朝ドラ「半分青い」。ストーリーをまとめてみました。
ざっくり知りたい方に向けた「ネタバレなしのストーリー」と、物語の結末までまとめた「ネタバレありのストーリー」を両方用意しました。
自分の用途に合わせて読んでみてください。
朝ドラ「半分青い」ストーリー|ネタバレなし
夜食、太る。笑 pic.twitter.com/5sWQ7ZvAYU
— 永野芽郁 (@mei_nagano0924) 2018年2月10日
朝ドラ「半分青い」のストーリーをざっくりと知りたい方に向けて、ストーリーをまとめました。
ネタバレしてほしくないという方は、以下のストーリーを読んでもらえると嬉しいです。
怒ると怖い母親と、自由奔放な父親に育てられて鈴愛はすくすくと育っていく。失敗を恐れない元気で明るい女の子。
小学生のある時、鈴愛は左耳の聴力を失ってしまう。鈴愛は片方からしか聴こえない雨音に気づいて「半分、青い。」とつぶやく。鈴愛は、周囲を驚かせるような大胆な発想力の持ち主であった。
そんな鈴愛は、やがて世間を驚かせるような大発明をすることになる。
朝ドラ「半分、青い。」は、高度経済成長を迎える70年代から現代までの半世紀を生きる鈴愛の半生を描く。
原作はなしのオリジナル脚本じゃのう。脚本を書いたのは、北川悦吏子さん。ロングバケーションの脚本家じゃ。
朝ドラ「半分青い」ストーリー|ネタバレあり
みんな大好きなセンキチじーちゃん!お誕生日おめでとうございます🎉
毎日かっちょいいです!!#半分青い#4月2日スタートです pic.twitter.com/SqFUWSby1U— 永野芽郁 (@mei_nagano0924) 2018年2月1日
ここから、ネタバレありでストーリーを紹介していきます。最終回までのストーリーの流れが知りたいという方は、チェックしてみてください。
原作なしのオリジナル作品ということで、私も今回初めて知りました。結構大胆なストーリー構成だと思います。
まさに波乱万丈。今までの朝ドラとは少し違う雰囲気になるかもしれません。
- ストーリー①「左耳の聴力を失う」
- ストーリー②「漫画家目指して上京」
- ストーリー③「結婚、そして離婚」
- ストーリー④「3Dプリンターとの出会い」
3Dプリンターとの出会いが大きなポイントとなるようじゃの。現代的じゃの~。
ストーリー①「左耳の聴力を失う」
大阪万博に日本が沸いた翌年。1971年に本作のヒロインは誕生する。ヒロインの名前は楡野鈴愛(にれの・すずめ)。鈴愛は温かな家族に囲まれてすくすくと育つ。
実家の食堂を切り盛りするのが、鈴愛の母・晴(松雪泰子)。晴は商店街の中では噂の美人女将。怒ると怖いが、実は涙もろい優しい性格である。
父親は宇太郎(滝藤賢一)。食堂では厨房を任されている。少年がそのまま大人になったような自由な性格。家庭内での威厳はないに等しい。優柔不断で能天気。しかし、誰よりもポジティブ思考の持ち主であった。
厳しい母と、自由な父。
そんな両親に囲まれて鈴愛はすくすくと育っていく。
左耳が聞こえなくなる
鈴愛の性格は、父親譲りのポジティブ思考。失敗しても「やってまった」と言って落ち込まない。周りを元気に明るくするような少女である。
大胆な発想と行動力が、鈴愛の持ち味。
やりたいことがあれば、考える前に即行動。考えなしな行動は、周囲を度々驚かせることもあった。
鈴愛が小学三年生のころ、事件が起きる。鈴愛の左耳の聴覚が失われてしまったのだ。左耳で音をきくことができなくなった鈴愛。しかし、彼女は予想だにしない言葉を口にする。
雨音が右の耳からしか聞こえないことに気づく、面白がる。やがて雨が上がると「半分、青い。」とつぶやく。鈴愛は不幸とも思える出来事も発想の転換で面白く変える才能があった。
「半分、青い。」のタイトルには、鈴愛の発想力の大胆さが込められていたんですね。左耳が聴こえないということをハンディキャップと思わず、発想の転換で面白がる。
主人公・鈴愛は、どこまでもポジティブな性格のようです。大胆な発想力のたまものなのか、鈴愛が歩む人生は予想できないほど方向に進んでいくようです。
永野芽郁ちゃんは、演じる鈴愛のことを「ハイジキャラ」と表現しておったのう。たしかにポジティブさはハイジに共通した部分かもしれん。
ストーリー②「漫画家目指して上京」
片方の聴力を失いながらも、明るく育つ鈴愛。彼女は、高校に進学する。そこで運命の出会いを果たすこととなる。
菜生(奈緒)たち同級生とともに高校生活を過ごす。しかし鈴愛は勉強が苦手であった。部活は弓道部に所属。弓道部の交流試合で運命の相手・伊藤清と出会うことになる。
漫画家の世界へ
勉強の苦手な鈴愛だったが、絵を描くことは好きだった。高校時代には人気漫画家・秋風羽織(豊川悦治)の世界にのめり込んでいく。
秋風の影響もあり、鈴愛は少女漫画家を目指すようになる。
そして、高校卒業後に上京。時代は80年代のバブル景気。華やかな世界に鈴愛は目を輝かせる。そして、憧れの漫画家・秋風羽織の事務所「オフィス・ティンカーベル」に所属。
