来年1月にフジテレビ系列「月9」枠でスタートする新ドラマ「海月姫」の脚本を担当されるのが、脚本家・徳永友一さんです。
「海月姫(くらげひめ)」は東村アキコさんによる累計420万部超えの人気コミックが原作です。2010年にテレビアニメ化され、2014年には、能年玲奈さん主演で、実写映画化され話題となりました。
人気作のドラマ化とあって、早くも話題を集めている作品です。そんなドラマ「海月姫」で脚本家を勤める、徳永友一さんとはどんな人物なのでしょうか。そして過去の作品への評判はどうなのでしょうか。
実は徳永さん、数々の有名作品を手がける人気脚本家さんだったのです。あの誰でも知っている超有名作品から、最近の話題作まで、恐らく皆さんも知っている作品がたくさんあると思います。
今回はそんな脚本家・徳永友一さんについて調べてみましたので、彼の評判と共にご紹介します。
海月姫 脚本家・徳永友一【過去脚本作品一覧】
新月9ドラマ「海月姫」で脚本を担当される徳永友一さんとはどんな方なのでしょうか。
ドラマを見るとき、出演されている俳優さんは気にしても、脚本家さんを気にする人はあまりいないのではないでしょうか。
しかし、ドラマにとって脚本はいわば骨組みでとても大切な要素です。なのでドラマを観るとき、それを意識してみるとまた違った楽しみができそうですね。
というわけで、今回はまず、脚本家の徳永友一さんのプロフィールや過去の脚本作品ついて調べてみました。
脚本家・徳永友一プロフィール
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■名前
徳永友一(とくなが・ゆういち)
■生年月日
1976年
■脚本初期作
「電車男」
(2005)
■主な脚本作品
「ホームレス中学生」
「LADY~最後の犯罪プロファイル~」
「信長協奏曲」
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
徳永友一 過去の脚本作品一覧
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■ドラマ
- 「電車男」
(2005) - 「電車男DELUXE 最後の聖戦」
(2006) - 「きらきら研修医」
(2007) - 「結婚披露宴~人生最悪の3時間」
(2007) - 「パパとムスメの7日間」
(2007) - 「ホームレス中学生」
(2008) - 「打撃天使ルリ」
(2008) - 「セレブと貧乏太郎」
(2008) - 「ホームレス中学生2」
(2009) - 「BOSS」
(2009) - 「卒うた」
(2010) - 「チーム・バチスタ2 ジェレラル・ルージュの凱旋」
(2010) - 「検事・鬼島平八郎」
(2010) - 「BOSS(2nd シーズン)」
(2011) - 「ここが噂のエル・パラシオ」
(2011) - 「ステップファーザー・ステップ」
(2012) - 「マジすか学園3」
(2012) - 「TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~」
(2012) - 「嘘の証明 犯罪心理分析官・梶原圭子2」
(2013) - 「でたらめヒーロー」
(2013) - 「刑事110キロ」
(2013) - 「東京トイボックス」
(2013) - 「海の上の診療所」
(2013) - 「トラベルライター青木亜木子」
(2014) - 「刑事110キロ2」
(2014) - 「リアル脱出ゲームTV」
(2014) - 「水球ヤンキース」
(2014) - 「信長協奏曲」
(2014) - 「マジすか学園4」
(2015) - 「警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル」
(2015) - 「探偵の探偵」
(2015) - 「海に降る」
(2015) - 「ザ・ドライバー」
(2015) - 「スペシャリスト」
(2016) - 「土曜ワイド劇場『西村京太郎トラベルミステリー65 伊豆海岸殺人ルート』」
(2016) - 「HOPE~期待ゼロの新入社員」
(2016) - 「嫌われる勇気」
(2017) - 「僕たちがやりました」
(2017) - 「刑事ゆがみ」
(2017) - 「海月姫」
(2018)
■映画
- 「サンシャイン デイズ劇場版」
(2008)
※脚本協力も含む
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引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋
脚本家の徳永友一さんは、2001年に独協大学法学部法律学科卒業後、総合人材サービス会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア)に7年間勤務されていたそうです。
その後、2002年に、オリジナル作品「同棲倶楽部」が第14回フジテレビヤングシナリオ大賞最終選考対象作品に選出され、2005年にフジテレビのテレビドラマ「電車男」第6話の脚本で地上波デビューを果たします。
「電車男」と言えば、すごく話題になったドラマです。デビュー作が人気作品になるとはすごいですね。
TVドラマを中心に脚本を書かれているようですが、映画や漫画にも活動の幅を広げられているそうです。
私は脚本家の方をほとんど存じ上げないので、徳永友一さんも知らなかったのですが、脚本を書かれた作品の名前を見ると、ほとんどが話題作なので驚きました。
そして、法学部卒業で社会人経験も7年あるという経歴も異色ですよね。
そんな徳永友一さんが、脚本を担当される来年の新ドラマ「海月姫」、どんなドラマになるのかとても楽しみです。
脚本家・徳永友一 ネットの評判は?
