大河ドラマ「おんな城主 直虎」の音楽に世界的音楽家が参加しているのをご存知でしょうか。テーマ曲「天虎~虎の女」の指揮は、エストニア国立交響楽団芸術顧問・パーヴォ・ヤルヴィ。ピアノ演奏は北京五輪開会式で演奏したピアニスト・ラン・ランさん。
そして今回注目するのは、「直虎紀行」の曲の演奏を担当するヴァイオリニスト・五嶋みどりさん。世界で活躍する五嶋みどりさんの経歴が凄すぎました・・・。五嶋みどりさんが起こした”奇跡”はアメリカの教科書にも掲載されています。
直虎紀行の曲が人気!
大河ドラマ「おんな城主 直虎」の本編が終わったあとの「直虎紀行」。本編に登場したゆかりの地などを毎週紹介しています。私はこの直虎紀行を結構楽しみにしています。ドラマを見た後に史実を知ると、より深く大河ドラマの世界を楽しむことができます。中々現地には行けないのですが、行った気持ちになって楽しんでいます。
そんな「直虎紀行」のバックで流れる曲もすごく素敵。ヴァイオリンの旋律が特徴的な曲。大河ドラマの壮大さを演出してくれるいい曲です。曲名は「跳ね虎」。「おんな城主 直虎」の曲の中でも人気の曲です。ネットでも話題になっています。
この「跳ね虎」の演奏者はヴァイオリニストの五嶋みどりさん。世界で活躍する音楽家です。ちなみに「題名のない音楽会」司会の五嶋龍さんのお姉さんです。
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直虎紀行の曲の口コミ
BGMはimage 17 dix-sept♪2曲目の五嶋みどりさんの「跳ね虎」ですが五嶋さんとストリングスのみなので五嶋さんの美しいヴァイオリンが際立っていました。昨日の大河ドラマの紀行番組で流れてたと思います。五嶋さんはアメリカで活動中なので生では聴けないかなあ(^_^;)
— たかぴー (@tw_takapi) 2017年3月12日
直虎のサントラはどれも素晴らしい曲だけど個人的に好きでよく聴くのは最後の大河ドラマ紀行で流れる「跳ね虎」かなあ。
— MEARI@百夜綴り (@Fay_xoxoLove) 2017年3月9日
大河ドラマの後の「大河ドラマ紀行」で五嶋みどりさんが弾いている「跳ね虎」、DLしちゃった
(=´∀`)人(´∀`=)— ガド・メディア (@gadomedia) 2017年1月22日
帰宅したらイチトラが届いてた!まだ途中までしか聴けてないけど既に胸がいっぱいな感じ!期待どおりの一枚だぜ!!紀行の跳ね虎@五嶋みどりさん、素晴らしいですなぁ~・・ #NHK #大河ドラマ #おんな城主直虎 #菅野よう子
— がぶりんこNEO (@lalalagabc) 2017年1月10日
五嶋みどりの経歴がすごい
私は音楽に詳しいワケではなく、恥ずかしながら五嶋みどりさんの存在を知りませんでした。大河ドラマ「おんな城主 直虎」の曲がきっかけで初めて知りました。調べてみると、五嶋みどりさんのプロフィールがすごすぎて驚きました。
特に五嶋みどりさんの14歳の時のエピソードに驚きました。五嶋みどりさんが14歳の時に起こした奇跡は、ニューヨークタイムスの一面を飾り、アメリカの小学校の教科書にも掲載されるほど大事に発展しています。
五嶋みどり 14歳で起こした奇跡とは?
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■名前
五嶋みどり
■生年月日
1971年10月25日
■出身
大阪府枚方市
■職業
ヴァイオリニスト
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
五嶋みどりさんは、1971年生まれの現在45歳。世界的に有名なヴァイオリニストです。大阪府枚方市出身の日本人。アメリカを拠点として活動をしています。アーティスト名は五嶋みどりとMidoriの二つで活動しているようです。
世界的にはMidoriという名前の方で浸透しています。ちなみにMidoriは、自身の両親の離婚を機に名字を省いたことが最初だそうです。
そんな五嶋みどりさんのすごすぎるエピソードを紹介していきます。
五嶋みどり 母もすごかった
先にも書きましたが、五嶋みどりさんの弟は「題名のない音楽会」の司会、ヴァイオリニストとして有名な五嶋龍さん。どちらも世界的に有名な音楽家です。そんな二人の母は五嶋節さん。五嶋節さんのエピソードがまずすごい。
幼少期の五嶋みどりさんと五嶋龍さんにヴァイオリンを教えたのは彼女です。五嶋節さん自身もヴァイオリニストで、大学中はオーケストラのコンサートマスターをつとめるほど。海外での活躍を期待されましたが、周囲の反対によりヴァイオリンを取り上げられることになります。
ヴァイオリンを返してもらう条件で、22歳の時にお見合い結婚。旦那さんとの間に五嶋みどりさんが誕生します。五嶋みどりさんが3歳の時からヴァイオリン指導開始。五嶋みどりさんの才能を見出します。
娘と二人で渡米することを決意。周囲の反対を押し切り、半ば強引にニューヨークで娘二人との生活を始めます。そこで五嶋龍さんが誕生。その後二人は世界的なヴァイオリニストへと成長を遂げます。
五嶋みどりさんと五嶋龍さんを育てた母・五嶋節さんには先見の明があったようですね。
アメリカの教科書に掲載された”奇跡”とは?
五嶋みどりさんは、芸術選奨新人賞を史上最年少で受賞。日本人初の国連ピース・メッセンジャーへの就任。全米弦楽器教師協会の理事を務めるなどなど。五嶋みどりさんの活躍を挙げればきりがありません。その中でも一番インパクトのあるエピソードが、五嶋みどりさん14歳の時。
1986年アメリカのタングルウッド音楽祭で五嶋みどりさんが起こした奇跡は、“タングルウッドの奇跡”と呼ばれ、いまだに語り継がれています。
五嶋みどりさんは、ボストン交響楽団と共演。レナード・バーンシュタインの指揮で曲を演奏中にある事件が起きます。五嶋みどりさんのヴァイオリンE線が2度も切れます。一度目はコンサートマスターのヴァイオリンを借りて演奏。二度目は副コンサートマスターのヴァイオリンを借りて曲を完遂。指揮者のバーンスタインも驚きを隠せなかったそうです。
この”タングルウッドの奇跡”は、翌日のニューヨークタイムス紙の一面トップで報じられました。またアメリカの小学校の教科書にも掲載されました。
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まとめ
大河ドラマ「おんな城主 直虎」の直虎紀行の曲「跳ね虎」を演奏する五嶋みどりさんについて書いてきました。内容を3行でまとめます。
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- 直虎紀行の曲が話題に
- 曲の演奏者は五嶋みどり
- 五嶋みどりが14歳で起こした奇跡がすごい
最後に私の感想を書きます。毎週楽しみにしている大河ドラマ「おんな城主 直虎」。キャストもストーリーも好きですが、劇中に流れる曲もすごく好きなんですよね。今回は「直虎紀行」の曲「跳ね虎」を紹介しましたが、ほかにも好きな曲はあります。
テーマ曲「天虎~虎の女」も良いのですが、一番好きなのは「竜宮小僧のうた」すごく切ない曲です。泣ける曲なのですが、なんだか壮大でファンタジーな感じもある曲です。大河ドラマ「おんな城主 直虎」の中で流れることがあれば、ぜひ曲に注目してみてください。