ドラマ「anone(あのね)」の脚本家情報をまとめてみました。
脚本を担当するのは、脚本家・坂元裕二さん。「カルテット」「最高の離婚」「いつかこの恋を思い出して泣いてしまう」などのヒット作を書いている脚本家です。
そんな坂元裕二さんの「プロフィール」「作品一覧」「評判&口コミ」などをそれぞれ紹介していきます。
泣けるドラマに定評のある作家。ドラマ「anone(あのね)」もあらすじだけで、すでに泣けますよね。
anone(あのね)脚本家・坂元裕二とは?
— 広瀬すず (@Suzu_Mg) 2017年12月4日
坂元裕二
■脚本初期作
「東京ラブストーリー」
(1991)
■主な脚本作品
「太陽と海の教室」
「Woman」
「カルテット」
(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
脚本家・坂元裕二さんのプロフィールを簡単にまとめてみました。坂元裕二さんは、1987年にフジテレビヤングシナリオ大賞を受賞して脚本家デビュー。多くの脚本家を輩出している賞レースの初代王者です。
受賞当時は19歳だというから驚きです。
そして、受賞から4年。1991年に脚本を担当したドラマ「東京ラブストーリー」が大ヒット。月9の黄金時代を作りました。
その後も「Mother」「それでも、生きてゆく」「最高の離婚」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「カルテット」などの作品の脚本を担当しています。
坂元裕二さんは「人間ドラマの名手」と呼ばれているようですね。深い人間ドラマで泣ける展開が多いのが特徴です。
過去の脚本作品一覧
脚本家・坂元裕二さんの脚本作品を一覧でまとめてみました。
ドラマ脚本、映画脚本それぞれに分けています。数はドラマの方が圧倒的に多いですね。個人的に印象に残っている作品もドラマが多いです。
ただ、映画でも気になる作品もあります。特に2004年の森山未來さん出演の映画はめちゃくちゃ大ヒットしました。
2004年の映画は、長澤まさみさんの出世作でもありますね。
ドラマ一覧
- 「同・級・生」
(1989) - 「東京ラブストーリー」
(1991) - 「二十歳の約束」
(1992) - 「海が見たいと君が言って」
(1994) - 「聖夜の奇跡」
(1995) - 「翼をください!」
(1996) - 「恋愛偏差値」
(2002) - 「リモート」
(2002) - 「あなたの隣に誰かいる」
(2003) - 「愛し君へ」
(2004) - 「ラストクリスマス」
(2004) - 「西遊記」
(2006) - 「トップキャスター」
(2006) - 「わたしたちの教科書」
(2007) - 「猟奇的な彼女」
(2008) - 「太陽と海の教室」
(2008) - 「チェイス~国税査察官~」
(2010) - 「Mother」
(2010) - 「世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 ~人気作家競演編?」
(2010) - 「さよならぼくたちのようちえん」
(2011) - 「それでも、生きてゆく」
(2011) - 「負けて、勝つ ~戦後を創った男・吉田茂~」
(2012) - 「最高の離婚」
(2013) - 「Woman」
(2013) - 「モザイクジャパン」
(2014) - 「おやじの背中」
(2014) - 「問題のあるレストラン」
(2015) - 「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」
(2016) - 「カルテット」
(2017) - 「anone(あのね)」
(2018)
カルテット
2017年に放送されたドラマ「カルテット」。松たか子さん、高橋一生さん、満島ひかりさん、松田龍平さんなどが出演した作品。
笑えるシーンあり、不気味なシーンあり、考えさせられるシーンありで放送時はかなり話題になりました。「人間ドラマの名手・坂元裕二」が本領発揮された作品といえるのではないでしょうか。
「カルテット」で坂元裕二さんを知ったという人も多いのではないでしょうか。
下で紹介しますが、「anone(あのね)」の脚本の評判を調べているときに「カルテット」を引き合いに出して口コミを投稿している人が多くいました。
最高の離婚
2013年に放送されたドラマ「最高の離婚」。瑛太さん、綾野剛さん、尾野真千子さん、真木よう子さんが出演したドラマ。
第50回ギャラクシー賞受賞、2013年日本民間放送連盟賞など数々の賞を受賞した作品。視聴者的にも、業界的にも評価の高い作品です。
人気の高さ故に、2014年にスペシャルドラマも放送されました。坂元裕二さんの代表作の一つですね。
ドラマ「anone(あのね)」よりは、コメディ感の強いドラマ。ですが、泣かせるところはしっかり泣かせています。
Woman
2013年に放送されたドラマ「Woman」。満島ひかりさん主演の日テレ系のドラマです。ドラマのキャッチコピーは「わたしには、命をかけて守る命がある。」。シングルマザーが主人公の子供との生活を描いた作品です。
