陸王の原作者として話題の池井戸潤さんのプロフィールなど、過去の経歴をまとめてみました。

 

ここには、陸王の原作者・池井戸潤さんはどんな幼少期を送っていたのか、これまでにどんな作品を執筆してきたのか、ドラマ化された作品はどんな作品だったのか、などがまとめてあります。

 

また、ドラマ「陸王」の評判についてもまとめました。

 

これを読んでから作品を見ることができれば、より「陸王」の素晴らしさを感じながら見ることが出来るのではないかと思います。

 

それでは、池井戸潤さんについて知っていきましょう。

 

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陸王 原作者は池井戸潤【超ヒットメーカー】

 

陸王の原作者は超ヒットメーカーの池井戸潤さんです。これまでも大ヒット作品の原作者として活躍しています。

 

『半沢直樹』『花咲舞が黙ってない』といった銀行をテーマにした題材が多くみられる池井戸潤さんですが、どのような経歴をお持ちなのでしょうか。

 

また、これほどまでにヒット作品を生み出すことができるのにはどんな過去があったのでしょうか。

 

ヒット作品を生み出すきっかけにもなった幼少期の性格や、職歴など、この次にまとめてありますのでご覧ください。

 

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陸王は、老舗足袋屋の社長が主人公。池井戸潤さん作品は企業モノが多いですよね。

 

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原作者・池井戸潤 プロフィール

池井戸潤さんは、岐阜県出身で、慶應義塾大学文学部および同大学法学部を卒業されています。生年月日は1963年6月16日です。主な受賞歴は、1998年の江戸川乱歩賞、2010年の吉川英治文学新人賞、2011年の直樹三十五賞があります。

 

まずはデビュー前の池井戸潤さんについてです。幼少期は図書館にある国内外のミステリー作品を読み漁るほど、本が好きだったそうです。特に、江戸川乱歩賞受賞作品は必ず読んでいたそうです。その頃からいつか自分でも本を書きたいと思っていたそうです。

 

その後三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に入行しました。10年弱勤めましたが退職し、それからはビジネス書などを執筆していたそうです。ビジネス書の執筆業は順調だったそうですが、ビジネス関連の執筆だとテーマが限られていることから不安を感じて現在のような人との繋がりを描くスタイルに変わっていったそうです。

 

つぎにデビュー後は、元銀行員の経験を活かしたミステリー作品を執筆するようになりました。印象的な作品といえば半沢直樹シリーズですが、このような作品をきっかけに「銀行ミステリーの誕生」などと評価されるようになりました。

 

ですので、当初書店ではビジネス関連書のコーナーに書籍が並べられていたそうです。ですが池井戸潤さんは、エンターテインメントが好きなミステリー読者にも読んでもらいたい、という気持ちが強くなっていき、会社や銀行といった“組織”を題材とするのではなく、そこで働く“人”を描くようにスタイルを変え、読者層を広げていったそうです。

 

その路線変更が功を奏して現在の池井戸潤さんのスタイルが確立し、それが世間的な評価にも繋がったのではないでしょうか。

 

代表作①「半沢直樹」

半沢直樹といえば、「やられたらやり返す、倍返しだ。」のセリフが強烈なインパクトを与えました。このセリフは、子どもたちの間にも浸透し、その年の流行語にもなりました。私も半沢直樹が放送されていた時は、よく何かあるたびに「倍返しだ!」などと冗談で言っていた記憶があります。

 

堺雅人さん主演で、世の中のサラリーマンの、“上司に言えないけど本当は言いたいこと”をずばずば言う内容が支持され、第一話から視聴率19.4%という高視聴率を獲得しました。それから瞬間最高視聴率は46.7%を記録したそうです。この数字を見ると、本当に世間を沸かせた作品だったことが分かります。

 

