ドラマ「CRISIS(クライシス)」の監督(演出)について詳しく紹介していきます。連続ドラマとは思えないほどの大規模な予算を使って制作される「CRISIS(クライシス)」。制作会社カンテレの本気度が伝わってきます。
監督(演出)もかなり気合の入った人選でした。監督(演出)2人の過去作品などを見てもらえば、その気合の大きさも伝わると思います。特にホラー好きにはたまらない監督ですよ。
ドラマ「クライシス」の監督(演出)は2人
善も悪も、同じことを言う
「この国の、未来のために」#ドラマCRISIS ポスタービジュアル解禁!#小栗旬 #西島秀俊 #カンテレ火9ドラマ pic.twitter.com/VLeLWdkUSi— 4.11 火9 CRISIS 小栗×西島 (@crisis_ktv) 2017年3月15日
小栗旬さんと西島秀俊さんが主演をつとめるドラマ「CRISIS(クライシス)」。人気原作者・金城一紀(直木賞受賞)が手掛ける大作ドラマに仕上がっています。「銭の戦争」「嘘の戦争」とヒット作が続く火曜よる10時枠のドラマです。
制作するカンテレの力の入れようが伝わってきます。そこで気になるのは、ドラマ「CRISIS(クライシス)」の監督(演出)。ドラマの重要な役割を担う監督(演出)。ドラマの面白さを左右する大きな存在です。今回はドラマ「CRISIS(クライシス)」の監督(演出)について詳しく紹介していきます。
ドラマ「CRISIS(クライシス)」の監督(演出)を務めるのは2人。鈴木浩介監督と白木啓一郎監督。名前だけではわからないと思いますが、過去に携わった作品を見ると期待は膨らむと思います。
個人的に期待大なのは鈴木浩介監督。過去作に私の大好きなあの人気シリーズがあったから。個人的にめちゃくちゃテンション上がりました。見たことなくても名前は聞いたことある作品だと思います。
ドラマ「CRISIS(クライシス)」あらすじ
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国家を揺るがす規格外の事件に立ち向かう、規格外の男たちの活躍を描く!
テロリスト、政治家、新興宗教、軍事スパイ…相手は想像をはるかに超える脅威ばかり。刻々とタイムリミットが迫る中、驚がくの展開が息つく暇もなく繰り広げられる!
善と悪が入り乱れる中で押し寄せる危機的状況!それぞれの正義と苦悩が交錯した先に、彼らを待ち受けているのは?
引用:http://www.ktv.jp/crisis/introduction/
↓ドラマ「CRISIS(クライシス)」予告動画
クライシス監督(演出)鈴木浩介って誰?
本日発表!4月スタートの火9ドラマ、小栗旬さん主演『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(仮)』公式アカウントです。共演する西島秀俊さんと共に、全てが規格外のアクションエンターテイメントをお届けします。
詳細は、https://t.co/WUQLkZXqSj #小栗旬 #西島秀俊 pic.twitter.com/I8hJLCUy32— 4.11 火9 CRISIS 小栗×西島 (@crisis_ktv) 2017年1月12日
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■名前
鈴木浩介
■生年月日
1961年11月9日
■主な脚本作品
「ケータイ刑事シリーズ」
「怪談新耳袋シリーズ」
「下町ロケット」
「銭の戦争」
「スターマン・この星の恋」
「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
ドラマ「CRISIS(クライシス)」の監督(演出)を担当する鈴木浩介さん。鈴木浩介さんのプロフィールを紹介しようと思ったのですが、プロフィールが見当たらず。名前と生年月日くらいしか分かりませんでした。
しかし、鈴木浩介さんの監督(演出)作品は見つけることができました。過去の監督(演出)作品を見ていくと、得意分野がはっきりしている監督でした。まずは鈴木浩介さんの主な監督(演出)作品を年代別に並べてみました。
特に注目なのは2010年代からの活躍ぶり。一気にメジャー感が出ています。また、ホラー作品が多いことにも注目してみてください。
鈴木浩介監督(演出)作品
