ドラマ「就活家族」のキャストの中で、黒木瞳さんに「嫌い」という声が集中しています。なぜ黒木瞳さんは「嫌い」と言われてしまうのか。その理由は二つ。「仕事」と「プライベート」にありました。

 

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就活家族 黒木瞳に「嫌い」の声?

 

家族全員が就職活動を行うという異色のドラマ「就活家族」。物語は富川家を中心にして動いていきます。そんなドラマ「就活家族」のキャストの一人、黒木瞳さんに「嫌い」という声が集まっています。その理由は、黒木瞳さんの経歴と、「就活家族」での役どころに原因があるような気がします。

 

まずは、黒木瞳さんを「嫌い」という声を紹介します。

 

 

ここまで「嫌い」と言われる要因はいったいなんなのでしょうか。私なりにその理由を探ってみました。黒木瞳さんの経歴や、ドラマ「就活家族」を見て分かったことがあるので、最後にまとめて紹介します。まずは、黒木瞳さんのプロフィールと出演作品を紹介していきます。

 

ドラマ「就活家族」での黒木瞳の役どころ
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■ドラマ「就活家族」あらすじ
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ドラマの主人公は、一流企業に勤めるエリートサラリーマンの富川洋輔(三浦友和)。妻・水希(黒木瞳)は中学の国語教師。娘・栞(前田敦子)は宝飾メーカーに就職。息子・光(工藤阿須加)は大学卒業を控えている。洋輔は役員への昇格を目前に控えていた。妻の夢であったマイホームを買う事を決め、富川家は幸せの絶頂を迎えているようにみえた。

しかし、家族はそれぞれ問題を抱えていた。洋輔は会社でトラブルに見舞われ、会社を退職することに。洋輔の退職を期に、富川家が抱えていた問題は表面化していく・・・。

 

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■富川水希(黒木瞳)の人物紹介
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洋輔(三浦友和)の妻。家事をこなしながら、中学校の国語教師をつとめている。家族や同僚からの信頼も厚い。花が趣味の一面があり、マイホームで花を植えることを夢見ている。おっとりしてはいるが、家族のためなら頼れる強い母。光(工藤阿須加)が痴漢に間違われた時は、論理的に状況を整理して光を窮地から救う。また栞(前田敦子)の仕事の相談にも乗ることもある。

公私ともに順調な水希(黒木瞳)だったが、ある事故がきっかけでバランスが崩れていく。水希の中学で内申書を取り違える事故が起きる。水希はその責任を取らされてしまう。同時多発的に家族のトラブルも続出。それらのストレスから水希はホストクラブにのめり込んでいってしまう。

 

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黒木瞳「嫌い」の原因は経歴にあり?

 

ドラマ「就活家族」で、一家の母を演じる黒木瞳さん。ネットでは「嫌い」の声が飛び交います。その一因は黒木瞳さんの輝かしい経歴にありました。特に宝塚入団時のエピソードは、黒木瞳が「嫌い」と言われる原因を表しているような気もしてきます。

黒木瞳の宝塚入団面接のエピソードがすごい

【黒木瞳 プロフィール】
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■名前
黒木瞳
(本名:伊知地昭子)

■生年月日
1960年10月5日

■出身
福岡県八女市

■事務所
ポエムカンパニーリミテッド
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)

黒木瞳「松竹劇団でもよかった」

ドラマ「就活家族」で、富川家の母・富川水希を演じる黒木瞳さん。プロフィールをざっと紹介します。黒木瞳さんは1960年生まれの現在56歳(2017年2月時点)。1981年に宝塚歌劇団に入団。入団2年目で宝塚のトップ娘として活躍。娘役としては宝塚市場最速の早さだそうです。ちなみに同期には真矢みきさんがいます。

 

その後もトップ娘として、宝塚歌劇団をけん引。黒木瞳さんが宝塚を退団したのは1985年。ここから黒木瞳さんはタレントとしての活動を本格始動させていきます。

 

そんな宝塚での輝かしい経歴をもつ黒木瞳さん。宝塚入団時のエピソードがかなり印象的。高校卒業後、音楽系の大学に進学が決まっていた黒木瞳さん。記念受験として宝塚歌劇団に受験。両親には内緒だったそうです。受験費用を自分では捻出できず、当時交際していた男性からお金を借りて受験。このエピソードもすごいのですが、もっとすごいのは面接の時。

 

宝塚歌劇団の面接時、受験理由を尋ねられた黒木瞳さん。「松竹劇団でもよかったんですけどね」と回答。ちなみに松竹劇団は宝塚歌劇団のライバル関係にありました。そもそもが記念受験だったそうなので本音っぽいですよね。緊張から本音が出てきてしまったのかもしれません。このインパクト十分の面接が受けたのかどうかは分かりません。黒木瞳さんはそのまま合格。倍率は22.4倍だったそうです。ちなみに、入団時の成績は39人中3位。トップクラスの成績ですね。

