ドラマ「アンナチュラル」の主題歌の歌詞の意味をまとめてみました。
最初に結論を言うと、歌詞を読んでいくとめちゃくちゃ切ない。泣けます・・・。
歌詞の中でも特に印象的な部分を抜き出して紹介していこうと思います。何を歌っている歌詞なのか。ぜひ歌詞の内容を知って、改めて聞いてほしいと思います。
「アンナチュラル」の物語ともリンクする部分もありますね。
主題歌への口コミも一緒に紹介していきますね。
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アンナチュラル主題歌「Lemon」歌詞の意味【泣ける】
石原さとみさん主演のドラマ「アンナチュラル」。
印象的な歌詞を9つ抜き出してみました。なぜタイトルが「Lemon」なのか。その理由もわかると思います。
- ①「夢ならばどれほどよかった」
- ②「古びた思い出」
- ③「戻らない幸せ」
- ④「言えずに隠してた暗い過去」
- ⑤「きっともうこれ以上」
- ⑥「全てを愛してたあなた」
- ⑦「レモンの匂い」
- ⑧「今でもあなたは私の光」
- ⑨「どうか忘れてください」

わしが特に印象に残ったのは、7つ目の歌詞じゃな。切ないけど、共感もできるんじゃよな~。
歌詞①「夢ならばどれほどよかった」
未だにあなたのことを夢に見る
一つ目の「Lemon」の歌詞。
「Lemon」の世界観を象徴するような歌詞ですね。この歌詞を読むと分かりますが、「Lemon」では別れた”あなた”という存在が出てきます。
「Lemon」ずっと”あなた”のことを歌っている歌です。”あなた”が特別な存在であることがすぐにわかると思います。
ドラマ「アンナチュラル」は、死んだ人の解剖をする話。「アンナチュラル」の主題歌ということを考えると、死別してしまったのかな。と想像してしまいます。
歌詞全体に切なさが漂っています。
歌詞②「古びた思い出」
古びた思い出の埃を払う
二つ目の「Lemon」の歌詞。
この歌詞で印象的なのは、「古びた思い出」という部分。”あなた”との関係は現在進行形ではなく、過去形。「Lemon」で描かれる人物は、過去の”あなた”にとらわれています。
別れてからも、ずっと思い続けています。ものすごく大きな未練が感じられます。
歌詞③「戻らない幸せ」
最後にあなたが教えてくれた
三つ目の「Lemon」の歌詞。
ここも切ない部分ですね。「戻らない幸せ」という歌詞からは、”死別”を連想させます。そして、「あなたが教えてくれた」。”あなた”は死んでしまったのでしょうか・・・。
人の死を扱うドラマ「アンナチュラル」。遺体を解剖することで、故人の最期の姿を浮き彫りにします。毎回切ない展開が起こります。そのタイミングでかかる米津玄師さんの「Lemon」。
毎回米津玄師さんに泣かされているような気がします。
歌詞④「言えずに隠してた暗い過去」
あなたがいなきゃ永遠に暗いまま
四つ目の「Lemon」の歌詞。
個人的には、一番気になっている歌詞です。「暗い過去」というのは、自身のトラウマか何かですよね。
“あなた”には、そんなトラウマも話すことができていたのかもしれません。ですが、”あなた”と別れてトラウマを誰に話すこともできず、自分だけで抱えることになってしまったのかもしれません。
「永遠に暗いまま」という表現も印象的。”あなた”以上の存在は、これ以降の人生で出会わないと確信しているかのようです。
ドラマ「アンナチュラル」の主人公・三澄ミコト(石原さとみ)も、過去のトラウマに捕らわれています。ドラマの内容にマッチした歌詞といえそうですね。
歌詞⑤「きっともうこれ以上」
ありはしないと分かっている
五つ目の「Lemon」の歌詞。
“あなた”と別れた今が人生のどん底。「これ以上傷つくことなどありはしない」という部分から読み取ることができます。
“あなた”の存在が、どれだけ大きな存在かを物語っています。
歌詞⑥「全てを愛してたあなた」
あの日の苦しみさえ
その全てを愛してたあなたと共に
六つ目の「Lemon」の歌詞。
「全てを愛してたあなた」という部分が印象的。”あなた”と過ごした日々の中でも「悲しみ」や「苦しみ」はあったけど、それも全部含めて「愛してた」。
一途な気持ちが表現しています。すごくストレートな歌詞ですよね。ですが、過去形で表現している部分が切なさを感じさせます。
歌詞⑦「レモンの匂い」
七つ目の「Lemon」の歌詞。
主題歌のタイトルにつながる歌詞ですね。なぜ「Lemon」なのか気になっていた方も多いはず。私も気になっていました。
ここまでの流れと、「苦いレモンの香り」という歌詞。別れてしまった”あなた”に関係する香りであることは確かのようです。”あなた”がつけていた香水なのか、それとも一緒に食事した時にレモンがあったのか。
どちらにしても、「レモン」は「あなた」の象徴のようなもののようです。
歌詞⑧「今でもあなたは私の光」
八つ目の「Lemon」の歌詞。
すごくストレートな歌詞ですよね。”あなた”と別れてしまった後でも、まだ支えとなり続けているようです。
ドラマ「アンナチュラル」の主人公・ミコトは、過去に無理心中で家族を失った過去があります。そんなミコトは、何を支えにして生きているのでしょうか。
なぜかこの歌詞を読んで、ミコトのことを思い出してしまいました。
歌詞⑨「どうか忘れてください」
私と同じような涙に暮れ
寂しさの中にいるなら
私のことなど
どうか忘れてください
九つ目の「Lemon」の歌詞。
ここも切ない歌詞ですね。主題歌「Lemon」は、全体的に切ない歌詞が多いです。そんな中でも、ここは特に切ない・・・。
“あなた”を頼りに生きてきたはずですが、「忘れてください」という言葉を使っています。
「私と同じような涙に暮れ 寂しさの中にいるなら」という歌詞に続いて「私のことなどどうか忘れてください」。
“あなた”のことを気遣う気持ちもありつつ、自分の寂しさも強調しています。印象的なのは「忘れます」ではなく、「忘れてください」という言葉を使っていること。「忘れたくない」という気持ちが表現されているようです。
繰り返しになりますが、「Lemon」で描かれる人物にとって”あなた”は大きな存在で、忘れたくても忘れることのできない存在のようですね。
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主題歌「Lemon」への口コミ
ドラマ「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」。大人気アーティスト・米津玄師さんの楽曲ということで、ツイッターでも多くの感想が投稿されています。
というワケで、ツイッターに投稿された口コミを紹介していきます。口コミの中でも特に印象的な3つの口コミを紹介しますね。
- ①「泣ける」
- ②「歌詞がシーンにハマる」
- ③「フルで聴きたい」