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■1990年代
- 「平成恋愛大図鑑 土下座物語」
(1991) - 「平成恋愛大図鑑 日本一パンツを脱がない男」
(1991) - 「君と見たい恐い話」
(1992) - 「彼女と見たい怖い話」
(1995) - 「ハッピーピープル」
(1996) - 「HAPPY PEOPLE/ハッピーピープル」
(1997) - 「稲川淳二の恐怖物語3」
(1998) - 「稲川淳二の恐怖物語2」
(1998) - 「BLOOD 狼血」
(1999) - 「制覇」
(1999) - 「報復 REVENGE 劇場版」
(1999) - 「熱血!二代目商店街」
(1999)
■2000年代
- 「DRUG GARDEN ドラッグ・ガーデン」
(2000) - 「EKOEKO AZARAK/エコエコアザラク」
(2000) - 「東京爆弾」
(2000) - 「夏風」
(2002) - 「恋する日曜日」
(2003) - 「ケータイ刑事 銭形舞」
(2003) - 「ケータイ刑事 銭形愛」
(2003) - 「怪談新耳袋」
(2003-2006) - 「怪談新耳袋 劇場版」
(2004) - 「ケータイ刑事 銭形泪」
(2004) - 「まいっちんぐマチコ!ビギンズ」
(2005) - 「公安警察捜査官」
(2006) - 「ケータイ刑事 銭形海」
(2007) - 「怪談新耳袋 絶叫編」
(2008) - 「空飛ぶタイヤ」
(2009) - 「ケータイ刑事 銭形命」
(2009)
■2010年代
- 「マークスの山」
(2010) - 「最上の命医」
(2011) - 「下町ロケット」
(2011) - 「白戸修の事件簿」
(2012) - 「レディ・ジョーカー」
(2013) - 「震える牛」
(2013) - 「スターマン・この星の恋」
(2013) - 「刑事のまなざし」
(2013) - 「SAKURA~事件を聞く女~」
(2014) - 「銭の戦争」
(2015) - 「沈まぬ太陽」
(2016) - 「コスメティックウォーズ」
(2017) - 「ケアニン~あなたでよかった~」
(2017) - 「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」
(2017)
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ホラーに強い監督
ドラマ「CRISIS(クライシス)」の監督(演出)をつとめる鈴木浩介監督。過去に携わった作品の中で印象的なものがあります。それはホラー作品。「怪談新耳袋シリーズ」をはじめ、「稲川淳二の恐怖物語」などの作品も手掛けています。
その中でも圧倒的に数が多いのが「怪談新耳袋」。ホラー好きには定番の作品ですよね。テレビシリーズものの短編作品から、映画版の長編作品まで日本のホラー界を支えてきた重要な作品といえます。
テレビシリーズでは、鈴木浩介監督をはじめ数々の有名監督が作品に携わっています。呪怨シリーズを手掛けた清水崇監督。「ほんとにあった怖い話シリーズ」の三宅隆太監督などなど。「怪談新耳袋」は、ホラー界の重鎮監督が勢ぞろいしている作品です。
そんな鈴木浩介監督が今回手掛けるのは、ドラマ「CRISIS(クライシス)」。公安警察の活躍を描くアクションものです。ホラーで得た技術はどのように生きてくるのか楽しみですよね。
「全く違う分野の作品じゃないか」
と思った方も多いと思います。しかし、鈴木浩介監督はホラー作品だけに強いわけではありません。実は”警察モノ”にも多く携わっています。
警察モノにも強い監督
鈴木浩介さんの監督(演出)作品を見てみると、”警察モノ”が多いことに気づくと思います。「公安警察捜査官」のような固い警察モノから、「ケータイ刑事シリーズ」のようにコメディ要素の入った警察モノまで幅広い。
特に「ケータイ刑事シリーズ」は、宮崎あおいさんや堀北真希さんがブレイクするきっかけとなった隠れた人気シリーズ。初代の宮崎あおいさんの「ケータイ刑事 銭形愛」をはじめ、テレビシリーズ8作、映画3作も制作されました。
鈴木浩介監督は、この「ケータイ刑事シリーズ」を支えてきた監督の一人だといえます。そんな鈴木浩介さんがドラマ「CRISIS(クライシス)」ではどんな演出をするのかすごく楽しみですね。
クライシス監督(演出)白木啓一郎って誰?