また、銀行員でなければ知ることのない内情なども知ることができる作品でした。

銀行マンの中で繰り広げられるエグイ世界や不毛な派閥争い、家族の不満など、世間のイメージとしてはエリート集団ですが実際はブラック企業なのではないかとも思えてしまうほどの内容が視聴者に衝撃を与えました。

 

実際に働く銀行員や会社員は半沢直樹のように上司をやりこむことはなかなか出来ません。ですから、ドラマの中で思いっきり上司に言いたいことをいう様子が見る者の心を掴んだのでしょう。

 

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原作者・池井戸潤といえばこの作品を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。僕はこの作品をきっかけにして「原作者・池井戸潤」に注目するようになりました。

 

代表作②「下町ロケット」

阿部寛さん主演のこの作品。半沢直樹やルーズヴェルト・ゲームに次ぐ作品で、これらの作品と共通したスタッフで制作されたそうです。

 

半沢直樹シリーズのインパクトや決め台詞はなかったものの、下町の製作所でロケットエンジン用のバルブを作るためにはなんだってする!というような姿勢が視聴者の心を掴み、その年の民放ドラマの最高記録となる20.4%をたたき出しました。

 

さらに、第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞ほか計5部門も受賞するなど、多くの結果を残しました。

 

この作品のポスターにあったのですが、“夢にまっすぐ”という言葉がありました。大人になるにつれて惰性で日々を過ごして行ってしまいますが、この言葉を見て、もう一度夢に向かって進んでみたい!なんて思ってしまいました。また、作中での下町の製作所で働く人たちを見て、努力の大切さを感じることができました。

 

そんな風に、池井戸潤さんの作品には人の背中を押してくれるメッセージが込められています。ですからこれほどまでに人気があるのでしょう。

 

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原作者・池井戸潤の名前をさらに上げたのが「下町ロケット」。TBSで放送され、WOWOWでも制作・放送されました。

 

 

陸王 原作者・池井戸潤【過去作品一覧】

 

  • 「オレたちバブル入行組」
    (2004)
  • 「オレたち花のバブル組」
    (2008)
  • 「ロスジェネの逆襲」
    (2012)
  • 「銀翼のイカロス」
    (2014)
  • 「不祥事」
    (2004)
  • 「花咲舞が黙ってない」
    (2017)
  • 「下町ロケット」
    (2010)
  • 「下町ロケット2 ガウディ計画」
    (2015)
  • 「果つる底なき」
    (1998)
  • 「M1」
    (2000)
  • 「銀行狐」
    (2001)
  • 「銀行総務特命」
    (2002)
  • 「MIST」
    (2002)
  • 「仇敵」
    (2003)
  • 「BT ’63」
    (2003)
  • 「最終退行」
    (2004)
  • 「株価暴落」
    (2004)
  • 「金融探偵」
    (2004)
  • 「銀行仕置人」
    (2005)
  • 「シャイロックの子供たち」
    (2006)
  • 「空飛ぶタイヤ」
    (2006)
  • 「鉄の骨」
    (2009)
  • 「民王」
    (2010)
  • 「かばん屋の相続」
    (2011)
  • 「ルーズヴェルト・ゲーム」
    (2012)
  • 「七つの会議」
    (2012)
  • 「ようこそ、わが家へ」
    (2013)
  • 「陸王」
    (2016)
  • 「アキラとあきら」
    (2017)
引用:https://ja.wikipedia.org

 

オレたちバブル入行組の半沢直樹シリーズは私も読みましたし、ドラマも見ましたが、この作品をきっかけに池井戸潤さんのファンになった方が沢山いらっしゃると思います。

 

それから下町ロケットや陸王と、人情溢れる作風が印象的な作品も多く、見ている者の心を熱くさせてくれる池井戸潤さん。これからどんな作品を残して行ってくれるのか、まだまだ期待が高まります。

 

小説家としての池井戸潤さん。原作者としての池井戸潤さん。どちらにも期待してしまいますね。

 

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陸王の評判まとめ「原作者について」

 

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