ドラマ「コウノドリ2」の主題歌「奇蹟」。その歌詞の内容を紹介していきます。
歌詞を読んでいくと、結構泣ける部分があります。ドラマの内容にもマッチしているから余計に泣けます。「コウノドリ2」を見ている方は、特に歌詞に注目して聴いてもらいたいです。
主題歌「奇蹟」を歌うUruさんの本人コメントや、公式動画も一緒に紹介していきます。
Uruさんのコメントを読むと、歌詞に込められた意味がより深く知ることができます。歌詞の意味を知ったうえで動画を視聴するとまた違った印象になるかもしれません。

「奇跡」と「奇蹟」の違いを紹介するね。
「奇蹟」は神の力によって起きた不思議な出来事。
これを踏まえて「奇蹟」の歌詞の内容を読んでいくと、またまた違った印象になるかもね。
Contents
コウノドリ2 主題歌「奇蹟」歌詞が泣ける
コウノドリ第1話このあとすぐ????ついに、チームコウノドリが帰ってきます??サクラ先生、下屋、小松さん、白川、四宮、今橋先生をぜひリアルタイムでご覧下さい??
#tbs #コウノドリ #綾野剛 #松岡茉優 #吉田羊 #坂口健太郎 #星野源 #大森南朋 pic.twitter.com/9B7oXfDVlz— 『コウノドリ』第2話10月20日 (@kounodori_tbs) 2017年10月13日
コウノドリ2の主題歌「奇蹟」の具体的な歌詞を5つピックアップして紹介していきます。
私が個人的に印象に残った歌詞は、三つ目に紹介する歌詞。印象に残ったというよりも、歌詞を読んだだけでちょっとウルウルきました。泣き上戸の方はある意味で閲覧注意の内容かもしれません。
- 歌詞①「青く小さな心」
- 歌詞②「迷い立ち止まっては」
- 歌詞③「輝ける奇蹟がある」
- 歌詞④「特別なことなど無くてもいい」
- 歌詞⑤「どんな時でも」