脚本家・徳永友一さんの、以前の作品のネットでの評判はどうなのでしょうか。
来年放送開始の新ドラマ「海月姫」の脚本を担当される徳永友一さんですが、過去に、話題となった多くの作品を手がけられていますね。なので当然話題にのぼることも多かったようです。
ツイッターなどで口コミを調べてみて、徳永友一さんの手がけられた作品は、高評価のものが多かった印象です。低評価の口コミもありましたが、意外な理由があったので下でご紹介します。
さっそくですが、3つの口コミとともに徳永友一さんの脚本家としての評判を見ていきましょう。
「刑事ゆがみ」面白い
この秋のクール
ドラマで
『刑事 ゆがみ』
じつに面白いもともと
ビッグコミックオリジナルの連載で 愛読コミックでもあるので ドラマ化 楽しみにしてたけど キャストも 脚本も 演出も グッド視聴率 伸びて
続編できるかも#刑事ゆがみ pic.twitter.com/0Kq7vqmmJW— ライブウオッチャー (@live_watcher) 2017年11月4日
現在フジテレビ系列にて放送中のドラマ「刑事ゆがみ」の、第7話の脚本を担当されたのが、徳永友一さんです。
この「刑事ゆがみ」は面白いと話題のドラマなのですが、5人の脚本家さんたちが交代で担当されているようですね。徳永さんが担当された第7話も「面白かった」「泣けた」と高評価でした。
特に、主人公・弓神と同僚の刑事・羽生のやり取りの中で、他局で放送中のドラマ「オトナ高校」の内容を入れてきたシーンはネットでも話題になっています。そして、しっかり笑わせてくれつつも、最後には泣けるという、とてもいい回だったと思います。
ドラマ「刑事ゆがみ」は、口コミにもあるとおり、漫画と言う原作があります。漫画を読んでいる視聴者はやはり原作と比べてしまうため、脚本家さんにとっては書きづらいのではと思います。
ですが、ドラマファンも満足でき、原作ファンも納得できるすばらしい脚本だったようですね。
新ドラマ「海月姫」も、東村アキコさんによる同名の人気漫画という原作があります。原作が人気作品で映画化もされているとあって、そのドラマの脚本を担当するのもプレッシャーがありそうですが、徳永さんなら期待できそうですね。
原作ファンを裏切らない脚本
僕たちがやりましたドラマ版の最終回めちゃおもしろかった😳✨ パイセンとトビオの演技うますぎて泣いた(´;ω;`) 原作ファンだけど最後まで裏切らない脚本とキャストだった!本当に素晴らしい✨ 終わっちゃったのさみしいなぁ😢
— 純情のセラ💘 (@afilia_serrah) 2017年9月19日
ドラマ「僕たちがやりました」で徳永友一さんは一人で脚本を担当されています。
こちらの作品も、原作が漫画ですが、いくつかドラマと原作に相違点がありました。
「原作では罪悪感を抱えつつも、10年後には4人全員が平穏な生活を送っているが、本作ではマル・伊佐美・パイセンの3人が罪悪感はあるもののそれぞれ幸せや夢を掴んでいる中、トビオのみ職場から追われるなどの迫害を受け、幸せや希望を掴めないまま、罪悪感に苛まれ続ける壮絶な人生を送っている。」など、大きな違いがあったりと、結構大きく変えている印象です。
一見冒険に見えますが、これが逆に原作ファンであっても最後まで飽きずに見られた要因なのかなと思いました。
新ドラマ「海月姫」でも原作との相違点など見られるのでしょうか。違いを見つけながらドラマを観るのも楽しそうですね。
「嫌われる勇気」は脚本微妙
嫌われる勇気観てる。
やっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっすい脚本やな!— RYOEI(はなぶさ利洋)@なろう (@prussia1996) 2017年2月23日
ドラマ「嫌われる勇気」で徳永友一さんは、他2名の方と脚本を担当されました。このドラマにおいて徳永さんは、1、2、5話、そして8話から最終話を担当する、メインの脚本家でした。
このドラマ「嫌われる勇気」は、「嫌われる勇気 自己啓発の源流『アドラー』の教え」という実用書を元に刑事ドラマにアレンジして書かれたものでした。原作とは全く違う内容、そして心理学の要素を理解していないといけないとあって難しいものだったと察します。
そして、日本アドラー心理学会から「ドラマのアドラー心理学理解は日本及び世界のアドラー心理学における一般的な理解とはかなり異なっている」として抗議を受けてしまいます。
抗議内容が、放送中止か大幅な脚本の見直しを求めるもので、急遽脚本を変更せざるを得なくなった為、内容も付け焼刃のものとなり、脚本が「薄っぺらい」「安い」と感じたいう口コミが多かったようです。
しかし中には「前回まではけっこう面白く見てたんだけどなー。もう一捻りほしい。」と、脚本に変化があったことに気づく視聴者の口コミもありました。そのままの脚本でのドラマも観てみたかったですが、残念でしたね。
このドラマ「嫌われる勇気」では結果的に低い評価を受けてしまいましたが、概ね高い評価を受けている徳永友一さん。新しいドラマ「海月姫」、どのような脚本になるか楽しみですね。