ドラマ「下剋上受験」は実話をもとにしたドラマです。原作「下剋上受験」は実際に中学受験を目指した父親が書いたブログが元になっています。ここでは、実際の”下剋上受験”がどのような経緯で、どんな結果に至ったのかを紹介していきます。結論を最初に言うと、第一志望の中学は不合格になります。なぜ不合格になったのか、不合格になったあとどうしたのか詳しく説明していきます。
下剋上受験 結末は不合格?
明後日6話☆の裏話 ♪
阿部さんのつくねエサでの魚釣り
結果、釣れませんでした…(。-_-。)そのつくねがこれ!
……あれ?
焼くシーン撮ってないよ?
佳織、なんで焼いたつくね食べてるの?「焼いてくれました?(^-^) 美味しい??」
…誰が!?#下剋上受験 pic.twitter.com/gdtxBS3AjC
— 金曜ドラマ『下剋上受験』★金曜よる10時 (@gekokujo_tbs) 2017年2月15日
阿部サダヲさん主演のドラマ「下剋上受験」。中卒の父親が娘と一緒に中学受験を目指す物語です。もう知っている人も多いと思いますが、このドラマは実話を元に作られたものです。
実際に、娘と一緒に最難関中学を目指した父親がいます。父親がつづったブログを再編。ノンフィクション本として現在書店に並んでいます。この本がベストセラーとなり、ドラマ化にまで至ったのです。原作とは多少設定の違う部分もあるようですね。
原作の下剋上受験は、ガテン系で働く父親が主人公。ドラマでは不動産業に携わるサラリーマン。原作では「親塾」、ドラマでは「俺塾」。原作では桜蔭中学を目指す、ドラマでは桜葉中学を目指す。などなど多少の設定変更はあります。しかし、物語の大筋は変わりません。原作もドラマも、偏差値41の娘が偏差値72の最難関中学を目指します。
実際の受験はもう終わっており、中学受験の結果は出ています。結論から言うと、娘は桜蔭中学に不合格になります。第一志望は不合格。それでも勉強の成果は確実に出ていて、偏差値41から偏差値70まで上がったそうです。桜蔭中学は不合格となりましたが、他の中学に進学したそうです。進学先は明らかにしていませんが、いくつかヒントは出ています。ある程度絞られているようで、詳しく紹介していきますね。
===============
- 偏差値70以上の難関中学
- 有名私立中学
- 進学先は東大が多い名門中学
- 進学先は医学部が多い
下剋上受験 進学先は桜蔭?雙葉?
Happy Valentine’s Day
桜井家より心を込めて??
風船は一夫おじいちゃんと竹ちゃんが膨らませてくれましたo(^o^)o#下剋上受験 #下剋上 #阿部サダヲ #深田恭子 #山田美紅羽 #若旦那 #皆川猿時 #岡田浩暉 #川村陽介 #風間俊介 #小林薫 pic.twitter.com/WEQRZe9k06
— 金曜ドラマ『下剋上受験』★金曜よる10時 (@gekokujo_tbs) 2017年2月14日
実話「下剋上受験」の進学先の中学校について紹介していきます。第一志望の桜蔭中学に不合格になってしまった娘・佳織さん。実際に進学したのは、都内の有名私立中学だそうです。ネットでは「雙葉中学」「慶応中(慶應義塾中等部)」「豊島岡女子学園中学校」など様々な噂が出ています。それぞれの中学について詳しく紹介してみようと思います。
ちなみにどの中学校も難関校で、偏差値はかなり高い。卒業生にも有名人が多くいます。さすが有名私立といった感じ。ちなみに、最近芦田愛菜ちゃんも、この中のどれかの学校に入ったという報道がありましたね。
桜蔭中学とは
