朝ドラ「まんぷく」の脚本家・福田靖さんについて調べてみました。過去の脚本作品、評価・評判などの情報をまとめてみます。
「HERO」「ガリレオ」「救命病棟24時」などビッグタイトルの脚本を担当されている人でした。個人的に好きな作品が多く、期待値の高い脚本家でした。
朝ドラ まんぷく脚本家「福田靖」
福田靖
■脚本初期作
「ウエディングプランナー SWEETデリバリー」
(2002)
■主な脚本作品
「HERO」
「大河ドラマ 龍馬伝」
「DOCTORS~最強の名医~」
「先に生まれただけの僕」
「容疑者Xの献身」
(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
朝ドラ「まんぷく」の脚本を担当するのは、脚本家・福田靖さん。代表作には、「大河ドラマ 龍馬伝」「DOCTORS~最強の名医~」「先に生まれただけの僕」などがあります。
他には、大ヒットドラマ「HERO」「ガリレオ」「特命係長 只野仁」なども脚本家として携わっています。※共同脚本
実績もすごいですが、ネットの評価含めてかなり評価の高い脚本家の一人です。ドラマ「先に生まれただけの僕」はコンフィデンスアワード・ドラマ賞審査会にて脚本賞を受賞しています。
私も「龍馬伝」にハマった一人なので、「まんぷく」への期待値はガン上がりしています。安心して次の朝ドラを迎えることが出来そうです。
脚本家・福田靖さんのコメントを以下に掲載しています。「コメディーの要素は不可欠」というコメントが印象的です。ますます楽しそうな朝ドラになりそうですね。
私が書く物には、ユーモアとかコミカル、コメディーの要素は不可欠だと思っているので、朝から楽しい時間を過ごせるようなドラマにしたい。コメディー要素は52%ぐらい
脚本作品一覧
ドラマ脚本一覧
- 「BLACK OUT」
(1995) - 「炎の消防隊」
(1996) - 「外科医柊又三郎2」
(1996) - 「名探偵 保健室のオバさん」
(1997) - 「木曜の怪談’97『妖怪新聞』」
(1997) - 「スウィートデビル」
(1998) - 「救命病棟24時シリーズ」
(1999,2001,2002,2005) - 「モナリザの微笑」
(2000) - 「果つる底なき」
(2000) - 「HERO」
(2001) - 「ウエディングプランナー SWEETデリバリー」
(2002) - 「真夜中の雨」
(2002) - 「特命係長 只野仁」
(2003) - 「R.P.G.」
(2003) - 「太閤記 サルと呼ばれた男」
(2003) - 「ワンダフルライフ」
(2004) - 「トキオ 父への伝言」
(2004) - 「徳川綱吉 イヌと呼ばれた男」
(2004) - 「海猿 UMIZARU EVOLUTION」
(2005) - 「キッチン・ウォーズ」
(2006) - 「ガリレオ」
(2007,2008,2013) - 「CHANGE」
(2008) - 「上海タイフーン」
(2008) - 「大河ドラマ 龍馬伝」
(2010) - 「DOCTORS~最強の名医~」
(2011,2013,2015) - 「グッドパートナー 無敵の弁護士」
(2016) - 「先に生まれただけの僕」
(2017) - 「朝ドラ まんぷく」
(2018)
※共同脚本を含む
まずは、福田靖さんのドラマ脚本作品をずらっと並べてみました。「HERO」「ガリレオ」「救命病棟24時」などフジテレビのヒットドラマを多く手掛けていますね。また、「大河ドラマ 龍馬伝」などの名作の脚本を担当されています。
朝ドラ「まんぷく」の脚本家に抜擢されるのも納得の実績です。
大河ドラマ 龍馬伝
2010年に放送された大河ドラマ「龍馬伝」。坂本龍馬を主人公。福山雅治さん主演で放送されています。
平均視聴率は18.7%。そこまで高い数字ではありませんが、作品自体は高く評価されています。2011年のエランドール賞の作品賞を受賞しています。視聴者の声も上々の1作といえるのではないでしょうか。
個人的にも龍馬伝は好きな作品。笑わされもしたし、泣かされもしました。思い出深い1作です。そんなこともあり、朝ドラ「まんぷく」には期待を膨らませています。
先に生まれただけの僕
2017年に放送されたドラマ「先に生まれただけの僕」。主演は、嵐の櫻井翔さん。その他には、蒼井優さん、多部未華子さん、瀬戸康史さん、木南晴夏さんなどのキャストが出演しています。
商社マン・鳴海涼介(櫻井翔)が、私立高校の校長となって、学校の立て直しを図るというストーリー。経営目線、先生目線などの新しい学園ドラマという斬新な設定は、放送時にはかなり話題となりました。
「先に生まれただけの僕」の評価も高く、2017年には コンフィデンスアワード・ドラマ賞(脚本賞)を受賞しています。
私も視聴していましたが、今まで見たことない設定ながらも内容は分かりやすく、楽しんで視聴できました。
朝ドラ まんぷく
2018年10月に放送される朝ドラ「まんぷく」。主演は安藤サクラさんです。オーディションではなく、指名されたようですね。
朝ドラヒロインといえば、フレッシュな新人女優が起用されることが多いのですが、新人でもなく若くもない安藤サクラさんの起用。これまでの朝ドラヒロインとは違うので驚いた方も多いのではないでしょうか。というか、私が驚きました。
朝ドラ初のママヒロインとして話題になった本作。インスタントラーメンを生み出した日清食品の創業者とその家族をモデルに、物語が進みます。
フレッシュな女優目当てで朝ドラを視聴する人も多い中で、ママヒロインの起用。どうしたって脚本の内容に期待してしまいます。脚本の期待が高くなければ、こんな冒険はしないはずですからね。