 

実際トップ娘にまで昇り詰めるワケなので面接官の判断は正しかったと言えそうです。しかし「嫌い」と思われてもおかしくないエピソードですよね。実は、黒木瞳さんは宝塚を退団したあとで、宝塚関係者から嫌われることになります。それは黒木瞳さんの出演作に関係していました。

黒木瞳の出演作品

【黒木瞳 出演作まとめ】
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■ドラマ

  • 「都の風」
    (1986)
  • 「心はロンリー気持ちは」
    (1987)
  • 「徳川家康」
    (1988)
  • 「結婚してシマッタ!」
    (1988)
  • 「いまどき銀座物語ぼんぼん」
    (1989)
  • 「明石家さんま殺人事件」
    (1989)
  • 「夫婦善哉」
    (1990)
  • 「都会の森」
    (1990)
  • 「青春の門」
    (1991)
  • 「本当にあった怖い話」
    (1992)
  • 「大忠臣蔵」
    (1994)
  • 「八代将軍吉宗」
    (1995)
  • 「世にも奇妙な物語」
    (1995)
  • 「松本清張特別企画 夜光の階段」
    (1995)
  • 「愛しすぎなくてよかった」
    (1998)
  • 「リング~最終章~」
    (1999)
  • 「永遠のアトム 手塚治虫物語」
    (1999)
  • 「オヤジぃ。」
    (2000)
  • 「恋を何年休んでますか」
    (2001)
  • 「GOOD LUCK!!」
    (2003)
  • 「白い巨塔」
    (2003)
  • 「二十四の瞳」
    (2005)
  • 「恋の時間」
    (2005)
  • 「リアル・クローズ」
    (2008)
  • 「同窓会~ラブ・アゲイン症候群」
    (2010)
  • 「下流の宴」
    (2011)
  • 「黒い十人の黒木瞳。」
    (2012)
  • 「軍師官兵衛」
    (2014)
  • 「GTO」
    (2014)
  • 「○○妻」
    (2015)
  • 「嫌な女」
    (2016)
  • 「就活家族~きっと、うまくいく~」
    (2017)

■映画

  • 「化身」
    (1986)
  • 「花園の迷宮」
    (1988)
  • 「略奪愛」
    (1991)
  • 「失楽園」
    (1997)
  • 「学校の怪談3」
    (1993)
  • 「仄暗い水の底から」
    (2002)
  • 「それいけ!アンパンマン ロールとローラ うきぐも城のひみつ」
    (2002)
  • 「阿修羅のごとく」
    (2003)
  • 「Mr.インクレディブル」
    (2004)
  • 「Tokyo Tower」
    (2005)
  • 「怪談」
    (2007)
  • 「20世紀少年」
    (2008-2009)
  • 「日本列島 いきものたちの物語」
    (2012)
  • 「箱入り息子の恋」
    (2013)
  • 「思い出のマーニー」
    (2014)

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引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋

黒木瞳 宝塚関係者から「嫌い」の声

黒木瞳さんの映画デビューは、宝塚退団後の1986年の映画「化身」。この黒木瞳さんの映画デビュー作にして初主演作品が、宝塚関係者からの「嫌い」の声につながっています。

 

この作品で、黒木瞳さんはホステス役として出演。また黒木瞳さんは過激なシーンに挑戦。今なら年齢規制が入るシーンでした。そのことも大きな話題を呼び、映画「化身」は大ヒット。のちにテレビドラマ化されるほどになりました。この作品で演技力が高く評価された黒木瞳さん。その後も映画「失楽園」など話題作に次々と出演。女優としての地位を確立していきました。

 

一方で、宝塚の歴史を貶めたとして「嫌い」という声も挙がりました。退団後とは言え、宝塚の看板女優が映画デビュー作で、年齢規制もかかるようなシーンに挑戦したことが非難の要因。熱狂的なファンも多い宝塚歌劇団。「好き」が「嫌い」になるのも納得できます。

 

映画「化身」あらすじ
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文芸評論家の秋葉には聡明なフリーの記者で史子という愛人がいた。ある日、秋葉は函館の出身で鯖の味噌煮が好きという銀座のホステス霧子を強引な押しの一手で手に入れる。秘すれば花、秘せずとも花か。秋葉は秘して、秘さざる微妙さを合わせもつ霧子の中に華やかに咲く花の幻を見る。秋葉は霧子を自身の手元に置き、全力をかけて磨き始める。次第に華麗で魅力ある女に霧子は変貌していく

引用:https://ja.wikipedia.org

 

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黒木瞳が「嫌い」と言われる二つ理由

 

