朝ドラ「半分青い」は、「どんな話なのか」をまとめてみました。

 

物語の流れをザックリというと、「岐阜の女子高生が、漫画家を目指して上京して、結婚して、離婚して、シングルマザーになって岐阜に出戻って、最終的には扇風機を開発する物語」。

 

漫画家を目指す物語かと思いきや、最終的には扇風機を開発することになります。このあらすじだけ聞くと「どんな話?」ともう一度聞き返したくなりますよね笑。

 

一見すると一貫性のない話のようにも思えますが、実は「失敗」というテーマで一貫性をもたせています。

 

「半分青い」の物語は、失敗の物語です。

 

【関連】半分青いストーリー|ネタバレなし&あり

 

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半分青い どんな話?

 

朝ドラ「半分青い」がどんな話なのか、ざっくりと内容を紹介してみようと思います。

 

まずは、一言でどんな話なのかをまとめてみますね。

 

失敗しながらもアイデアで人生を謳歌していく物語

 

かなりざっくりとしてしまいましたが、朝ドラ「半分青い」の物語の大きなテーマは「失敗」です。

 

ドラマ神ドラマ神

星野源が歌う主題歌も「アイデア」というタイトルじゃな。

 

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物語のテーマは「失敗」

「半分青い」の公式サイトの番組情報には、「失敗って、楽しい。」というキャッチコピーが書かれています。

 

このキャチコピーの通り、ヒロインのすずめは失敗ばかりをしています。間違って友達を怪我させてしまったり、初デートで失態を犯してしまったり、などなど。

 

すずめの口癖は、「やってまった」。大きなことから小さなことまで色々と失敗しています。

 

すずめは、多くの失敗をしながらも前に進んでいきます。失敗を恐れずに、どんどん行動して、どんどん失敗をする。そんな前向きのヒロインですね。

 

ヒロインの最大の特徴と言えるのが、「失敗を楽しさに変換する力」を持っているということ。ここが、「半分青い」の物語の肝といえる部分です。

 

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ヒロインのすずめは、アイデアに溢れた少女じゃのう。死んだ祖母と糸電話で話そうとするような発想力の持ち主じゃ。

 

失敗ばかりのヒロイン

ヒロインのすずめは、人生の岐路についても何かと失敗しています。(失敗というと語弊がありますが汗)

 

すずめの人生において、大きな失敗は以下の三つ。

 

  • 就職先が決まるが、別の道へ
  • 漫画家を目指すが、挫折
  • 結婚するが、離婚

 

苦労して農協から内定をもらえたのに、漫画家を目指すということで内定を辞退。漫画家を目指して、アシスタントとして働くけど途中で挫折。東京で知り合った男性と結婚するけど離婚してしまう…。

 

ヒロインの人生をまとめてみると、確かに失敗だらけ。あっちにいったりこっちにいったり、進む道が決まっていないように思えます。

 

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いつも悩んで、失敗して…。そんなすずめを応援したくなるわい。

 

失敗を楽しさに変えるヒロイン

普通の朝ドラのヒロインであれば、何か一つ目標に向かって進んでいきますよね。

 

「まれ」は、パティシエになる。「わろてんか」は、日本の笑いを変える。「ひよっこ」は、父親を探す。などなど。

 

「半分青い」は、就職しようとしたり、漫画家を目指したり、結婚して離婚したりしています。最終的には扇風機を開発することになります。

 

ヒロイン・すずめの進路は何度も変わっています。物語のテーマに一貫性がないと思われる方もいるかもしれません。そんな「半分青い」を一言でどんな話かまとめようとすると難しいですよね。

 

そんな朝ドラ「半分青い」の物語のテーマは、「失敗」。

 

紆余曲折しているヒロインの人生は、「失敗」というテーマで見てみると一貫性が出てきます

 

失敗しても、その失敗を嘆くのではなく楽しさに変換して次の進路に変えていく。「半分青い」のヒロイン・すずめは、そういうヒロインです。

 

病気で左耳を失聴したとしても、片方の耳からしか音が聴こえないことすらも楽しく感じることのできるヒロイン。

 

いくつもの失敗を経て、ヒロインのすずめは自分の人生を謳歌していく。「半分青い」は、そんな物語です。

 

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「失敗は成功のもと」。誰しも一度は聞いたことのある言葉じゃが、そんな言葉を体現しているかのような物語じゃ。

 

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最終的に何をするどんな話?

 

朝ドラ「半分青い」がどんな話なのかをまとめてきました。

 

ヒロインのすずめは、最終的には画期的な扇風機を開発します。病床の母親のために、そよ風のような風を作り出す扇風機を開発することになります。

 

農協に就職しようとして、漫画家になろうとして、結婚しようとして、最終的には扇風機を開発するヒロイン。失敗を繰り返しながら進路を変えていくヒロイン。

 

「どんな話?」と聞かれると、答えるのが難しいですよね。

 

ですが、そんな「半分青い」だからこそのリアリティがあります。実際の人生でも、失敗はつきもの。誰しもが、失敗をして人生を歩んでいきます。何もかも成功する人生なんかあり得ません。

 

自分の人生を振り返ってみても、いくつもの失敗に溢れています。

 

失敗を繰り返す「半分青い」のヒロイン・すずめに感情移入できるのは、彼女が失敗しているから。諦めることもあるし、別の道に進もうとする。自分の人生でも思い当たることがあるから共感することが出来ます。

 

「半分青い」は、「失敗しながらもアイデアで人生を謳歌していく物語」。そんな共感できる物語だと言えそうです。

 

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