ドラマ「アンナチュラル」の監督(演出)である塚原あゆ子さんについてまとめてみました。
早くも色々な面で話題になっているドラマ「アンナチュラル」ですが、今回は監督(演出)さんにスポットを当てて見ていきたいと思います。
特に過去の監督(演出)作品に注目して読んでいただきたいと思います。調べて行くうちにどんどんドラマ「アンナチュラル」への期待が高まり、皆さんにもそう思っていただける内容になっているかと思います。
アンナチュラル 監督(演出)「塚原あゆ子」
新ドラマ「アンナチュラル」の監督(演出)を担当される、塚原あゆ子さんとはどういう方なのでしょうか。
私は、ドラマの監督さん演出さんは全く知らないので、もちろん塚本さんについても存じ上げなかったのですが、調べてみて、たくさんの話題作を手がけられた、知っている人は知っている有名な監督さん(演出家さん)ということがわかりました。
ドラマの全体の雰囲気を決める大事な役割である演出を務めるのがどんな方なのか気になりますよね。
今回は、監督塚原あゆ子さんとはどういう人なのか、そしてその評判はどうなのなのか調べてみました。それでは早速ですがまずは、ドラマ「アンナチュラル」監督(演出)・塚原あゆ子さんのプロフィールと、過去の監督(演出)作品についてまとめたものをご紹介します。
監督(演出)・塚原あゆ子プロフィール
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■名前
塚原あゆ子(つかはら・あゆこ)
■監督(演出)初期作
「砂時計」
(2007)
■主な監督(演出)作品
「名もなき毒」
「アリスの棘」
「重版出来!」
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(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
新ドラマ「アンナチュラル」で監督(演出)を務められる塚原あゆ子さんは、テレビドラマ演出家でプロデューサーです。多くのテレビドラマやバラエティ番組を制作しているプロダクション・ドリマックス・テレビジョン所属です。
埼玉県出身。私立淑徳与野高校を経て、千葉大学文学科を卒業されています。その後、木下プロダクション(現ドリマックス・テレビジョン)に入社します。そして、TBS、NHK、テレビ朝日など各社放送の助監督をしながら、演出を学びます。現場で肌で仕事を学ばれてきたのですね。
塚原あゆ子さんの手がけられた主な作品を見ただけでも、話題になったドラマを演出してこられたのが分かります。
一番最初は2007年の「砂時計」というドラマでした。TBS系「愛の劇場」で放送されたドラマで、当時話題になっていたのを覚えています。ネットでも演出が良かったとの口コミが見られました。初めてのドラマ監督(演出)作品でそのような高評価を得られるなんてすごいですね!
その他にはどんな作品を手がけられたのかも気になりますよね。作品一覧にしてまとめてみましたのでご覧ください。
塚原あゆ子 過去の監督(演出)作品一覧
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■ドラマ
- 「砂時計」
(2007) - 「だいすき!」
(2008) - 「ふたつのスピカ」
(2009) - 「三代目明智小五郎~今日も明智が殺される~」
(2010) - 「CO 移植コーディネーター」
(2011) - 「ラストマネー -愛の値段-」
(2011) - 「夜行観覧車」
(2013) - 「名もなき毒」
(2013) - 「リミット」
(2013) - 「今夜は心だけ抱いて」
(2014) - 「アリスの棘」
(2014) - 「Nのために」
(2014) - 「セカンドラブ」
(2015) - 「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」
(2015) - 「ナポレオンの村」
(2015) - 「結婚式の前日に」
(2015) - 「重版出来!」
(2016) - 「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」
(2016) - 「砂の塔~知りすぎた隣人」
(2016) - 「リバース」
(2017) - 「アンナチュラル」
(2018)
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引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋
2007年のドラマ「砂時計」からコンスタントに毎年お仕事をされていて着実に実績を積み上げられているようですね。私もざっとみて、当時観てはいなくても名前は知っているものがほとんどでした。
特に、2015年からの活躍がめざましい印象を受けます。2014年にはドラマ「Nのために」で、第83回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 監督賞を受賞されています。その影響もあるのでしょうか。監督(演出)されたほとんどすべてが人気作、話題作となっていますね。
そして2015年には監督に送られる、第一回大山勝美賞を受賞しています。やはりその活躍が認められているのですね。
企画プロデューサーとしても活動されていて、企画・監督という立場で製作しているそうです。企画・監督作品としては、2011年WOWOW『CO~移植コーディネーター~』。その後2011年NHK『ラストマネー』と続きます。オリジナル作品が多く、社会問題を取材したものが得意だそうです。
一方、2005年TBS『だいすき!!』や2013年『夜行観覧車』など、家族を掘り下げた作品の演出や、2007年TBS『砂時計』2014年『Nのために』など恋愛物も多く幅広いジャンルを得意とされていることが分かります。
私も楽しんでみていたものがたくさんあるのですが、特に好きだった「重版出来!」と「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」の監督(演出)が塚原あゆ子さんだと知ってますます新ドラマ「アンナチュラル」に対する期待が高まっています。
ちなみに「今後作って行きたい作品は、中毒性の高いミステリー、ワクワクする成功譚」だそうです。早速「アンナチュラル」が「中毒性の高いミステリー」となりそうですね。
監督(演出)・塚原あゆ子 ネットの評判は?
