大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」の感想をまとめてみました。
「面白い派」と「面白くない派」に分けて、それぞれ紹介していこうと思います。ツイッターに実際に投稿された口コミの中から、印象的なものをピックアップして貼り付けています。
調べてみて思ったのですが、ストーリーに関する感想がとにかく多いですね。賛否は真っ二つに分かれています。
西郷どん(せごどん)初回視聴率は?
大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」。個人的には「面白い」と思って毎週見ています。ですが、視聴率的には良くないという話も聞きます。
「西郷どん(せごどん)」の初回放送時の視聴率は15.4%。昨年放送された「おんな城主 直虎」は16.9%。1.5ポイント落としています。
視聴率的には数字を落としている「西郷どん(せごどん)」。下ではツイッターに投稿された感想を紹介していきます。
今はネット配信で動画を見る人も多いからのう。視聴率はあまりあてにならんかもしれんの。
「面白い」派の感想
まずは「面白い派」の感想をまとめていきます。
- ①「予想外のストーリー」
- ②「ドクターXの脚本家」
- ③「面白いし、渡辺謙かっこいい」
- ④「泣いた」
- ⑤「鹿児島弁含めて面白い」
わしは二番目の脚本家情報が気になったわい。大河ドラマの面白さを大きく左右するといっても過言ではない脚本家。誰が担当しとるのかの~。
①「予想外のストーリー」
なんか毎回「えっ?えーー!?」って叫んでる気がする…。いろんな意味で予想外のストーリーなので面白いかも 笑
#西郷どん— ベツサム?? (@be2samu) 2018年2月4日
面白い派・一つ目の感想。
「ストーリー展開の意外さ」に関する感想ですね。ツイッターで西郷どん(せごどん)の感想を探していると、ストーリーに関するクチコミは多く投稿されています。
「西郷どん(せごどん)」は、西郷隆盛の生涯を描いたドラマ。ですが、史実とは違う場面も多く登場します。
物語を劇的にするために「ええ!そんな展開あり!?」なんて驚きの展開が待っていたりします。歴史的にはあり得ないような出来事も描写されます。この点は、賛否両論分かれています。
私が調べた限りでは、若干「面白い」と高評価する人の割合の方が多いような気がします。
歴史に疎い私からしても、楽しめるし面白いストーリー展開です。
②「ドクターXの脚本家」
今回の大河は意外と面白いな?と思ったら、脚本がドクターX、ハケンの品格の中園さんなのね。面白いはずだ。#西郷どん
— りぼん (@ribon157) 2018年2月4日
面白い派・二つ目の感想。
脚本に関する評価ですね。上でも書きましたが、ストーリー展開を「面白い」と感じる人は多くいます。
ストーリーの面白さを大きく左右するのは、脚本家。少し大げさに言えば、大河ドラマの面白さを決めるのは脚本家の書くストーリー次第。脚本家の情報を見て、「今年の大河ドラマを見るかどうか決める」という方も少なくないはず。
「西郷どん(せごどん)」の脚本家は、中園ミホさん。
クチコミの中でも書かれていますが、「ドクターX」「ハケンの品格」の脚本家です。他にも朝ドラ「花子とアン」「Dr.倫太郎」など人気ドラマを担当している人気の脚本家ですね。
詳しい脚本家情報に関しては、以下の記事でまとめています。
③「面白いし、渡辺謙かっこいい」
西郷どんのオープニングが、朝ドラ感があるんだよな~~~\( ‘ω’)/
面白いし、渡辺謙さんカッコよすぎやし、今年の大河ドラマは良いな\( ‘ω’)/— ソラ@局員 (@sora__sea) 2018年1月29日
面白い派・三つ目の感想。
個人的に大共感した感想です。「西郷どん(せごどん)」の主人公は、もちろん西郷隆盛(鈴木亮平)。ですが、序盤のかっこよさでいえば島津斉彬(渡辺謙)の方が断然カッコいいんです。