脚本の坂元裕二さん含め、2010年に放送されたドラマ「Mother」スタッフが再集結したことでも話題になりました。どちらのドラマも高評価を受けています。
そして、ドラマ「anone(あのね)」。この作品も「Woman」「Mother」と同じスタッフによる作品です。手描きのロゴに統一感がありますよね。
ドラマ「anone(あのね)」に対する期待がますます高まります。
映画一覧
- 「就職戦線異状なし」
(1991) - 「ユーリ ЮЛИИ」
(1996) - 「TOKYO EYES」
(1998) - 「世界の中心で、愛をさけぶ」
(2004) - 「ギミー・ヘブン」
(2006) - 「西遊記」
(2007)
世界の中心で愛を叫ぶ
2004年に公開された映画「世界の中心で愛を叫ぶ」。公開当時はかなり話題になりました。小説原作作品で、実写ドラマ化もされており、当時知らない人はいないくらいの知名度がありました。
主演は大沢たかおさんと柴咲コウさん。そして森山未來さんと長澤まさみさんの出世作でもあります。
「助けてください!」というセリフは、当時流行しましたね。「泣ける映画」として挙げられることも多い作品です。
西遊記
坂元裕二さんの映画脚本で、もう一つ気になったのは映画「西遊記」。2007年公開の映画です。
元SMAPの香取慎吾さんが主演をつとめる映画。2006年に放送されたドラマ作品の映画化ですね。製作費が10億円もかかったというフジテレビの社運をかけた一大映画。
坂元裕二さんのいままでの作風とはガラリと印象の違う作品ですよね。コメディ色の強さが目立つ作品ですが、その中にも深い人間ドラマが描かれるというギャップのある作品。
当時私はドラマは見ていたのですが、映画は見ていませんでした。脚本が坂元裕二さんと知って俄然興味がわきました。
ネットの評判は?
ドラマ「anone(あのね)」の脚本家・坂元裕二さん。日本のドラマ業界の中でも知名度の高い脚本家です。
そのため、ツイッターに投稿される口コミの数もものすごく多い。
坂元裕二さんのすごいところは、高評価の口コミが圧倒的に多いこと。私が調べた限りでは、ネガティブな口コミは一つもありませんでした。
以下では実際にツイッターに投稿された口コミの中でも特に印象的なものを3つピックアップしてみました。
①「泣く準備しかない」
1月から坂元裕二脚本のドラマ観れるの!?楽しみ過ぎてやばい。日テレだからwoman、mother系でそ?水曜22時はもう泣く準備しかない。
— t@ka (@shirocatttttttt) 2017年12月29日
一つ目の評価は「泣く準備しかない」。
坂元裕二さんの脚本作品に共通しているのは「泣ける」という点。「Woman」「Mother」「カルテット」「最高の離婚」「世界の中心で愛を叫ぶ」など、今回紹介した作品はもれなく泣けます。
「西遊記」でさえも、泣ける要素ありました。
ドラマ「anone(あのね)」も泣けるドラマになること間違いなしです。「全てを失った少女が・・・」というイントロからすでに泣ける雰囲気が漂ってますよね。
②「いつ恋の脚本」
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう好きだったな。坂元裕二さんの脚本と、高良健吾と高畑充希と高橋一生の演技がとてもよかった。みんな不器用で頑張って生きてて、見ててギュンギュンした。 pic.twitter.com/yjGmQ6taSr
— たなめ あや (@tanameaya) 2017年12月27日
坂元裕二さんの脚本作品の中でも「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」が好きという方はものすごく多いですね。「いつ恋」という通称で親しまれた作品です。
2016年に有村架純さん主演で放送されたドラマ。しつこいようですが、このドラマも「泣ける」と話題です。とにかく坂元裕二さんの脚本は”泣ける”んです。私が見た作品も、もれなく泣けました。
「いつ恋」が好きな方は、「anone(あのね)」も好きだと思います。この記事を書いているのは、「anone(あのね)」の放送前。ですが、そう直感しています。
③「作詞家としても天才」
坂元裕二をウィキで調べてみたら、TMNにも詞を提供してて、「あの夏を忘れない」とか「Jean was lonely」とか俺の好きな曲の詞をやってた。もちろん、聞いてた当時は知らなかった。脚本家としての地位が高すぎるんだけど、作詞家としても天才だと思う。
— Ban-PM-waka (@ban_p_wa_ka) 2017年12月30日
脚本家・坂元裕二さんの評判を調べていて意外だったのは、「作詞家」としての評判も高いこと。坂元裕二さんは、有名アーティストに作詞を提供しています。
- TMN
- 小室哲哉
- 織田裕二
- 松たか子
- Le Couple
- 星野真里
- 高杉さと美
- 深津絵里
個人的に一番印象に残ったのは、松たか子さんの代表曲「明日、春が来たら」の作詞を担当していたこと。
坂元裕二さん脚本ドラマ「カルテット」の主演を務めた松たか子さん。こんなところでもつながっていたんですね。