桜蔭中学は、「下剋上受験」で娘・佳織が第一志望にしていた学校。そして不合格となった学校です。桜蔭中学は東京都文京区にあります。中間一貫校としても有名です。高校の入学者を一切とらない”完全中高一貫校”。この学校に入るには中学受験するしかないようですね。
中学受験では、女子御三家の一角と言われています。「桜蔭中学」「女子学院中学」「雙葉中学」が女子御三家です。「下剋上受験」では、最難関中学の一つだからこそ、第一志望に選んだようですね。ちなみにこの桜蔭中学では、多くの著名人を輩出しています。ざっと紹介していきます。
===============
■政治家
- 猪口邦子:参議院議員
- 豊田真由子:衆議院議員
- 山田美樹:衆議院議員
- 水島広子:前衆議院議員
■専門家
- 佐藤宗子:千葉大学教授
- 加藤陽子:東京大学大学院教授
- 飯島愛子:フェミニスト
- 土井香苗:弁護士
- 弓削昭子:法政大学教授
- 北原怜子:社会奉仕家
- 室田尚子:音楽評論家
- 浅野素女:ジャーナリスト
■作家
- 乙骨淑子:児童文学作家
- 篠原一:文學界新人賞最年少受賞
- 多田智満子:詩人
■タレント・アナウンサー
- 野村昭子:女優
- 水森亜土:女優
- 菊川怜:女優
- 楠城華子:女優
- 八田亜矢子:タレント
- 松江由紀子:タレント
- 三浦奈保子:タレント
- 黒崎めぐみ:NHKアナウンサー
- 藤村由紀子:ミヤギテレビアナウンサー
- 繁田美貴:テレビ東京アナウンサー
- 荘司典子:フリーアナウンサー
ちなみに子役で有名な芦田愛菜ちゃんも、桜蔭中学に合格したのではないかと言われています。2016年から仕事をセーブしつつ、受験勉強に励んでいたそうです。その勉強期間はなんと5か月間だとか。5か月で偏差値70超の難関中学に合格するとは、すさまじいですよね。芦田愛菜ちゃんの勉強法や通っていた塾などが話題になっているようです。
雙葉中学とは
桜蔭中学に不合格となった娘が進学したのは、一説によると雙葉中学であると言われています。ここも桜蔭中学と並んで女子御三家と言われている難関中学ですね。東京都の千代田区に所在しています。カトリック系の中学校としても有名です。
雙葉中学では、週6日制度を取り入れています。週に1度しか休みがないようですね。かなり厳しそう・・・。また中3の2学期から高校の授業内容がカリキュラムに組まれています。公立中学とは何もかもが違いますね。
豊島岡女子学園とは
桜蔭中学に不合格となった娘の進学先で最有力と言われているのが、この豊島岡女子学園。というのも原作本「下剋上受験」で言われている「偏差値70以上」「有名私立中学」「進学先は東大が多い」「進学先は医学部が多い」という条件にぴったり当てはまります。とにかく理系に強い中学で、毎年東大合格者を10名以上も輩出している名門校です。
豊島岡女子学園の著名な卒業生を紹介していこうと思います。
- 二木謙一:元校長
- 澤蘭子:宝塚歌劇団卒業生
- 坪内美子:女優
- 桂木美加:女優
- 内藤やす子:女優
- くらもちふさこ:漫画家
- 速水典子:女優
- 風羽玲亜:宝塚歌劇団卒業生
- 吉田涙子:元アナウンサー
- 倉本康子:モデル
- 山本真純:日本テレビアナウンサー
- akiko:ジャズシンガー
- 本間智恵:テレビ朝日アナウンサー
- 白河雪菜:プロ雀士
桜蔭中学受験までのあらすじ
今夜10時!
金曜ドラマ『下剋上受験』スタート!今、話題の
こーんな
深田恭子さんが
たーくさん
観れますよ!!だから、観てください!
