始まったばかりですが、これまでの金城宗幸さん原作のマンガとは違ったおもしろさがありそうです。
ネットでもかなり多くの「おもしろい」「やばい」等の感想が寄せられています。今後の展開にも期待できますね。「原っぱ」という単語に「タツノリ」というルビがふられているあたりにも、おもしろさを感じているファンが多いようです。
④「インビジブル・ジョー」
「インビジブル・ジョー」は、好意を持つ人との普通の生活を夢見る高校生の主人公の物語です。彼は、特殊な能力を持っています。謎の同級生から指令を受け、女子高生連続行方不明事件の犯人に迫る主人公に、さまざまなハプニングが起こるというストーリーになっています。
⑤「ジャガーン」
「ジャガーン」は、警察官として働く蛇ヶ崎晋太郎(じゃがさきしんたろう)が主人公の物語です。結婚を迫られている同棲中の彼女、コンビニの前でたむろしている大学生、同僚たちを銃で撃ちたいという欲求が膨れ上がる彼の前に、空から大量のカエルが降ってくるというストーリーになっています。
⑥「ビリオンドッグズ」
「ビリオンドッグス」は、高校生の主人公たちが、持ち前の頭の良さと行動力を持ち寄り政治家とヤクザガ隠している現金30億円を狙うというストーリーです。
主人公が生徒会長を務める高校は、ヤクザと政治家が支配する高校です。そこで繰り広げられる大金がかかっただけでなく、まさに命がけのお遊戯が始まります。なんとも壮大でスリリングな話ですね!
原作者・金城宗幸の口コミ
金城宗幸は天才だわ。久々にこんな面白い漫画読んだ。
— オオカワ (@y20170328) 2017年7月27日
金城宗幸・荒木光 『僕たちがやりました』全9巻。あぁ、これは評価したくない、けど面白い、逆にも言っておく、面白い、けど評価したくない。まさにヤンマガ的なホモソーシャルそのものでもありつつ、エンターテイメントとしての面白さは、ある…。https://t.co/snbyBGRrRw
— スパルタ (@sparta_cc) 2017年8月1日
金城宗幸&藤村緋二の「グラシュロス」がかなり骨太の英雄譚を描いてて面白いんだけど、ふりがなの言語センスが仏恥義理でいちいち笑うw
— アウラ (@aura_segachiku) 2017年7月25日
「僕たちがやりました」の原作者・金城宗幸さんの評価をツイッターで調べてみました。私の調べた限りだと概ね高評価。中には「天才」という言葉を使って評価されている方もいますね。
ここまでヒット作を連続で出し続ける方なので、その声も納得してしまいます。映画化、ドラマ化などの実績がものすごいですからね。これからも活躍される方なのは間違いないと思います。
→僕たちがやりました 脚本家・徳永友一って誰?過去作品&評価は?