窪田正孝さん主演のドラマ「僕たちがやりました」。ある意味で問題作の人気漫画が原作の実写ドラマです。
青年誌の人気連載ということもあり、セリフの中には結構衝撃的なものも含まれています。印象に残る名言が多いんですよね。
今回はそんな「僕たちがやりました」で使われた名言の中で、特に印象に残った名言を5つピックアップして紹介していきます。
僕たちがやりました“名言多い”と話題
【僕やり第4話完走☺︎】
僕やり第4話ご覧いただきありがとうございました😊新キャラも続々と登場した今夜。皆さんいかがだったでしょうか❓感想もどしどしお待ちしております✨
.#僕たちがやりました #僕やり #火は僕やり #次回は8月15日放送 #窪田正孝 #永野芽郁 #新田真剣佑 pic.twitter.com/Jrxd3jFWvx— 火9ドラマ『僕たちがやりました』公式 (@bokuyari_ktv) 2017年8月8日
現在放送中の人気ドラマ僕やり(僕たちがやりました)ですが、登場人物のセリフに「名言」が多いと話題になっているようです。ネット上から視聴者の口コミを集め、「名言」をまとめてみました。
改めて見てみると主人公のセリフはもちろんですが、その他の登場人物のセリフにも深く考えさせられるものが多いですね。キャスティングで話題が集まったドラマですが、そのストーリー性と展開を支えるセリフにも多くの大きな魅力があります。
ネット上では、さまざまなセリフに対して「共感した」「すごい」「やばい」「泣ける」といった感想が多く集まっています。
個人的に特に印象的に残った名言を5つピックアップして紹介していきますね。
- 「そこそこ」
- 「なんで俺なんだよ」
- 「俺たちで」
- 「なんでか分かんねぇけど」
- 「掴むんだよ」
名言①「そこそこ」
ずっと、そう思ってたのに・・・
「そこそこでいい。ずっと、そう思っていたのに・・・」というセリフは、、窪田正孝さん演じる主人公トビオのセリフです。予想外の形で爆破事件の容疑者になってしまい、過去の楽しかった高校生活を思い出して思わず飛び出すセリフです。
トビオは、「そこそこでいい」「そこそこ楽しければいい」という冷めた考えを持ったどこにでもいる平凡な高校生でした。
しかし友人のマルが近隣高校のヤンキーにボコボコにされてしまったことの仕返しに仕掛けた小型爆弾が思わぬ大爆発を起こしてしまったことで、その「そこそこ」の生活に終止符を打たれてしまいます。
ここからトビオの、それまでと大きく違い「そこそこ」とはかけ離れた生き方が始まります。そんな「そこそこの高校生活」を諦めて逃亡生活を始めるトビオの、覚悟が隠れた名言であると言えます。
名言②「なんで俺なんだよ」
他にくそみたいな人間いっぱいいるだろ
これは主人公トビオが通うヤンキー高校のボス、市橋のセリフです。爆破事件で自分の体が思い通りに動かないことを苦しんで、怒りをぶつける場面です。
市橋はそれまで、罪のない人に暴力を振るったり脅したりと、いかにもヤンキーらしい行動をとっていました。その程度は異常なほどで、十分にくそみたいな人間だと思いますし、他にここまで人を傷つけて生きている人間はそういないでしょう。
爆破事件の被害に遭っても因果応報と言われても仕方ないくらいだとも思われますが・・・・
市橋がここまで感情を表に出す場面はこれまでにありませんでした。そんな市橋が描いていた夢を語りそれが叶わなくなってしまったことを嘆く姿をみていると、思わず同情してしまいます。
ネット上でも「市橋やばい」「かわいそう」「泣ける」といった感想が寄せられている名言ですね。
名言③「俺たちで」
俺たちで
主人公のトビオが、友人のマルのために「アイツら殺そう・・・俺たちで」と怒る場面のセリフです。「そこそこでいい」と思っていたトビオのこの決心が、この僕やり(僕たちがやりました)というドラマのストーリーの主軸になっています。
このセリフをきっかけに、「そこそこ」の生活に大きな変化が生まれることとなります。
もちろんトビオ達は、この計画がここまでの大事件になるとは思っていませんでした。しかし、友人を思って近隣高校に爆弾を仕掛けるということは、簡単にできることではありません。
それほどトビオ達の怒りは大きく、復讐にかける思いは強いものだったといえます。トビオの決意と友情の強さがあらわれた名言であるといえますね。
名言④「なんでか分かんねぇけど」
俺らが殺したんだよ!!
「なんでか分かんねぇけど俺らが殺したんだよ!!」というセリフは、爆破事件のあと友人達と集まってニュースをみたときのトビオのセリフです。
まさかここまでの事件になるとは思っておらず、現実を受け入れることができず混乱しているメンバーと、自分自身に対して思わず叫んでしまう場面ですね。
ちょっとしたイタズラで10名もの死亡者を出してしまったら、当然困惑して現実逃避したくなると思います。
「俺たちじゃない」「そんなわけない」と話している友人達に向かってこのセリフをぶつけるトビオは、すでに「そこそこ」の生活が終わってしまうことを自覚しているのでしょう。
苦しい現実を受け入れ、これから何ができるかを考えようとする前向きな姿勢と、まだ怯えているトビオの心情が隠れている、僕やり(僕たちがやりました)のタイトルに沿った名言だと思います。
名言⑤「掴むんだよ」
思わぬ形で爆破事件の容疑者となってしまったトビオ達ですが、ニュースで公表されている爆弾の設置場所をみて、自分たちが仕掛けていない場所で爆発が起こりガスに引火してしまったことを知った際のトビオのセリフです。
人生に絶望してしまい、逃亡生活を送っていたトビオ達ですが、思わぬ形で真犯人の存在を認識し、希望に満ち溢れているセリフです。結果的にはパイセンが爆弾を蹴り飛ばしてガスの近くに転がってしまったという動画が見つかり、真犯人を見つけることはできませんでしたが・・・。
「僕たちがやりました」というタイトルのドラマで、まさかの真犯人が出現で視聴者も驚いたのではないでしょうか。
ネガティブなセリフと表情ばかり見せていたトビオが久しぶりに見せるイキイキとした表情に、胸が高鳴った視聴者も少なくないでしょう。真犯人を捕まえるために気合いを入れるトビオの前向きな思いと願いが込もった名言です。
→僕たちがやりました 脚本家・徳永友一って誰?過去作品&評価は?