市川海老蔵さんの演技の評価についてまとめてみました。歌舞伎役者として第一線で活躍している市川海老蔵さんですが、俳優としての演技の評価は決して良くありませんでした。過去に大河ドラマで主演をつとめたこともありますが、今となっては黒歴史となっています。なぜ市川海老蔵さんの演技の評価が低いのか。そのたった一つの理由は、意外なものでした。
市川海老蔵 演技の評価が低い?
大河ドラマ「おんな城主 直虎」に織田信長役として出演する市川海老蔵さん。気になるのは、その演技力ですよね。今回は市川海老蔵さんの演技の評価について調べてみました。歌舞伎役者として一定の評価を得ている市川海老蔵さん。演技の評価は高いと思っていましたが、意外にもその評価は低い。その理由について詳しく調べていきます。
海老蔵の演技下手で草生える
— さやか変隊 (@s2_sayakaoo0) 2016年1月16日
市川海老蔵、演技下手以上に殺陣が下手で石川五右衛門期待はずれだった
— もここ (@MOKOTURN) 2016年10月14日
海老蔵、映画の方の演技は下手かもしれん
— ユージ☆?? (@yujistarship) 2016年7月2日
歌舞伎役者として大人気の市川海老蔵さん。なぜ「演技下手」と低評価されてしまうのでしょうか。市川海老蔵さんの演技の評価が低いのには、理由がありました。
市川海老蔵 主演大河が黒歴史化?
市川海老蔵さんを信長役に起用 NHK大河「おんな城主 直虎」
https://t.co/gQeEuvkJX8 #市川海老蔵 #おんな城主直虎 pic.twitter.com/PG8IQkTLBA— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年3月2日
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■名前
市川海老蔵
■生年月日
1977年12月6日
■出身
東京都
■血液型
AB型
■職業
歌舞伎役者・俳優
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
市川海老蔵さんのプロフィールを簡単に紹介します。市川海老蔵さんは1977年生まれの現在39歳。現代の歌舞伎界の若手スターとして有名です。歌舞伎役者として古典の大役をつとめるなど、高く評価されています。俳優として、テレビドラマ・映画・舞台などにも出演。その活動の幅を広げています。妻はキャスター、タレントの小林麻央さん。
歌舞伎俳優としては、高く評価されている市川海老蔵さん。果たして俳優としての演技の評価はどうなのでしょうか。市川海老蔵さんが俳優として出演した作品を紹介しつつ、演技の評価についてもまとめていきます。
市川海老蔵の出演作品
【市川海老蔵 出演作まとめ】
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■ドラマ
- 「大河ドラマ 花の乱」
(1994)- 「大河ドラマ 武蔵 MUSASHI」
(2003)- 「大河ドラマ おんな城主 直虎」
(2017)- 「豊臣秀吉 天下を獲る!」
(1995)- 「炎の奉行 大岡越前守」
(1997)- 「MR.BRAIN」
(2009)- 「松本清張ドラマスペシャル「霧の旗」」
(2010)- 「長谷川町子物語~サザエさんが生まれた日~」
(2013)- 「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」
(2014)- 「石川五右衛門」
(2016)- 「名探偵コナン コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー」
(2016)■映画
- 「出口のない海」
(2006)- 「一命」
(2011)- 「利休にたずねよ」
(2013)- 「喰女-クイメ-」
(2014)- 「無限の住人」
(2017)===============
引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋
俳優・市川海老蔵さんの出演作品をまとめてみました。やはり歌舞伎役者という職業柄か、出演作品は時代劇が多めですね。それでもキムタク主演のドラマ「MR.BRAIN」の現代ドラマや、「名探偵コナン」などの人気アニメにも出演。幅広い活動で注目を集めています。2017年には大河ドラマ「おんな城主 直虎」に織田信長役として出演することが決まっています。