ドラマ「就活家族」で「嫌い」と言われてしまう黒木瞳さん。私の考える「嫌い」な原因は二つ。

 

■黒木瞳が「嫌い」と言われる二つの理由
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  • ドラマ「就活家族」の役どころ
  • 黒木瞳の経歴

黒木瞳の「嫌い」な理由①

黒木瞳さんが「嫌い」と言われる二つ目の理由は、その経歴にあります。上でも紹介したとおり、黒木瞳さんは宝塚歌劇団のトップ娘として活躍。そして人気絶頂のうちに退団。さらに宝塚を貶めるような演技を見せます。(演技自体は高評価)。

 

さらに言うと、黒木瞳さんのプライベートでの評判もよくありません。一部報道によると「ホテルのレストランで横柄な態度をとりブラックリスト入り」「黒木瞳が独立したせいで所属事務所が消滅」「黒木瞳の娘が起こした事件への対応」などなど。詳しくは書きませんが、黒木瞳さんが「嫌い」と言われる要素はいくつかあるようです。もちろん報道が真偽は定かではありません。中には単なる噂話にすぎないものもあるのかもしれません。

 

しかし、黒木瞳さんの評判が悪いのは事実。「嫌い」が「嫌い」を呼ぶ事態になっているような気がします。

黒木瞳の「嫌い」な理由②

黒木瞳さんが「嫌い」と言われる二つ目の理由は、ドラマ「就活家族」の役どころにありました。ドラマの中で三浦友和さんの妻を演じる黒木瞳さん。中学の高校教師をつとめています。中学校で起きたトラブルの責任を取らされ、ストレスまみれの毎日を送ります。そんな中、ひょんなことからホストクラブに入ってしまいハマっていきます。

 

そんな妻を演じる黒木瞳さん。ドラマの物語上の心配の種といえます。ほぼ確実に富川家に不幸をもたらすことになります。ドラマの中の出来事とはいえ、見ていてハラハラしてしまいます。ドラマに不安の陰を落とす存在・富川水希を演じる黒木瞳さん。決して印象の良いキャラクターとは言えません。これが私の考える、黒木瞳さんが「嫌い」と言われる二つ目の理由です。

 

ドラマ「就活家族」に限らず、黒木瞳さんは嫌われる役が多い印象。愛人や、不倫をする妻など嫌われる役が多い。そして、黒木瞳さんが演じるとかなりハマる。それがさらに「嫌われる役」を呼び込むという循環になっています。2012年には「黒い10人の黒木瞳」という、毎回腹黒い女が登場するオムニバスドラマまで放送。このドラマは人気シリーズとなり、第3シリーズまで制作されます。

 

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3行まとめ

ドラマ「就活家族」に出演している黒木瞳さんが「嫌い」と言われる理由を書いてきました。内容を3行でまとめます。

 

【3行まとめ】

  • 黒木瞳が「嫌い」と言われる理由は二つ
  • 一つ目の理由「黒木瞳の経歴」
  • 二つ目の理由「黒木瞳は腹黒い役が多い」

 

最後に私の感想を書こうと思います。私自身は黒木瞳さんを「嫌い」と思ってはいません。しかし、調べる中で「嫌い」という声が多いことも納得してきました。プライベートや仕事などいろいろな要因が重なった結果「嫌い」という声が大きくなっているのでしょう。女優などメディアへの露出の多い職業は少なからず嫌われます。どんなイメージの良い役者でも「嫌い」という声はあります。「嫌い」の声がないのであれば、それは売れていない証拠。逆にいうと、「嫌い」という声の多さはその女優の知名度の高さを表しています。

 

女優にとって知名度は最大のステータスです。それがたとえ、「嫌い」という内容であっても価値はあります。「嫌い」といういうのは一つの武器となりえるようです。「就活家族」に出演している前田敦子さんもそうです。AKBで絶対的エースだった前田敦子さん。

 

人気も知名度も高かったですが、「嫌い」という声もかなり多かったようです。前田敦子さんはAKBを卒業するときに「私のことは嫌いでもAKBのことは嫌いにならないでください」と言葉を残します。前田敦子さんが感じていた「嫌い」のプレッシャーの重さを考えさせられます。黒木瞳さんも長年この重圧に耐えているんですね。だからこそまだ第一線で活躍を続けているのかもしれません。

 

ちなみに前田敦子さんは、ドラマ「就活家族」では、富川家の長女・栞を演じます。宝飾メーカーに勤めるイマドキの娘役。上司との恋愛や親の金をくすねるなど少しイラっとくる役でもあります。そんな役柄と自身のAKB卒業時の言葉を引用して印象的なコメントをしています。

 

親に甘えて生きているいまどきの子なのですが、ぜひ嫌いにならないで応援していただきたいと思います

引用:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170104-00000002-tvfan-ent

 

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