広瀬すずさん主演のドラマ「anone」。ドラマの雰囲気を決める重要な存在となってくるのは演出家です。
今回は演出家に焦点をあてて紹介していきます。
「過去作品一覧」「広瀬すずさんとの関係」「ネットの評判」などなど。「anone」に対する期待値が上がるのは間違いないと思います。
個人的には、2013年に公開された映画が気になりました。広瀬すずさんと演出家の関係を知って少し驚きました。
※この記事では便宜上、演出家のことを「演出家(監督)」と記載しています。ドラマ業界では「演出家」。映画業界では「監督」と呼ばれることが多いようです。
anone演出家(監督)「水田伸生」
水田伸生
■演出家(監督)初期作
「池中玄太80キロ第二期」
(1981)
■主な演出家(監督)作品
「あやしい彼女」
「ゆとりですがなにか」
「先に生まれただけの僕」
(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
ドラマ「anone」の演出家(監督)を担当するのは、水田伸生さん。まずは簡単にプロフィールをまとめてみました。
水田伸生さんは、1981年に日本テレビに入社。テレビドラマの制作に携わります。最初に関わった作品は、「池中玄太80キロ」。この作品で助監督を務めます。
その後、「恋のバカンス」「サイコドクター」「Dr.倫太郎」などのヒットドラマに演出家(監督)として参加します。そして2018年現在ドラマ「anone」の監督(演出)を務めます。
日本指折りの演出家(監督)ということができそうです。
2006年には「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」で映画を初監督。映画にドラマにと大忙しの演出家(監督)ですね。
以下では、そんな水田伸生さんの作品を一覧にしています。気になる作品を探してみてください。個人的には、2016年に放送されたドラマ「ゆとりですがなにか」が気になりました。
ちなみに、ドラマや映画だけでなくバラエティ番組の制作にも携わった時期があるようです。
さらに明石家さんまさんの舞台演出も担当したりと、マルチな才能を持つ演出家(監督)といえそうですね。
演出家(監督)作品一覧
演出家(監督)・水田伸生さんが過去に携わった作品を一覧でまとめてみました。
「ドラマ」「映画」それぞれに分けて紹介しますね。個人的に気になった作品はピックアップして紹介しています。
ドラマ
- 「池中玄太80キロ第二期」
(1981) - 「妻たちの課外授業II」
(1987) - 「風少女」
(1988) - 「遠山金志郎美容室」
(1994) - 「恋も2度目なら」
(1995) - 「終わらない夏」
(1995) - 「奇跡のロマンス」
(1996) - 「恋のバカンス」
(1997) - 「星に願いを」
(1998) - 「お熱いのがお好き?」
(1998) - 「甘い生活。」
(1999) - 「向井荒太の動物日記」
(2001) - 「レッツ・ゴー!永田町」
(2001) - 「サイコドクター」
(2002) - 「ぼくの魔法使い」
(2003) - 「252 生存者あり episode.ZERO」
(2008) - 「Mother」
(2010) - 「さよならぼくたちのようちえん」
(2011) - 「トッカン -特別国税徴収官-」
(2012) - 「Woman」
(2013) - 「モザイクジャパン」
(2014) - 「はなちゃんのみそ汁」
(2014) - 「Dr.倫太郎」
(2015) - 「ゆとりですがなにか」
(2016) - 「先に生まれただけの僕」
(2017) - 「anone」
(2018)
水田伸生さんのドラマ作品を一覧にしてみました。気になる作品はあったでしょうか。個人的に印象に残った作品を3つピックアップしてみました。
Mother
ドラマ「anone」と同じスタッフが制作したドラマですね。松雪泰子さん主演で2010年に放送されました。
このドラマで「坂元裕二脚本×水田伸生演出」という組み合わせが誕生しました。「Mother」が好きであれば、「anone」も好きだと思います。
ちなみに2013年に放送されたドラマ「Woman」も、「坂元裕二脚本×水田伸生演出」というタッグで制作されました。
ゆとりですがなにか
2016年に放送された岡田将生さん主演のドラマ「ゆとりですがなにか」。ゆとり第1世代の若者を主人公にした社会派のドラマ。
社会派のドラマとはいっても、脚本は宮藤官九郎監督。コメディ感の強い作品です。私がこのドラマを見ようと思ったきっかけも、宮藤官九郎脚本作品だったから。
思った通り、劇中で何度も笑わされました。
人気ドラマとなり、スペシャルドラマ「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」も制作されました。
演出家(監督)の水田伸生さんは、コメディドラマもいけるようです。「anone」への期待値がさらに上昇しました。
先に生まれただけの僕
2017年に放送されたドラマ「先に生まれただけの僕」。櫻井翔さんが主演したドラマです。