映画脚本一覧
- 「催眠」
(1999) - 「ホワイトアウト」
(2000) - 「陰陽師」
(2001) - 「海猿 ウミザル」
(2004) - 「LIMIT OF LOVE 海猿」
(2006) - 「HERO」
(2007) - 「犯人に告ぐ」
(2007) - 「容疑者Xの献身」
(2008) - 「20世紀少年(第1章)」
(2008) - 「THE LAST MESSAGE 海猿」
(2010) - 「BRAVE HEARTS 海猿」
(2012) - 「真夏の方程式」
(2013) - 「HERO」
(2015)
脚本家・福田靖さんの映画脚本を一覧で並べてみました。ドラマ脚本と同じく、ビッグタイトルが目白押しですね。「HERO」「ガリレオ」は、ドラマに引き続いて脚本を担当されているようです。
HERO
2007年の劇場版「HERO」。そして、2015年の同名映画「HERO」。両作品とも、福田靖さんが脚本を担当されています。
「HERO」は、言わずと知れた木村拓哉さんの代表作の一つ。破天荒な検事・久利生公平が事件と向き合っていく物語です。登場キャラクターの魅力、緻密なストーリーなどが評価されている1作。ドラマの平均視聴率は34.4%を超えた大ヒット作ですね。
劇場版2作の評価もそれなりに高いようです。Yahoo!映画のレビューサイトでは、両作品とも★3.5の評価を得ています。
ガリレオシリーズ
2007年に放送されたドラマ「ガリレオ」。福山雅治さん主演で大ヒットしました。そのヒットを受けて、制作されたのが劇場版「容疑者Xの献身」(2008)。そして、「真夏の方程式」(2013)。
ドラマシリーズは共同脚本ですが、劇場版2作は福田靖さんの単独脚本のようです。
劇場第1作目「容疑者Xの献身」の評価は、★4.2。劇場第2作目「真夏の方程式」は、★3.5。両作品とも評価が高いのが、「まんぷく」への期待値を上げます。※評価は、Yahoo!映画参照
海猿シリーズ
2004年に公開された映画「海猿」。週刊ヤングサンデーで連載されていた人気漫画の実写映画ですね。
脚本家・福田靖さんは、2004年公開の1作目「海猿 ウミザル」。に続いて、2006年公開「LIMIT OF LOVE 海猿」。2010年公開「THE LAST MESSAGE 海猿」。2012年公開「BRAVE HEARTS 海猿」すべての脚本を担当しています。
ここまで長期シリーズ化する映画も珍しいですよね。福田靖さんの脚本が観客に受け入れられたということだと思います。
ネットの評判は?
脚本家・福田靖さんのネットの評判をまとめてみました。数々のビッグタイトルに携わり、評価もされている福田靖さん。ネットでは、どのような評価をされているのでしょうか。
気になったので、ツイッターで福田靖さんの評判を調べてみました。特に印象的なツイートをいくつかピックアップしています。
①「面白いと思ったら福田靖だった」
#先に生まれただけの僕 クソ面白いと思ったら福田靖さんじゃないか!
演出もキレキレ。キャストも豪華で適材適所だし。日テレ今期クオリティ高すぎるぞ。
— ポン酢? (@peachboy_1995) 2017年10月15日
福田靖さんが脚本を担当したドラマ「先に生まれただけの僕」に関するツイートですね。「クオリティ高すぎる」とかなり高評価していますね。この他にも「先に生まれただけの僕」を評価する声はかなり多く投稿されていました。
批判する声がないこともないですが、褒める意見が圧倒的に多いですね。
②「救命病棟24時の脚本も」
先に生まれただけの僕の脚本の福田靖さん、救命病棟24時の脚本もやっとったん?!∑(゚Д゚) 知らんやった…救命病棟24時もとても好きやから今テンションめっちゃ上がった(笑)
— うめやま (@YWR18) 2017年11月22日
こちらのツイートも、「先に生まれただけの僕」に関するもの。気になるドラマの脚本家を調べてたら好きなドラマのタイトルがあったというエピソード。結構あるあるですよね。
私も経験ありますが、好きなタイトル見つけると嬉しくなるんですよね。そして、さらにその脚本家の評価を上げるという。
③「起承転結が分かりやすい脚本」
#HERO
「リーサル・ウェポン2」の丸パクリは別として、福田靖の脚本は起承転結が実にわかりやすい。最近の邦画の娯楽作品では珍しいよね。
どこぞの朝ドラも少しは見習ってくれないかしら…— 柴田和巳 (@show1900) 2015年7月18日
福田靖さんが脚本を担当した「HERO」を挙げて、ストーリーの分かりやすさを評価するツイート。このツイートが印象に残った理由は、2015年に投稿されたツイートだという点。
福田靖さんが朝ドラ「まんぷく」の脚本を担当すると発表される前のツイートですね。後に福田靖さんが朝ドラ脚本を担当することを知らずにツイートしているというのが面白いところ。
【まとめ】朝ドラ まんぷくの脚本は期待できる
朝ドラ「まんぷく」の脚本家・福田靖さんの脚本作品一覧と、ネットでの評判を調べてきました。最後に朝ドラ「まんぷく」脚本に期待できるかどうか結論を出そうと思います。
上で何度も書いてますが、私の結論は「期待できる」です。
「まんぷく」の脚本を担当する福田靖さんは、実績もあって、評価も高い脚本家。期待するなというのが難しいですよね。そして、何より個人的に期待値が上がったのが、安藤サクラをヒロインに持ってきたという事実。これまでの朝ドラの常識を打ち破り、30代のママヒロインを起用しています。
これは、制作陣の脚本への期待度が高いからこその英断なのではないかと勝手に推測しています。