朝ドラ「ひよっこ」の脚本家・岡田惠和さんの作品ランキングを紹介します。ベテラン脚本家・岡田惠和さんは数々のヒットドラマ・映画の脚本を担当しています。その中から作品ランキングトップ5を発表します。過去の朝ドラ「おひさま」「ちゅらさん」は一体何位にランクインしているでしょうか。
岡田惠和作品ランキング発表!過去の朝ドラは何位?
来年春から放送になりますNHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のヒロインをやらさせていただく事が決定しました。
珍しくすごく緊張していた会見でした!笑 pic.twitter.com/YL81idgyyz
— 有村架純’s staff (@Kasumistaff) 2016年6月30日
2017年4月スタートの朝ドラ「ひよっこ」の脚本家・岡田惠和さん。かなり評価の高い脚本家です。携わった作品も数知れず。「朝ドラ ちゅらさん」「ビーチボーイズ」「白鳥麗子でございます!」などなどヒット作が多い。そんな岡田惠和さんの作品ランキングを作ってみました。
ちなみに岡田惠和さんは、朝ドラ「ひよっこ」で朝ドラ脚本を担当するのは3作目。過去の朝ドラは作品ランキングの何位にランクインしているのでしょうか。ネットの評価、視聴率、興行収入、筆者の主観など総合的に判断して作品ランキングを作っています。
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- 「朝ドラ ちゅらさん」
(2001) - 「朝ドラ おひさま」
(2011)
岡田惠和は朝ドラ向きの脚本家
朝ドラ「ひよっこ」の脚本家・岡田惠和さんについて紹介します。岡田惠和さんが過去に携わった作品、プロフィールなどを紹介します。岡田惠和さんの過去から作品の傾向が分かってきました。その傾向については、好き嫌いもはっきりと出ているようです。過去の作品の傾向から分かったのですが、かなり朝ドラ向きの脚本家でした。
岡田惠和のプロフィール
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■名前
岡田惠和
■生年月日
1959年2月11日
■出身
東京都三鷹市出身
■事務所
UFOカンパニー
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
岡田惠和さんは、1959年生まれの現在58歳(2017年3月時点)。脚本家・漫画原作者として活動されています。そのプロフィールを簡単に紹介。サラリーマンだった岡田惠和さんは、フリーライターへと転向。シナリオ・センターでシナリオを学んだあと、1990年にドラマチック22「香港から来た女」で脚本家デビュー。代表作は、「朝ドラ ちゅらさん」「若者のすべて」「ド根性ガエル」などがあります。
岡田惠和の過去作一覧
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■ドラマ
- 「香港から来た女」
(1990) - 「ビジネスサクセスストーリー ラスト・ラン」
(1991) - 「世にも奇妙な物語「瞬」」
(1992) - 「裏刑事-URADEKA-」
(1992) - 「白鳥麗子でございます!」
(1993) - 「チャンス!」
(1993) - 「仰げば尊し」
(1994) - 「南くんの恋人」
(1994) - 「17才-at seventeen-」
(1994) - 「若者のすべて」
(1994) - 「最高の恋人」
(1995) - 「海がきこえる」
(1995) - 「イグアナの娘」
(1996) - 「ドク」
(1996) - 「ビーチボーイズ」
(1997) - 「君の手がささやいている」
(1997) - 「おそるべしっっ!!!音無可憐さん」
(1998) - 「可愛いだけじゃダメかしら?」
(1999) - 「朝ドラ ちゅらさん」
(2001) - 「ちゅらさん2」
(2003) - 「ちゅらさん3」
(2004) - 「ちゅらさん4」
(2007) - 「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」
(2001) - 「夢のカリフォルニア」
(2002) - 「アルジャーノンに花束を」
(2002) - 「僕だけのマドンナ」
(2003) - 「マザー&ラヴァー」
(2004) - 「あいのうた」
(2005) - 「バンビ~ノ!」
(2007) - 「めぞん一刻」
(2007) - 「銭ゲバ」
(2009) - 「小公女セイラ」
(2009) - 「朝ドラ おひさま」
(2011) - 「最後から二番目の恋」
(2012) - 「泣くな、はらちゃん」
(2013) - 「スターマン・この星の恋」
(2013) - 「心がポキッとね」
(2015) - 「ボクの妻と結婚してください。」
(2015) - 「ど根性ガエル」
(2015) - 「奇跡の人」
(2016) - 「朝ドラ ひよっこ」
(2017)
■映画
- 「シャイなあんちくしょう」
(1991) - 「She’s Rain」
(1993) - 「ときめきメモリアル」
(1997) - 「スペーストラベラーズ」
(2000) - 「深呼吸の必要」
(2004) - 「いま、会いにゆきます」
(2004) - 「天国は待ってくれる」
(2007) - 「おっぱいバレー」
(2009) - 「阪急電車 片道15分の奇跡」
(2011) - 「県庁おもてなし課」
(2013) - 「世界から猫が消えたなら」
(2016) - 「8年越しの花嫁」
(2017)
■PV
- EXILE「ただ…逢いたくて」
- ケツメイシ「さくら」
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引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋
