回を重ねるごとにますます盛り上がってきた大河ドラマ「女城主 直虎」。今回は、今川に人質に取られている佐名(さな)を演じるキャスト花總まりさんについて詳しく紹介していきます。
 
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女城主 直虎の「さな」のキャストは誰?

 

2017年の大河ドラマ「女城主 直虎」のキャストの中で、今回注目したいキャストは、佐名(さな)を演じる花總まりさん。恥ずかしながら、私は花總まりさんのことを「女城主 直虎」で初めて知りました。3話で初めて登場したのですが、登場後からツイッターで、佐名(さな)に関しての口コミが多く投稿されました。

 

 

ツイッターの中では、キャストの花總まりさんに対する熱狂的なツイートも多いようですね。実は花總まりさんは元宝塚歌劇団のトップ娘だったんです。しかもテレビドラマ初出演。ツイートの熱狂も納得できる気がします。

 

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さなのキャスト花總まりとは?

 

大河ドラマ「女城主 直虎」で佐名(さな)を演じる花總まりさんについて詳しく紹介していきます。花總まりさんのプロフィールや今までの出演作品についてもまとめています。

花總まり プロフィール

【花總まり プロフィール】
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■名前
花總まり(はなふさ・まり)

■生年月日
1973年2月28日

■出身
東京都

■血液型
O型

■事務所
ブルーミングエージェンシー
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)

 

私は、大河ドラマ「女城主 直虎」のさなキャストで、初めて花總まりさんのことを知りました。花總まりさんは1973年生まれの現在43歳。(2017年1月時点)。「女城主 直虎」で見る限りアラフォーに全然見えません。かなり若く見えます。実は花總まりさんは、元宝塚のトップ娘だったんです。

宝塚トップ娘の最長記録保持者

宝塚のトップ娘とは?
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宝塚には「花組」「月組」「雪組」「星組」「宙組」など組み分けされています。この組のトップに立つ男役を「トップ男優」、娘役のことを「トップ娘」と呼ばれます。トップ娘は各公演でヒロイン役を演じます。

 

私は、宝塚を全く知らないので、トップ娘の説明からさせてもらいました。簡単に言えば、宝塚の看板役者ということですね。入るのも難しい宝塚で、さらに一握りの役者しかなれないヒロイン。それが「トップ娘」です。

 

花總まりさんは、宝塚時代に「雪組」「宙組」のトップ娘をつとめていました。ちなみに花總まりさんがトップ娘をしていたのは、12年3か月。実はこれ宝塚史上最も長い期間だそうです。あまりに長いので、陰では「女帝」と言われていたようです。当初はあまりいい意味で使われなかったようですが、今では花總まりさんの功績を称えるいい意味で使われているようです。

花總まり 出演作品まとめ

【花總まり 出演作まとめ】
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■ドラマ

  • 「女城主 直虎」
  • 「精霊の守り人シーズン3」

■舞台

  • 「風と共に去りぬ」
    キャスト:スカーレット・オハラ役
  • 「エリザベート」
    キャスト:エリザベート役
  • 「エクスカリバー/シトラスの風」
    キャスト:ロザライン役
  • 「ベルサイユのばら2001」
    キャスト:マリー・アントワネット役
  • 「ディートリッヒ 生きた 愛した 永遠に」
    キャスト:エディット・ピアフ役
  • 「永遠物語」
    キャスト:吉岡良子役
  • 「モーツァルト!」
    キャスト:ナンネール役
  • 「モンテ・クリスト伯」
    キャスト:メルセデス役
  • 「『レディ・ベス」
    キャスト:レディ・ベス役
  • 「1789 -バスティーユの恋人たち-」
    キャスト:マリー・アントワネット役

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引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋

 

元宝塚のトップ娘の花總まりさん。やはり舞台中心の役者さんですね。2006年に宝塚を退団してからしばらくは、役者の舞台では活動していなかったようです。舞台復帰したのは2010年「ディートリッヒ 生きた 愛した 永遠に」。エディット・ピアフのキャストとして参加しています。

 

しかしこれからは、テレビで花總まりさんの姿を多く見ることになるかもしれません。第二の真矢みきさんとなるかもしれませんね。

大河ドラマ「女城主 直虎」がドラマ初出演

実は花總まりさんは、2017年の大河ドラマ「女城主 直虎」のさな役がテレビドラマ初出演。大河ドラマがドラマ初出演ってすごいですよね。NHKからの評価も高いようで、同じく2017年のNHKドラマ「精霊の守り人」のシーズン3にも出演が決定しています。

 

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花總まり演じる「さな」とは?

