10月14日より土曜ナイトドラマ枠で放送される「オトナ高校」脚本は橋本裕志さんです。今回は脚本家・橋本裕志さんについてご紹介します。
シリアスなドラマから、ギャグアニメまで幅広い作品で、脚本を担当しています。ここまで脚本作品の印象に開きがある脚本家も少ないんじゃないかと思うくらいギャップがあります。
そんな脚本家・橋本裕志さんのプロフィールや、過去作品、評価について紹介していこうと思います。果たして「オトナ高校」は期待していいのか!?
評判を見る限り評価は高いけど、過去の脚本作品を見ると不安にもなります。
オトナ高校 脚本家・橋本裕志とは?
荒川英人 #三浦春馬
高身長・高学歴・高年収の自他共に認めるエリート✨実は童貞→あだ名はチェリート🍒その事実をひた隠してきたが、国から #オトナ高校 への入学案内が届き人生が崩れ落ちる。プライドを捨てきれず人を上から分析しがち。頭が良すぎて逆にバカ、な残念男🙋♂️ #やらみそ pic.twitter.com/VL0HEW69ej
— 【公式】『オトナ高校』テレビ朝日 (@otona_koukou) 2017年9月4日
■脚本デビュー作
「とっておきVirgin Love! 童貞物語3」
(1989)
■主な脚本作品
「ショムニ」
「映画ビリギャル」
「就活家族 ~きっと、うまくいく~」
1989年に映画の共同脚本でデビュー。その後多数のアニメの脚本・シリーズ構成などに携わる。1998年「ショムニ」以降は実写化作品を中心に執筆。
北海道出身の現在55歳で、アニメ・ドラマ・映画と幅広く活躍されている脚本家です。
10月14日に放送を開始する「オトナ高校」は、土曜ナイトドラマ枠の新ドラマ。土曜ナイトドラマとは、360°様々な既存のメディアとの融合を仕掛けていきながら、若いデジタル世代でも楽しめる斬新な企画を世に送る新たな連続ドラマ枠です。
そんな土曜ナイトドラマの記念すべき第1弾作品が、橋本裕志が手がける「オトナ高校」です。脚本家・橋本裕志さんは、アニメでは「忍たま乱太郎」「平成天才バカボン」などギャグ要素の強い作品を手がけられています。
ドラマでは一転「華麗なる一族」「獣医ドリトル」など、シリアスで感動的な物語を描いており、その才能の幅広さに驚かされます。
そんな脚本家・ 橋本裕志さんが脚本担当する「オトナ高校」。まずは簡単に内容を紹介しますね。
何故、そんな学校に有無を言わせず入学させられるのか?それは、深刻な少子化問題に歯止めをかけるため、政府が打ち立てた「第二義務教育法案」に基づく公的教育機関だから。
うーん、設定がありえなさすぎる。ですが、政府による少子化対策のお話って、突拍子もない方がいい気がします。
少子化について真面目に議論されても、ドラマとしては面白くないし、問題に明るく向き合いながら考えさせられる内容の方がいいです。
ドラマ内では、あくまでオトナ高校に入学してからの主人公の人間模様に焦点があてられると思いますが、少子化について若い年齢層の方にも理解を深めるいいきっかけになってくれることを期待します。
このドラマは原作のないオリジナルストーリーなので、脚本家・橋本裕志さんの脚本に注目です。
主演は三浦春馬さん。爽やかな好青年を演じられることの多い俳優さんですが、今回はプライドの高いやらみそ・荒川英人という役です。
高身長・高学歴・高年収の自他共に認めるエリートで、実は童貞→あだ名はチェリート。その事実をひた隠しにしてきたものの、国からオトナ高校への入学案内が届き人生が崩れ落ちる。
プライドを捨てきれず人を上から分析しがち。頭が良すぎて逆にバカ、な残念男という役どころです。
ドラマでは、デート中ドヤ顔でひたすら退屈なうんちくを語るシーンもあるようなので、とても楽しみです。
ところで、厚生労働省が2015年に行った「出生動向基本調査」によると性経験のない30代独身男性は25%以上、30代独身女性は30%以上ということをご存知でしょうか。
こんな調査があるということは、近い将来現実にオトナ高校が開校されるかもしれません!?