市川海老蔵さんの、俳優としての代表作はやはり大河ドラマ「大河ドラマ 武蔵 MUSASHI」でしょう。NHKテレビ放送開始50周年作品、大河ドラ40周年の記念作品で主演をつとめました。キャストは市川海老蔵さんほか、堤真一、米倉涼子、ビートたけし、三浦春馬などなど豪華俳優陣。満を持して放送された大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」でしたが、多くのトラブルに見舞われてしまいます。
視聴率は決して悪くありません。主演の市川海老蔵さんの演技力が低評価をうけたわけでもありません。それ以外の部分で評価を下げた作品となりました。ホント調べれば調べるほどボロボロの状態に・・・。
主演大河がボロボロ 訴訟・スキャンダル・NHK病
市川海老蔵さん主演の大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」。平均視聴率は16.7%。最高視聴率は24.6%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)。好調にスタートした「武蔵 MUSASHI」。市川海老蔵さんの演技も評価されていました。しかし、多くの問題が出てきています。
性的・暴力的表現で視聴者離れ
滑り出しこそ好調だった「武蔵 MUSASHI」ですが、物語途中から雲行きが怪しくなってきます。女性が暴行されるシーンや、露骨な暴力シーンが描かれたことで視聴者は離れたそうです。史実に基づいた脚本とはいえ、家族や子供が見ていることもあり一部では評価を下げました。
また、このような描写は抗議される事態にまで発展。吉野太夫ゆかりの京都・嶋原の財団法人「角屋保存会」が、「文化人であった太夫への誤解を生む」としてNHKに抗議を行ったそうです。
藤田まことがNHK病に・・・
柳生石舟斎役として出演していた藤田まことさん。台本の出来などで、現場スタッフとの折り合いがつかなくなります。藤田まことさんはストレスで、NHKのスタジオに近づく度に頭痛、息苦しさなどを覚えるように。藤田まことさんはこの症状をNHK病と呼んでいます。精神的なストレスが体調不良につながったようですね。
藤田まことさんは、「武蔵 MUSASHI」以降NHKの作品には出演することはなくなります。また総集編では藤田まことさんの出演シーンは全てカットされることになります。
盗作問題で訴訟
大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」は、盗作問題で訴訟を起こされています。訴訟を起こしたのは、映画監督・黒澤明の相続人。名作「七人の侍」の脚本を無断で翻案したとし、著作権侵害で訴訟を起こします。1億5400万円の損害賠償などを求めました。この訴訟は裁判所で棄却されますが、作品の評価(評判)を著しく落としました。
市川海老蔵に隠し子スキャンダル
さらに主演の市川海老蔵さんに隠し子がいたというスキャンダルまで飛び出します。市川海老蔵さんは、会見にて「子供の認知」「養育費の支払い」を説明しています。
市川海老蔵の演技が下手?評価を下げたアノ作品
現代の京都名寺に石川五右衛門、現る!
この度、先日撮影が行われた目玉シーンの写真を公開しました!京都・南禅寺三門の楼上から京の街を見渡し「絶景かな、絶景かな」と見栄を切る。その姿こそ絶景!#石川五右衛門#市川海老蔵#絶景かな pic.twitter.com/DO3qMdhtZc— 石川五右衛門 (@goemon) 2016年6月17日
大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」がいろいろな問題で、正当に評価されませんでした。肝心の市川海老蔵さんの演技の評価についてもあまり、議論されていませんでした。
そんな俳優・市川海老蔵さんの演技についてさらに調べてみたところ、演技の評価を下げたある作品がありました。その作品とは2016年に放送された「石川五右衛門」。市川海老蔵さんが主演した作品です。この作品の視聴率は低迷。主演の市川海老蔵さんも評価を落とすことになりました。
