ドラマ「おっさんずラブ」の脚本家情報をまとめてみました。
元々は単発ドラマであった「おっさんずラブ」。好評を得て、連ドラ化となったようです。
脚本家は、単発ドラマと同じ徳尾浩司さん。徳尾浩司さんがこれまで担当してきた作品を一覧で紹介したり、ネットの評判を調べたりしてみました。
驚きは、前作が「きみが心に棲みついた」だということ。「おっさんずラブ」とは全く違う雰囲気の作品ですよね。
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おっさんずラブ脚本家|徳尾浩司(きみが心に棲みついた)
徳尾浩司
■脚本初期作
「お台場探偵羞恥心 ヘキサゴン殺人事件」
(2008)
■主な脚本作品
「豆腐プロレス」
「おっさんずラブ」
「きみが心に棲みついた」
(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
ドラマ「おっさんずラブ」の脚本を担当するのは、徳尾浩司さん。プロフィールを簡単にまとめますね。
ヘキサゴンのドラマ
脚本初期作品は、「お台場探偵羞恥心 ヘキサゴン殺人事件」。当時島田紳助さんが司会で一世を風靡した人気バラエティ番組「ヘキサゴン」。そのドラマ番組ですね。
「ヘキサゴン」は、つるの剛士さん、上地雄輔さん、里田まいさん、スザンヌさん、木下優樹菜さんなど、人気タレントを多く輩出しました。また、出演タレントがユニットを組んでCDを発売もしていましたね。羞恥心は、ヘキサゴンの中でも代表的なユニットです。
羞恥心のデビューシングル「羞恥心」は、オリコン年間チャートで第5位。紅白にも出場していました。今考えると、かなり異例の大ヒット番組でしたね。
そんなヘキサゴンから生まれたユニット・羞恥心が主演のドラマが「お台場探偵羞恥心 ヘキサゴン殺人事件」。
アイドル関連のドラマ多い
ヘキサゴンのドラマもそうですが、脚本家・徳尾浩司さんはアイドル主演のドラマを多く手掛けています。
2016年に放送されたドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」の主演は、欅坂46。同年に放送された「警視庁 ナシゴレン課」の主演は島崎遥香さん。さらに、2017年に放送されたドラマ「豆腐プロレス」は、AKB48の宮脇咲良さんが主演。
乃木坂46の舞台「3人のプリンシパル」の脚本と演出も務めています。
アイドル作品とは少しずれますが、ミュージカル界のプリンスこと山崎育三郎さん主演のドラマ「あいの結婚相談所」の脚本も担当されています。
脚本家・徳尾浩司さんの特徴は、アイドル作品を多く手掛けているという点ですね。
脚本作品一覧
ドラマ脚本一覧
- 「お台場探偵羞恥心 ヘキサゴン殺人事件」
(2008) - 「御手洗ゼミの理系な日常」
(2008) - 「数学 女子学園」
(2012) - 「走馬灯株式会社」
(2012) - 「ハードナッツ!」
(2013) - 「ロストデイズ」
(2014) - 「理系の人々」
(2014) - 「ドS刑事」
(2015) - 「婚活刑事」
(2015) - 「脱線刑事」
(2015) - 「徳山大五郎を誰が殺したか?」
(2016) - 「警視庁 ナシゴレン課」
(2016) - 「おっさんずラブ」
(2016) - 「豆腐プロレス」
(2017) - 「スリル!~赤の章・黒の章~」
(2017) - 「あいの結婚相談所」
(2017) - 「きみが心に棲みついた」
(2018) - 「おっさんずラブ」
(2018)
きみが心に棲みついた
2018年に放送されたドラマ「きみが心に棲みついた」。吉岡里穂さん主演。キャストには、桐谷健太さん、向井理さん、瀬戸朝香さん、中村アンさんなどがいます。
「FEEL YOUNG」で連載されている人気漫画原作の実写ドラマ化。下着メーカーに勤める弱気な女性が主人公。自分を変えたいと思っているところに、過去にトラウマを植え付けた男性が現れて・・・というストーリーです。
放送時には、色々な意味で話題になったドラマです。「ラストに納得できない」「向井理が怖すぎる」「泣いた」などなど、賛否両論の嵐。
脚本に関しても、本当に賛否の分かれている作品です。大絶賛している声もあれば、痛烈に批判している声もある。私がツイッターで調べた限りでは、若干批判的な意見の方が多い印象です。
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きみが心に棲みついたの脚本。個人的な感想だけど、ラストが納得できなかった。原作を知っているからこその感想なのかな。
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きみが心に棲みついた泣いた。批判多いようだけど、私はよい脚本だと思った。
ドS刑事
2015年に放送されたドラマ「ドS刑事」。多部未華子さん主演。キャストには、大倉忠義さん、吉田羊さん、八乙女光さん、伊武雅刀さんなどなど。
原作は、「ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件」をはじめとするベストセラーシリーズ小説。やる気ゼロな女性刑事が、事件をひっかきまわしていくというユーモアミステリーというジャンル。
ドラマの脚本に関しては、こちらも賛否両論。「脚本は良かったけど、キャストが良かったから最後まで見た」という痛烈な声もあります。その一方で、好きなドラマに挙げる人も少なくはありません。
私も見ていましたが、ほどよいコメディで楽しめました。原作を知らない方が楽しめるかもしれませんね。