島津斉彬とは、島津藩の28代当主。若き西郷隆盛が師事した人物です。西郷隆盛の師匠的な存在ですね。「西郷どん(せごどん)」の中では、カリスマ的な存在として描かれています。
個人的に斉彬(渡辺謙)が一番カッコいいと思ったのは、第1話の幼い西郷と会話するシーン。怪我により剣をもつことができなくなった西郷。そんな西郷を励まし、鼓舞するシーンがとにかくカッコいい。
私が「西郷どん(せごどん)」にハマったきっかけは、間違いなくそのシーンです。
④「泣いた」
西郷どん1話観て号泣するわし←
刀もう握られへんとか辛すぎるやん
オカンの代わってやりたいって神頼みするのとか辛すぎるやん
はぁーーー泣いた(*?????)— るこ@4G限定グル副管理人 (@mr0ajpXr8kcQH0m) 2018年2月8日
面白い派・四つ目の感想。
ツイッターで感想を調べていると、「泣いた」「号泣した」という声を多く見かけます。特に多かったのは、第1話の西郷隆盛と母親のシーン。
怪我をして剣を持てなくなった西郷隆盛。人生の目標を失って絶望します。そんなわが子を見ていられない母親。無理だとは分かっていながら、神頼みを繰り返します。
このシーンは何度みても泣けます。この他のシーンでも、「西郷どん(せごどん)」で泣かされたシーンはいくつもあります。
第2話の「立派なお侍さんに会えてうれしゅうございもした」というセリフ。詳しい経緯は省きますが、号泣してしまいました。他にも第4話の赤山(沢村一樹)の覚悟のシーンなど、泣けるシーンはいくつもあります。
「西郷どん(せごどん)」を見ていると、心揺さぶられます。
⑤「鹿児島弁含めて面白い」
初めて西郷どん観たけど面白いな?? たまに何言ってんのかわからんとこあったけれど。鹿児島弁まじ隠語
— まみか (@mmm0102) 2018年2月4日
面白い派・五つ目の感想。
「西郷どん(せごどん)」のメイン舞台は薩摩。現在の鹿児島県です。主人公の西郷隆盛(鈴木亮平)や、大久保利通(瑛太)は鹿児島弁で会話をしています。
この鹿児島弁が結構難解。クチコミにあるとおり、たまになんて言っているのか分からなくなります(笑)。ですが、それが良かったリするんですよね。真似したくもなります。
分からないとは言っても、ストーリーに支障が出るほどではなく雰囲気で伝わります。そのあたりは上手く調整されています。
「鹿児島弁含めて面白い」という感想は、私も共感を覚えます。
「面白くない・つまらない」派の感想
続いて「面白くない・つまらない派」の感想をまとめていきます。
- ①「歴史ものとしては…」
- ②「話の流れが…
- ③「貧乏の話ばかり」
- ④「画面がオッサンばっかで」
- ⑤「優男過ぎる」
こちらでもストーリーに関する感想は多いようじゃの。まさに賛否両論じゃ。
①「歴史ものとしては…」
西郷どんは流石にヒット作をたくさん書いてきたコンビの作なだけあってドラマとしては面白いけど歴史劇としてはなんかイマイチ面白くない。
— ヒズル (@hizuru) 2018年2月4日
面白くない・つまらない派・一つ目の感想。
ストーリー展開に関する感想。上でもストーリー展開については触れましたが、「西郷どん(せごどん)」は史実に基づいてはいるものの、オリジナル展開も多いのが特徴。
感想にあるとおり、「ドラマ」としては面白い。ですが、「歴史もの」として期待するのであれば面白くない・つまらないという感想を持つのも無理はありません。
大河ドラマは、他の連ドラと違って「歴史もの」として楽しむ人は一定数います。そんな方々にとったらいまいちに感じてしまうかもしれませんね。
②「話の流れが…」
母によると、#西郷どん は、何がどうしたからこうなったという、話の流れが非常にわかりにくいので、あまり面白くない、とのことです。昨年の、#おんな城主直虎 は、その点はわかりやすかったので面白かったのだそうです。80歳の女性の意見です。#せごどん
— エリザベスかりん@織新ジョームロ滝眞海 (@karintyann) 2018年1月28日