評価①「砂の塔の監督」
演出は「夜行観覧車」「アリスの棘」「Nのために」など、金曜ドラマで話題のサスペンスを手掛ける塚原あゆ子監督。
夜行観覧車の時も駄目ママ、子供が不良に。子供達が良い子にしている間は放っておいて…それじゃ駄目なんだと伝えたいのか。自分の子が怖いと思った時はもう遅いよね。#砂の塔
— まるげん (@maltesemaruchan) 2016年11月11日
ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人~」は、2016年の秋に放送されたサスペンスドラマでした。
煌びやかなタワーマンションで繰り広げられる女達のドロドロした関係を描き、ママカーストによるいじめや犯罪などの社会問題が主なテーマでした。まさに塚原あゆ子さんの得意とするテーマだったのではないでしょうか。
このドラマが始まる前から、演出はあの「夜行観覧車」「アリスの棘」「Nのために」などを手がけた塚原あゆ子さん、と話題になっていました。さすがミステリーやサスペンスに定評のある監督(演出)さんですね。それぞれの人々の思惑に、ドラマとは分かっていながらも、思わずタワーマンションって怖いなんて思ってしまいました。
今回の新ドラマ「アンナチュラル」は、「死」を扱うミステリー作品ではありますが、スピード感と爽快感を持って、その「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく、と言うことなのでさらに私好みだなぁと思って期待しております。
評価②「リバースの監督」
新番組がリバース手がけたスタッフの作品やったとして監督Nのためにの塚原あゆ子さんやで、そうなったら湊かなえさん作品ってことも有り得る。もう今リバースに成瀬くん登場させたのも次作に出演するの匂わせてるとしか思えない…これ以上の詮索は違った時自分を落胆させるのでやめておこう。
— 🇾🇺🇮 (@kub0tqo8o6) 2017年9月4日
ドラマ「リバース」は。2017年春にTBS系「金曜ドラマ」枠で放送されたミステリー作品です。原作は、湊かなえさんによる推理小説です。
この「リバース」は、金曜ドラマ枠における湊かなえ作品のドラマ化はこれが3作目ということもあり注目された作品でした。過去2作は「夜行観覧車」(2013年)と、「Nのために」(2014年)でした。なので塚原あゆ子さんが、この3作すべての監督を担当されたということですね。
「Nのために」では第83回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 監督賞を受賞されて、その後のまた同じく湊かなえさん作品の監督(演出)ということもあり、相当なプレッシャーもあったことと思います。しかし、いつもの先の読めない極上のミステリーで、期待を裏切らない安定感だったと思います。
新ドラマの監督(演出)があの「リバース」の監督さんだと気づいて期待してしまう気持ちも良く分かりますね。
また、ミステリーというとハラハラドキドキで、どちらかというと男性向けのような気もしますが、「リバース」では「ミステリーなのにキュンキュンするシーンもある」と女性ファンも多かったようです。
新ドラマ「アンナチュラル」でもそんなキュンキュンする演出も用意されているのでしょうか。楽しみです。
評価③「最強の布陣」
というかアンナチュラル、演出(監督?)は塚原あゆ子さん、脚本は野木亜紀子さん、劇伴がTwitter上では横山克さんになっててなにこの最強の布陣((((;゚Д゚))))
— ブリッツァ(●ー●)/Ryo (@BLITZforrize) 2017年9月16日
新ドラマ「アンナチュラル」のスタッフが発表されて、脚本があの大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子さん、監督(演出)が湊かなえさん作品の塚原あゆ子さんだと話題になっているようです。確かにこれは豪華ですよね!
実はこのお二人、一緒にお仕事をされるのは初めてではないのです。2016年のドラマ「重版出来!」でもタッグを組んでいらっしゃいました。あのドラマ、私は本当に好きでした。
野木亜紀子さんは、他にも「ラッキーセブン」や「図書館戦争」「掟上今日子の備忘録」など数々のヒット作の産みの親でもあります。
それぞれが売れっ子の脚本家さんと監督さんであるので「最強の布陣」と言うのも頷けますね。
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