わしも毎回泣かされとるわい。主題歌がかかるタイミングがバッチリなんじゃよな~。
①「泣ける」
アンナチュラルっていうドラマの主題歌の米津玄師さんの「Lemon」って曲にハマった????
サビめっちゃ良い!歌詞が泣ける…??— ちる (@flCd32Zoant76yC) 2018年1月19日
「泣ける」という声が一番多かったかもしれません。
歌詞の内容もそうなのですが、ドラマ「アンナチュラル」の内容と相まって泣けるという声も多く投稿されています。
「アンナチュラル」も切ないし、「Lemon」の歌詞も切ないので、相乗効果ですごく泣けてくるんですよね。
②「歌詞がシーンにハマる」
良いシーンで米津さんの声がカットインしてくるから、ハッとなる。
“夢ならば どれほど 良かったでしょう”って歌詞が見事にそのシーンにハマるから余計に??#アンナチュラル #Lemon #米津玄師— n (@k__a46) 2018年1月19日
ドラマ「アンナチュラル」のシーンにハマってるという声。主題歌としてピタリとはまっているということですよね。
歌詞の内容もそうですが、主題歌が挿入されるタイミングもピッタリなんですよね。
毎回すごく良いシーンでカットインしてくるのが、印象的ですね。
③「フルで聴きたい」
米津の曲って全部いいよね。歌詞も声も良い、早くlemonフル出て欲しい。やっぱ天才米津玄師??
— 晋太朗 (@PoTHO1tcZmgmjNQ) 2018年1月12日
この記事を書いている時点では、米津玄師さんの「Lemon」はまだ発売されていません。私もまだフルで聴けていません。
早くフルで聴きたい気持ちに同感です。
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米津玄師 切ないMV動画集
ドラマ「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」を歌う米津玄師さん。
「Lemon」の歌詞も切ないですが、その他の楽曲にも切なさが漂うものは多くあります。個人的に「Lemon」の切ない歌詞に関連している曲を3つ選んでみました。
MV動画と、印象的な歌詞をセットで紹介していこうと思います。

特に「アイネクライネ」は、「Lemon」に通じる部分があるの~。
アイネクライネ
いつか来るお別れを育てて歩く
打ち上げ花火
夜に咲いて 静かに消えた
離れないで
もう少しだけ もう少しだけ
砂の惑星 feat.初音ミク
たどり着いた祈り
君が今も生きてるなら 応えてくれ僕に
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