大阪が舞台の朝ドラ「わろてんか」。吉本興業の創業者・吉本せいがヒロインのモデルになっています。
放送前からかなり話題ですが、私が気になっているのは監督(演出)。朝ドラが面白いかどうかを左右する大事な役割。過去作や、プロフィールなどが気になっている方も多いはず。
というワケで、今回は朝ドラ「わろてんか」の監督(演出)の情報を紹介していきます。監督(演出)は3人いました。
ちなみに、ドラマ業界では監督のことを演出家と呼ぶのが普通のようです。「監督≒演出」という認識で良いようです。
朝ドラわろてんか 監督(演出)は3人
初めて振袖を着させていただきました。素敵な振袖でした…もう、ドキドキで笑 ぜひ見てください! pic.twitter.com/9s4tf9Q5j1
— 葵わかな (@AoiWakana0630) 2017年8月2日
朝ドラ「わろてんか」の監督(演出)は3人います。それぞれの監督の過去作品や、作品の評判などの情報をまとめていきます。
個人的に気になったのは、三人目に紹介する川野秀昭監督。2016年のドラマ「スクラップ・アンド・ビルド」の演出を担当している監督です。すごく好きなドラマだったので、期待値が高まりました。
他の過去作も気になりますね。
というワケで、朝ドラ「わろてんか」の三人の監督(演出)についてそれぞれ紹介していきます。
- チーフ監督(演出):本木一博
- 監督(演出):東山充裕
- 監督(演出):川野秀昭
監督(演出)①「本木一博」
本木一博(もとき・かずひろ)
■監督(演出)初期作
「あぐり AGRI」
(1997)
■主な監督(演出)作品
「ちゅらさん2」
「ジャッジ~島の裁判官 奮闘記~」
「大河ドラマ 軍師官兵衛」
朝ドラ「わろてんか」の監督(演出)一人目は、本木一博さん。チーフ監督ですね。
90年代からNHKのドラマで活躍されている方ですね。監督(演出)の初期作品には、1997年に放送された朝ドラ「あぐり」があります。
田中美里さん主演の朝ドラですね。
初期作品でいきなり朝ドラの演出。監督(演出)としての才覚が認められていたのかもしれません。
その後も数々のドラマの演出を担当しています。朝ドラも「あぐり」以外にも数本携わっています。大河ドラマもいくつか参加していますね。経験豊富な監督(演出)だと思っていいでしょうね。
それらの経験が評価されて、2017年の朝ドラ「わろてんか」の監督(演出)の抜擢につながったのかもしれませんね。
そんな本木一博監督の、過去に携わった作品を一覧でまとめてみました。個人的には2014年の大河ドラマの監督(演出)だったことが印象に残りました。期待値がすごく高まります。
- 「あぐり AGRI」
(1997) - 「大河ドラマ 元禄繚乱」
(1999) - 「ちゅらさん2」
(2003) - 「てるてる家族」
(2003) - 「ダイヤモンドの恋」
(2005) - 「新・人間交差点」
(2006) - 「ジャッジ~島の裁判官 奮闘記~」
(2007) - 「ジャッジII~島の裁判官 奮闘記~」
(2008) - 「陽炎の辻3」
(2009) - 「オトコマエ!2」
(2009) - 「チャンス」
(2010) - 「マドンナ・ヴェルデ」
(2011) - 「キルトの家」
(2012) - 「シングルマザーズ」
(2012) - 「大河ドラマ 軍師官兵衛」
(2014) - 「破裂」
(2015) - 「朝ドラ わろてんか」
(2017)
朝ドラは「あぐり」(1997)、「てるてる家族」(2003)、そして「わろてんか」(2017)。私の調べた限りこの三作品に携わっています。
大河ドラマは「元禄繚乱」(1999)、「軍師官兵衛」(2014)の2本ですね。
NHKのドラマの二つの柱である「朝ドラ」と「大河ドラマ」。このどちらにも監督(演出)として携わっています。NHKとしては信頼のおける監督(演出)だといえそうです。
過去の監督(演出)作品を見る限り、朝ドラ「わろてんか」は、冒険はせず安定した面白さになりそうな予感です。
監督(演出)②「東山充裕」
東山充裕(ひがしやま・みつひろ)
■監督(演出)初期作
「ふたりっ子」
(1996-1997)
朝ドラ「わろてんか」の監督(演出)二人目は、東山充裕さん。
初期監督(演出)作品には、1996年の朝ドラ「ふたりっ子」があります。双子タレントとして有名なマナカナがヒロインを務める作品。三倉茉奈・佳奈さんのデビュー作でもあります。
脚本が向田邦子賞を受賞するなどして、当時はかなり話題になりました。視聴率的にも成功して、小説化、漫画化などにも展開していきました。
そんな朝ドラに東山充裕さんは、監督(演出)として携わっています。東山充裕さんの詳しいプロフィールを見つけることはできませんでしたが、過去に携わった作品は見つけることはできました。
過去作品を一覧でまとめてみました。
- 「ふたりっ子」
(1996-1997) - 「心の糸」
(2010) - 「ヤアになる日」
(2012) - 「恋するハエ女」
(2012) - 「農業女子“はらぺ娘”」
(2015) - 「朝ドラ わろてんか」
(2017)
監督(演出)③「川野秀昭」
川野秀昭
■監督(演出)初期作
「15歳の志願兵」
(2010)
朝ドラ「わろてんか」の監督(演出)三人目は、川野秀昭さん。
上で紹介した二人の監督(演出)と比べると、監督(演出)デビューは最近。プロフィールが分からないのでなんとも言えませんが、若い監督(演出)かもしれませんね。
川野秀昭さんの初期作品は、2010年にNHKで放送されたドラマ「15歳の志願兵」。池松壮亮さん、 高橋克典さん、太賀さんなどが出演していました。
評価はかなり高く、第48回のギャラクシー賞を受賞。さらに第65回文化庁芸術優秀賞も獲得しています。
川野秀昭さんは、その後「ラスト・ディナー」(2013)、「下町ボブスレー」(2014)、「スクラップ・アンド・ビルド」(2016)など人間ドラマに定評のあるドラマを数々担当。
そして2017年には、朝ドラ「わろてんか」の監督(演出)に抜擢。「わろてんか」が、川野秀昭さんの代表作になりそうですね。
今後も活躍が期待されている監督(演出)さんです。そんな川野秀昭さんの過去作品を一覧にしてみました。
- 「15歳の志願兵」
(2010) - 「ラスト・ディナー」
(2013) - 「最終特快」
(2013) - 「かすていら」
(2013) - 「下町ボブスレー」
(2014) - 「吉原裏同心」
(2014) - 「風の峠~銀漢の賦~」
(2015) - 「ちゃんぽん食べたか」
(2015) - 「ちかえもん」
(2016) - 「スクラップ・アンド・ビルド」
(2016) - 「朝ドラ わろてんか」
(2017)
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