商社マンが私立高校の校長になって、学校の経営再建を目指すという物語。言葉で紹介すると固い企業モノのように思えますが、固くならず見ることのできるちょうど良い塩梅のドラマでした。
子供も楽しめるけど、大人はもっと楽しめる作品。水田伸生さんの演出作品は、そういう作品が多いように思いました。
映画
- 「いらっしゃいませ、患者さま。」
(2005) - 「MAKOTO」
(2005) - 「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」
(2006) - 「舞妓Haaaan!!!」
(2007) - 「252 生存者あり」
(2008) - 「なくもんか」
(2009) - 「綱引いちゃった!」
(2012) - 「謝罪の王様」
(2013) - 「あやしい彼女」
(2016)
演出家(監督)・水田伸生さんの映画作品を一覧でまとめてみました。
謝罪の王様
2013年に公開された映画「謝罪の王様」。宮藤官九郎さん脚本。主演は阿部サダヲさん。そして演出家(監督)は水田伸生さんです。
この三人の組み合わせは、「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」から続くチームです。
私もこの三人の作品が好きで、「謝罪の王様」を見ました。期待通り面白い作品。大笑いもできたり、ふとした瞬間にホロっとさせられたりしました。
ドラマ「anone」主演の広瀬すずさんの映画デビュー作品でもあります。この作品出演後、広瀬すずさんは大ブレイク。「ちはやふる」「四月は君の嘘」「チア☆ダン」「三度目の殺人」など、多くの作品でヒロイン・主演を飾ってきました。
そして2018年に再び水田伸生さん演出作品「anone」に出演。なんだか感慨深いですね。
↓謝罪の王様」予告動画
なくもんか
2009年に公開された映画「なくもんか」。上でも書いたように、この作品も「水田伸生×阿部サダヲ×宮藤官九郎」チームの作品です。
ちなみに、主題歌はいきものかかりの「なくもんか」です。
↓「なくもんか」予告動画
あやしい彼女
2013年に公開された作品。多部未華子さん主演作品ですね。内容をざっとまとめると、73歳のおばあちゃんが、20歳に若返って人気者になるという作品。
私はこの作品でかなり泣きました。多部未華子さんが昭和の名曲「悲しくてやりきれない」を歌うシーンで大号泣してしまいました。
↓「あやしい彼女」予告動画
ネットの評判は?
ドラマ「anone」の演出家(監督)・水田伸生さん。評判が気になったので、ツイッターで評判を調べてみました。
様々な声を見つけることができましたが、その多くは「水田伸生さん作品なら見る」「好きな演出家」など、絶賛の声ばかり。
そんな中でも、特に印象的な声を3つピックアップしてみました。
①「広瀬すずと水田伸生監督」
広瀬すずちゃんの初演技が水田伸生監督の謝罪の王様?
そこから5年経って、ドラマの主演として水田監督とお仕事できるすずちゃんはやっぱりすごいよなぁ
そこに関してはどういう思いがあるのかすずちゃんに直接聞きたい
ブログとかインスタ待ってるね??#anone #あのね @anone_ntv#広瀬すず @Suzu_Mg pic.twitter.com/L4QTZFudUA— ??x2 (@gaigaigouu) 2017年11月14日
ドラマ「anone」の主演・広瀬すずさん。上でも書きましたが、映画デビュー作の「謝罪の王様」のタイトルを挙げて投稿されていますね。
2013年に女優デビューした広瀬すずさん。2018年にドラマ「anone」に主演。この5年の間に多くの作品に出演しています。
「謝罪の王様」出演時とは比べようもない経験値を積んでいます。「anone」でどんな演技をしてくれるのかすごく楽しみですね。
②「Mother」
今日初めて気づいた、一番今期で正統派で好きなドラマ、Motherは、水田伸生だった! 舞妓Haaan!もなくもんかも大好きだった。そして今回はこんなシリアスを。さすがだ。仕事したい
— ぷりきち (@pud203) 2010年6月16日
2010年に松雪泰子さん主演で放送されたドラマ。「Woman」「anone」につながる作品です。
「脚本坂元裕二×演出水田伸生」のタッグ作品ですね。どのドラマもシリアスで泣けると話題の作品です。
前2作が良作なだけに、ネットでも「anone」の期待は上がりまくっていますね。
③「ハムカツめっちゃ食べたく」
水田伸生監督のなくもんかを鑑賞。悲劇なのか、喜劇なのか、それともそれらは表裏一体なのか☆主演の阿部サダヲさんがとても可愛くて、でも不憫で…なんだろう、あんなに笑ってるのに出る悲壮感。ラストの好きでやってんのよっ!で、一気にあぁ、そうなんだと納得。ハムカツめっちゃ食べたくなった。
— 園田与恵・そのだあたえ (@Atae_osono) 2017年3月29日
阿部サダヲさん主演の映画「なくもんか」に関するツイート。
印象的なのは、2008年公開の映画なのに、2017年にツイートされている点。今見てもあせない面白さがあるということだと思います。
水田伸生さんの評価は、過去に演出した作品が押し上げ続けています。ドラマ「anone」でさらに評価が上がっていく予感がしています。