ドラマ「あなたには帰る家がある(あな家)」。脚本家の情報をまとめてみました。
「作品一覧」「ネットの評判」などを一気にまとめてみました。
個人的に一番気になったのは、ネットの評判。賛否がハッキリと分かれている脚本家でした。批判する声の中に必ずといっていいほど挙げられているのは、アノ大河ドラマ。
大河ドラマ史上で一番視聴率の低いアノ大河ドラマを担当した脚本家でした。
あなたには帰る家がある(あな家)脚本家「大島里美」
大島里美
■脚本初期作
「音のない青空」
(2005)
■主な脚本作品
「1リットルの涙」
「早海さんと呼ばれる日」
「大河ドラマ 花燃ゆ」
(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
脚本家・大島里美さんのプロフィールを簡単にまとめますね。
大島里美さんは、第16回フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作に受賞。脚本デビュー作は、「音のない青空」。
代表作に「1リットルの涙」「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」「早海さんと呼ばれる日」などがあります。作品一覧を見ていると、泣けるドラマに強い印象がありますね。
代表作には、ホームドラマが多く挙げられています。
過去の脚本作品一覧【泣きドラマ多数】
ドラマ脚本一覧
- 「P&Gパンテーンドラマスペシャル音のない青空」
(2005) - 「1リットルの涙※」
(2005) - 「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」
(2007) - 「奇跡の動物園 2008 ~旭山動物園物語~」
(2008) - 「リアル・クローズ」
(2008) - 「奇跡の動物園 2010 ~旭山動物園物語~」
(2010) - 「四十九日のレシピ」
(2011) - 「グッドライフ~ありがとう、パパ。さよなら~」
(2011) - 「早海さんと呼ばれる日」
(2012) - 「家で死ぬということ」
(2012) - 「パパドル!」
(2012) - 「恋するハエ女」
(2012) - 「長谷川町子物語~サザエさんが生まれた日~」
(2013) - 「太陽の罠」
(2013) - 「大河ドラマ 花燃ゆ」
(2015) - 「ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~」
(2016) - 「望郷 「海の星」」
(2016) - 「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」
(2016) - 「あなたには帰る家がある(あな家)」
(2018)
※ストーリー構成、第3話・第8 – 10話・最終話脚本
早海さんと呼ばれる日
2012年に放送されたドラマ「早海さんと呼ばれる日」。フジテレビの日曜ドラマ枠で放送されていました。主演は松下奈緒さん。
物語は、結婚したヒロインが夫の実家で生活していくというもの。育ってきた環境を乗り越えていく松下奈緒さんの姿が共感を呼びました。ジャンルはホームドラマですね。
平均視聴率は10.5%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)。日曜のフジテレビドラマとしては、ヒット作といえるでしょうね。同じ枠で平均視聴率が2桁台になったのは、「マルモのおきて」と「早海さんと呼ばれる日」のみ。
スペシャルドラマが製作されたことからも、人気ドラマであることが伝わってきます。
「早海さんと呼ばれる日」久しぶりのあたりドラマだったな。話題性には欠けるけど、脚本も安定してて良ドラマだった!
大河ドラマ 花燃ゆ
2015年に放送された大河ドラマ「花燃ゆ」。主演は井上真央さん。
脚本家・大島里美さんの代表作の一つに数えることが出来ますね。ただこの作品、大河ドラマの中でも異例の問題作。視聴率は「平清盛」と並ぶワースト1位。
放送中、放送終了後までも悪い評判が後を絶ちませんでした。
悪評の大きな要因とされているのが、複数の脚本家の起用。基本的に大河ドラマは一人の脚本家で1年間通して放送されます。ですが、「花燃ゆ」では大島里美さん含め、4人の脚本家が担当しています。
各回ごとに脚本家が変わったことがあり、ストーリーやキャラ設定はちぐはぐな印象を受けた方も多いようです。その中でも、大島里美さんはメイン脚本として携わっています。
ただ「花燃ゆ」の悪評は、大島里美さんの脚本が悪いというワケではないと考えています。制作発表も遅れ、進行的に無理があったのではないかという見方をする方が大多数です。
花燃ゆの脚本はひどかった。ニュース記事によると、NHKの製作進行が上手くいってないとか。無理を重ねたツケが脚本家に回ったのではないかと心配になりました。それくらい良くなかった。
わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた
2016年に放送されたスペシャルドラマ「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」。
放送されたのが12月20日。クリスマス前ということで、クリスマスドラマスペシャルと題されていました。ジャンルはラブストーリーですね。
主演は多部未華子さん、キャストは高橋一生さん、大政絢さん、志尊淳さんなどなど。
高橋一生さんが再ブレイクしている最中に放送されたということもあり、高橋一生さんファンにとっては、外せないドラマの一つとして位置づけられているようです。
多部ちゃんのクリスマスのドラマ良かった!何が良かったって、高橋一生さんがめっちゃカッコよかった!
