平成仮面ライダー20周年記念作品として放送される「仮面ライダージオウ」。その監督について、過去作品、評判などの情報をまとめてみました。
平成仮面ライダーを見たことがある方なら、胸が熱くなるような監督のコメントも一緒に紹介しますね。
仮面ライダージオウ監督「田崎竜太」
いよいよ明日、8月4日(土)に『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』公開!!!
テレビ放送に先駆けて、仮面ライダージオウがみられますジオ?!
爆炎の中からジオウが爆誕?!ビルドとはどういう関係が?!
劇場で待ってるジオ?!ジオジオ?!! pic.twitter.com/Iban4nfSQT— 仮面ライダージオウ (@toei_rider_ZIO) 2018年8月3日
仮面ライダージオウの監督を務めるのは、田崎竜太監督。平成仮面ライダーシリーズを知っている人なら、一度は目にしたことがある名前かもしれません。「アギト」「龍騎」「555」の他、「ビルド」「アマゾンズ」の監督も務めています。
さらにさらに、「仮面ライダーBLACK」「仮面ライダーRX」にまで関わっているというから驚きです。
そんな田崎竜太監督のプロフィールをざっくりまとめました。過去に携わった作品一覧は下に掲載しています。
田崎竜太
■監督初期作
「超力戦隊オーレンジャー」
(1995)
■主な監督作品
「仮面ライダーアギト」
「仮面ライダービルド」
「仮面ライダーアマゾンズ」
(引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋)
監督コメントがかっこよすぎ「”覇道”が今、動き始めます」
平成仮面ライダーとして最後のライダーとなることが運命づけられている本作。その一歩が平成を飾った英雄たちの物語に赤い血潮を取り戻し、その息吹が殿堂におさまったライダーたちに再び熱い鼓動を送り込みます。
平成仮面ライダーたちが生きた時間の王者ーー仮面ライダージオウの”覇道”が今、動き始めます
引用元:オリコンニュース
過去に平成仮面ライダーを何作品も手掛けてきた田崎竜太さんだからこそ、重みのあるコメントになっています。平成仮面ライダーで育ってきた20代~30代の大人たちの心を刺激するカッコよすぎるコメントです。
監督作品一覧
ドラマ監督一覧
- 「超力戦隊オーレンジャー」
(1995-1996) - 「激走戦隊カーレンジャー」
(1996-1997) - 「電磁戦隊メガレンジャー」
(1997-1998) - 「星獣戦隊ギンガマン」
(1998-1999) - 「パワーレンジャー・ロスト・ギャラクシー」
(1999) - 「パワーレンジャー・ライトスピード・レスキュー」
(2000) - 「仮面ライダーアギト」
(2001-2002) - 「仮面ライダー龍騎」
(2002-2003) - 「仮面ライダー555」
(2003-2004) - 「美少女戦士セーラームーン」
(2003-2004) - 「Sh15uya」
(2005) - 「仮面ライダーカブト」
(2006-2007) - 「仮面ライダー電王」
(2007-2008) - 「キューティーハニー THE LIVE」
(2007-2008) - 「仮面ライダーキバ」
(2008-2009) - 「仮面ライダーディケイド」
(2009) - 「仮面ライダーW」
(2009-2010) - 「仮面ライダーオーズ」
(2010-2011) - 「仮面ライダーフォーゼ」
(2011-2012) - 「非公認戦隊アキバレンジャー」
(2012) - 「仮面ライダーウィザード」
(2012-2013) - 「科捜研の女 12期」
(2013) - 「非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛」
(2013) - 「仮面ライダー鎧武」
(2013-2014) - 「科捜研の女 13期」
(2013-2014) - 「仮面ライダードライブ」
(2014-2015) - 「科捜研の女 14期」
(2014) - 「出入禁止の女~事件記者クロガネ~」
(2015) - 「科捜研の女 15期」
(2015) - 「仮面ライダーゴースト」
(2015-2016) - 「仮面ライダーアマゾンズ」
(2016) - 「科捜研の女 16期」
(2016-2017) - 「仮面ライダーアマゾンズseason2」
(2017) - 「仮面ライダービルド」
(2017-2018) - 「科捜研の女 17期」
(2017-2018) - 「仮面ライダージオウ」
(2018-)
平成仮面ライダーをほぼ網羅する監督
上の監督作品一覧を見てもらえれば分かると思いますが、田崎竜太監督は仮面ライダーシリーズに多く携わっています。
平成仮面ライダーシリーズは、2001年放送の「仮面ライダーアギト」以降かなり多くの作品に監督して関わっていますね。「剣」「響鬼」「エグゼイド」以外の作品は全て田崎竜太さんが監督を務めています。
平成仮面ライダー20周年記念作品の「仮面ライダージオウ」は、歴代の仮面ライダーが登場する物語。その内容にふさわしい監督といえそうですね。リアルタイムでここまで関わっている監督は田崎竜太監督を除いて他にいないですからね。
仮面ライダーBLACKにも関わってた
早稲田大学出身の田崎竜太監督。大学在学中に「仮面ライダーBLACK」の制作にサード監督として携わっています。大学の先輩を通じて、サード助監督の仕事をもらったようです。さらに、「仮面ライダーBLACK RX」でセカンド助監督も務めています。
ここから田崎竜太監督のキャリアがスタートしたようです。初めから仮面ライダー関連。ますます仮面ライダージオウへの期待が高まります。
平成ライダーだけでなく、昭和ライダーまでも関わっていたなんて驚きですよね。
メイン監督デビュー作も特撮
田崎竜太さんが初めてメイン監督を務めた作品は、「星獣戦隊ギンガマン(1998)」。仮面ライダーと並ぶ人気特撮シリーズの作品ですね。
当時小学生だった私も夢中になってみていた記憶があります。「〇〇レンジャーじゃないんだ…珍しい」とか思いながら見ていました(笑)。