三浦春馬さんのようなイケメンがいるなら、是非入学したいものです。デートで退屈なうんちくは聞きたくありませんけどね。
脚本家・橋本裕志 過去脚本作品一覧
- 「忍たま乱太郎」
- 「幽☆遊☆白書」
- 「忍空」(シリーズ構成)
- 「HAUNTEDじゃんくしょん」
- 「みどりのマキバオー」(シリーズ構成)
- 「ゲゲゲの鬼太郎」(第4作)
- 「金田一少年の事件簿」
- 「小さな巨人 ミクロマン」(シリーズ構成)
- 「それいけ!アンパンマン」
- 「平成天才バカボン」
- 「ONE PIECE」
- 「学校の怪談」(シリーズ構成)
- 「アソボット戦記五九」(シリーズ構成)※第1話-第20話
- 「金色のガッシュベル!!」(シリーズ構成)
- 「ウルトラマンキッズ 母をたずねて3000万光年」
- 「ウルトラマングラフィティ」
■ドラマ
- 「ショムニシリーズ」
(1998・2000・2002) - 「板橋マダムス」
(1998) - 「天使が消えた街」
(2000) - 「世にも奇妙な物語 超税金対策殺人事件」
(2003) - 「ウォーターボーイズシリーズ」
(2003・2004・2005) - 「Mの悲劇」
(2005) - 「熟年離婚」
(2005) - 「華麗なる一族」
(2007) - 「特急田中3号」
(2007) - 「官僚たちの夏」
(2009) - 「アンタッチャブル ~事件記者・鳴海遼子~」
(2009) - 「獣医ドリトル」
(2010) - 「運命の人」
(2012) - 「再会」
(2012) - 「女信長」
(2013) - 「潜入探偵トカゲ」
(2013) - 「LEADERS リーダーズ」
(2014) - 「死神くん」
(2014) - 「リスクの神様」
(2015) - 「就活家族 ~きっと、うまくいく~」
(2017) - 「オトナ高校」
(2017)
■映画
- 「外科室」
(1992) - 「仮面学園」
(2000) - 「フレフレ少女」
(2008) - 「守護天使」
(2009) - 「星守る犬」
(2011) - 「テルマエ・ロマエⅡ」
(2014) - 「映画 ビリギャル」
(2015)
「オトナ高校」の脚本家・橋本裕志さん。過去の脚本作品を一覧でまとめてみました。
こうして経歴を振り返ってみると、デビューの1989年から途切れることなくヒット作を生み続けていることに驚きです。全体的にコメディタッチな作品も多いので、「オトナ高校」も大いに楽しませてくれそうです。
オトナ高校 脚本家・橋本裕志の評価は?
ヒット作を生み続けられるのは、類稀なる才能があることももちろんですが、長く仕事し続けられる信頼や人望の厚さも重要なのではないでしょうか。
橋本裕志さんは、各テレビ局で偏りなくドラマの脚本を書かれています。これこそが、業界からも脚本家として高く評価されている所以といえそうです。
さらに「映画 ビリギャル」は、iTunes・Yahoo映画・映画.comなどのレビューですべて星4以上の評価です。全て脚本のおかげとは言いませんが、脚本の出来が悪いと、こうはならないと思います。
2015年公開の映画ですが、現在でもレビュー数が伸びているのは、DVDなどでも人気の高い作品であることが伺えます。
実際にこの映画で話題になり、橋本裕志さんに注目した方も多くいそうです。
今夜放送の #ビリギャル の脚本は、#就活家族 の脚本の #橋本裕志 さんですよ(^o^)/
— カホ♡京の螢火 土日祝全日 (@hi4782) 2016年12月26日
『あのビリギャルの』脚本家・橋本裕志さんが完全書き下ろしでお届けする「オトナ高校」。不器用なオトナたちの“学園ドラマ”お楽しみに!