映画脚本一覧
- 「カフーを待ちわびて」
(2009) - 「ダーリンは外国人」
(2010) - 「君と100回目の恋」
(2017)
脚本家・大島里美さんの映画作品を一覧にしてみました。ドラマ脚本作品と比べると数は少ないですね。
個人的に印象に残ったのは、「君と100回目の恋」。2017年に公開された映画です。大島里美さんのオリジナル脚本作品として制作されました。
主演はmiwaさんと坂口健太郎さん。キャストには、竜星涼さん、真野恵里菜さん、泉澤祐希さんなど、若手の人気役者が揃っています。シンガーソングライターであるmiwaさんの初主演映画ということもあり、話題になっていました。
漫画化、小説化などのメディアミックスを果たした人気作品。
主演のmiwaさんの演技に関しては、苦言を呈する声もあるものの、脚本やストーリーに関しては「泣ける」と高評価のようです。
「君と100回目の恋」マジで泣ける。泣きすぎるから何回も見るのはツライ。調べたらオリジナル脚本なんだね。
アニメ、小説作品一覧
- 「働きマン」シリーズ構成
■小説
- 「Your song」
- 「恋するハエ女」
大島里美さんは、ドラマや映画の脚本以外にも多岐ジャンルで活躍されています。
アニメ「働きマン」では、シリーズ構成を担当。小説家としても活躍されています。小説「恋するハエ女」はドラマ化もされ、第1回市川森一脚本賞を受賞しています。
恋するハエ女面白かった!小説もドラマもイイね!
あなたには帰る家がある ネットの評判は?
ドラマ「あなたには帰る家がある(あな家)」の脚本に関するネットの感想を調べてみました。
評判は、二分しています。「期待」と「不安」の声が入り混じっています。大きな要因となっているのは、やはり大ゴケした「花燃ゆ」。
「花燃ゆの脚本家=大島里美」と定着しているようです。
①「花燃ゆの汚名返上」
あなたには帰る家があるの脚本家は大島里美さん。「花燃ゆ」での汚名返上となるのかな。あれは本当にダメだったから。
一つ目の口コミ。
大河ドラマ「花燃ゆ」の脚本に関連した声ですね。視聴率的にも、評判的にも悪い結果となった大河ドラマ「花燃ゆ」。
メインの脚本家となった大島里美さん。普通であれば最大の代表作になるところですが、不評を広める最大の作品となってしまっているようです。
上でも書きましたが、個人的には「花燃ゆ」の大ゴケの根本の原因は脚本にはないと思っています。進行のツケが、脚本に回ってきた結果だと言えると思います。
というワケで、個人的には大島里美さんの最新脚本作品「あなたには帰る家がある」には期待する気持ちの方が大きいです。
②「泣ける展開を期待」
「あなたには帰る家がある」って、「1リットルの涙」「早海さんと呼ばれる日」の脚本家なんだ!泣ける展開を期待してしまうな・・・ #あなたには帰る家がある #あな家
二つ目の口コミ。
上で紹介した不安の声とは対照的に、期待感あふれる声ですね。
「1リットルの涙」「早海さんと呼ばれる日」を代表作に挙げて「あなたには帰る家がある(あな家)」に対する期待を投稿しています。
印象的なのは、「泣ける展開を期待」という部分。代表作に泣けるドラマが多いので、「あなたには帰る家がある(あな家)」にも泣ける展開を期待する声があるのも納得です。
泣きドラマの名手とも言われる大島里美さんならではの声と言えるでしょうね。
③「花燃ゆはダメだったけど」
花燃ゆはダメだったけど、ハエ女や早海さんは良かったんだよね。あなたには帰る家があるは、とりあえず様子見で1話見てみよう #あなたには帰る家がある #あな家
三つ目の口コミ。
こちらも、「花燃ゆ」に関する口コミです。脚本家・大島里美とツイッターで検索すると、多くのツイートに「花燃ゆ」のタイトルが書き込まれています。
国民的ドラマである大河ドラマ。その影響力と知名度の大きさを実感します。
そんな大河ドラマでの悪評。脚本家・大島里美さんにとっては逆風となっているようです。ドラマ「あなたには帰る家がある(あな家)」で逆風を吹き飛ばして欲しいです。
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