#小栗旬 さん、#西島秀俊 さんに続く公安機動捜査隊特捜班メンバー役として 、#田中哲司 さん、#野間口徹 さん、#新木優子 さんの出演が決定しました!この5人が規格外の事件に立ち向かいます。https://t.co/WUQLkZXqSj #カンテレ火9ドラマ pic.twitter.com/rMwbl3xtuS
— 4.11 火9 CRISIS 小栗×西島 (@crisis_ktv) 2017年1月27日
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■名前
白木啓一郎
■主な脚本作品
「銭の戦争」
「新・ミナミの帝王」
「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
ドラマ「CRISIS(クライシス)」のもう一人の監督(演出)は、白木啓一郎さん。鈴木浩介さんと同様、プロフィールが分からなかったので監督(演出)作品をまとめてみました。
鈴木浩介さんの監督(演出)作品とはまた毛色の違う作品に携わっています。印象として固いドラマが多いかなという感じ。ドラマ「CRISIS(クライシス)」のイメージにピッタリの監督のように思えます。
白木啓一郎監督(演出)作品
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■2000年代
- 「蹴鞠師」
(2006) - 「リアル・クローズ」
(2008) - 「トライアングル」
(2009) - 「カイドク~都市伝説の暗号ミステリー~」
(2009) - 「恋して悪魔~ヴァンパイア☆ボーイ~」
(2009) - 「NEXT」
(2009)
■2010年代
- 「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」
(2010) - 「誰も知らないJ学園」
(2010) - 「逃亡弁護士」
(2010) - 「ヘヴンズ・ロック」
(2010) - 「新・ミナミの帝王」
(2010) - 「ギルティ 悪魔と契約した女」
(2010) - 「黄昏流星群~C-46星雲~」
(2011) - 「グッドライフ」
(2011) - 「HUNTER ハンター~その女たち、賞金稼ぎ~」
(2011) - 「ハングリー!」
(2012) - 「37歳で医者になった僕」
(2012) - 「GTO」
(2012) - 「幽かな彼女」
(2013) - 「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」
(2014) - 「ブラック・プレジデント」
(2014) - 「GTO(第2シーズン)」
(2014) - 「銭の戦争」
(2015) - 「戦う!書店ガール」
(2015) - 「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」
(2015) - 「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」
(2016) - 「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」
(2017)
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ドラマ「銭の戦争」の再現を狙ってる?
ドラマ「銭の戦争」は、2015年に放送された連続ドラマ。草彅剛さんや木村文乃さんなどが出演した人気ドラマです。人気の高さ故、続編(物語的なつながりはない)のドラマ「嘘の戦争」も制作されました。
白木啓一郎さんは、ドラマ「銭の戦争」の監督(演出)として携わっています。さらに上で紹介した鈴木浩介監督も参加している作品。今回のドラマ「CRISIS(クライシス)」は、「銭の戦争」に似た雰囲気になるのかなと思っています。
放送枠も同じだし、「銭の戦争」のように続編が作られるような人気ドラマになることを狙っているのかもしれませんね。
【おまけ】カンテレが盤石の布陣で挑むワケ
ドラマ「CRISIS(クライシス)」の監督(演出)について書いてきました。内容を3行でまとめてみます。
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- ドラマ「CRISIS(クライシス)」の監督(演出)は2人
- 鈴木浩介監督はホラーに強い監督
- 白木啓一郎監督は固いドラマに強い監督
最後に私の感想を書いて終わります。冒頭から何度も言っているように、ドラマ「CRISIS(クライシス)」はめちゃくちゃお金のかかってる作品。小栗旬×西島秀俊主演の豪華キャスト陣もそうですが、”超”ヒットメーカー金城一紀さんの原作(脚本も担当)。
そして、鈴木浩介監督と白木啓一郎監督さんの起用。まさに盤石の布陣。カンテレは、「本気を出すとここまでできる」と誇示しているかのようにも思えるほど。なぜここまで力を入れるのか。
ここまでの力の入れようを考えると、見えてくるのはドラマ「CRISIS(クライシス)」の映画化。おそらくそこまで視野に入れているはずです。金城一紀作品は「GO」をはじめ、数々の作品が映画化されてヒットしています。
映画化も視野に入れていることを考えると、ここまでお金がかけられることも納得できます。そこで気になるのはドラマの最終回。映画へ引っ張るような終わり方をしないか少し心配。
金城一紀作品の岡田准一主演ドラマ「SP」は、まさにそれでしたからね。