岡田惠和さんの過去作品を紹介しました。1990年の脚本家デビューから数えて、脚本家歴27年。もうベテランの域ですよね。そんな岡田惠和さんの過去に担当した脚本作品の数は相当なもの。とても全て紹介はしきれません。
岡田惠和さんの過去作の傾向としては、「ほのぼの」。”誰かが死ぬ”とか”とんでもない悪い奴”が出てくるという展開はほぼありません。悪く言えば、「起伏がない」。過激な作品を求めている人にとっては物足りないかもしれませんね。しかし岡田惠和さんには相当数のファンがついています。「ほのぼの」した雰囲気が好きという人には、岡田惠和さんのドラマが合うようです。
「ほのぼの」って朝ドラにぴったり。朝からとんでもない悲劇とか見せられたくありませんよね。夜放送のドラマなら物足りないかもしれませんが、朝ドラならぴったりの雰囲気でしょう。そんなワケで、岡田惠和さんは朝ドラ向きの脚本家であるといえるでしょう。
私も岡田惠和さんの過去作品で好きな作品がいくつもあります。「朝ドラ ちゅらさん」「阪急電車 片道15分の奇跡」「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」などなど。どれもほのぼのした展開のドラマですが、すごく楽しめました。朝ドラ「ひよっこ」でもこの傾向の作品になるでしょうね。
岡田惠和作品ランキングにも、この傾向は影響してきます。それでは作品ランキングの発表をしていきます。
岡田惠和作品ランキング
朝ドラ「ひよっこ」の脚本家・岡田惠和さんの作品ランキングを発表します。この作品ランキングは、ネットの評判を主にして決定しています。そして私の主観も入っています。作品ランキングに異論がある人もいるとは思いますが、何卒ご了承ください。
作品ランキング【第5位】
岡田惠和さんの作品ランキング第5位は、「イグアナの娘」。萩尾望都の漫画を原作のドラマです。1996年には菅野美穂さん主演でテレビドラマ化されました。菅野美穂さんがイグアナになってしまうという衝撃の作品です。初回視聴率は7.9%t不振でしたが、徐々に視聴率を上げ最終回では19.4%を記録するヒットドラマになりました(同時間帯1位)。
ちなみに初回と視聴率の差が2倍以上になった20世紀最後のドラマ。その後は2011年のドラマ「マルモのおきて」が記録。岡田惠和の過去のドラマの中でも、間違いなく代表作の一つ。出世作ともいえるでしょう。そんな「イグアナの娘」が作品ランクング第5位にランクイン。
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青島ゆりこ(川島なお美)は、娘・リカ(菅野美穂)の姿がイグアナに見えてしまう。そのため、娘・リカに冷たく接している。リカも自分の姿が徐々にイグアナに見えてきて困惑する。醜形恐怖症と親子の確執を描いたファンタジードラマ。
作品ランキング【第4位】
岡田惠和さんの作品ランキング第4位は、「ど根性ガエル」。原作の「ど根性ガエル」の13年後を描いたテレビドラマ。松山ケンイチ主演で2015年に実写化されました。松山ケンイチさんをはじめ、満島ひかりさん、前田敦子さんなど注目の俳優が出演したことで注目されました。
視聴率は良いとはいえないものの、岡田惠和作品の雰囲気が出ていて、いまだに根強いファンを持つ作品。そんなドラマ「ど根性ガエル」が岡田惠和作品ランキングの第4位。
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中学生のひろしは、ひょんなことからTシャツに張り付いてしまったアマガエル・ピョン吉とともに生活することに。そんな出会いから16年。ひろし(松山ケンイチ)は定職に就かず、自堕落に日々をすごしていた。そんなある日、学園のマドンナだった京子(前田敦子)が町に帰ってきて・・・。
作品ランキング【第3位】
岡田惠和さんの作品ランキング第3位は、「ビーチボーイズ」。1997年に制作されたテレビドラマ。反町隆史さんと竹野内豊さんw主演で人気ドラマとなりました。最高視聴率は26.5%を記録。「夏の月9」としては、現在までこの視聴率を超える作品は出ていない。広末涼子さんの出世作としても知られています。
そんなドラマ「ビーチボーイズ」が岡田惠和作品ランキングの堂々の第3位。
「ど根性ガエル」7話~最終話まで一気に。マンガ原作の衣を借りた「居場所を見つめる物語」は「ビーチボーイズ」にも見られる岡田惠和節炸裂の泣かせるドラマ。思った以上に、本当に面白かった。
— ハトヤ (@nageyarism) 2015年10月28日
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女に捨てられた男・広海(反町隆史)。エリートサラリーマンだったが、ミスで仕事を失った男・海都(竹野内豊)。対照的な二人の男があるビーチで出会うことになる。癒しを求めた男たちのある夏の出会いの物語。
作品ランキング【第2位】
岡田惠和さんの作品ランキング第2位は、映画「阪急電車 片道15分の奇跡」。ベストセラー小説「阪急電車」の映画化作品。中谷美紀主演で2011年に公開されました。戸田恵梨香さん、谷村美月さん、玉山鉄二さん、有村架純さん、芦田愛菜さんなど豪華キャストが出演。
興行収入は11.4億円を超えるヒット作。決して大きくはない公開規模を考えると異例のヒットであるといえる。そんな映画「阪急電車 片道15分の奇跡」が岡田惠和作品ランキング第2位にランクイン。
岡田惠和さんの脚本、阪急電車のスタッフなのに…予告編集が良すぎで、中身弱いなぁ( ; ; )
— すぎマナ (@suginokaf) 2015年11月21日
今までで1番好きなドラマが「ホームドラマ!」で、それを上回るレベルで「ど根性ガエル」が好きになって、映画では「阪急電車」がすごく好きなんだけど、この3作品全部が岡田惠和氏の脚本だった。…虜かよ!
