「爽やかすぎる朝ドラ」として話題の「半分青い」。今回は、ブッチャーの好きな人について紹介していこうと思います。
普通に考えるとすずめなのですが、そうとも言い切れない描写もあるんですよね…。
また、ブッチャーを演じる矢本悠馬さんのコメントの中には、核心をついた言葉もありました…。
そんなブッチャーの好きな人候補を3人挙げていきます。
半分青い ブッチャーの好きな人は誰?
矢本悠馬さんはブッチャー(龍之介)の役作りについて、「律(佐藤健)のことを友情としても見てますし、叶わない恋としても演じている」とのこと。清(古畑星夏)の登場に、ブッチャーの想いは…?
オフではこんなに仲良しな3人です♪#半分青い #佐藤健 #矢本悠馬 #古畑星夏 pic.twitter.com/zJaGzGlFUO— 【公式】連続テレビ小説「半分、青い。」 (@asadora_nhk) 2018年4月18日
すずめの同級生で幼馴染のブッチャー。
ブッチャーというのは、プロレスラーのアブドーラ・ザ・ブッチャーからとったあだ名です。本名は、西園寺龍之介ですね。。公式サイトの人物紹介では、以下のように紹介されています。
本名は龍之介だが、その風貌とは似ても似つかないため、よく忘れられる。」
引用:https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/cast/saionji_ryunosuke.html
ちょっとひどい(笑)。でも、たしかに龍之介というよりは、ブッチャーという名前の方が似合っています。
そんなブッチャーの好きな人の候補は3人います。
①「すずめ」
一人目の好きな人候補は、「すずめ」。
「半分青い」のヒロインで、幼いころからブッチャーと知り合いです。高校生になっても、一緒に遊んでいます。ブッチャーにとって一番身近な女の子といえますね。
劇中では、子供時代の律が「ブッチャーはすずめのことが好きなんだと思う」と語っています。
小学生のころブッチャーは、すずめの名前のことをからかっていました。何かとすずめにちょっかいを出すジャイアン的な存在でしたね。
律は、そんなブッチャーの行動を見て「すずめのことが好きなんだと思う」と語ったのでした。好きな人にちょっかいを出したくなるという例のアレですよね。
普通に考えると、ブッチャーの好きな人はすずめです。ただ、直接的な表現がないため判断に困ります。また、ブッチャーの素振りからはすずめのことが好きということが伝わってこないんですよね。
ブッチャーが好きだという気持ちを全面に出している人物は別にいます。
②「律」
二人目の好きな人候補は、「律」。
普通に考えると友達として「好き」ですが、恋愛的な意味での好きもあり得ます。「異性ではなく、同性!?」という驚きはありますが、個人的には絶対にない展開とは言い切れません。
ブッチャーが「好き」だという態度を全面に出している唯一の人物が律です。
川と川を挟んで糸電話をしようとしていた時、ブッチャーは「律と糸電話がしたかった」と明言しています。友情シーンにしては、少し不自然な感じを抱きました。
さらに、律が東京の大学ではなく京都の大学に進学しようとした時も、ブッチャーは自分の進学先を京都の大学に変更しました。
さらにさらに、律に「好きな人いないの?」と聞かれたときに「律くん」と返しています。冗談の中に本気さも感じるシーンでした。
ブッチャーがすずめにちょっかいを出していたのも、律の興味をひくためだと考えると自然です。
お金で取り巻きを作っていたブッチャー。唯一、律だけがお金以外で繋がっている友達でした。友達の少ないブッチャーは、律を大事に思っていることは確かです。
ただ、友達の描写としてはちょっと行き過ぎていると感じてしまうんですよね。
「同じ大学に行きたい」と思うのは、律が友達を超えた存在だからなのではないでしょうか…。まぁ大分深読みしていますが、あり得ない展開ではないと思っています。
③「菜生」
三人目の好きな人候補は、「菜生」。
三人の好きな人候補の中で、一番現実的かもしれません。ブッチャーの幸せを考えると、菜生と一緒になるのが一番幸せになれる道だと思います。
というのも、すずめと律は将来的に一緒になるからです。二人とブッチャーとの絆も強いですが、すずめと律の絆の強さには負けてしまいます。
菜生は、ブッチャーの幼馴染の一人。高校時代でも一緒に遊ぶ仲です。菜生は、高校時代はラブレターをもらった男の子と付き合います。ですが、付き合っている描写もなく別れてしまいましたね。
高校時代には恋愛関係に発展しなかったブッチャーと菜生。
紆余曲折あって、恋愛関係になっていくような気がします。高校生の時は「好き」と思わなかったけど、大人になって「好きな人」になっていくのかもしれません。
ヒロインの幼馴染という重要な役どころの二人。誰かしらと結婚する描写はあるはずです。知らない人と結婚するよりは、幼馴染の二人が結婚するという展開の方がすっきりします。
お互いが好きな人になっていくのは、少し先の展開かもしれませんが。
ブッチャー役 矢本悠馬「これは恋なんですか?」
今日から半分青い!