ドラマ「石川五右衛門」はテレビ東京で金曜よる8時の枠で放送された連続ドラマ。視聴率はかなりの低空飛行だったそうです。初回は6.0%。2話では3.7%。その後も低視聴率を連発。ネットでも酷評されてしまいました。歌舞伎役者としての評価は高いだけに、意外な評価となりました。
市川海老蔵 演技への口コミ
さっきまで石川五右衛門のドラマ見てたが、海老蔵演技がヘタだな~…
— ぼいてく曹長 (@pv2_Wojtek) 2016年11月25日
今夜で「石川五右衛門」おしまいか~
海老蔵の一本調子な演技は目をつぶるとして、ドラマ自体は漫画っぽくて(まぁ漫画原作者やってる人の作だし)楽しかった。
海老蔵は「利休にたずねよ」が良かったな。— たぬあき (@tanumakio) 2016年12月2日
海老蔵の五右衛門はテレビドラマの演技としては0点なのだが、海老蔵というジャンルと考えると100点です。最高です。謎の間や突然の見栄、普段から一人だけ歌舞伎喋りでちょいちょい共演者を困惑させているところとかも海老蔵感あって最高です。
— 猫と庄蔵とニューゲイトの花嫁 (@lovebookhate) 2016年12月8日
石川五右衛門の面白いとこ
他の役者の中で市川海老蔵の演技が浮きすぎなとこ— てつ (@nominsyai) 2016年11月26日
訂正、やっぱ海老蔵演技が下手なんだな
五右衛門チープすぎて笑える#石川五右衛門— しらかわひでゆき (@hidesilva218) 2016年10月21日
市川海老蔵さんの演技への評価をまとめてみました。単純に「演技下手」という評価もあるようですが、他の俳優の演技下手とは少し様子が違います。評価の中で印象的なのが、「浮いている」「テレビドラマの演技としては0点」という言葉。
市川海老蔵さんは歌舞伎役者として活躍しています。あくまで本腰はそちらでしょう。歌舞伎役者としての演技は、一級品。疑いようがありません。しかしテレビドラマになると話は別。歌舞伎の演技とテレビドラマの演技では評価のされ方が変わってくるようです。演技が下手というよりは、演技の質の違いで評価が低いと考えるのが妥当なようです。
視聴者側にも歌舞伎役者・市川海老蔵として見ている人も多いはず。その影響も演技の評価につながっているのかもしれません。良くも悪くも市川海老蔵さんは歌舞伎に特化した演技だということでしょうね。テレビドラマでもハマり役にあたれば、演技の真価が発揮されるのかもしれません。現に映画「利休にたずねよ」では、演技は一定の評価を得ているようです。
利休にたずねよ 素晴らしい映画であるし
海老蔵の演技に吸い込まれた 素晴らしい#利休にたずねよ— 正宗 (@iron4330414) 2016年10月10日
私が映画で見たなかでおそろしく演技がうまいと思ったの利休にたずねよの海老蔵さんだわ。普通の俳優さんの台詞が花瓶に切り花を挿してる感じだとすると、地面に生えてる雑草が匂いを漂わせるみたいに台詞が溢れてた。やってることが「演じる」とは違う動詞だと感じた。
— merongree (@merongree) 2014年9月28日
海老蔵はんの演技は色っぽいにゃー。#利休にたずねよ
— 猫の手にゃん太 (@neco_nyanta) 2016年7月28日
まとめ
市川海老蔵さんの演技の評価について調べてきました。内容を3行でまとめてみます。
- 市川海老蔵の演技の評価は低い。「下手」の声も多い。
- 市川海老蔵の主演大河は、いろいろな意味で黒歴史化。
- 市川海老蔵の演技は、役柄によって「下手」「上手」と評価が二分する
最後に私の感想を書きます。市川海老蔵さんの演技の評価を知って、最初は意外に思いました。歌舞伎役者として一定の評価を得ている市川海老蔵さんなので、演技の評価は高いものだと思っていたので。いろいろと調べてみた私の結論は、「市川海老蔵の演技は下手ではなく、ハマる役とハマらない役がある」ということ。
市川海老蔵さんの表現力は一級品です。目力や表情の迫力などでは敵うものはいないでしょう。しかし、俳優の演技の評価はそれだけでは決まりません。役との相性など様々な要因が演技の評価につながります。市川海老蔵さんは決して演技の幅が広い役者ではないと思います。ハマらない役を演じれば、演技の評価は低い。逆にハマり役にあたれば演技の評価は高くなります。
そういう意味では、大河ドラマ「おんな城主 直虎」の織田信長役は、ハマり役になりそうな予感がします。市川海老蔵さんの持つ迫力が存分に発揮できる役ではないかと思っています。