朝ドラ「半分、青い。」の物語は、1970年代から現代までを描く物語です。
ヒロインは1970年代、80年代、90年代…と時代を駆け抜けていきます。気になるのは、当時の日本はどんな時代だったのか。
この記事では各年代に起こった主な出来事をまとめて紹介していきます。
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待機中の楡野鈴愛
もうすぐ岐阜ロケもおわりです#半分青い pic.twitter.com/9JVd4Ugc8L— 永野芽郁 (@mei_nagano0924) 2017年11月12日
朝ドラ「半分、青い。」のヒロイン・楡野鈴愛が生まれたのは、1971年。ここから「半分、青い。」の物語はスタートしていきます。そして、3Dプリンターを使って発明品を作り出すまでの物語が紡がれます。
各年代の主な出来事をまとめてみました。物語の中で大きくフュ―チャーされるであろう時代を大きく4つに分けてみました。
高度経済成長がひと段落した時代。1970年には大阪万博が開催されます。ちなみに、「半分、青い。」ヒロインの鈴愛は、大阪万博の翌年1971年に生まれます。
大阪万博では、アポロ12号から持ち帰ったとされる月の石が展示されました。その行列の長さゆえ、途中で帰る人が続出したようです。
今では全国各地に展開しているマクドナルド。その第1号店がオープンしたのもこの時代です。第1号店は銀座にオープンします。
今でこそ全国どこでも見ることのできるマクドナルドですが、第1号店は1971年に開店されたんですね。
オイルショックが起こったのもこの時代。1973年に第1次オイルショック。1979年に第2次オイルショックが起こります。世界経済が大きく混乱した出来事でした。
1971年
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そんな中、鈴愛が左耳の聴力を失う。小学三年生の時に鈴愛は左耳の聴力を失う。聴力を半分失いながらも、元気に明るい少女であり続けた鈴愛。
タモリさんが司会を務める番組「笑っていいとも!」が1982年に放送開始されます。その後2014年まで放送が続きます。
現代まで続くことになる長寿番組は1980年代に放送開始されたんですね。他にも「ミュージックステーション」「それいけ!アンパンマン」などの長寿番組が生まれたのもこの時代です。
今でこそどこの家庭にでもある家庭用パソコンが出現したのもこの時代。オフィスが変わり始めるのもこの時代です。
仕事の仕方が大きく変革し始める黎明期といえるでしょうね。
マクドナルドと同じく、全国どこでもあるコンビニ。全国的に普及しだしたのもこの時代。もはや生活になくてはならない存在であるコンビニ。
全国普及したのはたった30年ほど前のようですね。それから一気に全国各地にチェーン展開していくことになります。日本の景観が変わり始めたのもこの時代なのかもしれません。
また、大手スーパー「ダイエー・マルエツ・イトーヨーカ堂」などが台頭したのもこの時代。商店街にはシャッター通りが出現し始めます。
都会では、地価が急上昇。それに比例するように株価も急上昇。都会では、派手な生活をする人々が続出します。
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鈴愛と幼馴染の律は、高校に進学。
鈴愛は弓道部に所属。勉強はできなかったが、漫画の世界にのめり込んでいく。後にアシスタントを務めることになる漫画家・秋風羽織の漫画にハマるのもこの時代。
一方、律は運命の相手・伊藤清と出会いを果たす。
バブル景気の象徴ともいえるお立ち台ディスコ「ジュリアナ東京」。バブル景気絶頂期にオープン。ボディコンギャルなどがディスコで踊る様子が話題になっていました。
ですが、1991年のオープンからわずか3年で閉店。バブル景気も終わりを迎えます。
「宇多田ヒカル」「小室哲哉」などJPOPカルチャーが大きく流行した影響もあり、全国各地にカラオケBOXがオープンします。
現代まで続く日本文化「カラオケ」の下地はこの時代に作られたといっても過言ではありません。
ですが、2000年代にはカラオケブームも下火を迎えてしまいます。
現代では、1人1台スマホを持っていることが当たり前になっていますね。1990年代には携帯電話・PHSが普及し始めます。
後に二つ折り携帯が普及して、そしてタッチパネルを搭載したスマホの普及につながっていきます。
また、Windows95の発売でパソコンが一般家庭に一気に普及しだします。
1991年
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1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
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1999年
一方、律は東京の大学進学。そこで運命の相手・伊藤清と再会を果たすこととなる。
朝ドラ「半分、青い。」のストーリーの中で、鈴愛は3Dプリンターを使って発明を行います。物語後半の重要なキーアイテムとなってくるのが、3Dプリンターなんですね。
そんな3Dプリンターが安価になって、個人でも購入できるようになったのは2000年代後半から2010年代にかけて。
実は、3Dプリンターの開発・実用化は1980年に始まっています。ですが、当時は高価で、一個人が購入できるものではありませんでした。さらに、専門知識の必要な制御を求められる製品ということもあり、個人の間では普及はしていません。
そんな中、2008年から2011年代にかけて低価格の3Dプリンタが登場。一気に普及しだします。
朝ドラ「半分、青い。」のヒロイン・鈴愛も、おそらくこの時代に3Dプリンターを手に入れて開発に取り組むはずです。
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
3Dプリンターを使って、発明品を作り出す「ひとりメーカー」を始める鈴愛。発明品を作る中で、多くの人々とつながっていく。
そして、病床の母親のために開発したのが、扇風機。「そよ風を送り出す扇風機」という新しい扇風機は家電業界に新風を送り出すことになる。
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