 

2017年の大河ドラマ「女城主 直虎」で、花總まりさんが演じるのは井伊家でありながら今川の領地・駿府に人質として送られた女性・佐名(さな)。さなの詳しい人物紹介は、NHK大河ドラマ「女城主 直虎」の公式HPから引用します。

 

井伊直平の娘。井伊が今川に服属した証しとして駿府に人質として送り込まれる。のちに今川家臣・関口氏に嫁ぎ、瀬名を出産。井伊家に対してはある屈託を抱えている。

引用:http://www.nhk.or.jp/naotora/cast/detail/sana.html

 

「女城主 直虎」の3話で登場しましたね。おとわ(直虎)が、駿府に人質として要求された時に助けてくれた人物です。実は佐名(さな)は、かなり悲運の運命にある人物。その境遇を知るとかわいそうになってきます。上の佐名(さな)説明にある「井伊家にある屈託を抱えている」という部分を詳しく説明します。

南渓和尚に言った言葉の意味

佐名(さな)は、井伊家が今川に服従した証として、駿府に人質にとられます。今川義元(春風亭昇太)の家臣の妻となったわけですね。佐名(さな)は自分をこんな境遇においた井伊家に対して、恨みを持っています。

 

3話でおとわに冷たく接したのは、そんな恨みによるものでしょうね。3話でも一つ印象的なシーンが南渓和尚(小林薫)とのシーン。佐名(さな)と南渓和尚は兄妹関係にあります。(父親は井伊直平:前田吟)。ちなみに、佐名(さな)の娘が瀬名(菜々緒)です。

 

兄上、もうここには来ないでください

大河ドラマ「女城主 直虎」3話より

 

南渓和尚が佐名(さな)に、おとわを助けてくれたお礼を言いに来たシーンのセリフです。兄妹である二人ですが、もう一緒に暮らすことは叶いません。佐名(さな)は井伊家に戻ることはできないのです。南渓和尚と会うと、昔井伊家で幸せだったころを思い出してしまう。だから「もう来ないで」と言ったのですね。

 

このシーンはかなり切なかった。佐名(さな)のキャスト・花總まりさんの演技もすごく迫力がありました。宝塚のトップ娘は伊達ではないようです。
 
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女城主 直虎キャスト一覧

大河ドラマ「女城主 直虎」のキャストをおさらいしてみようと思います。

 

女城主 直虎のキャスト一覧
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■井伊家(親族)

  • 井伊直虎:柴咲コウ
  • 井伊直平:前田吟
  • 井伊直盛:杉原哲太
  • 井伊直満:宇梶剛士
  • 井伊直親:三浦春馬
  • 井伊直政:菅田将暉
  • 南渓和尚:小林薫
  • 千賀:財前直見
  • しの:貫地谷しほり
  • 佐名:花總まり

■家臣

  • 小野政直:吹越満
  • 奥山朝利:でんでん
  • 中野直由:筧利夫
  • 小野玄蓄:井上芳雄
  • 小野政次:高橋一生
  • 中野直之:矢本悠馬
  • なつ:山口紗弥加

■今川家

  • 今川義元:春風亭昇太
  • 今川氏真:尾上松也
  • 寿桂尼:浅丘ルリ子
  • 新野左馬助:苅谷俊介
  • あやめ:光浦康子

■徳川家

  • 徳川家康:阿部サダヲ
  • 築山殿:菜々緒

■井伊家を取り巻く人々

  • 盗賊の頭:柳楽優弥
  • 豪商:ムロツヨシ
  • 山伏:松下常慶
  • 高瀬:高橋ひかる

■井伊谷の民

  • 山本學
  • 山中祟
  • 前原滉
  • 木本武宏(TKO)
  • 木下隆行(TKO)

 

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3行まとめ

 

大河ドラマ「女城主 直虎」のさなのキャスト、花總まりさんについて紹介してきました。書いてきた内容を3行でまとめます。

 

【3行まとめ】

  • さなは悲運の姫
  • さなのキャストは花總まり
  • 花總まりは宝塚の最長トップ娘

 

最後に私の感想を書こうと思います。大河ドラマ「女城主 直虎」のさなについて調べてみて思ったのは、キャスト選びのうまさです。当たり前のことですが、ドラマの中の親子は実際の親子ではありません。(その場合もありますが)。しかし、実際の親子のように見えてくるから不思議。

 

さな(花總まり)の娘は、瀬名(丹羽せいら)。千賀(財前直見)の娘はおとわ(新井美羽)。キャストの顔の系統が似てますよね。花總まりさんと丹羽せいらちゃんは、なんだか都会派の顔。財前直見さんと新井美羽ちゃんは、田舎顔。←失礼

 

これが逆だったらかなり不自然。顔の系統が似てるキャストを集めたんでしょうね。
 
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