初監督作品から現在の仮面ライダージオウに至るまで特撮作品を多く手掛けてきた田崎竜太さん。日本で一番特撮に精通している監督といっても過言ではありませんね。
映画監督一覧
- 「劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4」
(2001) - 「劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」
(2002) - 「劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」
(2003) - 「小さき勇者たち~ガメラ~」
(2006) - 「仮面ライダー THE NEXT」
(2007) - 「劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王」
(2008) - 「劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦」
(2009) - 「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」
(2009) - 「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE」
(2010) - 「サルベージ・マイス」
(2011) - 「忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段」
(2013) - 「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」
(2013) - 「劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season1 覚醒」
(2018) - 「劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season2 輪廻」
(2018)
続いて、田崎竜太さんの映画監督作品をざっと並べてみました。こちらもやはり特撮系の作品が多いですね。
映画監督デビューはアギト
田崎竜太さんの映画監督デビュー作は、仮面ライダーアギトの劇場版「PROJECT G4」です。テレビ版とは違ったシナリオということで、興奮しながら劇場予告を見ていた記憶があります。
この映画を皮切りにして、仮面ライダーシリーズは毎年劇場版を製作しています。それは、現在の最新作19作目の「仮面ライダービルド」まで途切れずに続いています。
「劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4」の成功が無ければ、ここまで仮面ライダーシリーズが続くこともなかったかもしれません。そう考えると、田崎竜太監督の功績はかなり大きなもののように感じます。
仮面ライダーアマゾンズ2作とも手掛ける
「仮面ライダーシリーズ」の中でも異色作と言えるのが、アマゾンプライムビデオで動画配信されている「仮面ライダーアマゾンズ」。テレビでは放送できないような過激なシーン満載の”リアルでグロい仮面ライダー”です。
田崎竜太監督は動画配信された2作に加えて、劇場版も手掛けています。テレビシリーズとは全く雰囲気が違うので、少し驚きました。
ただ、個人的には仮面ライダージオウへの期待値の高まる情報でもありました。監督の演出力の幅広さを実感します。
名作と呼ばれる「小さき勇者たち」も監督してる!
2006年に公開された映画「小さき勇者たち~ガメラ~」。東映から離れて初めて監督した作品です。この映画の評価がものすごく高いんですよね。
ラジオの映画評で有名な宇多丸さんも、自身の番組で「小さき勇者たち~ガメラ~」を度々絶賛しています。
そんな名作「小さき勇者たち~ガメラ~」を手掛ける田崎竜太さん。繰り返しになりますが、仮面ライダージオウへの期待は膨らむばかりです。
ネットの評判は?
仮面ライダージオウの監督を務める田崎竜太さん。多くの仮面ライダー作品を手掛けてきた名監督。ですが、実際のところ、どのような評判なのか。気になったのでツイッターで評判を調べてみました。
個人的には平成ライダーで微妙な部分もあったりしたので、悪い評価もあるんじゃないかと思っていたのですが…。
①「演出上手すぎる」
田崎竜太監督マジで演出うますぎると思いません…??
— 勇魚/2日目東C48b (@ISANAinUSA) 2018年8月6日
一つ目の感想は、「演出上手すぎる」。べた褒めしている感想ですね。具体的な作品名の記載はありませんが、おそらく仮面ライダービルドか仮面ライダージオウの予告編に関するものでしょうね。
仮面ライダーシリーズは1年間続く長期シリーズということもあって、次回が気になるような仕掛けがなされています。毎回「早く続きが見たい!」というところで終わるんですよね。
個人的には、そのあたりの演出が上手いと感じています。
②「かなり力入れてる」
白倉Pに武部P監督は田崎竜太さん
脚本はニンニンの下山健人さん
音楽はクウガ、アギト、電王とかやってる佐橋俊彦さん20周年でかなり力入れてる感じする
— もつれら (@mtmtSF) 2018年7月25日
二つ目の感想は、「かなり力入れてる」。
仮面ライダージオウの制作スタッフに関する感想ですね。田崎竜太監督、下山健人脚本、さらに、音楽担当の佐橋俊彦さん。20周年記念作品ということで、たしかに気合が入っています。
仮面ライダージオウ放送中は色々な意味で祭りになりそうな予感がします。
③「田崎監督だから安心」
演出は田崎監督だから安心してる
— ????らい???? (@gadget_x105) 2018年8月10日
三つ目の感想は、「田崎監督だから安心」。
ツイッターで田崎竜太監督の評判を調べていると、同じようようなツイートをいくつも見かけました。これまで仮面ライダーシリーズを何年にもわたって手掛けている監督です。仮面ライダーファンから絶大の信頼を得ているようです。
これらのツイートの他にも、名作との呼び声高い「小さき勇者たち~ガメラ~」のタイトルを挙げて絶賛する声が多数ありました。