よろしくです!#半分青い pic.twitter.com/mM4PeGKv52— 矢本 悠馬 (@yuma_yamoto) 2018年4月1日
朝ドラ「半分青い」で、ブッチャー役を演じるのは矢本悠馬さん。大河ドラマに朝ドラに引っ張りだこの俳優さんですよね。
そんな矢本悠馬さんのコメントを紹介していきます。ブッチャーの恋愛についても、核心をついたコメントを残しています。
ブッチャーにとって、律は「叶わぬ恋の相手」というコメントを残していますね。このコメントを読んで、ブッチャーの好きな人がハッキリと分かりました。
「律は叶わぬ恋の相手」
クランクインする前、プロデューサーと監督に「ブッチャーは律のこと大好きですけど、これは“恋”なんですか?」と聞いたら、「そう思っていてもいいよ」と言われました。
ブッチャーにとって律は、親友でもあり、“叶わぬ恋”の相手でもあるんです(笑)。
引用:https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/special/interview/06.html
友達以上の距離感を感じさせる律とブッチャー。矢本悠馬さんも、その距離感に疑問を感じていたのかもしれません。プロデューサーに恋なのかどうかを聞いたようです。
そんな矢本悠馬さんに対して、プロデューサーは「そう思ってもいいよ」。ブッチャーにとって律は、友達を超えた好きな人として描写されているようです。
矢本悠馬さんは、律を「好きな人」として演じているようです。
上でも書いた「好きな人いないの?」「律くん」というシーンでは、「恋愛ドラマのヒロインのようなテンションで演じさせていただきました。」というコメントもされていますね。
「恋人ができるっていう発想がない」
ブッチャーは、たぶん、自分に恋人ができるっていう発想がないんですよね……。お金はあるし、大好きな友達もいるから、現状に満足しているんだと思います。
引用:https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/special/interview/06.html
矢本悠馬さんから見たブッチャーの印象に関するコメント。
現状に満足しているブッチャーだからこそ、必要以上に友達との距離感が近いのかもしれませんね。
将来に不安も感じていないから、自分の進路も律と同じ方向に進もうとしています。コメントを読んで、ブッチャーの心情に「なるほど」と納得しました。
「空気を読めないやつ」
空気を読めないやつなので、リアクションは大きく、声も大きく、そして人との距離感は近く。
引用:https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/special/interview/06.html
こちらも、ブッチャーに対する印象ですね。小学生のころは、すずめにちょっかいを出していたブッチャー。人と関わるために、少し不器用なところがあるようですね。
空気を読めないやつだけど、憎めないやつ。ブッチャーはそんな役なのかもしれません。
矢本悠馬プロフィール
矢本悠馬
■主な作品
「11人もいる!」
「大河ドラマ おんな城主 直虎」
「朝ドラ てるてる家族」
「朝ドラ 花子とアン」
「朝ドラ 半分青い」
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