子供を産んだ母親の気持ちを代弁するような主題歌「奇蹟」ですが、Uruさん自身は出産してるのかな?共感を呼んでる歌詞の内容は、実際に子供を産んでそうな感じがするけど。
でも、外見は子供を生んでいる感じはしないんだよね。詳細プロフィールがないので年齢も分からない~。気になる!
歌詞①「青く小さな心」
隠した手のひらの隙間に
光が射すようにそっと
優しく伝わる温もり
主題歌「奇蹟」一つ目に紹介する歌詞。
優しいピアノの伴奏の後に歌われる冒頭の部分ですね。この歌詞だけ読むと、なんのことを歌った歌なのか分からないかもしれません。ですが、「コウノドリ」で描かれるテーマを知っていると、すんなり理解できます。
「コウノドリ」の主人公は、産婦人科で働く鴻鳥サクラ(綾野剛)。ドラマ「コウノドリ」の舞台は、産婦人科と新生児科。新しく生まれてくる子供がフューチャーされて描かれます。
上で紹介した歌詞の中に出てくる「青く小さな心」は、生まれてきたばかりの子供のことを表現している歌詞ですね。
そして、「奇蹟」は子供を産んだ母親視点で描かれる歌詞です。
歌詞②「迷い立ち止まっては」
弱さにおぼれていた
私が今強くなれるのは あなたに出会えたから
主題歌「奇蹟」二つ目の歌詞。
冒頭に続く部分です。印象的なのは、「迷い立ち止まっては」「弱さにおぼれていた」という歌詞。私はこの歌詞から、子供を初めて生んだ母親の戸惑う様子を感じました。
「子供を産む」という行為は産むまでも大変ですが、産んでからももっと大変。生まれたばかりの子供は何も分かりません。何が危険なのかも理解していません。少しの間違いで、死んでしまうことだってあります。
弱くて頼りない存在の子供を、親は守っていかないといけません。父親と母親、二人一緒に子育てしていくのが理想。ですが、傾向的にはやはり母親が子供と接する時間の方が多くなります。
自分がしっかりしていないと、子供の命は簡単に失われてしまう。特に初めて子育てだと、戸惑う部分や逃げたくなる事も多いと思います。戸惑い、逃げたくなりながら、子育てする中で子供と一緒に自分も成長していく。
上で紹介した「奇蹟」の歌詞は、そんな母親の「戸惑い」や「成長」の気持ちを代弁するかのような歌詞のように感じました。
ドラマ「コウノドリ2」第1話では、子供を産んだ佐野彩加(メアリージュン)も子育てに不安を感じていましたよね。
歌詞③「輝ける奇蹟がある」
そっと その全てを
この世界で輝ける奇蹟がある
主題歌「奇蹟」三つ目の歌詞。
印象的なのは、「溢れだす愛おしさ」。母親の子供に対する深い愛情を表現する部分だと思います。「溢れだす」という表現が印象的ですよね。理屈ではなく、本能で愛情が止まらない感じでしょうか。
「この世界で輝ける奇蹟」というのは、愛情を注がれる子供のことを指しているんでしょうね。
下でも紹介しますが、Uruさんのコメントの中にもこの歌詞に通じる部分がありました。「命が生まれる」「それを大切に想う気持ち」「それら全てと一緒に生きていく」それら全てひっくるめて奇蹟という気持ちで歌詞を書かれたそうです。
歌詞④「特別なことなど無くてもいい」
ただあなたと歩むこの先に笑顔満ちるように
主題歌「奇蹟」四つ目の歌詞。
個人的に、「奇蹟」の中で最も印象に残った歌詞です。歌声と一緒に聴いたらなんだか泣けてきました。
特に印象的なのは「何も特別なことなど無くてもいい」という歌詞。生まれてきたこと自体が”奇蹟”で、一緒に笑えて生活できていることだけで幸せ。そんな親の気持ちを表しているような歌詞に感じました。
この歌詞を読んで、「生まれてきた。生きてる。それだけでいい。」そう言われているような気がして、少し涙ぐんでしまいました。
「何も特別なことなど無くてもいい」という言葉を裏返すと、「特別な事など起きないで。今の幸せな状態がいつまでも続いてほしい。」そんな願いのような気持ちも隠れているように感じました。
深読みすると、”いつか必ず別れが来る”ことを理解しているからこその歌詞のように思います。
歌詞⑤「どんな時でも」
愛する強さを今感じてる
心から愛してる
主題歌「奇蹟」五つ目の歌詞。
子供に対する無償の愛を感じさせる歌詞ですね。「どんな時でも」という部分から、子供に対する愛情の深さを感じます。
「心から愛してる」というフレーズは、ラブソングなどで使い倒されているフレーズです。ですが、「奇蹟」で歌われているのは子供に対する愛情。なんだかラブソングとは違った説得力や重みを感じさせます。
Uruさんの包容力のある優しい歌声も、説得力を増している一つの要因かもしれません。
ちなみに、「コウノドリ2」の番組プロデューサーも、Uruさん起用理由の一つに”歌声”を挙げています。
【起用理由】
なんといっても、美しい歌声です。彼女のあの歌声の美しさは、気高いまでの優しさを感じさせてくれ、『コウノドリ』で描かれる女性の、母親の、生まれてくる小さな命を優しく包み込んでくれるぬくもりある愛情や思いに寄り添ってくれると思いました。引用:https://www.youtube.com/watch?v=zkpfr8VNymg
主題歌「奇蹟」Uruが歌詞に込めた意味【動画あり】
ドラマ「コウノドリ2」の主題歌「奇蹟」の歌詞を紹介してきました。歌詞だけ読んでいても感慨深いのですが、Uruさんの歌声と一緒に聴くとまた違った印象を受けます。
公式で公開されている「奇蹟」の動画を発見したので、貼り付けておきます。ぜひ歌詞に注目して聴いてみてください。
また、Uruさんの本人コメントも掲載しています。「奇蹟」の歌詞に込めた意味を知ると、さらに感慨深い。動画とコメント、両方あわせて視聴してみてください。
Uruコメント「歌詞を書きながら…」
歌詞を書きながら、命が生まれる奇蹟や、それを大切に想う気持ち、それら全てと一緒に生きていくということもまた奇蹟なんだという事に気付けました。たくさんの方にこのドラマのメッセージが伝わるような曲として届いたら嬉しいです。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=zkpfr8VNymg
Uruさんのコメントを紹介しました。歌詞の内容とリンクするコメントですよね。特に、三つ目に紹介した歌詞「輝ける奇蹟がある」の内容をより深く伝わったような気がします。
また、ドラマ「コウノドリ2」の内容にも通底するコメントですよね。

ドラマの主題歌は、ドラマの内容に合わせて作られます。ドラマを見ていると、さらに刺さる歌詞だよね。
主題歌「奇蹟」公式動画
ドラマ「コウノドリ2」の主題歌「奇蹟」。UruさんのオフィシャルYoutubeチャンネルが公式動画を出していました。動画を貼っておくので、ぜひ歌詞の内容に注目して聴いてみてください。
↓Uru「奇蹟」公式動画