面白くない・つまらない派・二つ目の感想。
これもストーリーに関する感想。クチコミの中では、昨年放送された「おんな城主 直虎」と比較していますね。
「西郷どん(せごどん)」は話の流れが分かりにくい。こういう感想は、少なくありません。
西郷隆盛は、維新三傑にも数えられる日本史上の重要人物。史実にも多く登場します。「描かなくてはならない描写」「関わらなくてはならない人物」も多く登場します。
ストーリー上の自由度が制限されています。そういう意味では、制約が多い主人公と言えるかもしれません。
一方、「おんな城主 直虎」の主人公・井伊直虎は表の歴史にはあまり出てこない人物。史料もあまり残っていません。そういう意味で自由度が高い。自由にストーリーを展開できていたといえるかもしれませんね。
③「貧乏の話ばかり」
今日は大河ドラマ「西郷どん」の第4回なのだが、どうも、貧乏の話ばっかりで今一つ面白くない。
もう少し話が先に進んで面白くなるまでみなくてもいいような気がする。
今日はまだ風呂に入っていないのでこれから風呂に入ることにしよう。
「西郷どん」は風呂からあがって途中からみればいいや。— 亀田荒太 (@arakame_haiku) 2018年1月28日
面白くない・つまらない派・三つ目の感想。
私が「西郷どん(せごどん)」の感想を調べたのが、2月の初旬。「西郷どん(せごどん)」の物語もまだまだ序盤です。そのため、「貧乏」に関する感想が多くなっています。
西郷隆盛は、維新三傑になるほどの武士。ですが、生まれた家はとにかく貧乏。大家族でお金に苦慮しているというふうに描かれます。「西郷どん(せごどん)」も序盤では、ずっとお金に困っています。
そのため、「ずっと貧乏」という感想も珍しくありません。
これはストーリーが展開していけば解消される問題のような気もしますね。個人的には貧乏話も結構好きです。
④「画面がオッサンばっかで」
画面がオッサンばっかで面白くない…みんな怒鳴りすぎだよー #nhk #nhkbsp #西郷どん
— 萩と月 (@hagitotsuki) 2018年1月28日
面白くない・つまらない派・四つ目の感想。
大河ドラマにはありがちな感想かもしれません。日本史の中では男性が表にたって活躍するケースがほとんど。
最近は女性が主人公の大河ドラマも作られていますが、「西郷どん(せごどん)」の主人公は西郷隆盛。男も惚れるほどのゴリゴリの男性です。女性も登場しますが、中心人物のほとんどは男ばかり。
昨年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」が、若いキャストが多く出演する大河ドラマだっただけにそのギャップがあるのかもしれません。
主演の柴咲コウさんをはじめ、三浦春馬さん、高橋一生さん、市原隼人さん、菜々緒さんなど比較的若いキャストが揃っていたように思います。
⑤「優男過ぎる」
西郷さんが優男過ぎてちっとも面白くない……。今年は切りました。#西郷どん
— ふるさとおおかみ(てづくり村の部長さん) (@Tezukuri_mura) 2018年1月21日
面白くない・つまらない派・五つ目の感想。
西郷隆盛の人物描写に関する感想です。「西郷どん(せごどん)」で描かれる西郷隆盛は、たしかに優しい。周囲があきれるほどの優しい性格として描写されています。
困っている人がいたら、自分の給金を渡してしまうような性格。名もない少女を助けるために泥まみれで走り回って、結局助けられなくて泣いてしまうような人物として描かれています。
他の作品で今まで描かれてきた西郷隆盛像とは”大きく違う”という印象を持った方も多いと思います。そんな違和感から「面白くない」「つまらない」と感じる方も少なくないようです。
個人的には、そんな優しい西郷隆盛に毎回泣かされてしまいます。
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