漫画家の修行を始める。アシスタント仲間と切磋琢磨して、自分の能力を磨いていく。しかし、途中で鈴愛は挫折してしまう。理想と現実がかけ離れていたのだ。
高校時代に出会う運命の相手・伊藤清。漢字だけ見ると男の子かと思いますが、実は女の子。そして美少女です。
伊藤清(いとう・さや)は、律の運命の相手でもあります。律と清は大学でも再会して・・・。律と鈴愛の間の深い絆に影を落とす役割を担っているようですね。
高校を卒業した鈴愛は、上京して漫画家となります。高校時代に少女漫画にハマったのがきっかけのようですね。
ちなみに、鈴愛が憧れる少女漫画家を演じるのは、豊川悦司さん。
美少女・伊藤清を演じるのは、モデルとして絶対的な支持を得ている古畑星夏ちゃん。「半分青い」で一気にブレイクしそうじゃの。
ストーリー③「結婚、そして離婚」
夢破れた鈴愛。東京で人間関係を作っていく。最初にできた友達は朝井正人。幼馴染の律(佐藤健)の同級生だった。
また、東京の大学で運命の相手・伊藤清と再会を果たす。正人、そして律。鈴愛は東京で青春を謳歌していた。
やがて、鈴愛は結婚。そして娘を出産する。しかし、鈴愛の結婚生活は悩まされることも多かった。鈴愛が結婚した相手は夢追い人。多くの収入は望めなかった。
岐阜へと帰郷
収入の少ない中、娘を育てることは容易ではない。鈴愛は、旦那と離婚することとなる。母一人、子一人で生活していくこととなった。
漫画家になる夢を追いかけて上京した鈴愛。しかし、現実は甘くなかった。漫画家の夢を挫折。そして夢追い人の男との結婚。出産、そして離婚。
鈴愛は東京を後にして、地元の岐阜へと帰ることにする。
鈴愛の人生は、ここから大きく転換していくこととなる・・・。
鈴愛の人生が波乱万丈と言える所以が、ここのストーリー展開の中にあります。
漫画家を挫折して、東京で結婚。相手は律(佐藤健)ではないようです。そして、出産を経てからの離婚。鈴愛が結婚した相手は、いわゆるダメンズ。収入がなく、夢ばかりを追いかけている人物のようです。
ここで律と鈴愛が結婚していれば、鈴愛の人生は大きく変わっていたことでしょう。鈴愛の運命が変わったのは、伊藤清の存在があったから。
そういう意味で、伊藤清は律と鈴愛の運命の相手ということが出来ます。
佐藤健と結婚するものばかりと思っとったがのう。別の男と結婚して離婚してしまうのか・・・。結婚相手のキャストが気になるのう。
ストーリー④「3Dプリンターとの出会い」
夢破れて、シングルマザーとなった鈴愛。彼女は地元の岐阜に戻ってきた。
時代はバブルがはじけた平成初期。好景気の反動で、深い不況へと入っていく。そんな時代でも、鈴愛は希望を見出していく。
鈴愛が見た希望とは、モノづくり。彼女は発明の世界にのめり込んでいくのであった。
3Dプリンターとの出会い
鈴愛は、3Dプリンターと出会いを果たす。この出会いが鈴愛の人生を大きく変えていくことになる。3Dプリンターを駆使し、鈴愛はひとりで発明品を生み出していく。まさに「ひとりメーカー」である。
鈴愛の持ち味である大胆な発想力。これが発明品の開発に多いに役立つ。鈴愛の才能は開花しようとしていた。
鈴愛は、3Dプリンターによって大手が開発しないような商品を次々と生み出していく。そして、その商品を通して様々な人物とつながりを持っていく。
鈴愛はモノづくりの世界にのめり込んでいく。
律との結婚。
大胆な発想で失敗を恐れない鈴愛。一方、幼馴染の律は鈴愛とは対照的な性格。冷静クールに理論を構築していくタイプ。彼は別の女性と結婚していたが、鈴愛と同じく離婚していた。
対照的で凸凹なようにも思える二人は、あることをきっかけにお互いに惹かれ合っていく。
“あること”とは、扇風機の開発。
鈴愛は病床の母親のために扇風機を開発しようとしていた。病気の母親にも優しいそよ風のような扇風機。いくつも失敗を乗り越えて、鈴愛はようやく扇風機を完成させる。
その開発の中で、微妙な距離を保ってきた律と鈴愛は急接近する。そして、ついに結婚することになる。
家電業界に新風を巻き起こす
鈴愛が開発した「そよ風を送り出す扇風機」は、家電業界にまさしく新風を巻き起こすこととなる。
ストーリーも佳境です。ここで鈴愛は3Dプリンターと出会いを果たします。鈴愛の二度目の人生の転機です。
3Dプリンターと出会ったことで、鈴愛は才能を活かすことのできる仕事を手に入れます。そして、発明品を作り出す中で多くの人とつながっていきます。
そして、律とも一緒になることが出来ます。紆余曲折を経て、一緒になる二人。なんだかドラマチックですね。
以上が、朝ドラ「半分青い」のストーリー展開でした。1970年代から現代までが描かれる話のようです。ほぼ半世紀の物語ですね。
半世紀のストーリーを、どのようにして半年の放送期間に落とし込んでいくのでしょうか。気になります。
ちなみに、律も離婚したようじゃ。相手はやはり伊藤清かのう。誰にしても離婚の理由が気になるわい。
■関連記事
→半分、青い|岐阜ロケ地(撮影場所)まとめ【岩村・土岐…】
→半分青い主演女優・永野芽郁|主役の役どころ・作品一覧・評価