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今ならながら「ドS刑事」鑑賞中。脚本家気にな手調べたら「婚活刑事」の脚本の人だったんだ。どうりで好きなワケだ。
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ドS刑事は設定そのままに脚本でめっちゃ改変されてるな。まぁそれも面白いのだけど。
豆腐プロレス
2017年に放送されたドラマ「豆腐プロレス」。AKB48に所属する宮脇咲良さんが主演をつとめています。出演キャストにもAKBメンバーが多く出演。横山由依さん、木崎ゆりあさん、加藤玲奈さん、松井珠理奈さん、島崎遥香さんなどなど。
主人公の宮脇咲良が、偶然にも女子プロレスに出会い、プロレスラーとして成長していくという物語。
上でも書きましたが、徳尾浩司さんはアイドル関連作品が多い。「豆腐プロレス」もその一つですね。アイドルドラマながら、単にアイドルフ―チャーでないところが徳尾浩司さん脚本の特徴と言えるかもしれません。
アイドルを見せるところはもちろんありつつ、しっかりとしたストーリーが描かれていきます。ネットの声の中にも「アイドル作品だと思って見ていたら、意外にも面白かった」という声も少なくありません。
また、「好きなアイドルが痛そうな姿は見てられない」という声もありますね。
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豆腐プロレス1話で見るのやめた。推しが痛そうな顔してるのは見てられんわ。どれだけ脚本がよかろうと無理だ。
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脚本の徳尾浩司さん好きだな。豆腐プロレス見て改めてそう思った。
映画脚本一覧
- 「探検隊の栄光」
(2015) - 「ホーンテッド・キャンパス」
(2016)
映画脚本作品を一覧でまとめてみました。ウィキペディア情報によれば、数作品しか脚本を書いていないようです。
ちなみに、2016年公開の「ホーンテッド・キャンパス」は、島崎遥香さんと中山優馬さん出演の映画です。こちらもアイドル出演作品ですね。
ネット配信ドラマ
- 「クロコーチスピンオフ」
(2013) - 「民王番外編」
(2016) - 「プロデューサーK」
(2016) - 「&美少女 NEXT GIRL meets Tokyo」
(2017) - 「曇天に笑う・スピンオフ」
(2018)
ネット配信ドラマの脚本作品を一覧でまとめてみました。「クロコーチ」「民王」など、人気作品のスピンオフ作品の脚本を担当されていますね。
意外に思ったのは、本編の脚本家とスピンオフの脚本家が違うこと。本編のような雰囲気を期待してスピンオフを見ると、ちょっと残念に感じるかもしれませんね。私は何度かそういう想いをしてきました。
業界では当たり前なんでしょうか?予算的な問題?
おっさんずラブ ネットの評判は?
①「単発の時も」
#おっさんずラブ の脚本って、#きみ棲み を吉澤智子さんと分担して書いている、徳尾浩司さんみたいですね。単発の時も書いてましたよね。俄然楽しみになりました。
— エリザベスかりん@織新ジョームロ滝眞海 (@karintyann) 2018年3月7日
2018年4月から放送されるドラマ「おっさんずラブ」は、一度単発ドラマとして放送されました。ネットでも話題になり、かなり好評だったようです。好評を受けて、連ドラ化。
その単発ドラマの脚本を担当していたのも、徳尾浩司さん。脚本家が変わるとガラッと雰囲気が崩れる時もありますからね。単発ドラマと連ドラとで同じ脚本家で安心したという声も少なくありません。
単発ドラマの出来が良かっただけに、「安心した」という声も多くなっているのかもしれませんね。
②「ゲイの恋愛を茶化さない脚本家だといいな」
ゲイの恋愛を茶化さない脚本だといいな。真摯に迫る林遣都観たい 死ぬほどみたい
全力で恋して全力で口説いてほしい。田中圭を!!!!
あと予告の吉田鋼太郎さん、一瞬なのに瞳がまじヒロインやったぞ??!!#おっさんずラブ— ニコ (@nico_hl_d) 2018年3月3日
ドラマ「おっさんずラブ」は全くモテないサラリーマン役の田中圭さんが、後輩と上司のおっさんに告白されるという特異なシチュエーション。同性間の恋愛が描かれる作品です。
そんなシチュエーションだからこそ、真剣な脚本が求められています。真剣であればあるほど、面白くなるシチュエーションですよね。
脚本が同性愛を茶化すようなスタンスであれば、同性愛をバカにしているように取られかねない難しい題材であるともいえます。私も、この口コミの声と同感です。
③「8割おっさんが作ってる」
おっさんずラブの脚本も監督も男の人なんだもん。
プロデューサーは名前で判断すると女の人っぽいんだけど。
どういう流れか知らないけど、プロデューサーからアイディアが出て、脚本家が組み立てて、監督が指揮するってんだったらもうこれは8割おっさんが作ってると考えていいよね。— 鶏肉本舗伊達 (@trnklifedate) 2017年4月5日
ドラマ「おっさんずラブ」の制作陣についての口コミですね。
脚本家・徳尾浩司さんはだんせい。ですが、制作陣には女性が多く入っています。ゼネラルプロデューサーは、三輪祐見子さん。プロデューサーの三人も女性。演出にも女性が入っています。
ただ、メインの脚本家は徳尾浩司さん。メインの演出家も男性。おっさん主導の作品であることは間違いありません。
女性視点も忘れていないというのが、抜け目ない点ですね。
【関連】おっさんずラブ(スペシャルドラマ)動画 フル視聴する方法