朝ドラ「ひよっこ」の脚本に関する感想をまとめてみました。

 

「脚本つまらない派」の感想と、「脚本おもしろい派」の感想をそれぞれ紹介していきます。実際にツイッターに投稿された感想も一緒に紹介していきますね。

 

それぞれ、三つの感想に分けることができました。“具体的すぎる”感想の内容に注目してください。

 

特に注目してほしいのは、「脚本おもしろい派」の二つ目の感想。ちょっと共感してしまいました。

 

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ひよっこ 脚本の感想に賛否!

 

有村架純さんがヒロインを演じる朝ドラ「ひよっこ」。その脚本に様々な感想が投稿されています。かなり量が多い。

 

というのも、「ひよっこ」の脚本家はヒットメーカー・岡田惠和さん。脚本家自体に多くのファンがついているほど、人気の高い脚本家です。

 

そんなヒットメーカーの脚本家・岡田惠和さんが手掛ける朝ドラ「ひよっこ」。ツイッターで脚本の感想を調べてみると、見事に賛否両論分かれてました。

 

「つまらない」と酷評する意見がある一方で、「おもしろい」と絶賛する声もありました。

 

今回は「脚本つまらない派」「脚本おもしろい派」のそれぞれに分けて、紹介していこうと思います。どちらの感想にも、大きく3つの理由があるようでした。

 

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脚本つまらない派【3つの感想】

 

まずは、「脚本つまらない派」の感想を紹介していきます。代表的な感想は以下の三つですね。

 

ツイッターに実際に投稿された感想と一緒にそれぞれ紹介していきます。

 

■脚本つまらない派
===============

  • 平凡すぎる
  • エピソードが長すぎ
  • いつも同じような話

 

リサーチの丸尾リサーチの丸尾

中々厳しめな感想もありますね

感想①「平凡すぎる」

「脚本つまらない派」の一つ目の感想は、「平凡すぎる」。ツイッターで「つまらない」という感想を調べると、一番目立つ意見ですね。

 

「ひよっこ」の中では、衝撃的な大きな事件は起こりません。推理ドラマで起こるような誰かが誰かを傷つけたり、殺したりもありません。

 

物語の中で起こるのは、みね子にとっての大事件だけ。「おじさんがやたらとビートルズを推してくる」「弟がおねしょした」「家族会議」などなど。

 

「ひよっこ」の中で最大の事件といえば、「父の失踪」。みね子の人生を変えるほどの大きな事件だといえます。ですが、それは”みね子にとっては大事件”。視聴者の中には物足りない、つまらないと感じる方もいるようです。

 

実は、この「平凡なドラマ」という傾向は岡田惠和脚本作品には多くみられる傾向。脚本家・岡田惠和さんの感想を調べてみると、「平凡でつまらない」という感想は多いようです。

 

そこが岡田惠和作品が評価されている点でもあるのですが、「つまらない」と感じる方も一定数います。

 

これが、「つまらない」一つ目の感想です。

感想②「エピソードが長すぎ」

「脚本つまらない派」の二つ目の感想は、「エピソードが長すぎ」。これは一つ目の「平凡すぎ」と関連してくる感想ですね。

 

「ひよっこ」の脚本の中では、一つ一つのエピソードを丁寧に描写しています。登場人物それぞれの心理描写も丁寧に作り込まれているように感じます。

 

岡田惠和さん自身「スピンオフも全部やる」という気持ちで意識的に取り組んでいるようですね。

 

だからこそ、一つのエピソードが長くなってしまいます。それが「つまらない」という感想につながっているようです。

 

特に「長い」という感想が多かったのは、「奥茨城での聖火リレー」。このエピソードが助長で長く感じた方が多かったようです。

 

主要人物の心理描写をする上では、必要なエピソードかもしれません。ですが物語的には進んでいない感じもしました。

 

これが、「つまらない」二つ目の感想です。

 

感想③「いつも同じような話」

「脚本つまらない派」の三つ目の感想は、「いつも同じような話」。これは、ベテラン脚本家・岡田惠和さんだからこそ出てくる感想かもしれませんね。

 

脚本家・岡田惠和さんは、これまで多くの作品の脚本を担当してきました。「ちゅらさん」「白鳥麗子でございます!」「ビーチボーイズ」「奇跡の人」などなど。

 

朝ドラに関しては、「ひよっこ」で三作目ですね。視聴者の中にも岡田惠和さん脚本作品を見たことがあるという方も多いと思います。

 

脚本家にも作家性があるので、手掛ける作品にはその脚本家の色やクセがどうしても出てきます。それは良いことでもあるのですが、一方で「いつも同じ」という感想にもつながるようです。

 