オンエアまであと2時間!#下剋上受験で、リアルタイムツイート大募集!! pic.twitter.com/Ttyzq1RKQ4
— 金曜ドラマ『下剋上受験』★金曜よる10時 (@gekokujo_tbs) 2017年1月13日
ここからは、原作「下剋上受験」のあらすじを紹介していこうと思います。なぜ桜蔭中学を志望して、どのような勉強の日々を過ごし、不合格となったのか。そして桜蔭中学を不合格となった後はどうしたのか。などなど。ざっくりではありますが、その顛末を紹介していきます。あくまで原作「下剋上受験」の展開であって、ドラマが同じ展開になるとは限りません。
桜蔭中学を志望校にした理由
ドラマ「下剋上受験」でもすでに描かれている部分ですね。父・信一は自身が中卒であることを気にしていました。仕事上でも学歴の差を感じることが多かったようです。そんな中、娘・佳織の全国模試の結果を見て愕然。偏差値41。
娘には学歴で苦労させたくない。そんな思いから父・信一は娘に中学受験をさせることを決意。志望校は最難関中学と言われている偏差値70超の桜蔭中学。とりあえず最初は一番上を目指したのでしょう。最難関校を目指すことに決めるが、費用面で塾に通わせることはできない。そこで、自宅で自身が娘に勉強を教えることに。ドラマ「下剋上受験」の”俺塾”で一緒に桜蔭中学を目指すことになります。
父・信一がうつ病に
中卒である父・信一にとっても中学受験の問題は難問。さらに娘に分かりやすく教えるのにはさらに理解が深くないといけない。娘が勉強を始めるのと同時に父親の勉強の日々も始まりました。昼は仕事、夜は勉強のハードな毎日が始まりました。
娘・佳織が間違えた漢字を、父・信一が十回書き写すなど、ふつうの塾ではやらないような工夫をこらしていきます。受験勉強の日々を重ねるうちに問題は難しくなります。父・信一にかかる重圧も次第に重くなっていきます。そのうち問題をとけない娘にイライラするようになる信一。
その感情を抑えるために病院へ。そこで軽度のうつ病であると診断されてしまいます。仕事と勉強の日々に体が追い付かなくなっていたようですね。しかし信一は中学受験をあきらめません。病気との折り合いをつけながら佳織と勉強を続けます。
信一と佳織の対立
ついに桜蔭中学受験まで1か月となった時、信一は佳織に桜蔭中学の過去問を解かせます。その結果は散々なもの。テストの半分も解けなかったといいます。勉強の成果は出ていて、他の中学の過去問では合格圏内の得点を出していた佳織。そんなわけもあり、桜蔭中学の過去問が解けないことはショックは大きかったようですね。
受験が迫ったこのタイミングで父と娘は対立してしまいます。娘・佳織は「桜蔭中学はやめて別の中学に志望校を変更したい」と申し出ます。しかし信一は桜蔭中学の受験にこだわります。結局は娘・佳織が折れる形で桜蔭中学を受験することになります。
桜蔭中学を不合格になる佳織
そして桜蔭中学の受験。結果は先にも書いている通り、不合格。佳織は、第一志望だった桜蔭中学に不合格になってしまいます。受験の1か月前に佳織を説得し、桜蔭中学を受験させた父・信一。佳織に謝罪をします。しかし佳織は信一を責めることはしません。やるだけやりきったことで、桜蔭中学不合格という事実を前向きにとらえているようでした。
桜蔭中学を不合格になった後
結果的に第一志望に不合格となった佳織ですが、実力は確実にあります。ほかの中学に合格していました。桜蔭中学と並ぶような難関中学と言われる学校です。原作「下剋上受験」では学校名を明かしていません。しかし、先にも書いたように偏差値74の豊島岡女子学園中学に合格したと言われています。
偏差値を見てもらえばわかりますが、十分難関中学です。著名な有名人も輩出している名門校でもあります。原作とドラマのタイトルである「下剋上受験」の通りの結果になったことは確かです。現在娘・佳織さんは高校1年生になっているようです。
まとめ
ドラマ「下剋上受験」の、実際の受験について紹介してきました。内容を3行でまとめます。
- 下剋上受験は実話
- 第一志望の桜蔭中学は不合格
- 桜蔭不合格も、進学先は有名私立中学
原作とドラマが同じ結末を辿るかは分かりません。しかし、第一志望を不合格となる展開は、物語としてすごく面白い展開。受験直前の親子の意見の対立も物語の伏線として活きていますよね。個人的な意見ですが、ぜひドラマでも第一志望不合格を再現してほしいと思っています。不合格を乗り越えて、成長する娘と父。そんな展開がものすごく見てみたいと思っています。
このドラマチックともいえる展開があったからこそ、「下剋上受験」は本になりヒットし、ドラマになったはず。今からとても楽しみです。