— りく (@SpicyFlowers) 2015年9月24日
阪急電車 片道15分の奇跡。見ました。もー、岡田さん!!岡田惠和さん!!岡田さんこそ、このやろーだよ、ほんと。悪くないよね、この世界も!!!!
— とも (@meyouway) 2015年9月22日
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阪急宝塚駅から西宮北口駅。そして西宮北口駅から阪急今津駅を結ぶ阪急電車。片道わずか15分たらずの路線である。そんな阪急電車の8つの駅を舞台とし、乗客がおりなす人間ドラマ。ほのぼのと心が温まるストーリー。
作品ランキング【第1位】
岡田惠和さんの作品ランキング第1位は、朝ドラ「ちゅらさん」。ヒロインは古波蔵恵里(国仲涼子)。2001年に放送された朝ドラですが、人気のためその後シリーズ化されました。最新作は2007年に放送された「ちゅらさん4」。朝ドラ枠の「ちゅらさん」の平均視聴率は22.2%。最高視聴率は29.3%を記録。
視聴率以上に高いのは、視聴者からの評価。人気の高さから過去の朝ドラ「おしん」以来2作目となる全話を収録した完全版VHS・DVDが発売されるほど。キャストも豪華で堺正章、田中好子、山田孝之などなど。朝ドラシリーズ初の沖縄が舞台の作品としても知られています。
視聴率的にも、知名度的にも、評価的にもこれが岡田惠和作品ランキング第1位です。私が好きな作品だということももちろんありますがw。
改めて見返してるちゅらさん!人生で観てきたドラマで最も好きなドラマ!大人になってから観ると15分なのにほんと毎回泣かされている!岡田惠和さんが大好き!
— yui (@kauluwehi) 2016年11月19日
ちなみに私はBK制作に好きな作品が多いですが、BK原理主義者ってわけではありません。優れた作品、面白いドラマが好きなだけです。『あまちゃん』も『ゲゲゲの女房』も『ちゅらさん』も大好きです。『ひよっこ』も岡田惠和さん脚本だし有村架純主演だし、とても楽しみにしています。
— 京極ミズハ(シタール弾き) (@ienomaenigomiga) 2016年11月10日
岡田惠和さんって人間が好きなんだなー #ちゅらさん
— 大宮飛鳥 (@aska04170166) 2013年11月8日
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沖縄と東京を舞台にした作品。主人公は沖縄出身の古波蔵恵里(国仲涼子)。家族、幼いころの恋、看護師としての困難など恵理の人間的成長を描く。様々な人間を描く群像劇。大きな事件は起こらないが、それぞれ悩みを抱えて生きている・・・。
まとめ
朝ドラ「ひよっこ」の脚本家・岡田惠和さんの過去作品ランキングをつくってみました。内容を3行でまとめます。
- 岡田惠和は朝ドラ向きの脚本家
- 岡田惠和は「ひよっこ」で朝ドラ3作目
- 岡田惠和作品ランキング第1位は「朝ドラ ちゅらさん」
最後に私の感想を書きます。岡田惠和さんの作品ランキング第1位は朝ドラ「ちゅらさん」。いろいろ考えてもこれが岡田惠和さんの一番の代表作ではないかと思います。岡田惠和さんが担当する朝ドラは3作あります。「ちゅらさん」「ひよっこ」そして、「おひさま」です。
朝ドラ「おひさま」は作品ランキングには入れませんでした。これは、決して作品の出来が劣っていたとではありません。視聴率が特別悪いということでもありません。岡田惠和さん過去作で良作が多いということなんです。作品ランキングには入っていなくても、ヒット作品は多くあります。「南くんの恋人」「アルジャーノンに花束を」「君の手がささやいている」などなど紹介しきれません。
それほど岡田惠和さんの過去作品に優れたものが多いということ。朝ドラ「ひよっこ」への期待がより高まります。