これが、「つまらない」三つ目の感想です。

 

 

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脚本おもしろい派【3つの感想】

 

まずは、「脚本おもしろい派」の感想を紹介していきます。代表的な感想は以下の三つですね。

 

ツイッターに実際に投稿された感想と一緒にそれぞれ紹介していきます。

 

■脚本おもしろい派
===============

  • キャラがおもしろい
  • 安定した物語
  • 笑えて、泣ける

 

リサーチの丸尾リサーチの丸尾

二つ目の感想に注目です。「つまらない」という感想とも通じている部分があり、実に興味深い

感想①「キャラがおもしろい」

「脚本おもしろい派」の一つ目の感想は、「キャラがおもしろい」。「つまらない」という感想の中でも少し触れましたが、岡田惠和さんの脚本作品では、登場人物の描写が細かくて丁寧。

 

「つまらない」と感じる方がいる一方で、「おもしろい」と感じる方も多いようですね。

 

キャラがおもしろいというのは、「ひよっこ」での一番の見どころかもしれませんね。みね子(有村架純)をはじめ、愛子さん(和久井映見)、三男(泉澤祐希)など、おもしろいキャラクターが多い。

 

岡田惠和さん自身もインタビューで、キャラクターづくりのこだわりについてコメントしていました。その一部を引用してみますね。

 

自分の中では「連ドラの中で、スピンオフも全部やります」という気持ちで、一人一人のキャラクターを丁寧に描きたいと思っています。

引用:http://www.nhk.or.jp/hiyokko/special/interview03/

 

個人的に一番「おもしろい」と思ったのは、向島電機の同僚・澄子(松本穂香)。ツイッターでもかなり話題になってましたね。

 

これが「おもしろい」一つ目の感想です。

 

感想②「安定した物語」

「脚本おもしろい派」の二つ目の感想は、「安定した物語」。ベテラン脚本家・岡田惠和さん。朝ドラの脚本を三度も手掛ける大脚本家です。数々のヒット作も出しています。

 

そんな経験豊富な岡田惠和さんだからこそ、「安定」「安心」などの感想を抱く方が多いようです。

 

岡田惠和さんの脚本作品だから、「ひよっこ」を見ることに決めたという方も少なくありません。実際私も「ちゅらさん」を見ていたことがきっかけで、「ひよっこ」を見ようかなと思いました。

 

脚本家自体に固定ファンがいることも、「安定」という言葉につながっているのかもしれませんね。

 

これが「おもしろい」二つ目の感想です。

 

感想③「笑えて、泣ける」

「脚本おもしろい派」の三つ目の感想は、「笑えて、泣ける」。「つまらない」という感想の中で、「大きな事件は起こらない」と書きました。

 

ですが、「ひよっこ」を見ているとふとした時に泣けることがあります。逆に笑えることも多数あります。これは主人公・みね子に感情移入しているから。

 

たとえ小さく見える事件であっても、みね子が泣いていれば見ている側も泣けます。みね子が笑っていれば、楽しい気持ちになります。

 

ここまで感情移入することができるのは、キャラクターの心理描写が細かくて丁寧だから。一つ一つのエピソードを積み重ねているからだと思います。

 

冗長で平凡でつまらないように感じるエピソードの積み重ねが、みね子に感情移入させるステップになっているのかもしれませんね。

 

岡田惠和さんの脚本作品が「おもしろい」と評価されているのは、こうしたステップがすごく上手いからかもしれません。

 

これが「おもしろい」三つ目の感想です。

 

 

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【おまけ】脚本家・岡田惠和”読み方”分かる?

朝ドラ「ひよっこ」の脚本に関する感想について紹介してきました。「おもしろい」「つまらない」という二つの方向性の感想がありましたね。内容を3行でまとめてみようと思います。

 

■3行まとめ
===============

  • ひよっこ 脚本に賛否両論
  • 脚本つまらない派「3つの感想」
  • 脚本おもしろい派「3つの感想」

 

朝ドラ「ひよっこ」の脚本を担当するのは、岡田惠和さんです。ベテラン脚本家なだけにそこに向けられる感想の数もかなり多いですね。

 

「つまらない」「おもしろい」という二つの方向性の意見を紹介してきましたが、どちらも納得できる意見でした。「なるほど」と思わされる感想も多かったです。

 

最後に、脚本家・岡田惠和さんの名前の読み方について書きます。「惠和」という名前の読み方が分からないという方が多かったので。難しい漢字ですよね。私も最初読み方が分かりませんでした。

 

「和」の読み方は分かるけど、「惠」の読み方が分からない。読み方以前に漢字も見慣れないものかもしれません。

 

読み方は「よしかず」です。「おかだ・よしかず」と読みます。

 

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